最終更新: ruroi_gundamer 2012年01月01日(日) 23:17:23履歴
MS-06VザクIIV型は、MS-06の作業用再利用機である。
MSの運用法は戦闘に限らず、作戦行動後の施設占領後、建設作業等で人間型である事を十分に活用する事も考慮された物であった。作業面ではコントロールを人間の動きを拡大して行なえたため、設計当初よりザクによるザクの運搬や整備は当然とされており、120mmマシンガンの独自による分解、整備、組み立てすら可能であった。
しかし初期作戦を経て戦闘が長期化した中、生産率の低下した後の地球侵攻作戦では、最前線において十分な数のMSが行き届かず、配備されたMSは戦闘のみに運用されるような状況であった。そこで作業用機として戦闘能力の欠如したモビルスーツを再利用すべく、戦場からの現地案の吸収が行われた。
そこで採用されたのが、MSのいわゆる「腕」を活かした作業車輌である。MSの歩行システムは行動を支えるために強固に出来ているが、破壊された場合の修理は前線の設備でまかなう事の出来ない複雑な物であった。そのため脚部を破壊され、現地で修復が不可能になったザクの上半身を、超大型主力戦車マゼラアタック?の車輛部分、マゼラベースの上へマウントする簡易な組み合わせが考案されたのである。
このザクの上半身とマゼラベースの組み合わせは、形式番号上はMS-06Vを与えられているが、工作は全て再利用の形で行われた。そのため地域や用途により様々なものが存在し、名称統合の際には提出された順にナンバーが与えられている。
しかし初期作戦を経て戦闘が長期化した中、生産率の低下した後の地球侵攻作戦では、最前線において十分な数のMSが行き届かず、配備されたMSは戦闘のみに運用されるような状況であった。そこで作業用機として戦闘能力の欠如したモビルスーツを再利用すべく、戦場からの現地案の吸収が行われた。
そこで採用されたのが、MSのいわゆる「腕」を活かした作業車輌である。MSの歩行システムは行動を支えるために強固に出来ているが、破壊された場合の修理は前線の設備でまかなう事の出来ない複雑な物であった。そのため脚部を破壊され、現地で修復が不可能になったザクの上半身を、超大型主力戦車マゼラアタック?の車輛部分、マゼラベースの上へマウントする簡易な組み合わせが考案されたのである。
このザクの上半身とマゼラベースの組み合わせは、形式番号上はMS-06Vを与えられているが、工作は全て再利用の形で行われた。そのため地域や用途により様々なものが存在し、名称統合の際には提出された順にナンバーが与えられている。
本機は正式な改造というものがなく、さまざまな物が存在するが、マゼラベース部分の操縦スペースを無くし、センターデッキの両端を上部へ延長し、広面積化した部分にはザクの上半身をマウントする稼動ユニットが設けられているという点は共通である。
最も一般的な仕様は、アフリカの砂漠地帯で運用された「サンドシープ」と呼ばれる仕様である。このタイプは、当初は両肩の装甲をはずした状態で作られたが、その後多少改修の必要性が生じシールドを装着、コクピットはコントロールボックスを外部に露出し、腕もロングタイプのマニピュレーターに改造されている。
基本的に戦闘用ではないため、作業用装備として、ユニット化された多目的作業台や荷物デッキを背部に装着していることが多かったが、陸戦オペレーションに際して武装化されたものも存在し、左右にストンパーを持ち、ロケットポッドで重武装にした物や、後部に特殊トレーラーを引いて、キュイを縦置きに2台積む特殊歩兵中隊の支援用機などがあったとされている。これら武装化された機体は、大戦後期には実戦参加もしている。
最も一般的な仕様は、アフリカの砂漠地帯で運用された「サンドシープ」と呼ばれる仕様である。このタイプは、当初は両肩の装甲をはずした状態で作られたが、その後多少改修の必要性が生じシールドを装着、コクピットはコントロールボックスを外部に露出し、腕もロングタイプのマニピュレーターに改造されている。
基本的に戦闘用ではないため、作業用装備として、ユニット化された多目的作業台や荷物デッキを背部に装着していることが多かったが、陸戦オペレーションに際して武装化されたものも存在し、左右にストンパーを持ち、ロケットポッドで重武装にした物や、後部に特殊トレーラーを引いて、キュイを縦置きに2台積む特殊歩兵中隊の支援用機などがあったとされている。これら武装化された機体は、大戦後期には実戦参加もしている。
本機は当然のことながら戦闘に向くものではなかったが、通常のザクが戦闘に全て注ぎ込まれていた分、かえって専業車輌として各種作業に従事して効果を挙げた。主に工作用、作業用車輛としての有効性が認められている。特に破壊された機体の回収車として大いに貢献した様である。
大戦末期になると、兵器不足をおぎなうために再武装され、戦闘に参加する機体もあったとされているが、どれほどの戦果を挙げられたかは不明である。
大戦末期になると、兵器不足をおぎなうために再武装され、戦闘に参加する機体もあったとされているが、どれほどの戦果を挙げられたかは不明である。
東南アジアのボルネオ地域に駐屯していた工作部隊で運用された仕様で、「グリーンマカク」と呼ばれた。作業用マニピュレーターが大型化されており、その細く長い仕様の「腕」を利用して高齢樹の密林を進む事が出来た。
本機においても、一部再武装化された機体があったとされている。
本機においても、一部再武装化された機体があったとされている。
講談社ポケット百科シリーズ32 機動戦士ガンダム モビルスーツバリエーション1 ザク編
講談社のポケットカード8 機動戦士ガンダム モビルスーツコレクション
模型情報別冊 MSVハンドブック2
1/144 MS-06Vザクタンク 解説書
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