西成区ウィキ

青空の下で寝ること、つまり野宿。

計算締切日から支払日までの間の賃金のこと。

日雇い労働者のこと。昔から日雇い労働者は一定の場所に大勢集まって仕事を待っていたが、その状態が海底にいてほとんど動かずにえさを待っている魚のアンコウのようだというのが語源らしい。

土建業者、手配師が雇い入れに一定の枠を設けること。顔見知り優先。

暴力手配師追放釜ヶ崎共闘会議。現在は存在していない。

寝ること。枕中記の邯鄲の夢（栄枯盛衰のはかないこと）から来た言葉。

飯場での食費込みの賃金。

10日とか20日というように一定の期間を区切って飯場に入り働くこと。

通常より一段も二段も劣っている労働条件。色々に転用されている。

現金日払いの仕事。

一定量の仕事を一日分とあらかじめ定めて、その終了で賃金を払う仕組み。

ヤクザの賭場の見張り役。警察の手入れやらヤバい人間が歩いてくると「しけーしけー」と仲間に注意をうながし安全ならば「てんてん」である。

路上強盗。

酒、タバコ、軍手など日常必需品を飯場主が労働者に付けで売ること。タバコ以外は市価に相当の手数料が加えられている。

業者と労働者が直接に条件を決めて就労すること。

不正乗車。手口は色々あるが1区間だけ切符を買い乗車し、切符を落としたといって通過させてもらう方法が多いらしい。新今宮駅周辺に落ちている切符を時々目にする。

工事現場や飯場などから逃げること。

社会福祉法人 大阪社会医療センターについて

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参考文献
寺島珠雄、1976『労務者渡世――釜ヶ崎通信』風媒社