まとめ:雅ちゃんがももちの胸を触るセクハラ

403 : 名無し募集中。。。@無断転載は禁止2016/12/01(木) 18:06:10.41 0

そないな反応、するからあかんねん。
頬っぺたはえらい赤いし、息はめっちゃ熱いし……ほんまにかなわん。

「なあ、ここがええん?」

聞いても、返事なんてない。
分かっとるよ、あんたが無口やってことくらいは。
せやけど、少しだけ肩の震えが大きくなる瞬間があって、うちはそれだけで嬉しいと思う。
うちも全身が熱いわ。なんや変やなあ。
ほんま、ただただ一緒に呑んどっただけやねんけど。

五段のことは、たぶん向こうがうちのこと認識するよりも前に知っとった。
警備員やのに、えらいちっこい体やなって思っとった。
そないちっこい体しとるくせに、めちゃくちゃ腕が立つ言うんは風の噂で聞いたんやったかな。
そんな五段に初めて話しかけたんが、何の時やったかはもう覚えてへん。
せやけど、ちゃんももの話題にはめっちゃ食いついてくるし、喋ったらえらい可愛い声やったし。
たまに見かけたらうちから声をかけて、五段が無言で頷いて。
お決まりのやりとりをして、二人で呑みに行くんがちょっとした日常になりつつあったんや。

せやのに、ほんま。うち何しとるんやろ。
全部、五段があかんねん。
サングラス外したら、そない可愛らしい目しとるなんて思わんやろ。
唇の形、めっちゃ綺麗やなって思ってしまうやろ。
そしたら、キス、したくなるやろ。

「うちとキスするん、好き?」

きょろりと泳ぐ五段の視線。
好きらしいって分かって、その薄い唇にもっかい触れてみた。
ちょっと当たるだけの軽ーいキスをして離れようとしたら、なんや背中に回った腕に力が入った気がした。

「……どないしたん?」

あえて口にすると、五段のほっぺの赤みが増した。
言葉なんて、いらんよな。
五段見てると、ほんまにそう思う。

「やっぱり、好きやろ?」

不満そうに尖っとる唇を捕まえて、今度は軽ーく歯を立てた。
ぴく、と反応する五段が可愛らしい。
もっとって思って、その中に入ろうとしてみる。
押し返されんかったから、ええってことやと解釈した。
ほんま、あったかいなあ。やらかいなあ。
っていうか、歯並びめっちゃええな。
変なことに感動して、それもぜーんぶ舌で味わわせてもろうた。

「なあ、……ええ?」

ええかどうかは、聞いとらんけど。
そんなことは言わへんままに、着とる服のボタンを外す。
五段に腕つかまれたけど、そないな弱い力じゃ抵抗になってへんよ?
あっという間にはだけさせると、思ったよりも豊かな胸が目に入った。
なんや、Dくらいあるんとちゃうやろか。
それやのにスポブラとか……まあ、警備の仕事やったらしゃあないか。

「ちょっとずらすで」

404 : 名無し募集中。。。@無断転載は禁止2016/12/01(木) 18:07:28.97 0

見開かれる瞳を受け流して、うちはそっとそこに唇を寄せた。
やらかいわ。この子、どこ触ってもやらかいんとちゃうか。
確かめたくなって、てっぺんに触れてみた。
あ、こっちは硬いんや。

「たっとるね?」

すっと視線は逸らされて、でも抵抗はほとんど感じられへん。
都合よく受け取って、唇と指とで左右を同時につっついてみる。
太ももがぎゅっと閉じられるんが分かって、うちはにやけるんを抑えられへんかった。
他人のこんなとこ、吸ったことないけど少なくとも五段のはえらい甘い。
うち変なんかな。変でもええわ、もう。
お腹にずり下がったら、しなやかな腹筋を感じてドキッとする。
鍛えとるんはほんまなんやな。
せやけど今、その筋肉は這い回るうちの唇に耐えることで、いっぱいいっぱいみたいやった。
鍛えとる言うても、肌は女性らしい柔らかさで、うちは夢中になって吸い付いた。
五段の口から漏れる息は湿っとって、うちも酸素が足らんで眩暈がする。
どうせ見えんやろうと思って、ちゅ、ちゅ、と立て続けに二つ。仕上げに、と一つ。
五段の透き通るような白い肌に、紅の痕を残す。
付けた痕の上をぺろりと舐めると、五段の腰がゆるりと動いた。
なんや、もう待ち切れんの?

「なあ、下もええ?」

五段が弱々しく首を振るんが見えたけど、無視。無視。
だってあんた、もう限界近いやろ?
こっちやで、と足の付け根をそっと撫で上げて誘うと、いとも簡単に五段の腰がうちを追いかける。
かわいらしいなあ、ほんまに。
頬は緩んどるけど、もう五段にはうちのこと見る余裕なんてないと思う。
せやから、顔はそのまんまでするりと五段の下を脱がせた。
はっと五段が息を吸う音が聞こえて、いきなりやったかなってちょこっとだけ思う。
せやけど……せやけど、うちかてもう限界やねん。

「……めっちゃ濡れとるやん」

言うな、というようにうちの頭部に飛んでくる掌。
なんや、まだそないな余裕あるん?
五段の行動で、体の中にさっと熱が広がる。

「知らんで、そんなことして」

405 : 名無し募集中。。。@無断転載は禁止2016/12/01(木) 18:08:27.33 0

びく、と震えた体はどっちかというと恐怖やったんかな。
まあええわ、うちは既に滴りそうなほど濡れとるそこに指を当てる。
入り口のギリギリ横を通って、突起を掠める。
ゆら、と動いて求めてくる五段は、無意識なんやろうか。
その時、ぐっと手首を掴まれるんが分かった。

「なに?」

うちが尋ねるのも聞かんと、五段の腕が意思を持ってうちを誘導してくる。
なんや、そういう時くらいちゃんと言ってもええんとちゃう?
少しイラっとして、伸ばしとった指を折り畳んだ。
五段が唇を噛むんが見えた。
恥ずかしいん?もう辛いん?
どっちやろ、どっちもかな。

「なあ、ちゃんと言って?」

五段の唇が閉じたまま、わずかに形を変えたんが分かった。

「……ゎって、くだ、さ……」

……こんなん、反則や。
こないな時だけ敬語とか。うちとあんたの仲やのに。
言い終わった後、唇はもう一言も話さんぞって勢いで引き結ばれた。
ええよ、もう。
お互い限界やな。
一気に二本、突き立てる。
えらい狭かったけど、それもすぐに馴染んで、その間も次から次へと溢れるもんが止まらん。
ちゃんと、感じてくれとるんやな。
込み上げてくる衝動のままに、抜き差しを繰り返す。
奥をつついて、ざらつく内壁を擦って、入り口ぎりぎりまで引き抜いて、かと思えばまた性急に奥へ。
うちのすること一個一個に全部反応する五段の体。
相変わらず声は聞かせてくれんけど、その代わりに漏れ出る息は色づいとる。
もっと、と刺激を求めるように、五段の背中が反り上がるんが見えた。
内壁の少し膨らんだところ、ぐっと押しつぶして。
外の突起もついでに親指でぬるぬると擦って。

「……ッ! ——〜〜〜ッ!!!」

五段の爪が痛いほどうちの背中に食い込んで、がくがくと快感の波に五段の腰が揺れるのが見えた。
五段の中の熱が解放されて、吐息と共に漏れ出るのが聞こえた。
くったりと脱力する体。

406 : 名無し募集中。。。@無断転載は禁止2016/12/01(木) 18:08:55.69 0


そっと体を起こしてみると、五段が気怠げにうちを見とるんが分かった。

「……なに?」

一応、聞いてみる。
返事は期待しとらんし、実際五段の瞳はゆるりと閉じられた。
しばらくすると、呼吸が一段深くなるのが分かって、ようやく酒呑んどったことを思い出した。
汗で張り付いた前髪の隙間から、五段の眉毛を見た。
意識しとらんでも、ちょっと尖っとるような薄い唇を見た。
さっきまでうちの体に抱きついとった、細い腕を見た。
ふっくらとした子どものような、白い指先を見た。
……なんや、やっぱりえらいちっこいわ。

どうしよう、ほんまにあかん。
うち、この人のこと好きみたいや。
気づいてしもたんは五段のせいやのに、勝手にすやすやと寝よってからに。
いつか絶対教えたるからな。
そう誓って、うちは寝とる五段にそっとキスをした。


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