想子〈サイオン〉
超心理現象?において観測される粒子。
物質を構成している
フェルミオン(フェルミ粒子)には該当せず、物質間に相互作用をもたらす
ボソン(ボース粒子)とも異なる非物理的存在。
「意志や思考を形にする粒子」「認識や思考結果を記録する情報素子」と考えられている。
魔法師は、想子を可聴光線や可聴音波と同じように知覚する。
これは
魔法を行使する上で必須の技術である。
想子は肉体から生じるものではないが、肉体は想子の良導体であり、想子の放出・吸収を媒介する。
物理的な作用は持たない。
現代魔法の根幹を支える技術である
起動式や
魔法式は、想子で構築された情報体(
想子情報体?)であるとともに、
想子波動である。
現代魔法の理論的基盤である
エイドスもまた
想子情報体?)である。
(出典:1巻11・35・68・177・178P,5巻360P)