外見は霧を素体とした生命体といった感じの謎めいた存在。ただ霧と言っても実体は有るようでこちらに直接触れるしこちらの物理攻撃も有効。この世界を侵略するために別の異界からやってきた。
大昔に同様にやってきて現地の生物と共存を選んだビィたち(並びにその先祖)と違い、現地の生物は根絶やしにするという過激な者たちである。
劇中では特に喋ることはなかったが素で喋ることができないのか喋れるけど喋らなかっただけなのかは不明。よって劇中では会話による意思疎通は行われていない。ただ掛け声のような一定の短い音声などを発すること自体はでき
*2、
黒猫の魔法使いの挑発にしっかり反応するなど感情もある。
霧の生命体の為か霧の中でしか活動できないようで霧のない所にいる者には手出しができない。逆に霧の中では自由自在に移動ができ、霧の中の敵には全方位から攻撃を仕掛けることもできる。
黒猫の魔法使いは炎系魔法を駆使して霧を蒸発させ攻撃を防いでいた。なおストレンの攻撃は冷気をまとっているのか攻撃された相手には凍傷が残る。
同郷の手下?
*3がおりストレンらと共に
黒猫の魔法使いが訪れる前から霧に乗じて
クルイサの住人を密かに虐殺していた。
この霧は元々ストレンの故郷にあるものでこの世界とをつなぐ穴からこの世界へと流れ込んでおり、ストレン達もこの穴を通ってこの世界へやってきている。最初はたまに出る程度だったが中盤からは街をどんどん覆い始め凄惨な事態へと発展する。
終盤にクルイサの住人たちの協力により霧の拡大は防がれ手下はすべて倒される。ストレンは、
黒猫の魔法使いと激闘を繰り広げ死んだ…かに思えたが実は生きており最後の最後に再登場、
黒猫の魔法使いを追いつめるがビィの決死の行動によってこの世界と異界をつなぐ装置が暴走し現れた巨大な「ナニカ」
*4に掴まれあっけなくひねり潰された
*5。
なおマッチモ殺しの犯人はこのストレンっぽいのだが
*6エピローグでは「犯人とは四聖賢探しの中でいずれ会うことになるだろう」とか言われていたりして現時点ではいまいち良くわからない。実行犯がストレンで依頼者的な共犯者が別にいるようにもとれるがまともに意思疎通が取れない異界の侵略者に依頼なんかとてもできない気もするが…
この事件の黒幕でもいるというのだろうか。
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