GQWの限定カード「日比谷まいみ」を所持していない人のこと。

解説

 2016年9月開催のウラガーンレイドでは、やはりというか当然、当時ノクトニアポリスからエヴァレイドまでをその問答無用の火力で蹂躙してきたGPアルドベリクの対策が施されてきた。
 その内容は永続的な「闇属性吸収」であり、ここで当時唯一の属性吸収解除スキル持ちであるまいみが効果を発揮することとなった。
 しかし、そんなユーザーの行動など見通したかのようにウラガーンは属性吸収解除を喰らうと、次のターンで再度属性吸収を張るという嫌がらせのような挙動をとっていた。
 これによってGPアルドベリク(とゴリラを筆頭とした水闇の面子)は完全に対策が取られた…はずだった。
しかし…
 ウラガーンが属性吸収を張り直した次のターンに再度吸収解除をすると、次ターンにまた吸収を行い…と同じ行動しかしないことが開始数時間もたたずに判明。
 この仕様を逆手に取り、参加メンバー全員がまいみを並べることによって延々と相手に属性吸収発動のみを行わせる所謂「まいみ部屋」の戦法が確立。このまいみ隆盛に伴い「ないみ」という言葉も生まれた。

 ところがその翌日の夜、運営はこのウラガーンの挙動を「不具合」とし、吸収解除スキル後に吸収発動のみならず、同ターンで追加の挙動を行う様に修正が告知され、ウラガーンレイド開始から3日目の9日20時頃にウラガーンの行動が修正されてしまった。こうしてまいみの黄金時代はわずか数日で終わりを告げる事となった。

 結果的には「ないみ」が不遇を多く被ることは無くなったわけだが、一方でカード登場以来唯一の接待の場を剥奪されたまいみ持ちのことを考えると、あまりスッキリしない終わり方となった。*1

余談

 まいみ以外をしっかりアタッカーで固めまた、USGリルムによる弱体化をかけてあげると5t以内、リルム無しでさらに誤答などをしてグダってしまっても7tまでには終わるということからGPアルドベリクは「まいみ部屋」確立に伴い次第に『地雷』扱いされるようになっていった。
 また、まいみはウラガーンの動きが完全に停止する実質いくらでもかけられる遅延として使えたので、別にまいみ部屋でなくても有用な精霊であった。

 ……ちなみにまいみによってウラガーンの闇吸収を外し続けると、通常起こるはずのカウンターやウラガーンのHP減少による怒りといった行動、果てはBGM変更もスキップされ続け、なんか変な踊り?を踊っているウラガーンさんが延々と吸収を張り続けるだけのレイドになるので修正は妥当であるという声も多い。*2

 またさらなる余談として、ないみという言葉が初めて用いられたのはウラガーンレイドではないことを追記しておく。
 一番最初は八百万Z杯の絶級。推奨が水であるのにもかかわらず、ボス戦で水吸収があった。そのため「ないみおるー?」が発生した。
 しかし、当時すでに覇級があったこと、ジグムント5体で5t突破できたことから「まいみいる?」とすぐになった。

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