雅ちゃんがももちの胸を触るセクハラ - 原案4-242:喧嘩
242 : 名無し募集中。。。@無断転載は禁止2016/10/08(土) 10:48:23.48 0
俺のヲタチックシュミレーション

ある日ちょっとしたことから喧嘩しちゃった2人
いつもは自然と仲直りしてるんだけど今回のは長いんだわ
ももちは謝ろうかななんて考えるんだけど雅ちゃんは話しかけても冷たい態度ばっかりとるのさ
まあそんな態度とられたらももちも意地になっちゃってね
で仲直りできないまま何日か経った日ももちが熱出て仕事に来れなくなっちゃって
その日の夜、ももちが目を覚ますと雅ちゃんが部屋にいるわけ
ももちは「みや、なんで居るの?」なんて言うんだ
そしたら雅ちゃんは「もものことが心配になっちゃったから」なんてね
まあその後はなんやかんや仲直りする感じで、ももちがまた寝るときに手繋いでてほしいなとか甘えてもいいかも知れませんね

雅ちゃんはももちが話しかけてきたときほんとは仲直りしようかなとか思うんだけど意地張っちゃってつい冷たい態度とっちゃったり、熱出た日は心配で仕事も満足にできなかったりとかいう設定もシュミレーション中



266 : 名無し募集中。。。@無断転載は禁止2016/10/09(日) 06:06:55.28 0

別に怒ってる訳じゃない、ただ謝りたくないだけ。いや、そもそもうちは悪くない。
視線を感じて顔をあげると、ももがこちらをじっと見ていて、―もしかしたら同じこと考えてるんじゃ、なんて気がした。


昨日以来、みやは意地でも、ももと目が合わないようにしている気がする。
さっきだって、ももは普通に挨拶したのに、みやときたら広げた雑誌を見ながら、
「…はよ」とだけ言って、わざと桃の方に背中が向くように椅子を回転させた。
今はといえば、Buono!ラジオ前の待ち時間で、楽屋にはももとみやの二人だけだ。
愛理は前の仕事が押してるとかで、まだ姿を見せない。
「この喧嘩、いつまで続くんだろう。」なんて考えながら雑誌を広げているみやを見ていたら、
急に顔をあげてこちらを見るもんだから、何となく慌てて顔を逸らした。


目が合った瞬間、ももはまるで「そっちが悪い」とでも言うかのように、サッと顔を逸らしてきた。
そもそも昨日一緒に帰る約束をすっぽかしたのはももの方だっていうのに、その態度はおかしい。
今朝会社で会ったときだって、ももがたった一言昨日のことを謝ってくれれば許すつもりだったのに、
開口一番出てきた言葉が「やっほー、みや元気?」ときたもんだから、もう意地でも許すものかと、
それからずっと無視を決め込んでいる。まあ、どうせ今日の仕事はこの収録が最後だし、
明日になればももも謝るなりなんなりしてくるでしょ。
そんな事を考えながら、分かりやすくため息をつくと、再び雑誌に視線を戻した。


時計の秒針が時を刻んでいる。1、2、3…。みやから顔を逸らしてはみたものの、
何処に目を向けていいかわからなくて、仕方なく時計に視線を合わせた。
10秒ほど経っただろうか、向こうから大きなため息がしたかと思うと、また雑誌を捲る音が聞こえてきたので、
恐る恐る視線を戻してみると、みやはまた広げた雑誌とにらめっこしているようだった。
遠目でもみやがイライラしているのがわかる。たぶん昨日約束をすっぽかしたのを怒っているんだろう。
でも、ももだって理由なくすっぽかした訳じゃないし。仕事だったんだから、仕方ないじゃん。
それをそこまで怒るって、ちょっと理不尽じゃない?決めた、みやから話し掛けてくるまでは、ももも無視してやろう。
心の中でそんな決意をしてみた。「しかし、それにしても愛理遅いな。ももがさっき時計見たとき、何時だったっけ?

300 : 名無し募集中。。。@無断転載は禁止2016/10/10(月) 07:40:36.83 0

またももがこっちを見てる。バレてないと思ってるのかな?バレバレだっつーの!
イライラしながら雑誌を読み進めるもんだから、何が書いてあったか、全然頭に入ってこない。
あ、今ももが時計を気にした。何、そんなに私と二人なのが嫌な訳?
心配しなくても愛理ならもうすぐ着くってさっきメールが入ってたよ。絶対教えてあげないけど。
ついでに愛理と一緒に帰る約束しちゃったもんね。せいぜい、昨日のうちの侘しさを味わえばいいよ。
雑誌を閉じて、ももの方を見る。ももは携帯をいじくっていた。


なんだか扉を開けるのが怖い。部屋の中から重苦しい空気が漏れて来るのを感じる。
みやからは「今日一緒に帰ろ。ももは用事があるみたいだから」ってメールが来るし、
そのももからは「愛理〜今日一緒に帰ろ!みやは用事があるみたいだから」なんて来るもんだから、
すぐに二人が喧嘩してる事はわかったけれど。どちらかを取るなんてできなかったから、仕方なく
両方と約束をしてみた。三人で帰ろうって言ったら、みやともも、怒るかな?
ああ、気が重いけれど、もう収録の時間になっちゃうし。仕方ないから楽屋に入ろう。
ノブに手をかけて回すと同時に、中から私を呼ぶ声が二人分聞こえた。





なんだかむず痒い。それにしても、愛理を挟んで20分間延々と無言のタクシーは中々辛かった。
もものやつ、あれから四日も経つのに、全然堪えてないみたい。
誰が原因で喧嘩になってるのかわかってるのかな?
本当に最初一言だけ、面と向かって謝ってくれればそれでよかったのに、
顔を合わせる度に「みやが悪い」とでも言わんばかりのつんけんした態度を取ってくる。
あと、あたしと一緒になる仕事の時は、いつも最後に来て最初に帰るようになった。
今日だって、あと30分でリハーサルが始まるっていうのに、まだ姿を見せてない。
もう、いっそ遅刻しちゃえばいいのに。いや、それは来てくれたお客さんに対して失礼か…。
そんな事を考えていると、マネージャーさんから控室に「ももが体調不良で欠席」の一報が入った。


熱い、怠い…。朝起きたらなんだかしんどくて、熱を計ってみたら38度もあった。
急いでマネージャーさんに電話して、ママにも伝えて。今はベッドの上で寝ている。
こんなになった理由は何となくわかっていた。ここ数日、ずっとそれに頭を悩ませてるもん。
たぶん、みやはメールで一言「ごめん」だけで済ましたのを怒ってるんだと思うけど、結局あのラジオの日は素直に謝れなくて。
帰り道なんて愛理を挟んで二人とも一言もしゃべらずに帰ったもんだから、愛理が本気で困ってた。
でも、ここまでこじれたのはみやにだって原因があると思う。
あの日以来、ももが話し掛けても絶対目を合わそうとしないし、返事は生返事だし。
昨日なんて、ももが話し掛けようとした瞬間、キャプテンと話始めるんだもん。
絶対わざとだね、あれは。あ、そんなことを考えていたらなんだか熱が上がってきた気がする。
ダメだ、今日はこの事は忘れてゆっくり寝ていよう。目を閉じると、しばらくして寝息が部屋に漏れてきた。