雅ちゃんがももちの胸を触るセクハラ - 三度目の
431 : 名無し募集中。。。@無断転載は禁止2017/02/09(木) 21:48:06.43 0

「もも好き」

撮影の合間、一人になろうと移動中に雅に腕を掴まれ告げられた。

「何?みやまたいつもの冗談?カメラどこ?もーやだなあ本気にしたらどうするの。まあみやの嘘はわかりやすいから騙されないけどね。スタッフさんに呼ばれてるからもう行くね」

向ける足の方向を変え、人のいる方向に早足で向かった。
手近にいたスタッフさんを捕まえ話し始める。
二度目の告白。
一度目はもう少し冗談のように言われた。
嘘でない事は分かっていた。
それでも応えるわけにはいかない。
後ろから雅が来たのがわかる。
雅と話さないでいいようにスタッフさんと会話を続けた。

三度目の告白。
逃げられないようにか雅の家に呼び出された。

「ごめんね、みや。そういう風にみやを見ることはできない。そういうのは個人の自由だとは思うけど私は無理なんだ」

もう一度ごめんと謝って席を立つ。
俯く雅。
小さく聞こえる嗚咽。
伸ばしかけた手をぎゅっと握りしめ背を向けた。
雅の家を辞し、帰途に着く。
らしくもなく涙が一筋、頬を伝った。