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・この記事は基本的に「アナルセックスにまつわる問題とその要因」の実例編なので、未読の人はまずそちらからどうぞ。あと痔とか裂孔みたいな物理的障害からのリハビリの話じゃないので注意されたし。
・肛門挿入による心的外傷には、自力でのトレーニングと、そのときに使うバイブと生身のペニスとのイメージをすり替えるという認知行動療法が効く。
・「挿入前に石鹸の泡や指で肛門をマッサージする」といった小技は盲点だけど大事。
※「ひとりでアナルセックスの練習」の方が完全版ぽいし汎用性が高いため、アナルに関する心的外傷がない人はそっちを読んだ方が手っ取り早い。

アナルトレーニングはFetLifeから引用したこのスレッドの核心的テーマである。このスレッドは保存する価値があると考えたためここに残しておくが、FetLife側からは削除されることもあるかも知れない。

by Little PetMolly　 7ヶ月前
皆さんこんにちは、誰か私を助けてくださる方がいらっしゃれば嬉しいです。彼氏を喜ばせようと思って、アナルトレーニングをしたいなあと私は考えています（もう既にちまちまやってはいるんですが）。アナルトレーニングという考えそのものは刺激的なのですが、しかし困ったことに実のところ私にはアナルをおもちゃにされてしまったabused過去があるのです。想像したり、ドキドキしたり、準備を調えるといったところまでは普通に順風満帆なのですが、しかし実際やってみるとなると、脳裏に浮かぶのは「どれだけ傷つけられてしまったか」とか「あのときは本当に怖かった」とかいうことばかりで、時や所を問わず間違いなく挿入の直前に怖気付いてしまうのです。
だから、最悪この精神的な障壁を取り除いてしまいたいのです。信じられないほどゆっくりとやさしく私たちは行為を進めますし、必要であれば中断も惜しみません。しかし、どうしてもこの壁が乗り越えられないのです。どうか助けてください、できるようになりたいんです。
（トラウマに対処する人たちのグループにも後で投稿しておきます）
https://fetlife.com/bookmarks?group_post_id=473204...

私の妻、あるいは私の雌奴隷もあなたの説明と非常に類似したトラウマに対処しています。最初のころ、挿入物が入れられていくということだけで、彼女は恐れおののいてしまっていました。今でも、挿入が完了してしまうまで彼女は依然として神経質で縮み上がっています。完全に挿れられてしまえば、筋肉の力が抜けて動くこともできるのですが。大抵、動き出すとすぐにウチのはイってしまうんですよ!　クンニしながら指を挿れていた頃と比べると大きな進歩です。彼女のペースに合わせて（私が時々押し込んでやることもありましたが）私たちは進めていって、ここまで来るのに2年半かかりました。あなたがパートナーを喜ばせたい気持ちは分かります。マイペースに行けば、アナルをケーキに乗った砂糖菓子the icing on the cakeのような甘い仕上げにできるはずです。充分な量の上質な潤滑液があなたのお供であることを忘れないでください。

追伸
トラウマの感情的な側面に対処する方法のひとつに、恐怖を克服してアナルセックスを楽しみ、愛しさえするようになることがあります。そうすれば、玩弄者の影から逃れることができたと言えるのではないでしょうか。専門家ではないけれど、個人的にはそう思います。

精神的な障壁を乗り越えるためには、おそらく自分自身でプレイやトレーニングを多くおこなっていくことがおそらく役に立つと思います。あなたには充分に思いやりがあって紳士的なパートナーが居るようですから、精神的乃至生理学的な反応を書き換えたり抑圧することに焦点を当てさえすればいいでしょう。単純な行動療法が助けになる筈です。あなたを再プログラミングするための詳細な方針を以下に示します。
このアドバイスはあなたが腸管の解剖学的構造を理解していることを前提にしています。不安なら「アナルセックスにまつわる問題とその要因」の記事をまず読んでください。また、潤滑液は忘れてはいけません。何でもかんでもぬめらせておきましょう。
もし自分の指が（少なくとも1本は）楽に挿入できるようであれば、そこがスタート地点です。1日最低でも5分は肛門に指を挿入して、それを動き回して見ましょう。肛門の内壁を左右、そして前後にやさしく指圧します。痛みを引き起こす事なく肛門をほぐすことに馴れるのが目的です。
「出産bearing down」（排泄するように腹部に力を入れる）を練習しましょう。肛門括約筋が弛緩し柔らかくなり始めたら（最初の方のセッションではここまで行かないこともあります）、もう片方の手から2本目の指も肛門に挿れます。やさしく、気持ちよく。呼吸を続けて。静かに、一定のリズムで吸ったり吐いたりしましょう。吸うときには一旦動きを止め、吐くときに息みながら指を埋めていきます。
2本の指を楽に挿れられるようになれば、それらを別々の方向に伸ばし始めましょう。やさしく!　左右方向や、あるいは前後方向へ。呼吸を忘れないで。吸うときは力を抜いて、吐くときはもう少し拡げて。指で開発を進めていきましょう。何回か繰り返すと（おそらくそこまで多くの回数は必要ありません）、両手から2本ずつずっぽり挿れることも可能になるでしょう。これには1週間ほどかかるかも知れません。あるいは1ヶ月かかるかも知れません。ある日は簡単でも、明くる日には難しくなっていることがあります。身体の声に耳を傾け、どんな日であっても自分が快適にやれる範囲のことを行なっていきましょう。
快適に動かせるようになったら、より深く、指では届かない場所まで挿入し始めていい頃です。何か滑らかなものを用意してください。色々な直径の古典的なバイブはチリほど安いです（こういうの）。極端なサイズでないものを、いくつか揃えておくといいでしょう。肛門をリラックスさせるために指から始めて、それから指をバイブの先っぽと切り替えていきましょう。バイブレーションはより筋肉をほぐしてくれる筈です。
バイブによるトレーニングは恥骨直腸筋をやさしく乗り越えるためのものです。押し込む際には、バイブをやさしく捻ってやりましょう。しゃがみ込みや胸に膝をつけるのが最高の体位です。呼吸に集中してください。（何度か試すうちに）恥骨直腸筋による抵抗感はとても速やかにかき消えると分かるでしょう。その感覚は、バイブをやさしくリズミカルに出し挿れし始めていいというサインです。
より深くに進むにつれ、より多くの潤滑液が必要になるでしょう。約10cmバイブを挿入したところで、通せんぼを喰らいます。肛門直腸角です。さらなる深みへと進むには（ペニスの場合も同じですが）、直腸の大広間へと続くこの急な曲がり角でバイブの舵を切る必要があります。体内にあるバイブの頭を、背骨に向けて傾けるのです。つまり、バイブの尾部は前方、クリトリスの方へと向かっていきます。こうすると、肛門括約筋や恥骨直腸筋が再び新たに緊張するかも知れません。ゆっくりとやさしく。バイブを前後に振れてみましょう。呼吸に集中してください。この際は、吸うときにバイブを背骨方向に傾け、強張りを感じたら傾けるのを中断してください。吸い終えるまで強張りはそのままにして、吐くときにもう少しバイブに角度をつけましょう。緊張を保持したまま吸って、バイブを傾けながら吐いて。気持ちよくなったら（心持ち次第です）、息を吐きながらもっと深くバイブを押し込みましょう。潤滑液をもっと!
バイブが直腸と平行になれば、それが直腸の天井を叩くまでは楽に出し挿れできます（20cmくらい）。この段階に達してしまえば、バイブの全長を使っての出し挿れの練習を始められます。リズミカルに、何度も何度も。潤滑液を足しましょう。
いつも自分の指から始めることを忘れないでください。前回の到達地点までウォーミングアップしましょう。さて、ここでバイブが生身のペニスであると想定してみましょう。パートナーや彼のペニスのことを考えながら、自分で突くのです。バイブを出し挿れするときに。これは標準的な脳をトレーニングする方法です。理想としては、オーガズムに達するまで頑張ってほしいところです。肛門への感覚を性的な喜びに変えるための条件付けの上で非常に大切です。
万事順調で準備も万端、彼のペニスが肛門を行き交う様子を何度も何度も何度も何度も思い描けたら、ついに本物を使う時間です。
この最後の段階においては、（彼の指ではなく）自分の指でウォーミングアップすることをやはり忘れてはいけません。いつものバイブを使って準備運動へと移っていきましょう。お互いにふれあい、見つめ合いましょう。今使っているバイブを彼のペニスとして自分に思い込ませましょう。
彼のペニスを受け入れる準備ができれば、充分な量の潤滑液を腸内に注入します（「高品位なアナル用潤滑液の条件は何か?」を参照）。彼が背中を下に寝転び、ペニスが天を指していることを確かめて、準備が調ったらそのペニスの上空に身構えましょう。このとき、まだバイブはあなたの肛門で唸りを上げています。もう何回かバイブを出し挿れして本当に準備が仕上がったら、バイブを抜き、代わりに彼のペニスをやさしく招き入れます。トレーニングのときを思い出しましょう。まず肛門括約筋を超えて、次に恥骨直腸筋、最後に肛門直腸角です。挿入速度や角度は自分の望むように。呼吸を思い出して。吐くときに息むんでしたね。そして吸うときは一休み。自分のペースで、呼吸に意識を集中させましょう。最終的には彼のペニスを丸呑みできる筈です。彼に動いてもらう前に、自分で回転角を調整したり少し跳ねてみましょう。
もしうまくいけば、そこから先はお楽しみです。
安全なプレイを。

私たち女性にとってのすばらしい情報源として、Tristan Taoromino著の”The Ultimate Guide to Anal Sex for Women”という本があります。私はこの本を何回か読み返していますが、その度に新たな発見があります。もっとも大切なパートは、アナルをすることで痛んでしまう場合、何か間違ったことが行われているということです。全く痛みを生じさせることなく、ペニスを受け入れることは達成可能な筈です。これはもちろん、@MaxPrivateさんが懇切丁寧な解説をしてくれたように、複数の段階からなるトレーニングを要します。小さなサイズから大きなサイズまで、アナルプラグを使うことも考えてみてください。あなたの指と同様に、『アナルトレーニング・キット』というラベルが貼ってあるそれらの商品は役に立つと思います。
また、本当にペニスを受け入れる時がきたら、あなたと相性が合う体位は必ずしもひとつしかないという訳ではないことを心に留めておいてください。そのときに偶然取った体位のまま、プレイを進行していくことを提案します。あなた自身が、彼の動く速さを実際にコントロールできる体位を取ればいい訳で、それはいわゆる立ちバックの体位でもいいし、＠MaxPrivateが示したように騎乗位でもいいということです。あなたのために相性のあった体位と、スイート・スポットを見つけることが全てです。
気長にやることを忘れないでください。一夜にして変化が起こったり、1回のプレイで何とかなるものではありません。数カ月かかることもあり、この待機時間は長く思えるかも知れませんが、人の言うところによるとこれは長旅のようなものです。
グッド・ラック。楽しんでね。

MaxPrivateのアドバイスがあなたの場合最善でしょう。タダだしね（笑）
これを実践すれば、そのうち（1ヶ月かそこら）でアナルに対して充分快適になれるでしょうし、あなたのパートナーともアナルセックスを楽しめるようになるでしょう。ですが……ここで大きな「ですが」が入ります……。
まずはこれらすべてを独力で習得していく必要があるのです!!!!!

OneRedAppleさんが要点を突いてます。私はしゃがみ込み騎乗位（座るのとは違う）の推進者ですが。ペニスにまたがる体位を取るのであれば、しゃがみ込むのが重要です。このときパートナーとそっぽを向いているのであれば「しゃがみこみ逆牧童娘」という体位になります。あなたの解剖学的な特徴と彼のペニスの曲がり具合によっては、これが最初の挿入における最善の選択肢にはならないこともありますが、彼の胸に向かってのけぞったり、あるいは脚を少しだけ前に投げ出したりすることもできます。もしくは、「しゃがみこみ牧童娘」の体位で向かい合った方がいい場合もあります。
また、匙のポーズも多くの信頼を集めています。この体位の挿入角は肛門括約筋や恥骨直腸筋にやさしいです。また、肛門直腸角を通り抜けるときにペニスの角度を変えるため体位を調整するのも簡単です。しかし、バイブからペニスへの移行がすんなりと行かないのがこの体位の難所です。
ワンワンスタイルが最高だと言う人も居ます。片方の手でバイブを操作し、同時にもう片方でペニスを扱うのが簡単です。お臀を突き出しながらほぼ垂直に跪いた体位から始めるのがいいでしょう。お臀を押し出し、肛内のペニスを案内しながら、ここでも肛門直腸角をまっすぐにするため、前方へ腰を曲げましょう。太ももに覆いかぶさるようにしながら、お臀を突き出したままにしつつ膝の上に落としてください。この段階では全てのものが直線状になるので、彼がコントロールを取りやすいと思います。

すばらしいアドバイスばかりです。皆さんありがとうございます。自力でじわじわと導入部を開始しながら、@MaxPrivateさんが示したように歩みを進めていきたいと思います。絶対やってみせます。
時間とトレーニングを通じて、精神的な障壁は消え去るとよく分かりました。ですが、その時が来るまでは克服しないといけないかなりしぶとい精神的な部分があるみたいです:/.

今北産業（TL;DR: too long; did’t read）
OK、多分いいこと言ってるんだろうけど、このポイントはみんな逃してると思うぜ。
第一歩はまず肛門に触れられることに馴れることだ。だから、シャワーを浴びるときには肛門に石鹸を塗りつけて、尻たぶの間の谷間をよく綺麗にしておくことだな。それから肛門に指をいい感じに押し付けろ。このステップは何であれ挿入より先だ。

@FFingercuFFsさん、すばらしい意見です。このスレッドを元に編纂中の書き物にそれも追加しておきますね。

（原文：http://www.maxprivate.net/anal-training-bad-incide...）