MTG(Magic: The Gathering)を始めたい、始めたばかりという方向けに、基本的なルールや情報をまとめています。

プレイヤーが交互に実行する各ターンは、さらにフェイズやステップという単位に細かく分かれています。
1ターンは、次の順番に行います。なお、ターンを行っているプレイヤーを「アクティブプレイヤー」(AP)と言います。主語がない行動は、全てAPの行動です。
その他のプレイヤーを「非アクティブプレイヤー」(NAP)と言いますが、長いのでこのページでは防御プレイヤーと表現します。

アンタップ・ステップ
まず、前のターンまででタップ状態(横向き)だった全てのパーマネントをアンタップ(縦向きに)します。
アップキープ・ステップ
「あなたのアップキープの開始時に〜」と書かれたカードが効果を発揮します。
その後、もし土地をタップしてマナを生み出せるなら、アクティブプレイヤーも、その相手も、優先権(後述)の順番で、インスタント呪文を唱えることができます。
※これ以降、クリンナップ以外の全ステップでも同様にインスタントを唱える機会がありますが、省略します。
ドロー・ステップ
カードを1枚引いて、手札に加えます。
(戦闘前)メインフェイズ(=第1メインフェイズ)
ここで土地を戦場に出せます。
また、クリーチャー、ソーサリー、エンチャント、アーティファクトなどの呪文を唱えることができます。(インスタントも唱えられます)
戦闘開始ステップ
「各戦闘の開始時に〜」と書かれたカードが効果を発揮します。
防御プレイヤーは、相手のクリーチャーが攻撃に来るのを邪魔したい場合、ここでインスタント呪文を唱えてタップさせたりできます。
攻撃クリーチャー指定ステップ
攻撃したいクリーチャーを指定し、それらをタップします。(カードを横向きにします)
間違えやすいのですが、攻撃クリーチャーは、常に相手プレイヤーを狙って攻撃します。
相手のクリーチャーを指定して攻撃するわけではありません。
攻撃クリーチャーを1体も指定しない場合は、戦闘後メインフェイズまで飛びます。
ブロッククリーチャー指定ステップ
防御プレイヤーは、自分のどのクリーチャーで、攻撃側のどのクリーチャーをブロックするか指定します。
2体以上のクリーチャーで1体をブロックすることはできますが、その逆はできません。
戦闘ダメージステップ
攻撃クリーチャーとブロッククリーチャーは互いにダメージを与え合います。
その結果タフネス以上のダメージを受けたクリーチャーは「破壊」され、カードを戦場から墓地に移動させます。
また、ブロックされなかった攻撃クリーチャーは、防御プレイヤーにダメージを与えます。
防御プレイヤーはそのパワー分のライフを減らします。0以下になったら攻撃側プレイヤーの勝ちです。
戦闘終了ステップ
「各戦闘の終了時に〜」と書かれたカードが効果を発揮します。
また、ここが終わるとき攻撃クリーチャーは攻撃クリーチャーでなくなります。
(つまり、「攻撃クリーチャー1体を対象とし○○する」などの呪文が効くのは、このステップまで)
戦闘後メインフェイズ(=第2メインフェイズ)
戦闘前メインフェイズと同じことができます。
ただし、戦闘前メインフェイズで既に土地を戦場に出しているならば、ここで土地を出すことはできません。
終了ステップ
「あなたの終了ステップの開始時に〜」と書かれたカードが効果を発揮します。
クリンナップ・ステップ
アクティブプレイヤーが手札を8枚以上持っている場合、7枚を残してそれ以外のカードを墓地に置きます。
手札からカードを墓地に置くことを「捨てる」と言います。
その後、「○○はターン終了時まで△△を得る」という効果がここでなくなります。
また、各クリーチャーが受けているダメージは、全てここで0にリセットされます。
(MTGでは、ダメージが次ターンに持ち越されることはありません。戦闘から生き残る限り毎回全快します)

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