ニコニコ替え歌Wiki

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海風が爽やか　揃えたビールの冷たさ
２人の午後２時に　全てが急速に変わる
捨ててしまった絵の具　四畳半の部屋の中
君の言葉が嘘なら　本当によかったのにね
君の事　引き止める夢を見た　光の溢れる昼下がり
君の明るい声が告げるのを
泣き出しそうなまま聞いてた
核融合炉にさ　飛び込んでみたいと思う
真っ白なトイレットペーパーたなびく
核融合炉にさ　飛び込んでみたら　そしたら
全てが元に戻るような気がして

「面白いこと、教えてやろうか？」
「…ちょっと待ってよ。」

ベランダの向こう側　雨が降り落ちてゆく音
陰り出した空がキャンバスに　手元に落ちる
散乱する絵の具　アトリエという名の四畳半
融けるように少しずつ　少しずつ見える現実
お前の事　泣かせる夢を見た
「ちょっと待ってよ」と揺れる声
乾いた俺の唇から　零れる言葉は泡のよう
核融合炉にさ　飛び込んでみたいと思う
真っ白に夢　融かされて消える
核融合炉にさ　飛び込んでみたら
また昔みたいに描けるような　そんな気がして

「今日は…お別れを言いに来たんだ。」
「分かっちゃったの。　俺、才能ないみたい。」
「笑っちゃうよな。」

「そんなわけないだろ」
「ねぇよ、そんな国」
君に教わった言葉が　心の中　飽和して反響する　
アレグロ・アジテート　耳鳴りが消えない　止まない
アレグロ・アジテート　耳鳴りが消えない　止まない

「やめてよ…面白くないよ。」
「そう。人生ってのは、面白くないもんなんだよ。」
「……ふざけんな!!!」
「僕は…片桐に憧れてたんだぞ!!」
「そうだ!!　僕んちで暮らしなよ!」

お前の事　泣かせる夢を見た
「僕は１人でどうすればいい」と
その叫びが胸につっかえて
上手に息が出来なくなる
（行くなー!!!）
核融合炉にさ　飛び込んでみたら　そしたら
きっとまた君と　おしゃべりできるんだ
君のいない朝は　今よりずっとつまらなくて
全てのものが色あせた　きっと　そんな世界だ

「…ありがとな。」
「お前はそうやって、笑って暮らしてろ。」