魔道杯にて偽の情報を流すことによって他者を攪乱させるユーザーたちの心理戦(笑)の事。
 元ネタはおそらくコミックマーケットのスレッドで行われている同様の情報戦。
 情報のレベルが低く、こーどなじょーほーせんと言われることもある

解説

 魔道杯では、如何に他者よりもポイントを稼いで上位に行けるかを競う。それをしやすくするために、魔道杯を周回するやる気をそぐような発言やさまざまな工作がなされる。以下具体例を挙げていく。

「上位報酬ゴミだな。」「総合報酬ゴミだな。」

 報酬が有用でないと分かればボーダーは下がる。そこで根拠もなく報酬をディスる発言(真偽を問わず)を流して他のユーザーが「ゴミならいらないや」と思えばいいな、と願いをこめて必死にこういう発言を繰り返す人間がいる。

「今回のボーダーは低そうだな。」

 ボーダーが高いと予想されると、それのボーダーのポイントを目指して皆が走るようになるのでますますボーダーが吊り上がる。逆に低めのボーダーと分かっていれば皆安心して走らなくなりやすい。例えば「今日の上位ボーダーは15万ptくらいか」と言っておけば、その発言を見て15万前後のポイントを積んで終わるユーザーも現れるにちがいない!という発想から出てくる発言である。

「今回のボーダーは高そうだな。」

 ボーダーが高いと予想されると、当然ついて行けなくなるユーザーも発生する。例えば「今回の総合ボーダーは100万ptくらいか」とか言っておけば、その発言を信じて走るのを諦め60万完走で終わるユーザーも現れるかもしれない。ただし中途半端に現実的な数値を言うと逆効果で、そのボーダーを目指して躍起になるユーザーが大量発生するので、かなり飛躍した高い数字を宣言する必要がある。結果的に、「なに言ってるんだこいつ?」と思われるだけでほぼ相手にされない。ただし、大量に適当なことを言うのはなかなか有用で信じてしまう確率が上がることがある。

クリア出来そうで出来ないデッキを投稿する

 構築難易度が低いと見せかけて実はクリア出来ないデッキを掲示板等に投稿する。単に乱数に左右されるデッキの場合もあるが…。 信じた他ユーザーに検証させることにより時間を浪費させようという、投稿先などに著しく迷惑をかける悪質な行為。発見したら即座に通報しよう。

クリアできるデッキのコピペデッキを貼る

 4周年杯や2019年4月頃から9月現在までのほぼすべての魔道杯のように特定の精霊がいれば回れる場合や難易度が極端に低いものの時に起きる現象で、大量の内容がほぼコピペデッキのせいで検索が妨害されることによってその精霊を所持していない人が回れるデッキを見つけるのに苦労することになるという現象。
 ちなみに、なぜか難易度の高い魔道杯では極端に投稿デッキ数が減る。ナンデダロウナー。
 2018年頃から顕著になった例。
 黒ウィズの攻略サイトがほぼ消失した結果ガメに書かれたことだけを信じる人が増えてしまい、結果として彼らの予想した数値に踊らされることとなっている。
 ちなみにボーダーの傾向と規則性などと大層な銘を打っているが別に時間当たりの伸び率を計測したわけでもなく初日ボーダーを見て適当に言っているだけなので正しく言うならば過去のデータを見て言ってみた当てずっぽうが正しい。
 実際問題しっかりボーダー時速や伸び率の計算をすれば比較的正しい数値を当てることはできるため怠慢と言わざる得ない。まあ、まじめにやられて回る人がそのボーダーに合わせてしまったらさらなる上昇が起き面倒くさいことになるのだが…。
 当然最終日に急に伸びたなどで狂うことは普通に考えられるし、それだけでズレたならば誰も文句は言わないのは事実。まあ、そうじゃないから文句言うんですけどね!

 2019年で特に酷いのは大魔道杯inクロム・マグナ 炎の新生徒会の時であり、攻略班が総合報酬の性能が微妙と言っているにも関わらず「高性能で周回しやすいから100万」と言い張った事であろう。
 詳しくは魔道杯のページにあるのでそちらを参照。

 一部ユーザーからは魔道杯のボーダーの底上げの一因であるからやめてほしいという意見もある。

対策

 高度な情報戦(笑)で敗者とならないためには、自分の頭でちゃんと考える力を養う必要がある。
 魔道杯の報酬が有用であるか否か、自分の力で取れそうか又は苦労に見合うだけの性能であるかどうかを理解出来るようにならなければならない。
 最初から累計報酬だけ取って撤退、初日にデイリー上位報酬だけ取って撤退、どんな性能でも総合報酬を取ると心に決めておけば情報戦にて負けることは無い。
 交錯する情報に惑わされ有用な精霊を入手できず「お前らのせいだ!!」と他者を責めたところで、誰も相手にしてくれないので気を付けよう。
 実際、ガメのボーダー予想自体全くあてにせずマイペースで総合報酬だけ得る人はかなり多い様子。
 また、総合5000位を目指しているプレイヤーの一部の理由が、毎回25000位を逃すという後悔しないだけ積んでたらいつの間にか総合5000が目の前にあり気が付いたら取りに走ってたという人すらいる。
 攻略を主としていないこのwikiすら魔道杯のページにあるランキングで多少の誤差はあるが総合順位のボーダーが分かる。ガチな攻略勢であるツイッター勢や掲示板勢だと終了後に毎回の総合、トロフィー、プラチナムボーダー情報をまとめている人とかもいる。敗者にならないためにこういった情報をきちんと活用するべきである。
キリのいい数字
 60万pt、75万ptなどのキリのいいポイントで止めるとその数値を基準にした他ユーザー達に微妙な差で追い抜かれるのでかなり危険である。
 よって仮に「ボーダーが70万ポイント程度である」と予想され自分でもそれくらいだろうと思ったとしても、それより1万〜3万くらい余分に詰んでおく方が得策である。
謎ジンクス
 謎のジンクスに従って走ってみるというのも悪くない。
 たとえば、2017年頃にあったエタクロ杯にて崩壊したジンクスだが総合1位の人の10%のポイントを取るようにすると総合が取れるなどといったことを目標にしてみるとか。
 たとえ総合獲得に失敗したとしても自分の信念に沿った結果であるためてきとーな情報に惑わされるより遙かに良い戦いができると思われる。まあ、この情報が適当な情報かもしれないんですけどね!

余談

 魔道杯の度に「みなさん聞いてください。このゲームには必勝法があります。みんなで魔道杯を走るのを放棄すればいいんです!!」*1*2という書き込みがあるが、これは厳密には情報戦ではなくネタである。魔道杯恒例行事。
 映画化もされた漫画LIAR GAMEのパロディ発言であり、「またナオちゃんが現れたな」「ナオちゃんってほんと、バカだよねぇ」と返されるのがお約束。

2022年2月の話

 2022年2月になりライアーゲームの1巻発売から約17年、ドラマ化から約15年経過した頃になって魔道杯報酬のシステムが変更されそれにより本当に必勝法が見つかってしまった
 2022年2月以降魔道杯の総合報酬は自身のポイントにかかわらず上位35%が入手できる。
 例えば参加者1万人だったら3500人が、参加者10万人なら3万5000人が入手できる。
 2022年1月の魔道杯参加者は約6万5000人なので22,750人。このままでは魔道杯総合入手者数が減ってしまう。
 しかしここで、魔道杯2万5000位以内のプレイヤーが1日1アカウント新アカウントを作成した場合参加者は16万5000人、35%で57,750人。
 2022年1月の10万PTを超えたプレイヤー数ですら3万人弱しかいないので真面目にやっているプレイヤーほとんどが総合報酬を入手できることになる
 ちなみに1アカウントで魔道杯に挑むのにかかる時間は約5分(黒ウィズをダウンロードしてからチュートリアル魔道杯クリアまでの時間)。総合報酬が欲しいプレイヤー全員が1日5分、4日で20分消費すれば全員総合が貰えるということだ。
 最近は便利な時代になったもので、PCでもブルースタックノックスプレイヤーを使えばPCでもスマホゲームをプレイできる。
 しかし、これはあくまで全員がやった場合の話。もし誰もやらなかったら、魔道杯総合を入手できるプレイヤー数はほぼ確実に減る。
 つまり本当にライアーゲームの主人公神崎直のライアーゲーム必勝法「みんなが正直であること(誰一人儲けるために誰かを陥れようと思わないこと)」を実行できるかという謎のライアーゲームが始まった。
 果たしてこれが成功するのかそれとも福永の「ナオちゃんってほんと、バカだよねぇ」されるのかは終わってみないとわからない。

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