☆ただし、以下のワードについては、小論文内に必ず含むこと
- 「仁和寺」と名付けられた時に創建した人物
- 江戸時代に再興を支援した徳川将軍
- 御所から移築した国宝の建物
- 重文である2つの茶室のうちどちらか1つ
- 四国八十八ヵ所霊場を縮小した参拝コースがある山の名
解答チェック
《解答例》※これらのポイントうち、赤字のキーワード部分を含む解説を適正に記述することができて正答 公式テキスト[増]89ページ/[新]111〜112ページ
◦ 仁和寺は、仁和4年(888)に宇多天皇が、前年に崩御した父の光孝天皇の遺志を継いで創建。その寺名は、創建された元号にちなむ。
◦ 平安から鎌倉時代には真言宗広沢流の正系として隆盛したが、応仁の乱によって衰退。寛永年間(1624〜44)に徳川家光の援助を受けて再興した。
◦ 金堂(国宝)は慶長18年(1613)造営の内裏紫宸殿を、寛永年間の復興時に移築したもの。
◦ また、寺内には、いずれも重要文化財に指定されている茶室「遼廓亭(りょうかくてい)」と「飛濤亭(ひとうてい)」がある。
◦ 仁和寺の奥にある成就山(じょうじゅさん)には、四国霊場に倣った「四国八十八ヵ所霊場」を縮小した参拝コースがあり、市民に親しまれている。
コメントをかく