まとめ:雅ちゃんがももちの胸を触るセクハラ

977 : 名無し募集中。。。@無断転載は禁止2016/11/20(日) 01:16:42.85 0

少しだけ傾けてみると、"それ"はの手の中でキラキラと光った。
薄紫色の、透明な液体。
ぱっと見は薄い色のマニキュアか何かみたいで、とてもじゃないけどいかがわしいものには見えない。
まさかこれが薬だなんて、きっと誰も信じないと思う。

これをみやにくれたのは、妙な雰囲気のおばさ――じゃない、お姉さんだった。
長めの茶髪をアップにして、いわゆるギャルみたいな感じのその人は、エレガントなんちゃら、とか名乗っていた気がする。

「悩んでる顔だね」

下校中、そんな風に声をかけられたら、普通は逃げると思う。そうしろって学校とかでも言われるし。
でも何だかその時は、逃げる気にならなかった。
悩んでることは確かだったし、何よりその人に親近感を覚えて、ついつい足を止めてしまった。

「これを使いなさい」
「……? 何これ」

エレガントなんちゃらさんが差し出したのは、小瓶に入った薄紫色の液体。
綺麗だなって思っていると、その人は驚きの言葉を口にした。

「それね、魔法の薬」
「は?」

戸惑うみやをよそに、その人は勝手に説明を始める。
何でも、この薬を飲んだ人のタイエキを、一時的にビヤクとやらにしてしまう薬なんだとか。
よく分からなくて首を傾げていると、とにかく、と前置きをされて。

「あなたの唾液やらが、気持ちよくなる薬に変わるのです」
「……え」

意味ありげに微笑まれて、何もかも見透かされてるような気持ちになった。
どうして。どうして、みやの悩みが分かったんだろう。
お代はいらないからと押しつけられたそれを捨てるに捨てられなくて、その小瓶は今みやの手の中に収まっている。
——試してみる?
——でも、怖い。
何度かそのやり取りをくり返して、ちらりと時計を見ると裕に1時間は経っていた。
どうしよう、もうそろそろ、ももが来る時間になってしまう。
そう、もも。みやが悩んでいる原因は、もものこと。

978 : 名無し募集中。。。@無断転載は禁止2016/11/20(日) 01:17:20.41 0

全ての発端は、数日前の夜のこと。
ふわふわと夢を見ていたみやは、不規則な呼吸のリズムに揺り起こされた。
まだ覚醒しきってない頭でも、苦しそうだってことくらいは認識できて。
まさか、と目を開けようとしたところで、耳に入ったももの声にみやは固まった。
それはすごく甘い声で、確かにみやの名前を呼んでいて、そして、起きないでって祈るように繰り返されていて。
さすがのみやでも、ももが何をしているのか察しがつく。
そしてももの願い通り、何も知らなかったことにした。聞かなかったことにした。
だけど、その出来事は、ずっとみやの中に引っかかったままだった。

付き合い始めて、お互いの家にお泊まりすることも増えて、その、そういうことをする回数も増えて。
最初は興味本位な部分も大きかったけれど、すぐにうちらはのめり込んでいった。
けれど、大きな問題が一つ。
ももはそういうのがすごく上手い。それこそ、どこで覚えてきたのって勘繰りたくなるくらいには。
対してみやは、未だに、その……ももを、最後まで連れて行ってあげられてないんだと思う。
思う、っていうのは、ももが絶対にそういうことを言わないからなんだけど。
一応、行為の切れ目は作ってくれるけれど、それを言い出すのはももの方から。
ありがとうって言われて、優しいキスをくれて、どうしていいか分からないままにおやすみを交わす。
いつもはそのまま寝てしまうから、知らなかったんだ。
ももが、一人でしてるなんて。


「……どうしよう」

小瓶の中の液体が、誘うようにゆらめいた。
本当に効くのかどうか分かんないけど、試してみる価値はあると思う。
何より、ももに最後までしてあげたい。いつも、みやがしてもらってるみたいに。
それに、ほら。
これって、みやには効くけどももに飲ませるわけじゃないし。
最悪、みやの体がどうにかなるだけだし。
そう考えたら、ちょっとだけ勇気が湧いてきた気がした。
軽い音を立てて、携帯電話が着信を告げる。
もうすぐつくよってももからの知らせを受けて、みやはついにその薬を手に取った。

979 : 名無し募集中。。。@無断転載は禁止2016/11/20(日) 01:18:26.09 0


今日はみやが先にしたいって言ったら、ももは少しだけ驚いたようだった。
でも、いいよって言いながら、ふわって笑ってくれて、少しだけほっとした。
まずは、恐る恐る触れるだけのキス。何度か角度を変えて触れ合って、丁寧にももの口の中へと入り込んだ。
あの人の言ってたこと、本当なのかな。分かんないけど、いつもよりも念入りにももの口内を唾液で浸す。

「は、んぅ」

息苦しいのか、隙間からももの吐息が漏れるのが聞こえた。
ここまではいつも通り……だと思う。
効き目があるのかどうかって、どこまでやったら分かるんだろう。
ちょっと不安になって再びももの中に侵入しようとしたら、顔を背けられてしまった。

「……もも?」
「ごめ、ちょ、っと、まって」

よく見れば、ほっぺがいつもより赤い気がする。呼吸がいつもより早い気がする。
もしかして。本当に?

「ももー、みや、続きしたい」
「なんか、今日のみーやん……」

強気?って聞かれて、そんな風に見えるんだってしみじみ実感する。
薬が効くかどうかはともかくとして、ちょっとだけそれに自信をもらっているのは本当のこと。

「ね、もも」

片手でももの顔をこっちに向けさせて、キスを再開させた。
ほっぺの裏側を舌先で撫でると、ももの背中が大きく反る。

「ふ、ぁ、んんっ」

反応してくれるのが嬉しくて。そんなももが可愛くて。
溢れ出る感情に乗って、ももの口の中を味わうように舌先を遊ばせると、ももの体は面白いほどに跳ねた。
やっぱりいつも、こんなに反応大きくないよね。本当に効くのかな、あれ。

「みー、や、んっ、あぁっ」

ももの小さな手が、みやの頭をがっちりと抱き抱えてきた。
髪の毛に差し込まれた指先が、刺激に耐えるみたいにくしゃくしゃとみやの髪型を変えていく。

「もも、きもちい?」
「な、んか、ヘン……んゃっ」

ももの返答を待たずに、下着の上から胸を撫でる。ねえ、こっちはまだ舐めてないよ?

980 : 名無し募集中。。。@無断転載は禁止2016/11/20(日) 01:19:30.11 0

「ヘン? どんな感じで?」
「わか、な、っ、いっ」

単純な一つ一つにいちいち震える体が愛おしくて、堪らない、と思った。
もどかしい気持ちになりながら、上半身をはだけさせる。
いつもなら少し間を置くけれど、今日は待ってられなかった。
晒された胸の先端にいきなり吸い付くと、ももの口から声にならない声が漏れ出た。

「もも、すき」
「ぁっ、ん、もぉ、も、すき」

先っぽを指先で摘んで、弾いて、その間にも懸命に返事してくれるもも。
思わず唇へと舞い戻って、立て続けに数回、キスを送った。
そのままずるずると下がっていって、胸への愛撫を再開させる。
すでに硬くなってる先端を丹念に舐めて、その度に指先で塗り込んで。

「ね、みや、ん、なんか、やっぱ、ヘン……っ」

いつもと違う感覚に、ももが困惑してるのが伝わってきた。
ヘンって言うけど、気持ちいいのかな。どうなんだろう。
知りたくて、耳元に尋ねてみる。

「どう、ヘン?」
「胸、が、ぁっ、ジ、ンジン、する」

ジンジンか、そんな感覚なんだね。
ももにしてもらってる時でも、たぶんそこまで感じたことないから本当に敏感になってるみたい。
そのことに満足して、もういいよねって問いかけるとこくこくと頷かれた。
履いていたスカートに手をかけて、手伝うように浮いた腰に嬉しさは増していく。もどかしくて、下着もさっさと取り去った。

「……ちょ、もも」
「見ない、で」
「や、でも」

これは……さすがに、感動を覚えるレベル。濡れてるどころか、滴ってる。
早く脱がしてあげればよかった。下着もたぶん、洗わないと履けないと思うもん。

「……すごい」
「ゃ、だっ」

思ったままを口にすると、やめてって言うようにももの手がそこを覆い隠す。
して欲しいくせに、隠さないでよ。そう思ったけど、今日のうちには武器があるから。

「あ……っ?!」

あえてももの指先をぺろりと舐めてみた。人差し指、中指、その間。
じっくりと、指と指の間まで余すところなく濡らしていくと、ももの手がぎゅって握られた。
耐えてるのかな、可愛い。親指の横の柔らかな部分に噛み付く。

「ぁんっ、やっ」

強い刺激に引っ込められるももの手は追いかけず、ガードが薄くなっていたももの膝へと手を伸ばした。

981 : 名無し募集中。。。@無断転載は禁止2016/11/20(日) 01:20:56.16 0

「だ、ぁっ、め」

ダメって言われても、ももだって辛いでしょ?
そんな言葉は口にせず、入り口を緩く上下に撫でる。
すると、ももの腰がゆるゆると動き始めた。
みやの指を追いかけて、欲しい欲しいって言うみたいに。
こんなに切羽詰まったもも、初めて見る。
感動にも似た気持ちを覚えながら、うちはちらりとももを伺った。
いいかな、舐めても。
いつもなら、許可をもらうけど、今日はたぶんももだって余裕ないからね。いいよね。

「あぁっ、みやっ、んんっ」

舌先を押し当てただけなのに、ももの体が大きくしなる。
液体を塗り広げるように舌全体で舐め上げると、それだめってももからの言葉。
悪いけど、全然だめって言われてるように見えないよ、もも。

「み、やんっ、ぁ、う」
「ふぁ、に?」
「そこ、で、しゃべっ、なっ」

呼んだのそっちじゃん。
ももが何かを訴えるようにこっちを見つめてくるけど、あえて気づかないふり。
そろそろいいかなって舌先をぎゅっと押しこんだ。

「ぁっ、なん、かっ、やばっあぁっ」

その瞬間。
ももの体がびくびくと激しく震えて、みやの頭は太ももに挟まれる。
すごい力、痛いよって文句を言おうとしたら、ももの体からくたりと力が抜けたのが分かった。

「……もも?」

もしかして、もう? え、速すぎじゃない?
まだ、ちょっと挿れただけなのに。

「はぁ、あ、みー、やん……」

力の抜け切った状態で、ももの腕が伸びてくる。
素直にそれに従って腕の中に収まると、弱々しい力で抱きしめられた。

「もも、大丈夫?」
「だいじょ、ぶ、だけ、ど」

何か変なの使った?って尋ねる瞳は強い色。
その目には、弱い。
やばい、察されてる。
どうしようって少し迷ったけど、もう一回ちょっとキツ目に問いただされて。
結局、みやは本当のことを喋っていた。

982 : 名無し募集中。。。@無断転載は禁止2016/11/20(日) 01:21:13.40 0

「……あきれた。それで、その人のこと信じちゃったの?」

みーやんはバカだねえって心底あきれた表情。
ももの言う通りで、反論できない。どうせ、バカですよ。
でも半分くらいは、もものためだったのに。
ちょっと拗ねた気持ちになったけど、ゆるりと髪を梳くももの指先がそれを引き止める。

「あのね、もぉが言いたいのはそういうんじゃないの」
「じゃ、何?」
「本当は、毒薬だったりしたらどうするの?」

確かに、そうだけど。

「でも……もぉのこと、想ってくれてたのはとっても嬉しい」

ももはずるいと思う。
そんなに穏やかな表情で笑いかけられたら、どうすることもできやしない。

「もぉはね、みーやんに触られてたらそれだけで気持ちいいんだから」
「……イけなくても?」
「それって、そんなに大きな問題じゃないよ」

——みーやんが見つめてくれるだけで、みーやんが触ってくれるだけで、愛されてるなあって気持ちに満たされて、そういうのがももにとってはすごく大事なの。

きっと、本当は分かってた。……みやだって、そうだから。
あ、泣きそうって思った時には、つぅ、と肌を伝う水滴の感触があった。
慌てて誤魔化そうとしたけど、遅かった。
ももが、ふわりと微笑んだのが分かった。次いで、ももにそれを舐め取られる。

「……ありがと、もも」
「ん。分かればよろしい」

ところで、と、言葉が途切れて。
ももの腕に、ぐいっと引き寄せられるのを感じた。
若干の驚きと共に身を任せていたら、みやが押し倒してるような形にさせられていて。

「……どう、したの」
「あの、ね、みーやん」

——ごめん、まだ、足りないみたい。

ももの視線にあてられて、その熱っぽさにくらりと眩暈を覚えた。

「いいよ、いっぱいしてあげる」

ももの頬をやんわりと撫でて、唇へと吸い寄せられるようにキスをして。
このまま、夜が終わらなければいいのにって思った。


おしまい。

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