最終更新: ruroi_gundamer 2014年01月04日(土) 23:40:28履歴
本機は生産性向上のため、RX-78に比べて各装置が簡略化されている。工程の単純化のため、顔面部はRX-77タイプを採用、予備のビームサーベル、耐熱フィルム、予備動力ボックスが省略されている。コアブロックシステムも、コアファイターではなく、操縦機能のみを持つ装置となっている。
単独行動よりも集団戦闘を前提としているため、武装は接近戦に主眼をおいたものとなり、ビームライフルより射程の短いビームスプレーガンを採用している。
これらの仕様は生産性の高さにのみ視点を向けたことによるものであり、決して本来の設計プラン通りにモビルスーツとして完成させたものではなかった。
単独行動よりも集団戦闘を前提としているため、武装は接近戦に主眼をおいたものとなり、ビームライフルより射程の短いビームスプレーガンを採用している。
これらの仕様は生産性の高さにのみ視点を向けたことによるものであり、決して本来の設計プラン通りにモビルスーツとして完成させたものではなかった。
本機はまず第一次生産機として42機がジャブローで生産された。これらは一般に前期型とよばれ、初期の部隊編成に使用された。
次いで生産された第二次生産機は後期型、実戦タイプ等と呼ばれ、装甲板の材質など細部が多少変更されている。ジャブローやキャリフォルニアベースなど6か所の生産拠点で、終戦までに288機生産された。そのほとんどがジオン要塞攻略のため宇宙空間に運ばれ、今次大戦における連邦軍の主力モビルスーツとなった。
モビルスーツの戦線投入と配備数に何歩も遅れをとっていた連邦軍は、性能面ではRX-78に数段劣るものの、その反面得た簡易化によって短期間の内に大量の本機を宇宙へ上げる事が出来た。
本機の戦闘における基本編成は一個小隊5機とされており、その上でRB-79の支援を前提とされていた。
次いで生産された第二次生産機は後期型、実戦タイプ等と呼ばれ、装甲板の材質など細部が多少変更されている。ジャブローやキャリフォルニアベースなど6か所の生産拠点で、終戦までに288機生産された。そのほとんどがジオン要塞攻略のため宇宙空間に運ばれ、今次大戦における連邦軍の主力モビルスーツとなった。
モビルスーツの戦線投入と配備数に何歩も遅れをとっていた連邦軍は、性能面ではRX-78に数段劣るものの、その反面得た簡易化によって短期間の内に大量の本機を宇宙へ上げる事が出来た。
本機の戦闘における基本編成は一個小隊5機とされており、その上でRB-79の支援を前提とされていた。
生産台数 | 330機(前期型42機、後期型288機) |
主な配備先 | ジャブロー、宇宙艦隊 |
主なパイロット | シン |
RGM-79はRX-78の生産型だが、簡易化による生産性を重視したため、個別戦闘能力は著しく低い物であった。その一方で航空機主力による軍の体制を敷いていた連邦軍のパイロットの練度は決して低くなく、例えモビルスーツという新型兵器の扱いにおいても、パイロットの資質においてジオン軍と大差があるわけではなかった。このギャップがソロモン攻略戦直後に顕著に現われ、白兵戦規模におけるRGM-79の戦闘能力について改善要求が出された。そのため、ルナツー及び占領下のソロモンでは、RGM-79の改修工作が行なわれた。連邦軍のモビルスーツの設計自体、各部をユニット化していたため、改修作業は比較的容易であったが、使用ビーム兵器は仕上げに差があったため、戦果はそれほど上らなかったと言われる。
こうして改良れたカスタムモビルスーツは50機にも満たなかったが、戦闘リーダー等での存在意義は大きかった。
こうして改良れたカスタムモビルスーツは50機にも満たなかったが、戦闘リーダー等での存在意義は大きかった。
GMの総合性能向上タイプで、戦闘能力上RX-78に肩を並べるほどチューンナップされている。位置としては重戦かつ高機動戦用で、白兵戦用特務部隊では中距離射程のR-4タイプビームライフルが使われ「スナイパー」と呼ばれたが、配備の差で主力艦隊・母艦の護衛機は「インターセプター」または「ガード」と呼ばれた。
パイロットの素質に合わせて各機が個別にチューンナップされているため、仕様は各機によって異なるが、約半数が最も重武装であるフランシス=バックマイヤー中尉のスナイパーモデルに準じている。この仕様は前面に集中する装甲の強化、格闘戦用の増加バイザー*1とRX-77並みの大推力バックパックの装着、予備反応炉と冷却ユニットの強化、脚部補助ロケットの追加等が行われ、武装も右腕にボックスビームサーベルユニットをくみこみ、右腰には収納展開式ハンドガンを、左脚に2連ハンドビームショットを装着し、380ミリバズーカのセッターが腰に装着されている。この他にも数タイプあったとされるが、公表された機種はこの仕様だけである。
パイロットの素質に合わせて各機が個別にチューンナップされているため、仕様は各機によって異なるが、約半数が最も重武装であるフランシス=バックマイヤー中尉のスナイパーモデルに準じている。この仕様は前面に集中する装甲の強化、格闘戦用の増加バイザー*1とRX-77並みの大推力バックパックの装着、予備反応炉と冷却ユニットの強化、脚部補助ロケットの追加等が行われ、武装も右腕にボックスビームサーベルユニットをくみこみ、右腰には収納展開式ハンドガンを、左脚に2連ハンドビームショットを装着し、380ミリバズーカのセッターが腰に装着されている。この他にも数タイプあったとされるが、公表された機種はこの仕様だけである。
宇宙空間におけるビーム兵器戦では、ウイークポイントを直撃しない限り一撃でモビルスーツを落とすことは難しかったことから、一撃離脱戦法を用いる熟練パイロットの要請を受けて開発されたタイプ。高速一撃離脱戦ができるよう機動力を重視し、徹底的に軽量化がはかられている。武装もまた簡易・軽量化され、ガンダムと同様のエナジーキャップ式を用いた、発射数は限定されながらも破壊力の大きなビームガン*2が1丁と、グリップ部に特殊なすべりどめ加工が施されたビームサーベルを1本もつのみである。このタイプは全機共ほぼ同仕様で作られた。
艦載空間戦闘機から機種転換したパイロットたちにも違和感がなく愛用された。使用例ではギャリー=ロジャース大尉の乗機が有名である。
艦載空間戦闘機から機種転換したパイロットたちにも違和感がなく愛用された。使用例ではギャリー=ロジャース大尉の乗機が有名である。
地球連邦軍では、RXモビルスーツのパイロットの養成に、シミュレーターとトレーナーの二つが用いられていたが、そのうちのトレーナーとして使用されたモデル。コアブロックを持たず、通常コクピットの上部にガラスウインドーで覆われた教官用コクピットが増設された以外には、構造的にはRGM-79と全く同じである。
機体の重量バランスは変わらないようになっているが、装甲板はコストが安く対弾性の低いものを使用しているため実戦能力はなく、操縦訓練以外では、後方部隊の作業用機にしか用いられなかった。
機体の重量バランスは変わらないようになっているが、装甲板はコストが安く対弾性の低いものを使用しているため実戦能力はなく、操縦訓練以外では、後方部隊の作業用機にしか用いられなかった。
講談社ポケット百科シリーズ34 機動戦士ガンダム モビルスーツバリエーション3 連邦軍編
講談社のポケットカード9 機動戦士ガンダム モビルスーツバリエーションコレクション
模型情報別冊 MSVハンドブック3
模型情報83年9月号
1/144 ガンダムフルアーマータイプ 解説書
1/144 ジムスナイパーカスタム 解説書
バンダイメカニカルファイル8 RGM-79ジムスナイパーカスタム
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※当サイトにおける記述は、全て1982〜84年頃に作られた設定を元に作られています。そのため、現在の公式設定とは異なる部分が多々あります。ご注意下さい。 |
- スナイパーカスタムは「機動戦士Zガンダム」に登場した。
- 当初はスナイパーカスタム、ライドアーマーは改造機という扱いで、形式番号上の区別はなかったが、後にバンダイによる設定整理が行われた際、スナイパーカスタムの形式番号はRGM-79SC、ライトアーマーはRGM-79Lとして一般機と区別された。
- プラモデルでマスターグレード化された際、コアブロック部分のユニットは宇宙用と地上用で換装されるという設定が追加された。
- 富士急ハイランドで行われた「ガンダム・ザ・ライド」製作の際、ビームサーベルを2本持つ隊長機と、サーベルラックの逆側にバズーカラックを持つタイプが追加された。
- 「MSV-R」において、ガードカスタム・インターセプトカスタム、他の仕様のスナイパーカスタムの設定が追加された。
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