用語事典（あ行） - Pont Bleu ～青橋空間を眺めよう

あ　　　　い　　　　う　　　　え　　　　お

あ

あいはらしずく◆相原雫
①『お嬢様フォーシーズンズ』のヒロイン。私立伊静学園 高等部3年 ・ ♀。

あいはらとわこ◆相原斗和子
①『好き好き大好きお姉ちゃん♥』の主人公。23歳 ・ ♀。

あいはらひかる◆相原晄
①『好き好き大好きお姉ちゃん♥』の主人公。高校1年生 ・ ♂。

あいはらみお◆相原水桜
①『お嬢様フォーシーズンズ』のヒロイン。私立伊静学園 高等部2年 ・ ♀。

あくま◆悪魔
①魔界の住人。天敵は天使。
②人間の心を操る『力』を持つ。また、使い魔契約を結ぶことができる。
③肩甲骨のあたりから生える一対の黒い羽根と臀部より生える黒く細長い尻尾が外見的な
　特徴であるが、通常は人間と同じ姿に『擬態』している。
④尻尾は最大の急所であり他者にはよほどのことがない限り触らせない。
　ただし配偶者は例外である。

あまのことこ◆天野琴子
①『恋乙女』のヒロイン。高校1年生 ・ ♀。

あんり◆アンリ
①『トリプル押しかけお姫様』のヒロイン。村立鬼江高校 1年生 ・ ♀。
②正式な名前はアンリ・アンリ。ラクスブルグ王国の王女で時期女王に内定している。

い

いずみあきな◆出水晶菜
①『純情～彼女は剣道部！』のヒロイン。19歳 ・ ♀。出水優羽子・洋姉弟の従姉にあたる。
②出水家は幕末より続く剣術 “出水流” の継承者であり父の出水努はその後継者として
　『出水館』という大規模な道場を持つ。叔父の出水力も道場を開いているが規模は小さく
　主にスポーツチャンバラの普及に力を注いでいる……と言うことになっているが、
　本来の “出水流” ――生き残るために、あらゆる手段の実行を認められる実践的な
　格闘術――は力が後継者となっている。
③彼女自身も剣道を習い才能も高いが、流派を継ぐ意思はない。そのため結婚相手
　――晶菜自身や父は洋を希望している――が出水流次期後継者となる可能性が極めて高い。
　それゆえ『出水館』の利権を狙う輩にとって晶菜は格好の標的になるのも事実である。
④穏やかな性格ではあるが、芯の部分は負けず嫌い，意地っ張り，独占欲が強い，など
　優羽子と似通っており、同時に互いをライバル視している。これは小さいころから
　剣道家の一人娘として比較され続けたことも影響しているようである。
⑤昔から多方面に優秀であるため物事に熱中することが無かった。が、洋との恋愛に関しては
　ライバルが優羽子ということもあり激しい執着を見せた。

いずみひろし◆出水洋
①『純情～彼女は剣道部！』の主人公。私立藤青学園 高等部2年 ・ ♂。姉に出水優羽子，
　従姉に出水晶菜を持つ。また、同級生に生徒会副会長の神田宗一がいる。
②10年前の交通事故で父を亡くし、半年後には母も逝去したので遠縁にあたる
　出水力の養子になる（つまり、優羽子と洋は義理の姉弟）。
③姉と同じく剣道部に所属し剣道経験の無い後輩の指導に当たっている。
　部活の無い日は実家の道場か伯父が館長を務める『出水館』で稽古に励んでいる。
　有段者ではあるものの試合成績はさほど良くない。だが “真の出水流” 後継者は彼と目されている。
③「女性を守る」という父の教えと8年前に姉を傷つけてしまった経験から争い事が苦手で
　他人に――特に女性に対しては極端に――優しい。反面、極めて実践的な格闘術を
　身につけているため「女性を守れない・傷つけさせてしまう」ことへの恐怖から
　自身を制御できないほどに暴走することがある。
④ある事件を通して「弱い自分から逃げずに向かい合う」，「愛する人を守るために強くなる」と
　決意し、“心の奥の獣” は消滅したようである。
⑤出水流を学ぶ仲間に清水幸也や新城拓光が確認されている。
⑥実は鬼江四天王の一翼・出水家の末裔。つまり “真の出水流” は単なる武術に留まらず
　『力』としての側面を持つことになる。

いずみゆうこ◆出水優羽子
①『純情～彼女は剣道部！』のヒロイン。私立藤青学園 高等部3年 ・ ♀。出水洋は弟，
　出水晶菜は従姉である。生徒会長の祖父江渚とは同級生である。
②高校では剣道部に所属し有段者である。3年生ながら推薦入試で進学先が
　早々に決まったためコーチとして部活に参加し続けている。弟の洋も剣道の
　有段者で、父・出水力，伯父の出水努とその娘（従姉）の晶菜も同様である。
③性格は負けず嫌い，短気，意地っ張りであり剣道も真正面から攻めの一手のみで
　押し切ることが多い。また独占欲も強くさらに極度のブラコンである。
　同級生の渚はケンカ相手でもあるが口では敵わないようである（代わりに手が出る）。
⑤瞳の輝きに気の強さを宿すポニーテールの美少女。こめかみに非常に小さな傷跡があるが、
　これは幼い時に小太刀で弟へ斬りかかったときに身を守ろうとした洋の
　反撃でつけられたものである。
⑥事故を気に病む弟に対して「大人になっても傷が残っていたら責任を取ってお嫁さんにする」
　と約束を交わし、実現されるのを心待ちにしている。

いちのせまりあ◆一ノ瀬万梨愛
①『悪魔な彼女、天使な妹』のヒロイン。高校3年生 ・ ♀。西岡悟の隣人にして幼なじみである。
②正体は悪魔。悟の監視のため、8年前に魔界から派遣された。天使の西岡愛菜は
　悟をめぐるライバルでもあるが、幼なじみとして妹のように可愛がっている。
③監視対象の悟を好きになり、単なる幼なじみから関係をさらに深めようとするが
　そのことが愛菜とのバトルを引き起こし、結果として悟を巻き込んでしまう。
④愛菜と悟をシェアする同盟を交わし、騒動は終結に向かうことになった。
　しかし、“本妻” の座を愛菜に譲るつもりはないらしい。
⑤悪魔としての主な『力』は、記憶の操作，結界の形成，使い魔契約の締結など。
　また、チョーカーにエネルギーを込めて投げつけ相手を攻撃することも可能である。
⑥性格は典型的なツンデレ。悟への好意を素直に伝えることができず悪態をついたり
　からかうような言動も多いが、いざ言う場合は顔中を真っ赤に染めたり
　まるで犬のように尻尾を振ったりもする（本来の姿に戻った場合）。
⑦気性の激しさをみせる一方で、瞬時に立てた作戦を用いて堕天使に寄生された
　愛菜を救うなど冷静沈着な一面も持ち合わせる。
⑧「反則的な」プロポーションを持ち、男子生徒からの人気も非常に高い。
　しかし、当人は悟以外の異性には興味が無いためまったく相手にしていない。
⑨西岡家と同様に、親が存在するはずだが言及されない。親も魔界の住人なのだろうか……？

いつきりょうた◆五木涼太
①『ダブルスコア』の主人公。31歳 ・ ♂。

いぬずみみはる◆戌角美遥
①『SPメイドはエロエロです』のヒロイン。24歳 ・ ♀。

いのうえあかね◆井上茜
①『キスキス～彼女は妹ウエイトレス！』のヒロイン。私立藤青学園 高等部2年 ・ ♀。

いのうえさくら◆井上桜良
①『キスキス～彼女は妹ウエイトレス！』のヒロイン。私立藤青学園 高等部2年 ・ ♀。

いのうえやまと◆井上大和
①『キスキス～彼女は妹ウエイトレス！』の主人公。私立藤青学園 高等部3年 ・ ♂。

う

うーちゃん◆うーちゃん
①早坂貴寛の愛兎。牡・十歳。鳴き声は「うきゅ」。
②人付き合いが苦手な貴寛の精神的拠りどころ。だが、高齢の為に衰弱し貴寛を悲しませる。
③物語中盤で死去……と見せかけて終盤に無事復活。以後は貴寛と共に登校、
　生徒会室に滞在する。

うしろいくと◆右代育人
①『トリプル押しかけお姫様』の主人公。村立鬼江高校 1年生 ・ ♂。

え

えんじょうじひな◆円城寺陽菜
①『メイドと巫女と極甘生活』のヒロイン。20歳 ・ ♀。円城寺美夏 ・蘭姉妹の従姉妹であり、
　塀内貢とも遠縁の親戚にあたる。

えんじょうじみか◆円城寺美夏
①『お嬢様姉妹はＷ嫁！』のヒロイン。高校3年生 ・ ♀。円城寺蘭の姉であり、
　塀内貢は幼なじみ。転校先での同級生に小森がいる。
②円城寺家当主・円城寺寛彦の長女にして円城寺グループ後継者候補筆頭の地位にある。
　しかし、当の本人にはその自覚が足らないのか普段の生活も学業もやる気が見られず
　全てにおいて幼なじみの貢に頼りきっている有様である。
③貢への依存度合は凄まじく、勉強や家事は言うに及ばず髪のセットや着替えまで
　任せてしまうほどである。
④ “ちょっと早い花嫁修業” と称して蘭・貢と共に新潟県の高校へ転校し
　親元から離れて生活することを余儀なくされている。生活態度などが改善されたと認められれば
　東京に戻れることになっているが、一向にやる気を見せず、貢を困らせる。
⑤一時期は蘭への対抗上、料理に意欲を見せるも「優秀な男（＝貢）を婿に取り
　自分は悠々自適に暮らす」という堕落した人生設計を実現するべくあっさりと放棄してしまった。
⑥性格は天然・ワガママ・見栄っ張り・天の邪鬼・ツンデレ系であるが
　（貢以外の）他人からは考えを読み取られやすい様子である。プライドも無駄に高く
　昔から好きだった貢への想いも「自分から告白したら負け」との考えから言えないでいた。
⑦整った顔立ちに栗色のドリルヘアーを持つ。スタイルも非常に良く、
　細いウエスト・長い手足・豊かなバストと完璧な体を誇る。

えんじょうじらん◆円城寺蘭
①『お嬢様姉妹はＷ嫁！』のヒロイン。高校2年生 ・ ♀。姉に円城寺美夏、
　同級生兼幼なじみの塀内貢がいる。
②円城寺グループ後継者の有力候補ながら姉と同じく貢に依存した生活を送っている。
　もっとも「姉妹にお願いされると何でもやってしまう」貢にも責任の一端はあるのだが。
③社交的で目立ちたがり屋の姉と比べ引っ込み思案で人付き合いが苦手なので
　自分の容姿・性格に自信を持てないでいた。しかし貢が本心から「可愛い」と言ったのを機に
　自信を持てるようになり、彼への想いを告げることができた。
④己の性格上グループのトップに向かないことを自覚し「姉が貢を婿に貰ってグループを率い
　自分は（何の責任も持たない）愛人としてのんびりだらだらと好き勝手に過ごす」という
　美夏以上に気楽なライフプランを実現するべく姉と二人で貢を共有する協定を提案するなど
　型破りで計算高い性格である。貢のことが大好きであり彼に依存していること以外に
　姉と共通した特徴として極度の方向音痴であることが挙げられる。東京に在住していたときは
　電車の乗り換えに悩むほどであったし、スキー場でも簡単に遭難してしまうレベルである。
⑤艶のある長い黒髪と切れ長の目を持つ大和撫子タイプの美人。姉に比べると目立たないが
　スタイルも非常に良い。

お

おうとうはんてん◆『桜桃飯店』
①東京某所に存在する中華料理店。オーナーは井上直子。後藤健三が料理長を務める。

おおつか◆大塚
①渡辺優志と同級生の友人（悪友）。高校1年生 ・ ♂。
②優志とは小学校時代からの付き合いであり、昔から宿題を写させてもらっている。
③黒川真鈴に優志の情報を提供したり校内新聞『今日スポ』を入手しては
　優志をからかったりと、お調子者の一面がある。
④だが『今日スポ』に優志のプライバシーに関する記事が掲載されたときには
　二人に見せるのを頑なに拒むなど、長年の友人として気遣いを見せた。
⑤惚れっぽい性格らしく、小学校のときは千香ちゃん，中学校では奈月ちゃんに好意を寄せ、
　転校してきたばかりの真鈴にも興味を示していた。

おおば◆大庭
①柄崎潤太の同級生で陸上部員（専門は三段跳び）。私立妻ヶ谷学園 高等部1年 ・ ♂。

おおむらしょうじ◆大村正司
①『絶対無敵♥お嬢様』の主人公。私立聖ジュリアン学園 高等部1年 ・ ♂。

おぐらみかげ◆小椋美景
①『年上メイドの新婚日記』のヒロイン。28歳 ・ ♀。

おにえじんじゃ◆鬼江神社
①本州某県（三重県？）に存在する神社。現在の宮司は新城美月・美星姉妹の父。
　次期宮司は新城陽太に内定している。
②百数十年前に九州（西鬼江村）から流れ着いた一族が建立した。集団を率いた女性
　（南雲家出身）が初代の宮司兼巫女に就任したという。
③絶大な『力』を持っていた初代巫女の死後、彼女を偲ぶための祭りが開催され
　現代まで継続されている。
④夏祭りでは当代巫女が初代巫女と御神木に舞を奉納する儀式がおこなわれる。
　この儀式は氏子の前でのみ披露され、一般客には公開されていない。
⑤『力』は当代巫女姉妹にも受け継がれ、特に姉の美月が持つ『力』の一部である
　“高的中率を誇る占い” は地元の議員から多額の寄進を受けるほどに信頼されている。
⑥神社の裏庭に生える御神木の“うろ”に願い事を書いた紙と、それに見合った
　供物を捧げると願いが叶うと伝えられている。

おにえむら◆鬼江村
①大分県に存在する村。
②東京から最寄り駅までのアクセスに半日，さらに路線バスに乗り、停留所からは
　状態の悪い山道を1時間余り歩いてようやく集落に辿り着くほどの辺鄙な田舎。
　ちなみに隣県（福岡県？）のスポーツセンターまで行くのでさえ数時間かかるらしい。
③村内のインフラは人口と比べて過剰なまでに整備されているが、その一方で
　商店街は小さくコンビニエンスストア（24時間営業ではない）も1軒しかない。
　だが、そこで大抵の商品は手に入るなどアンバランスさが目立つ。
④人口にあわせて子供も少なく、村立鬼江高校は一学年一学級で生徒総数は30人程度である
　（むしろ高校の存在自体が不自然なほどである）。進学・就職・任務のため村を出ていく者がある一方で
　卒業後（あるいは在学中）に結婚し村に住み着くことを選択する人間もいる。
⑤村長・村議会は “お飾り” として存在するが、実質的な最高権力者は新城家宗家の当主である。
　当主は宗家嫡男が通例だが、不在の場合は女子が務める（先代当主の妻が就任する場合もある？）。
　この他、宗家の血縁者を捜索し行動を把握しているようだ。
　また宗家当主の男子は複数の妻を娶ること――重婚（一夫多妻制）――が認められている。
　その場合、妻には “本妻” “側室” “妾” などの区別はなされない。
⑥村の起源は数百年前に特殊な『力』を持った集団が動乱時に権力者から干渉されないように
　隠れ住んだことによる。新城家宗家を中心に、参謀を務める松高家，白兵戦を得意とする出水家や海藤家や立野家，
　狙撃に秀でる熊沢家などの連合で外敵から村を守護したらしい。この他にも特殊な感覚を継承する
　三善家や井上家，予知能力を持つ南雲家や加美山家などが存在するようだ。
　なお、出水，海藤，熊沢，松高の四家は村の守護，運営に大功を残しており、鬼江四天王と称されている。
　また、海外にも鬼江の血（『力』の継承者）は受け継がれている。
⑦『力』は遺伝によってのみ継承されるが、一族同士の間に生まれた子供でも
　遺伝確率は5割程度で外部の人間の血が混ざると確率が大幅に減少するなど、
　複雑な要因が絡み合う。古くから鬼江村に在住する各家（宗家を含む）は
　何らかの血縁関係にあり、四天王家全ての血をひく者も存在するが『力』の所持や
　発揮とは明確な因果関係は見られない。
⑧横溝正史や三津田信三などが書く探偵小説の舞台になる村をイメージするとわかりやすい。
　違う点は村を二分する争いが無いこと（新城家宗家が絶対権力者である）と
　連続殺人事件が起きないこと（“よそ者” の来訪は村中へと伝わる）だろう。

おんだこうじ◆恩田孝次
①『引きこもりじゃないもん！』の主人公。22歳 ・ ♂。フリーのゲームシナリオライター。
②大学卒業後の冬に東京から東北某県（岩手県？）の実家――最寄りのバス停まで徒歩40分，
　新幹線の駅までは2時間という僻地――に戻り一人暮らしをするはずだったが、
　実家には座敷童の八重が待っていた。
③彼の実家は食品加工業を営んでおり、八重の恩恵を受け急成長した。
　だが、調子に乗り実家（に住み着いている八重）を捨てて上京してしまったため
　没落の一途をたどる。孝次が高校生の時に事業が完全に破綻し一家は散り散りになる。
④二人の兄とは年が離れており、“お姉ちゃん” と遊ぶことが多かった。初恋の相手も
　“お姉ちゃん” であり、家を離れるときに「必ず帰ってくる」「“お姉ちゃん” と結婚する」と
　約束を交わした。無論、この “お姉ちゃん” は八重のことである。
⑤東京で懇意だった友人には丹羽幹夫がおり、彼の影響もあって現在の職業に就いたようだ。
　また『プティ・フレール』のコーヒー豆を送ってくれた知人もいるが詳細は不明。
⑥大学生時代にはサークルの先輩と交際するが、深い仲へと進展する前に破局を迎えた。
　これは八重が孝次にかけた「女の子にモテない」という呪いの効力らしい。