01 - スライド・アップ(ポルタメント・アップ) この効果は、トラック上で再生されているシンセの周波数をすべてのティックでXXYY(1半音 = 40(16進数))音上にスライドさせます。スライド速度が指定されていない場合(XXYYがゼロである場合)は、トラック上で使用された最後のスライド速度が再び使用されます
02 - スライド・ダウン(ポルタメント・ダウン) この効果は、トラック上で再生されているシンセの周波数をすべてのティックでXXYY(1半音 = 40(16進数))音下にスライドさせます。スライド速度が指定されていない場合(XXYYがゼロである場合)は、トラック上で使用された最後のスライド速度が再び使用されます。
03 - ノートをスライドさせる。 この効果はトラックで再生されているノートを、指定されたノートにスライドします。パラメータXXYY(1半音 = 40(16進数))はスライドが起こる速度を示します。スライド速度が指定されていない場合(XXYYがゼロである場合)は、トラック上で使用された最後のスライド速度が再び使用されます。
04 - ビブラート パラメーターはXXYY。ここで、XX - 周波数(値の例:20 - 1行につき1つの周期、40 - 1行につき2つの周期)、YY - 振幅(半音 = 40(16進数))。
08 - アルペジオ この効果は、通常は和音をシミュレートするために使用されています。また、ヘビーなビブラートを生成するために使用することができます。例:Note = C3、 XXYY = 0407(セカンド・ノートの増分 = 4、サード・ノートの増分 = 7)、これはC-メジャーコードを生成する試みである。行の先頭でC3のノートが演奏され、その後1/3行で音がE3でトリガーされ、2/3行でG3がトリガーされ、次の行の先頭で再びC3でトリガーされます(トラック上で再生する新しいノートが存在しない場合)。
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09 - サンプル・オフセットの設定 この機能はサンプルを通常の開始位置からではなく、指定された位置から開始することができます。乗算値XXYY* 256で再生を開始するサンプルの先頭からのフレームの位置を取得します。サンプルが指定されていない場合、現在再生中のサンプルは指定したオフセットにトリガーされます。例:ノートC3、及びXXYY = 0023(16進数)でインストゥルメント2を再生する。これはサンプル・スタートのオフセットが0023*0100= 2300での再生になるでしょう。このオフセットは、非常に広い範囲のサンプル再生の開始位置を提供します。
07 - (パーセンテージで)サンプル・オフセットの設定。 XXYYは0000(サンプル・スタート)から8000(サンプル・エンド)。
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0A - スライド・ベロシティー・アップ/ダウン この効果は、トラック上で再生されているシンセのベロシティーを変更します。値XXYYはベロシティー変化のスピード。XXがゼロでない場合のベロシティーは増加し、YYがゼロ以外の場合はベロシティーが低下します。例:XXYYに0003を設定。これは、行の先頭でシンセの現在のベロシティーが3(YY = 3のため)減少することを意味します。ベロシティーは、この行のすべてのテイックのために再び3に減少します。
0F - 再生速度の設定。 この効果は、再生の速度を(行あたりのティック数)に変更します。速度設定の有効な値は、1 - 1F(16進数)(または1 - 31の10進数)です。上記の値1F(10進数で31)は、分当たりの拍に基づいて変更された速度を表し、4行が1拍です。速度値2A(10進数で42)は、毎分42拍に相当します。
11 - ファイン・スライド・アップ。 この効果機能は、ノートの周波数を(行の先頭で)一度だけ変更されることを除いて効果1のように機能します。
12 - ファイン・スライド・ダウン。 この効果機能は、ノートの周波数を(行の先頭で)一度だけ変更されることを除いて効果2のように機能します。
19 - 再トリガー 効果19は、行中のXXYYティック後にノートの再トリガーをすることができます。たとえば、ノートがC3でXXYY = 2に設定されており、現在のSpeed(TPL(Ticks Per Line:行当たりのティック数))が6であるとします。これは、行の先頭に指定されたノートを開始し、2ティックの後に再スタートされます。これは次の行の先頭まで続きます。
1C - カット この効果は現在の行のXXYYティック後にノートをオフにします。
1D - 遅延 この効果は現在の行のノートの開始をXXYYティックまで遅らせます
(ティック:MIDI(SMF)で扱う時間の最小単位で、その長さは分解能(タイムベース)によって決まる)。たとえば、ノートC2が再生されている場合は、効果1Dおよび引数XXYY = 3を使用して、Speed(TPL(Ticks Per Line))が6であるとき。そのノートC2は、行の開始後に3ティックでトリガーされます。目的:サンプルの開始を非常に短時間遅らせるために。
1F - XXYYにBPMを設定します
20 - ノートの確率 トリガーされるノートの確率XXYY(0〜8000まで)を設定します。この効果は、オリジナルな予測できないリズムに使用することができます。
21 - ノートの確率(ランダム・ベロシティー) 効果は20と同じですが、ランダムなベロシティーを伴います。
22 - コントローラの値に0からXXYYの乱数を設定します。
23 - XX(00..FF:16進数)からYY(00..FF:16進数)の範囲でコントローラーに乱数の値を設定します。
30 - ソングの再生を停止する
40 ... 5F - 選択した行の部分のイベントを遅らせる割合(40(16進数)(0%)から5F(16進数)(100%)まで)
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