スマホ版が本家の”魔法使いと黒猫のウィズ”をPCに移植したゲーム。運営はコアエッジ。
 公式Twitterはこちら何故かやたらにゃんにゃんうるさい。

 2019年12月13日に、2020年2月17日13時をもってサービスを終了することを発表した。*1
 終了の理由としてはFlashの提供終了の為(動作保証ができない)としている。一応HTML5に書き直しすれば存続できると思われるのだが技術的に出来ないのか出来るけどそこまでするほどでもないと判断しあえてしなかったのかは不明。

 予告通り、2020年2月17日を持ってサービスを終了した。…にもかかわらず公式サイトはそのままで終了前同様にゲームサイトへのリンクも2020/2/21時点ではそのままだったという雑さであった。2020年5月にはしっかり消滅している。

解説

 2016年9月15日にサービス開始。
 PC版が実装される前はどのようなものになるか楽しみにされており、事前登録をするものも多数いた。
 そして満を持して実装されたが・・・あらゆる意味でぶっ飛んでおりユーザーたちの度肝を抜いた。

ガチャ

 本家初期を思わせるクソガチャ。金板確定などない数年前のガチャであり、ガッカリーズが平然と排出される。ただし1回4クリスタルと本家より安い。

課金限定ガチャ

 課金クリスタルでしか引くことができないガチャがある。出てくる精霊は他と比べて格段に強い。

G(ジェネシス)レア

 Sの一つ上のランクの精霊。S精霊の5倍ものステータスを持っており本家のLよりもはるかに強い。これによって完全にSレア精霊が産廃と化した。
 が、wikiを見れば分かる通りSのステータスですら本家のL並なのでこれがPC版の基準だと思った方が良いのかもしれない。
 Aスタートの一部ガチャ精霊やイベント入手精霊にGレアが実装されている他、交換所でGレア精霊が入手可能。
 一部の限定Gレア精霊は上記の課金限定ガチャからしか出現しない。

プレボ時限式

 本家では永久保存であるがPC版では1か月を超えるとプレボにあるアイテムが消滅する。(スマホゲームでは保管期間がある方が一般的ではあるが)

アナザーストーリー&アナザー精霊

 本家イベントの別バージョン。本家の敵と味方が入れ替わったり、完全に別属性になったりと様々。
 ガチャキャラにもアナザー版が存在するものが雑コラにしか見えないものも多い。
 呼称がセカンドネームになっている精霊が複数おり(アスモデウス→トビト、リュコス→ウィーダン)、本家プレイヤーからすると違和感が物凄い。

クラン

 プレイヤーで集まるグループシステム。CRACK, CRACK!
 別のソシャゲをやっている人には、ギルドとかチームとかユニオンと言えば分かりやすいか。
 この手のものにつきもののクラン間の引き抜き、誹謗中傷合戦等の暗闘が横行している。
 もっとも魔道杯でクラン単位でのランキング戦もあったり、悪い面ばかりではない。

助っ人

 一度使った助っ人は長期間使うことが出来ない。本家では短期間に何度も使ったり、リセットを繰り返せば何度も同じ助っ人が出現するがPC版ではそれが出来ない。助っ人であっても簡単にはGレア精霊を使わせないための措置と思われる。
 また現在の本家とは違い助っ人はスキル発動状態で参加しない。

状態異常

 本家より凶悪化。毒は即死レベルのダメージを受ける。最近導入された凍結は凍結状態でダメージを受けると即死する。
 そしてガチャに凍結無効潜在持ちのGレア精霊が追加されるまでがお約束。
 異常回復は各状態異常毎に細分化されており、一括回復などは出来ず、異常ガードも存在しない。
 先制で凶悪な状態異常がバンバン飛んでくるのは日常茶飯事。

キャンペーン

 頻繁にログインボーナスキャンペーンを行っており、内容もは本家と比べてもかなり豪華である。
 手に入るクリスタルも多く、ガチャチケット、結構強い精霊が手に入る。


 他にも称号システム、限界突破、A+とSの間のA++、交換所などなど。

燃えよ魔道杯終了事件

 2017年5月19日(金)0:00 〜 2017年5月21日(日)23:59の間に開催予定だった燃えよ魔道杯が、20日(土)23:59で何事もなかったかのように終了していた。補償として、総合のオジルを含む全ての報酬が全ユーザーに配布された*2。念のため言っておくとPC版オジルは結構強い*3.

  期待は裏切らん!

コラボ

 オリジナル版でも色々行ったコラボだが、こちらはUQ HOLDER!〜魔法先生ネギま!2〜とのコラボを行った。

余談

 スマホ版ユーザーからの評判は専ら悪く失笑を買っている。
 特に本家では4年弱かけてステータスは3倍ほどにインフレしたが、PC版では開始3か月で本家のインフレさえもぶっちぎり、もはや別ゲーとなっているとまで言われている。
 これによって本家黒ウィズのバランスの良さが再認識されたとかなんとか。

 一方、PCであるが故の画面の大きさ、本家ですら復刻を放置中のハロウィンイベントクエストやクリスマスイベントクエストの実装、テンキーでも回答が選べる事などは評価されている。
 また、公式によるwikiもあるので、怖いもの見たさ興味のある人は見てみよう。
 (なお2017年11月7日でイベント情報の更新は終了している。面倒くさくなったのか?ショーマストゴーオンなんだよ!精霊のデータベース更新も停止しているようにしか見えない。)

 ちなみに6th時に実装されたマイページ機能は実はPC版からの逆輸入だとかなんとか…。

 2020年5月8日にPC版を運営していたコアエッジの事業の一部(オンラインゲームの企画・運営・コンサルト事業)を譲り受けた。
 コロプラのIR情報にも出ている。

 その後コアエッジは2021年5月31日付けで会社を解散した。
 そのため黒猫とは関わることはないと思われていたが、2021年10月21日のコロプラ本社のお知らせにて馬場社長から新たに宮本貴志氏に交代することとなった。
 この宮本貴志氏はもともとコアエッジの社長で非常に不安視されたりされていなかったりしている。
 とはいえ、馬場氏も馬場氏で二次元関連全般が嫌いで白猫や黒猫の運営に圧力をかけていたといわれているのだが…。

 のちに判明したことなのだが、4gamerのインタビュー記事によるとコアエッジのメンバーは2020年5月にコロプラ入りしたということが判明している。
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