『精霊の眼』を用いると、因果律の連結強度で定義される「
リレーション空間?」を視ることができる。
達也は、普段は無意識で
深雪の周囲の因果律を視ている(普段から意識的に視ていると、物質次元=現実世界において怪我をしかねない)。
リレーション空間とは、認識の枠組み、見え方の一種のことで、因果関係が有る、という情報を読み出すことができるに過ぎない。
達也の場合は、認識の焦点を当てた存在の背後に因果関係を持つ存在や事象が透けて見える。
原理的にはこのやり方で未来予知も可能だが、2096年2月時点ではまだ行えない。その代わり索敵に役立てている。