iOS向けの音楽アプリに関する情報についてまとめていきましょう。


By Propellerhead Software AB
App Storeで見る
種別シーケンサー
Lite版×
オーディオコピー○ (Sonoma)
オーディオペースト×
AudioShare×
Core MIDI×
VirtualMIDI×
WIST
SoundCloud
Dropbox×
Background Audio
Audiobus○ (Input)
JACK×
Inter-App Audio

概要

 トラック数はDRUM、BASS、LEADの3つで、それぞれ1小節〜8小節のパターンを記録する事が出来、BASS、LEADのトラックはiKaossilatorなどと同様に設定したスケールに沿った演奏が可能となっている。各トラックそれぞれに(音符の)リズムを設定出来(DRUMトラックはその中に更に4つのパートがあり、それぞれのパートごとにリズムを設定出来る)、演奏中にもリズムを変更する事が出来るが、指などで押さえただけで異なる音程を自動的に演奏するアルペジエーターは無い。この為比較的自由度の高いフレーズを演奏・記録する事が出来る。

 各トラックにTWEAKS(微調整機能)と呼ばれる画面があり、ここにDRUM、BASS、LEADのパートごとに設定出来るパラメーターが表示され、パラメーターを予め設定しておく事もシーケンスを鳴らしながらのリアルタイムでの変更も可能である。パラメーターは最も効果的であると思われるものが音色ごとに用意されている。

 バージョン 1.1から複数のソングの保存(iTunesへのソングのエクスポートやiTunesからのソングのインポートは出来ない)と、iTunesへのオーディオ・ファイル(AIFF)のエクスポート、セット(小節)の長さ(1,2,4,8)の変更、これら3つの機能が追加された。

 バージョン 1.2からAudio Copy(Sonoma)に対応し、Audio Paste(Sonoma)に対応するAppへオーディオ・ファイルのペーストが可能となった。

 Figureはどちらかと言えば緻密に曲を作るよりも、リアルタイムに演奏を記録してその演奏をリアルタイムに変更していく、と言った様にiOSデバイスでのリアルタイムな演奏に向いたAppとなっている。このAppの基本的な使い方としてはリアルタイムで曲を作る事や、パターン作りなどが考えられるが、バージョン 1.2からはベースとリードの演奏/入力用タッチ・パッドに音程のガイドが表示される様になったことにより演奏性が上がり、例えばライブでの使用でも演奏し易くなった様に思われる。なおソングの切り替えによる演奏は前のソングの演奏を途中で止めて次に選択されたソングの演奏を開始するので、パターンを次々に切り替えていって曲を作ると言った様なリアルタイム性を持たせたパターンシーケンサー的な使い方は出来ない。

 公式ページによると、エクスポートされたAIFFファイルには、PropellerheadのReasonで解釈することができるテンポのデータが含まれているので、ReasonのオーディオトラックにFigureのAIFFファイルをインポートする場合に、オーディオが自動的にReasonの現在のシーケンサーのテンポにストレッチすることが出来るそうです(未確認)。また、Reasonのサンプラー・デバイスにFigureのAIFFファイルをインポートする場合にも、ループポイントが自動的に設定されるそうです(未確認)。

 バージョン 1.2からWIST(Wireless Sync-Start Technology)に対応し、二つのiOSデバイス上の対応アプリの再生を同時に開始することが出来る様になった。

公式ページ

公式動画

Figure for iPhone

Figure App Live Preview

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