雅ちゃんがももちの胸を触るセクハラ - お腹がびっくりしちゃうの
137 : 名無し募集中。。。@無断転載は禁止2017/01/15(日) 01:52:25.31 0

一つのソファに、二人並んで腰かける。
お風呂上がりの、まったりした時間。
うちよりちょっとだけ高い熱が、肩のあたりにもたれかかってきた。
音にするなら、ぴとって感じ。
こういう時は甘えたい時なんだって知ってる。

「もも?」

そっと息を吹きかけたら、耳の先が少しだけ染まったのが見えた。
かわいい。
シンプルでまっすぐな気持ちが湧き上がって、溢れ出す。
そっと髪の毛を梳くと、ももの肩がぴくりとしたのが分かった。

「…いい?」

耳元に問いかけたら、一度だけ小さく跳ねるもも。
少しの間をおいて、こくりとももの首が縦に動く。
たったそれだけのことに、うちの心臓もトクトクと速まった。
ここでする?って冗談のつもりで言ったら、ちょっと真面目に「やだ」、だって。
分かってるよ、ちゃんと。
小さなももの手をすくい上げて、ベッドへと連れていった。

ゆっくりとももの体をベッドに預ける。
そのままうちも、ももの上に。
ももがあまりにも綺麗に瞼を閉じたから、堪らずそこにキスをした。
小さく静かに、吐き出される息。
薄いけれど、ももの唇は柔らかい。
舌で湿らせた唇の間からそっと忍び込んだら、ももの舌先が絡みついてきた。
薄く目を開くと、懸命なももの表情。
ももが夢中になっている間に、寝間着のボタンを外していく。
ちょっとは上手になったかな。
露わになっていく素肌に、とくんと心臓が跳ねた。

「ふ、ぁ…」

唇を解放すると、ももが酸素を求めて首を反らす。
真っ白な首筋に口づけを落とすと、甘い香りが鼻に抜けた。
お風呂上がりのせいか、手のひらに吸い付いてくる肌。
窮屈なせいか、下着をつけてないのは相変わらず。
今はそれが好都合なわけだけど。
そうっと、そうっと、胸の膨らみを包み込む。
やわやわと揉みながら、ふわふわとした感触を楽しんだ。
だんだんと硬くなってきている先っぽをきゅっと摘むと、急な刺激に一瞬だけ固まるももの体。

「ん…ふ、んぅ…」

様子を伺うと、目をぎゅっと閉じて耐えている様子のももが見えた。
口元を覆っているのはいつものこと。
声聞きたいんだけどなって思うのもいつものこと。

138 : 名無し募集中。。。@無断転載は禁止2017/01/15(日) 01:53:27.20 0

お腹に指を這わせると、ふにゃりとした感触に出会う。
美味しそう。
ふとそんな言葉が浮かんで、思わず吸い付いた。

「んっ…やぁ、ちょっ」
「あ、ごめ…」

はっと気づいたら、ももの白い肌に赤い痕が浮かび上がっていた。
ちょっとだけ嬉しいのはナイショ。
ぺろりとその痕を舐めると、ももの腹筋がきゅっと縮まったのが分かった。

「大丈夫大丈夫、見えないって」
「や、テキ、トー…!」

まあまあ、ちゃんと隠す時は手伝うから。
まだ何が言いたそうにしていたけど、気にせず舌を動かした。
くすぐったいのか、身を捩るもも。
浮き上がる肋骨を指でなぞると、ももの息が色づくのが分かった。

「…ゃ、み、やっ」

こちらに伸びてくるももの指先。
差し入れられるそれに、くしゃりと髪の毛を乱された。
その必死さが堪らなくて、こっそりともう一つ痕を増やす。

「ね、ぁっ…もっ」
「なーに?」

はやく、とほとんど息みたいな声がした。
うちもそろそろ限界だから。
手早く脱がせると、ももの太ももがきゅっと閉じられた。
構わずそこに割り入って、下着越しにそこへと触れる。
熱くて、濡れてて、じわりと溢れ出す感情。
指先をそこに沿わせると、甘さの増した吐息が漏れた。

「は、あ、ぁぁ…」

ゆるゆると撫でていたら、徐々にももの足も開かれていく。
いい?って問いは形だけ。
脱がすのもまどろっこしくて、下着の合間からもものそこへと指を差し込んだ。
ぬるりと滑る指先にテンションが上がって、溢れ出す液体をすくって塗り広げる。
だんだんと主張し始める突起。
心は逸るけど、痛くないように、丁寧に。
その度に揺れるももの腰に、愛しさが増していく。
すると、不意にももの両手に腕を掴まれた。

139 : 名無し募集中。。。@無断転載は禁止2017/01/15(日) 01:53:54.29 0

「みや、ぁ、まっ、て」
「…ん?」

どきりとして、どうしたんだろうとももを見やる。

「お腹、びっくりしちゃいそ…」

ももの口からこぼれ落ちたのは、予想外の言葉。

「…は?」

気持ち悪い?苦しい?
全てに首を振るももに、じりじりと膨らむ不安。
別の意味で速まっていく脈拍に、ももが小さく「ちがう」と漏らした。

「…どうしたの」
「わかんな、い…ヘンに、なりそ」

でも、気持ち悪いわけじゃない…ってことは?
ふと浮かんだ可能性に賭けて緩く指を動かすと、ももの背中が大きく反った。
その様子に、求められていることを確信する。

「もも…大丈夫だから」

ももの小さな体を腕の中に収めると、ももの腕が首に回ってきた。
必死で、すがりついてくるみたいに。

「…いける?」
「ぁっ、ぅ、ん」

こくこくと頷くももをぎゅっと抱き締めると、今度こそ指の動きを再開させた。
突起を擦ると、がくがくと揺れ動くももの腰。
優しくしたいと思うのに、高まる熱に突き動かされて激しい触れ方になった。
「すき」を伝えたくて、ひたすらにももの名前を呼んで、望まれるままに口付ける。
逃げるように、欲するように、ももが体をくねらせる。
ももの腕の力が強まって、限界が近いのを感じた。

——いいよ、もも。

そう囁くと、一層大きく震えたももの体が、そのままくたりとベッドに沈んだ。

140 : 名無し募集中。。。@無断転載は禁止2017/01/15(日) 01:54:15.20 0


「ねえ、もも」

呼んだら、気怠げな声がももから聞こえた。
汗をかいたせいで肌に張り付いた髪の毛が、妙に色っぽくて。
頬に唇を寄せると、くすぐったそうにももが首を竦めた。

「…かわいかった」
「…ん」

余裕、ないみたい。それさえも可愛い。
ももの瞼はほとんど閉じかけていて、そのまま寝ちゃいそうな雰囲気。
さすがにそれはまずいでしょ。
そっとびしょ濡れになった下着を脱がせると、ベッドの近くに置いてあったティッシュを手に取った。
改めて見ると、すごい滴り具合。

「…すご」
「や、だ」

覆い隠すように手のひらが伸びてくるけど、それは横に置いておく。
ほら、このまま寝たら朝が大変でしょ。

「綺麗にしたげるから」

持っていたティッシュで拭き取っていくと、ももの腰が小さく揺らいだ。
ねえ、拭いても拭いてもきりがないんだけど。
そう告げたら、やだ、と言うようにももが首を振った。
しょうがないから、ある程度で切り上げて下着を穿かせようとして。

「さすがに、これは」
「言わない、で、ってば」

まだ整わない呼吸で、切れ切れにももが言う。
だって、言いたいじゃん?
そんだけ、感じてくれてたってことだし。

「着替え持ってくるから待ってて」
「…ありがと」

着替えを終わらせてベッドに滑り込むと、きゅっと抱きついてくる体温。
やんわりと頭を撫でると、腰に回ったももの腕の力がふわっと抜けていくのを感じた。
聞こえてくる寝息のリズムが、心地よくて。
うちの意識もふんわりと遠くなっていった。


おわり。