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*放送日

 1975年4月18日


*放送回

 [[必殺必中仕事屋稼業]] 16話


*脚本

 安倍徹郎

  
*監督

 蔵原惟繕


*ストーリー

 妖艶な魅力を持つ女、おらん(嵯峨三智子)は、若いバクチ好きの若者を誘惑してイカサマを教え込み、荒かせぎをさせたあと口封じのため殺していた。仕事屋の半兵衛(緒形拳)と政吉(林隆三)は、イカサマ師としておらんに近づきとり入った。大勝負に壺ふりとして働いた半兵衛は、胴元の国五郎(内田朝雄)から命を狙われた。


*名台詞&名場面

 おもと「あのおらんって人は悪い人よ、近所で評判聞いても良いように言う人は誰もいなかった」


*ポイント

 ●同じ脚本&監督による、後の[[一筆啓上魔性が見えた]]などと同様、まさに「このキャラクターあってこそのこのドラマ」の最高峰の一つ。

 ●嵯峨美智子女史演ずる「おらん」の、いかにも「女郎蜘蛛」的なキャラクターもさりながら、その「蜘蛛の巣」に捕らえられた「捨三」を演じる、菅貫太郎氏の演技がとにかく凄い。

 ●それを最も表すのが、冒頭から意味ありげに描写される捨三の「片腕」であり、その理由が判明してから一気に急転するラストの展開は、まさに怒涛の名に相応しい。

 ●ちなみに「捨三」の名は[[必殺仕置屋稼業]]からレギュラーの名として使用されるわけだが、その「忠僕」的なキャラクターを含め、どことなく本編が原型になっている感じも強い。(ちなみに1話も本話と同じ脚本&監督コンビ)

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