「八百万神秘譚(はっぴゃくまんやおよろずしんぴたん)」とは、2015年5月末から開催されたイベントである。


あらすじ

 和歌の神・ミコトの誤字った和歌の力で八百万の神々が住む異界へと召喚されてしまった黒猫の魔法使いとウィズ。
 そこでは「喧嘩神輿とうなめんと」という祭りが行われていた。
 成り行きでミコト、さらに元戦神のセイ、スオウと共にとうなめんとに出場することになった魔法使いとウィズ。しかし、祭りの裏ではある戦神が自らの野望のため暗躍していた…。

解説

 ガチャ精霊、報酬精霊共に全員初登場キャラで固められた完全新規イベントであり*1、今や黒ウィズを代表する精霊の一角であるミコトのデビュー作である。
 (桃娘伝古の森の千年桜はあったものの)貴重な純和風テイストのイベントであり、BGMや背景のクオリティもあり高く評価された。ストーリーとしては舞台がお祭りということもありコメディ要素が比較的強いが一方でカタバ関連は完全にシリアスでありバランスがとれている。
 なお同時期に、世界観を共有する「モミジとあなたの低空飛行」というミニイベントが同時開催されていた。

ガチャ

 ミコト、セイ、スオウ、マトイ、ジョゼフィーヌトミの5体で世界観的に全員神族。
 ミコトは当時まだ貴重であった複属性アタッカーで目玉であったと思われる。
 またジョゼフィーヌトミは初の起死回生スキル持ちであった
 →最初の起死回生はゾディアーク。雷属性でならトミが初。

報酬精霊

 戦火級(絶級に相当)のカタバはストーリー上のカリスマ悪役っぷりとは裏腹の精霊化した際のダメダメな性能で当時大いにネタにされた。
 が、最終Lまで進化するのが隠しクエスト報酬のオオミコシガミのみ(そもそも当時はL精霊そのものが多くはなかった)、そのオオミコシガミもASギャンブル攻撃+SSおみくじ変換というネタ精霊だったため、全体的にあまり話題にならなかった印象である。
 一応乏福級(封魔級に相当)のカフクは最終SS精霊ながら毒SSを持っていたため当時まだ出て間もない鉄壁対策として重宝する場面もあった*2

その後

 人気を博した結果、本イベントは2018年の時点で第4弾まで続編が作られている人気シリーズとなった。
 また主人公のミコトも性能に加え和テイストなキャラクターとへっぽこながら頑張り屋な姿勢が評価されて2016年のグランプリで女性部門1位、以降も上位常連の人気キャラとなっている(2016年後半〜2017年前半くらいの一時期はその人気が危ぶまれることとなったが)
 なお初開催時はボイスが実装されていなかったが、八百万神秘譚2開催に伴う復刻時にイベントボイス・カードボイスが実装された。
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