OpenGrADSから最新のバイナリをダウンロード。
$ tar xzvf grads-2.0.1.oga.1-bundle-x86_64-glibc2.5-linux-gnu.tar.gz $ cd grads-2.0.1.oga.1/Contents $ mkdir /opt/opengrads/grads-2.0.1.oga.1 $ sudo cp -r * /opt/opengrads/grads-2.0.1.oga.1/パスを通す。
#grads path export GRADS="/opt/opengrads/grads-2.0.1.oga.1" export PATH="${PATH}:${GRADS}"スクリプトはResources/Scriptsに入れれば使える。別ディレクトリに入れる場合はパスを通す。
export GASCRP="${GRADS}/Resources/Original_Scripts"
set strsiz 0.15 0.20 set string 1 bc 1 90 draw string 0.25 4.2 pressure [hpa]set stringで回転をかけるため他の描画がおかしくなったら回転0で設定し直す。cbarn.gsでカラーバーを描くと文字が回転してしまうのでcbarn.gsを編集してset stringに0を加えておくとよい。
デフォルトのままだとフォントが小さかったり、余分な余白があったりして使いにくい。以下のパラメータでフォントや余白を調整する。
コマンド | 説明 |
---|---|
set vpage <範囲> | 描画領域を指定した座標領域に分割する。分割後の座標はvpage内で新たに座標が定義される。 |
set parea <範囲> | 描画領域内で図(軸ラベルやタイトル以外の部分)を描く位置を指定する。 |
set mproj <地図形式> | mprojを指定すると比を無視して描画領域全体に図を引き延ばす。とくに断面図で有効。デフォルトはlatlonになっていて緯度経度の比を維持するようになっている。 |
set xlopts/ylopts/clopts <色> <太さ> <大きさ> | ラベルのフォントを指定する。デフォルトでは小さすぎるので大きめにする。 |
- 本家のページではvpageを勧めているがpareaの方がいい気がする。
- 複数図の描画はmul.gsが便利。yoffsetやxoffsetを使って余白を調整する。
- フォントは以下の値が見やすいと思う。setlabfont.gsで自動設定するようにした。
地表気圧のデータを用意する。地表気圧が変数sfcpresだとすると、
define sfc=sfcpres d maskout(str,sfc-lev*100)でマスクアウトできる。
地形データがあればそれをそのまま使えばいいのだが、データがないときは地表気圧の値(以下の例ではprssfcがhPaで入っている)が等圧面と等しくなるところが地形であるとして描画できる。 (参考:東京大学芳村研のページ)
set gxout contour set cthick 15 set ccolor 15 set clab off set clevs 0 5 10 15 20 25 30 35 40 … *---鉛直断面の場合 *set clevs 0 *---等圧面の場合 define tmp = pressfc d (lev-tmp/100) set clab on *---コンターラベルの表示を戻すコンターレベルは隙間がなくなるようになるべく細かく多く設定する。南北(東西)平均した断面図で地形も平均したいときは以下のようにする。
… set lat A B define tmp = pressfc set lat A d ave((lev-tmp/100), lat=A, lat=B) …
モノクロでするときはシェードでもOK。シェードを黒で書いてその上にベクトルやコンターを黒で描いていけばいい。
set gxout shaded set clevs 0 set ccols 1 0 define tmp = hgtsfc d hgtprs-tmp
地形部分を背景色以外で塗りつぶした図を地形マスクしていない図に重ねて出力する。
printim original.png -b tikei.png -t 0
コマンド | 説明 |
---|---|
set arrscl 基準長 大きさ | reference arrowを設定する。 |
set cthick 太さ | ベクトルの太さを設定する。 |
set arrowhead 値 | ベクトルの矢印先頭の大きさを設定する。 |
color.gsが便利。
- kind grainbowだとすべての色が使われないみたいなので色の変化が小さくて見づらい。
color min max int -kind (160,0,200)->(110,0,220)->(30,60,255)->(0,160,255)->(0,200,200)->(0,210,140)->(0,220,0)->(160,230,50)->(230,220,50)->(230,175,45)->(240,130,40)->(250,60,60)->(240,0,130)
うまくいかないときもある。
ga-> set t 1 12 ga-> clim = ave(var,t=+0,t=12*年数,12month) ga-> modify clim seasonal
GrADSで用意されているフォントが使える。使える文字は、
ga-> font フォント番号で確認できる。フォント番号3のaが表す文字は、`フォント番号 文字のように使う。
ga-> draw title `3a`0 title特殊文字を使ったら`0で元のフォントに戻さないと空白やアルファベットは使えないので注意。
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