【サラ】
あっ、ソニア。
食堂でご飯でも食べない？
【ソニア】
うん！新メニューのイクラ丼食べようよ！
【ルカ】
ソニアとサラは、仲が良いんだね。
【ソニア】
村じゃ、同世代の女の子ってほとんどいなかったでしょ。
こういう友達って、いなかったのよ……
【サラ】
そうよね。
女同士で、こういう関係って……
【ソニア】
ちょ……えっ！？
【ルカ】
えっ……！？
【サラ】
えっ……？

【サン・イリア王】
これはサバサ女王……いや、今は王女か。
お父上から、何かあった時は頼むと言われていたよ。
【サラ】
ご無沙汰しておりました、サン・イリア王。
何かあった時って、父はまさか亡き後の事も……？
【サン・イリア王】
いや、家出をしたり冒険の旅に飛び出したり……
そういう時に色々と、そういう事だよ。
【サラ】
お父様……それはないでしょ……

【サラ】
グランドノア女王、ずいぶんとお久しぶりです。
【グランドノア女王】
はて、誰と間違えているのです……？
私は正体不明のメダル女王ですが。
【サラ】
そのキャラ設定、意地でも通すんですか……？

【リリィ】
あら、王女様。
何か私に言いたいことでもあるのかしら？
【サラ】
リリィ……あなたは、父上を……
サバサ王を恨んでいるの？
【リリィ】
為政者である以上、仕方ない判断でもあったわ。
その割を食ったのは、私達だったけれど……
【サラ】
ごめんなさい……
【リリィ】
あなた個人に謝罪されるいわれはないわ……
その頃のあなたは、何の実権もない小娘だったのだから。
【サラ】
ええ……ここにいる以上、あなたは仲間よ。
よろしく、リリィ。
【リリィ】
ふふっ、よろしく……

【サラ】
そ、その鎧……
【レジーナ】
ふん、痴女で悪かったわね……
【サラ】
とっても素敵ね！
【レジーナ】
……えっ？

【エリィ】
サバサの女王陛下……
私も生前は、サバサ王家に仕えていた剣士だった……
【サラ】
その忠義に感謝するわ。
これからも、一緒に戦ってくれる？
【エリィ】
喜んで……この忠義、死してなお……

【サラ´】
ああ、ひどい姿……
早く倒してしまわないと……
【サラ】
あら、私もいるんだぁ……
あなたの悦ばせ方、私が一番知ってるわよぉ……