コマンド関連
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masasyou1990 2014年01月15日(水) 13:45:38履歴
コマンド関連【目次】
コマンド関連
フォルダを圧縮する
コマンドを連続して使う(&&、||)
処理に時間がかかるコマンドはバックグラウンドで実行する（&）
実行しているコマンド（ジョブ）を中断する（CTRL-z）
中断していたコマンド（ジョブ）を再開する（fg，bg）
コマンド関連 
フォルダを圧縮する
コマンドを連続して使う(&&、||)
コマンドを連続したい場合は、$$ または || を用いる。
$$ と || の挙動の違いについて、以下のコマンドを入力し、説明する。
1. ls qq && echo "Successful"
2. ls qqq && echo "Successful"
3. ls qq || echo "Failed"
4. ls qqq || echo "Failed"
前提知識：カレントディレクトリには、qq というファイルは存在するが、qqqというファイルは存在しない。
（解説）
２つのコマンドを連続して実行したいが、「第１のコマンドが成功した場合だけ、第２のコマンドを実行したい」という場合に $$ を使う。
1.を実行すると、第１のコマンド ls qq は成功するので、第２のコマンド echo "Successful" は実行される。
2.の場合、qqq というファイルはないので、第１のコマンド ls qqq は成功しない。したがって、第２のコマンド echo "Successful" は実行されない。
逆に、「第１のコマンドが失敗した場合だけ、第２のコマンドを実行したい」という場合は、|| を使う。
3.の場合、第１のコマンド ls qq は成功するので、第２のコマンド echo "Failed"は実行されない。
4.を実行すると、qqq というファイルは存在しないので、第１のコマンド ls qqqは成功しない。したがって、第２のコマンド echo "Failed" が実行される。
まとめ
第３コマンド以降も同様である。
$$ と || の挙動の違いについて、以下のコマンドを入力し、説明する。
1. ls qq && echo "Successful"
2. ls qqq && echo "Successful"
3. ls qq || echo "Failed"
4. ls qqq || echo "Failed"
前提知識：カレントディレクトリには、qq というファイルは存在するが、qqqというファイルは存在しない。
$ ls aa qq $ ls qq && echo "Successful" qq Successful $ ls qqq && echo "Successful" ls: qqq: No such file or directory $ ls qq || echo "Failed" qq $ ls qqq || echo "Failed" ls: qqq: No such file or directory Failed $
（解説）
２つのコマンドを連続して実行したいが、「第１のコマンドが成功した場合だけ、第２のコマンドを実行したい」という場合に $$ を使う。
1.を実行すると、第１のコマンド ls qq は成功するので、第２のコマンド echo "Successful" は実行される。
2.の場合、qqq というファイルはないので、第１のコマンド ls qqq は成功しない。したがって、第２のコマンド echo "Successful" は実行されない。
逆に、「第１のコマンドが失敗した場合だけ、第２のコマンドを実行したい」という場合は、|| を使う。
3.の場合、第１のコマンド ls qq は成功するので、第２のコマンド echo "Failed"は実行されない。
4.を実行すると、qqq というファイルは存在しないので、第１のコマンド ls qqqは成功しない。したがって、第２のコマンド echo "Failed" が実行される。
まとめ
- 「第１のコマンドが成功した場合だけ、第２のコマンドを実行したい」という場合は $$ を使う。
- 「第１のコマンドが失敗した場合だけ、第２のコマンドを実行したい」という場合は、|| を使う。
第３コマンド以降も同様である。
処理に時間がかかるコマンドはバックグラウンドで実行する（&）
実行しているコマンド（ジョブ）を中断する（CTRL-z）
中断していたコマンド（ジョブ）を再開する（fg，bg）
CTRL-zで中断していたコマンドを再開したい場合は、bg または fg を入力することで出来る。
bg コマンドは、現在のジョブをバックグラウンドに移動して実行する。
fg コマンドは、現在のジョブをフォアグラウンドに移動して実行する。
複数のジョブがある場合は、上記のようにジョブ番号を指定して実行させることも出来る。
ジョブ番号を指定しない場合は、現在のジョブを実行する。
ジョブ番号は、 jobs コマンドで確認できる。
使用例
上記の処理の流れ
参考サイト
livedoor Wiki関連リンク
bg コマンドは、現在のジョブをバックグラウンドに移動して実行する。
fg コマンドは、現在のジョブをフォアグラウンドに移動して実行する。
bg % ジョブ番号
fg % ジョブ番号
複数のジョブがある場合は、上記のようにジョブ番号を指定して実行させることも出来る。
ジョブ番号を指定しない場合は、現在のジョブを実行する。
ジョブ番号は、 jobs コマンドで確認できる。
使用例
$./test.sh CTRL-z $jobs [1] Running find / -name "httpd" & [2]+ Stopped ./test.sh $ fg %2
上記の処理の流れ
- test.sh というシェルを実行する。
- CTRLとzキーを同時に押し、そのシェルを一時中断する
- シェルを再開するため、jobsコマンドを入力し、ジョブの番号を調べる
- test.shのジョブ番号が 2 だと分かった
- fg コマンドで 2 を指定し、フォアグラウンドで test.sh を再開させる
参考サイト
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