◇隣接の石村湖で水位が低下◇
工事進捗率46%、123階のうち50階まで上がった第2ロッテワールド工事が真っ最中です(2013年11月現在)。
ところが2013年の夏から、近くの石村湖がオアコで汚染され悪臭がひどく振動する異常現象がおきました。
「下水口のような臭いを感じます。」
苦情が相次いだためすぐに松坡区役所が調査を始めたところ、湖の水面が1メートル以上も低くなっていることが確認されました。
湖の面積の21万平方メートルで計算すると15万トンを越える水が消えたことになります。第2ロッテワールド建設が始まる前には無かった現象です。肉眼で見ても湖面がが低くなったのをはっきりと確認できます。
建設中のロッテワールド工事現場では岩盤層に溜まりわき上がってくる地下水を大きな水タンクに集めて漢江(ハンガン)に送りだしています。
地下水が一日3百トンもわき上がり工事現場地下の水位も工事前より11メートルも低くなったりもしました。
地下水がわき上がった空間に周辺の他の地下水が流れ込んでいて、石村湖の水はこの空いた空間に抜け出ているというのが専門家たちの分析です。地下水流出が激しくなれば地盤沈下現象、いわゆる'シンクホール'の発生が憂慮されます。
ロッテ側は第2ロッテワールド工事と石村湖の水の減少は関係がないという立場です。
キム・ジョンチョン(ロッテ物産事業総括理事)
「私どもの工事現場とは直接的な関連がないと判断しております。自然蒸発量の影響が、はるかに多いことでして・・・」
その一方でロッテ側は「今月末まで漢江の川の水をポンプでひきいれ、石村湖の水を補っておく」と明らかにしました。
http://imnews.imbc.com/replay/2013/nwdesk/article/...