誰でも編集できる大阪市西成区のウィキです。



1月

9日
9日午前5時半ごろ、大阪市住之江区緑木の路上で、巡回中の住之江署のパトカーが蛇行運転をしていた乗用車に停止を求めたところ、乗用車が信号無視を繰り返して逃走したため、サイレンを鳴らして追跡した。乗用車は北東約1キロ先の同区北加賀屋の市道交差点でタンクローリーに衝突して大破、乗っていた男性3人全員が死亡した。タンクローリーの運転手(43)にけがはなかった。住之江署によると、3人は大阪市西成区千本北、市職員、九浦道武さん(27)▽同区南津守、無職、尾崎良太さん(26)▽同区玉出東、とび職、中尾善幸さん(27)。パトカーは追跡中、一定の車間距離を保っていたといい、同署の新原和彰副署長は「亡くなられたことは残念だが、現時点では追跡は適正だったと考えている」としている。タンクローリーはガソリンを積みに向かう途中で、タンク内は空だった。事故現場は、大阪市営地下鉄四つ橋線北加賀屋駅北約500メートルの工場地帯。

11日
住宅ローンの融資金名目で金融機関から現金をだまし取ろうとしたとして、府警捜査4課は11日、指定暴力団山口組弘道会系組幹部、山本光容疑者(45)=大阪市西成区花園北1=を詐欺未遂の疑いで逮捕した。容疑を認めているという。逮捕容疑は09年7月、山本容疑者が会社員であるように装った虚偽のローン申込書を大阪市内の金融機関に提出し、3680万円の融資を受けようとしたとしている。物件価格が相場より高額だったことなどから、金融機関が府警に相談した。

15日
大阪市西成区の路上で15日、男性の変死体が発見され、大阪府警西成署は16日、司法解剖の結果、死因は胸や顔の打撲による外傷性ショックだったと発表した。同署は、男性の身元確認を急ぐとともに、事件と事故の両面で調べる。同署によると、男性は80代くらい。15日午前5時10分ごろ、西成区松の路上に倒れているのを通行人に発見され、病院に搬送されたが、約3時間後に死亡が確認された。男性の左ほおに傷はあったが、所持金などが奪われた形跡はなかったという。

18日
大阪府警西成署は18日、共同住宅で上の階の住人を殺害したとして、殺人の疑いで、大阪市西成区松3の5の16、無職趙保卓容疑者(66)を逮捕した。同署によると「水漏れに腹が立ってやった。殺すつもりはなかった」と殺意を否認している。逮捕容疑は、15日午前4時ごろ、共同住宅の通路で、上の階に住む谷脇博義さん(82)の頭などを殴り殺害した疑い。同署によると、2人は度々トラブルになっていた。18日午後、西成署員が同区の路上で趙容疑者を発見、事情を聴いていた。

19日
  • 大阪府警は19日、日雇い労働者が集まり、違法薬物の密売場所と指摘される大阪市西成区の「あいりん地区」で、昨年1年間に覚せい剤取締法違反容疑などで密売人44人と客449人の計493人(前年比11人増)を逮捕したと発表した。府警によると、逮捕された客の3割超が生活保護費を受給。受給者が保護費で薬物を買い、密売人が受給者を狙う実態が浮き彫りになった。493人は18〜74歳で40代が最多。住所は関西が中心だが東京都、沖縄県の逮捕者もおり、東北地方から覚せい剤を購入しに来た逮捕者は「西成に行けば買えるとテレビで見た」と供述したという。逮捕容疑は覚せい剤や大麻を所持した、という疑いがほとんど。大半が男で女は16人だった。
  • パーソナリティーの浜村淳さんが30年以上にわたって夏祭りに参加している「生根神社」(大阪市西成区玉出西2丁目)の境内に、自身が奉納した俳句を刻んだ句碑が建てられた。句は夏祭りの様子を詠んだ「いざうたえ だいがく音頭に 夏の月」浜村さんと同神社との縁は、浜村さんが1974年に司会を努めた第2回「ふるさとの心日本の祭」の会場で、同神社に伝わり夏祭りに公開する山車の一種「だいがく」(府指定文化財)の存在を知った時から。交流が始まり、翌年の夏祭り初日に参加。以来、ほぼ毎年参加している。関係者によると、74年に始まったラジオの長寿番組「ありがとう浜村淳です」の人気は、夏祭りへの参加以降に急上昇し「芸能の御利益もあるのでは」(浜村さん)と話していたという。昨年末に除幕式が行われ、浜村さんは「番組はインターネットでヨーロッパやアメリカまで届くので、生根神社の名前が遠くまで広がっている」と話した。例年、祭りが近づくと近隣住民から「ことしは浜村さんが来るのかな」と問い合わせが多く寄せられるといい、吉見友伸宮司(42)は「地元の人に愛されている方です。いつまでもお元気で来ていただきたい」と話していた。

20日
日本最大級とされる大阪市西成区の賭博場・通称「ドーム」でノミ行為をしたとして、モーターボート競走法違反などの罪に問われた指定暴力団山口組弘道会系組幹部、浅井友己被告(40)に、大阪地裁は20日、懲役3年、執行猶予5年、罰金400万円(求刑懲役3年、罰金400万円)の判決を言い渡した。和田将紀裁判官は「賭博場の実質的経営者として従業員に指示を与え、多額の利益を得た責任は重いが、起訴内容を認め反省している」と判決理由を述べた。判決によると、浅井被告は平成22年10月5〜6日、ドーム内に設けたボートレースや競輪のヤミ券売り場で、客に金を賭けさせた。

24日
大阪市西成区で1995年に看護師林裕子さん(50)が男に刺され、重い後遺症が残った事件で、裕子さんと夫良平さん(57)が24日、殺人未遂罪の15年の公訴時効(現在は25年)が成立した約半年後に事件への関与を認め、不起訴処分となった男(60)に慰謝料など計約5千万円の損害賠償を求める訴訟を大阪地裁に起こした。2人は「民事訴訟で真相を解明したい」としている。 訴状などによると、裕子さんは95年1月25日夕、当時勤めていた大阪社会医療センター(大阪市西成区)から帰宅途中、見知らぬ男に包丁で腰を刺された。傷は腎臓や肝臓に達し、後遺症のために車いす生活を送っている。男は花束を現場に残して逃走した。 大阪府警は2010年1月上旬、花束の包装紙の指紋が別の傷害事件などに関与した男の指紋とほぼ一致したとして重要参考人として全国に手配したが、同月24日に時効が成立。約半年後の同6月末、警視庁が別の事件で事情聴取した男が裕子さん刺傷事件への関与を認めたが、大阪地検は同8月、時効成立を理由に不起訴処分とした。

27日
島根県警津和野署は27日、作詞家の山上路夫さんをかたって現金をだまし取ったとして、詐欺の疑いで住所、職業とも不詳、韓国籍の宗栄次容疑者(63)を逮捕したと明らかにした。逮捕容疑は昨年8月、島根県津和野町で店舗を経営する女性(64)に「店の支柱が倒れてけがをした。補聴器や眼鏡が壊れたので修理代を貸してほしい」「私は山上路夫なので信用してほしい」と言って、現金35万円をだまし取った疑い。津和野署は女性から相談を受けて捜査。宗容疑者が浮上したため昨年10月に指名手配していた。27日、大阪市西成区で大阪府警の警察官が見つけて逮捕、津和野署に引き渡した。

31日
大阪市でタクシーに無賃乗車したとして詐欺罪に問われた同市西成区、無職男性(61)の判決で、大阪地裁は31日、「弁解は客観的事実と矛盾せず、犯罪の証明がない」として無罪(求刑懲役3年)を言い渡した。男性は昨年6月7日朝、大阪市中央区でタクシーに乗車。自宅へ向かう途中の同市浪速区で降りた際に料金を払わず640円をだまし取ったとして逮捕、起訴された。岩倉広修裁判官は判決理由で「到着前にタクシーを自ら止め、金がないことを打ち明けており、支払う意思がなかったと認めるには合理的な疑いが残る」と述べた。検察側は、男性は乗車時に所持金がなく、料金を支払う意思も能力もなかったと主張。弁護側は「酒に酔って、所持金がないことに気付かないままタクシーに乗り、支払う意思はあった」と故意を否認していた。

2月

3日
  • 3日午後0時45分ごろ、大阪市西成区玉出東の南海本線岸里玉出駅で、難波発関西空港行きの下り急行電車(6両編成)に男性がはねられ死亡した。乗客約160人にけがはなかった。西成署で事故原因を調べている。この事故で上下26本が運休したほか、86本に最大約1時間10分の遅れが出て、約4万6千人に影響した。西成署によると、死亡したのは区内に住む男性(63)とみられるといい、黒のセーターとズボンを着ていたという。
  • 所有する大阪市内のマンションの競売を妨害したとして、府警捜査4課と西成署は3日、競売入札妨害の疑いで、山口組系暴力団幹部、李東浩(67)と内妻、大山幸子(55)=いずれも堺市堺区中三国ケ丘町=の両容疑者を逮捕した。府警によると、2人とも容疑を否認している。

4日
偽装結婚をあっせんしたなどとして、兵庫県警組織犯罪対策課と篠山署が、電磁的公正証書原本不実記録・同供用の疑いで、無職梶原克俊容疑者(60)=大阪市西成区天下茶屋=と、中国籍の女性会社役員金正善容疑者(31)=同市北区浮田=ら男女4人を逮捕していたことが4日、捜査関係者への取材で分かった。捜査関係者によると、梶原容疑者は調べに、「以前、自分も偽装結婚し、手口を知っていた。これまでに100組ぐらいを世話した」などと供述しているといい、県警はほかにも偽装結婚を仲介し、多額の報酬を得ていた疑いもあるとみて実態の解明を進める。ほかに逮捕されたのは、無職光山泰夫容疑者(40)=篠山市立町=と無職荒木義忠容疑者(45)=大阪市浪速区恵美須西。4人の逮捕容疑は、2010年1月18日、日本人配偶者として在留資格を得ようとしていた中国籍の女(24)と光山容疑者の虚偽の婚姻届を篠山市役所に提出、受理させた疑い。いずれも容疑を認めているという。捜査関係者によると、梶原、金両容疑者は、知人を介して知り合い、数年前からあっせんを始めたとみられ、荒木容疑者に指示を出し、パチンコ店などの常連客に「いいバイトがある」などと偽装結婚を持ちかけていたという。中国人女性らから1回あたり約100万円の報酬を受け取り、「結婚相手」として協力した日本人に数十万円を渡していたとみられる。

9日
覚せい剤を隠し持っていたとして、大阪府警住之江署は9日、覚せい剤取締法違反(所持)容疑で、大阪市北区国分寺、府立高校常勤講師の山本誉雄容疑者(30)を現行犯逮捕した。同署によると、「友人に『気持ちいい』と聞いて買った」と容疑を認めているという。逮捕容疑は同日午前0時10分ごろ、同市西成区太子の路上で、かばんの中に小分けした覚せい剤約0.7グラムを隠していた疑い。 

17日
17日午後3時20分ごろ、大阪市西成区玉出西の国道26号交差点で、軽乗用車が中央分離帯に衝突、はずみで約10メートル先で信号待ちをしていた乗用車に追突した。西成署によると、軽乗用車を運転していた堺市南区の職業不詳、日南博教さん(67)が搬送先の病院で死亡。乗用車の大阪市住之江区の職業不詳の男性(65)も病院に搬送されたが、命に別条はないという。

22日
22日午後10時35分ごろ、大阪市西成区玉出西の民家から出火。木造2階建て延べ約115平方メートルのうち、1、2階約25平方メートルを焼き、焼け跡から性別不明の1人の遺体が見つかった。西成署などによると、80代くらいの女性が1人で暮らしていたとみられる。同署は遺体の身元確認を急ぐとともに、出火原因を調べる。

23日
  • 知人の親子に架空の投資話を持ち掛け、出資金名目で計約1000万円をだまし取ったとして、大阪府警生活経済課などは23日、詐欺容疑で、大阪市西成区津守、無職小椋由起子容疑者(51)を逮捕した。同課によると、「最初からだますつもりで出資を持ち掛けた」と全面的に容疑を認めているという。同課などは、小椋容疑者が2006年2月〜10年7月、東京、滋賀、大阪、兵庫の4都府県の計26人から計約2億5000万円を詐取したとみて調べている。逮捕容疑は09年3月〜4月、堺市北区の看護師の女性(43)と同市南区のパート従業員の母親(65)に対し、大津市の雄琴温泉に実在する風俗店への架空の融資話を持ち掛けて出資を勧誘。2人から計1042万円を詐取した疑い。
  • 2007年に大阪市西成区のアパートが全焼して住人3人が死亡した火災で、現住建造物等放火の罪に問われた元住人の無職尾池(おいけ)治被告(62)の控訴審判決が23日、大阪高裁であった。森岡安広裁判長は「放火を認めた捜査段階の供述は信用できる」と判断。尾池被告に無罪(求刑懲役18年)を言い渡した一審・大阪地裁判決を破棄し、懲役17年を言い渡した。控訴審判決によると、尾池被告は07年5月5日夜に西成区萩之茶屋3丁目のアパート1階の廊下付近にあった新聞紙にライターで火を付け、木造2階建て延べ約180平方メートルを全焼させるなどした。火災で当時67〜71歳の住人男性3人が死亡した。昨年2月の一審判決は、放火を認めた尾池被告の捜査段階の供述について「他人に迎合しやすい性格から取調官の意向に沿った可能性がある」と判断した。これに対し、控訴審判決は、被告が任意捜査段階で自白した▽弁護人が取り調べに誘導されないよう連日助言していた――と指摘。「性格的な傾向だけで記憶にない事柄を具体的な記憶があるかのように供述するとは考えがたい」と判断した。閉廷後、弁護人の鈴木一郎弁護士は取材に「自白が信用できるとした判断があいまいだ」とし、上告する方針を示した。

3月

3日
女性を狙ってひったくりなどを繰り返したとして、大阪府警浪速署は3日、窃盗容疑で住所不定の無職、山本大樹被告(33)=窃盗罪などで起訴=を逮捕、最終送検したと発表した。同署は50件(被害総額約400万円)の犯行を裏付けたとしている。逮捕、送検容疑は昨年7月から10月、大阪市浪速、西成両区のほか、堺、藤井寺、八尾の3市などで、通行中の20〜80代の女性に自転車やミニバイクで近づき、ひったくりを繰り返したなどとしている。山本被告は大阪市内などの簡易宿泊所を拠点に、ひったくりで生活費を“捻出”。犯行用にミニバイクなどを盗み、捕まらないよう頻繁に乗り替えていた

26日
26日午前3時35分ごろ、大阪市西成区玉出中2の貴金属店「e−nation玉出店」で、男2人が店のシャッターを壊しているのを通行人が目撃し、110番通報した。大阪府警西成署員が駆け付けると、店内のショーケースが割られ、指輪やネックレスなど87点(約120万円相当)が盗まれていた。同署は窃盗容疑で捜査している。調べでは、男2人は目出し帽をかぶり、白っぽい車に乗っていたという。大阪、堺両市内では今年2月以降、貴金属店やブランド品買い取り店などを狙った窃盗事件が相次いでおり、今回で12件目。

27日
西脇 安氏(にしわき・やすし=東京工業大名誉教授)27日、誤えん性肺炎のため死去、94歳。自宅は大阪市西成区山王1の1の10の408。告別式は31日午前11時から同市西区新町3の1の12の日本キリスト教会大阪西教会。喪主は妻、栄さん。専門は生物物理学。大阪市立大助教授だった1954年、米国によるビキニ環礁の水爆実験で被害に遭った漁船「第五福竜丸」の内部を調べ、核分裂を示すウラン237を検出した。乗員が放射線を浴びたことを明らかにし、反核運動が高まるきっかけをつくった。

4月

1日
1日午後5時ごろ、大阪市西成区萩之茶屋の路上で営業していた焼き鳥の屋台で、カウンター内にいた店主の倉田豊さん(53)が、男に腹部を刃物で刺された。男は逃走し、倉田さんは病院に搬送されたが、間もなく死亡が確認された。西成署が殺人容疑で男の行方を追っている。西成署によると、男は60〜70歳くらいで身長約165センチ。水色の上着に帽子をかぶり、めがねをかけていた。当時、屋台で酒を飲んでいた男性客は「歩いていた男が突然、カウンター内に入って無言で刺した」と証言しているという。

2日
2日午前5時頃、大阪市西成区天下茶屋3の路上で、歩いていた同区聖天下2の無職女性(44)が、後ろから来た車の中から、何者かに催涙スプレーのようなものを顔の近くに吹き付けられ、バッグをつかまれた。女性がバッグを離さず約50メートル車と並走して抵抗したため、車は何も取らずに逃走。女性は目に軽いけがを負い、西成署が強盗致傷容疑で捜査している。発表によると、車は白っぽいワンボックスカーで、複数人が乗っていたとみられる。女性は、直前に現場の西約20メートルのコンビニエンスストアで買い物を終え、帰宅する途中だったという。

12日
大阪市西成区の路上で今月1日、屋台店主の倉田豊さん(53)が刃物で刺殺された事件で、大阪府警西成署は12日、倉田さんの知り合いの無職、広瀬安男容疑者(68)を殺人の疑いで逮捕した。刺したことを認めているという。西成署は倉田さんとの間にトラブルがあったとみて、広瀬容疑者を追及している。逮捕容疑は、1日午後5時ごろ、西成区萩之茶屋2の路上で、焼き鳥の屋台を営業していた倉田さんの胸部を包丁で刺して殺害した、としている。目撃情報から広瀬容疑者が浮上。現場から数十メートル離れた路上で包丁が見つかり、同署は広瀬容疑者が逃走中に凶器を捨てたとみて詳しく調べている。

26日
大阪府警東署などは26日、詐欺の疑いで大阪市西成区太子1の8の3、指定暴力団山口組直系組長の川口一義容疑者(54)を逮捕した。逮捕容疑は、大阪市の男性会社員から2月6日に購入した携帯電話用ストラップ約2万個の代金約40万円を支払わず、商品をだまし取った疑い。東署によると、川口容疑者は2次団体小車誠会の会長で、「金は払うつもりだった」と容疑を否認している。男性は知人を通じ、ストラップを仕入れようとしていた川口容疑者と知り合った。納品後に繰り返し支払いを求めたが応じなかったため、東署に被害届を出した。

5月


9日
日雇い労働者が多く集まる大阪市西成区のあいりん地区で、東日本大震災後、宮城県で運転手として働く条件の求人に応募した男性労働者から「福島第1原発で働かされた。話が違う」と財団法人・西成労働福祉センターに相談が寄せられていたことが、関係者への取材で分かった。センターは求人を出した業者側の調査に乗り出し、大阪労働局も事実関係の確認を始めた。支援団体は「立場の弱い日雇い労働者をだまして危険な場所に送り込む行為で、許されない」と反発している。同センターは9日、男性と業者から聞き取り調査し、男性が福島第1原発敷地内で約2週間、給水作業に従事していたと明らかにした。同センターによると、男性は3月17日、センターに張り出された宮城県女川町での仕事に応募したが、当初から福島第1原発で1日6時間、防護服と防じんマスクを着用して作業した。業者の説明では、5、6号機冷却のため、給水タンクにホースやポンプなどを設置して給水車に水を移し替える作業だったという。男性は募集時の条件の倍に当たる2万4000円の日当を受け取ったが「4日目にやっと配られた線量計は調子が悪かった。賃金も仕事と見合っていない」と話しているという。業者は岐阜県内の下請け業者だった。5、6号機は地震発生時に定期検査中で、現在は炉内が100度未満で安定した冷温停止中。

11日
風俗店への架空の投資話で知人から現金をだまし取ったとして、大阪府警生活経済課と東住吉署は11日、詐欺容疑で大阪市西成区津守の無職、小椋由起子被告(51)=詐欺罪で公判中=を再逮捕した。再逮捕容疑は平成19年7〜11月、大阪市内の無職女性(69)に「雄琴(滋賀県)の風俗店に金貸しをしていて、金主を探している。元本保証で月3%の配当を払う」と持ちかけ、計3300万円を詐取したとしている。

12日
12日午前1時5分ごろ、大阪市西成区天下茶屋のコンビニエンスストア「セブンイレブン天下茶屋駅前店」で、男がレジカウンターにいた男性店員(24)に包丁(刃渡り17センチ)を突きつけ、「10万円を出せ」と脅した。店内で商品を陳列していた別の男性店員(55)が携帯電話で110番、駆けつけた西成署員が強盗未遂容疑で男を現行犯逮捕した。同署によると、男は同区聖天下の無職、伊禮義光容疑者(58)。「腹が減って金がほしくて仕方なかった」と供述しているという。

13日
13日午後11時ごろ、大阪市西成区梅南の路上で、自転車に乗っていた近くに住む販売員の女性(57)が、後ろから来た自転車の男に前かごに入れていた現金約2万6000円入りのバッグをひったくられた。男は逃走。「泥棒」という女性の叫び声を聞いた会社員の男性(18)が自転車で約200メートル追跡して追いついたが、男は男性に刃物を突きつけ脅迫、再び逃走した。2人にけがはなかった。西成署が事後強盗容疑で捜査している。同署によると、男は年齢40〜50代、青色の帽子に水色の作業服を着ていた。

19日
暴力団組員であることを隠して大阪市から生活保護費をだまし取ったとして、西成署は19日、詐欺の疑いで、指定暴力団東組組員、平瀬明男容疑者(60)=大阪市西成区山王=を逮捕した。「暴力団組員は受給できないと知っていたが、病気だったのでもらっていた」と容疑を認めているという。逮捕容疑は平成22年7月、実態調査で自宅を訪れた同区役所職員に組員であることを隠し、受給資格がないのに今年3月まで、8回にわたって大阪市から保護費計約100万円をだまし取ったとしている。同署によると、平瀬容疑者は糖尿病を患っており、14年5月に病気で就労できないと申請して以来、保護費を受給してきた。

29日
日雇い労働者が多数集まる大阪市西成区のあいりん地区で29日、労働者を支援する青空カラオケ大会が開催された。不況による慢性的な職不足に加え、東日本大震災以降は求人内容とは違う原発労働を強いられるトラブルも発生するなど、労働環境は悪化の一途。同地区で宿泊施設を経営する「マルマン」が「労働者の街・西成から元気を発信したい」と開催し、約50人が出場。司会を務めた作家の竹内義和氏は「非常にパワフルな方々が多くて、雨の中にも関わらず、活気のあるイベントになりました」と充実感をみなぎらせた。

30日
30日午前1時半ごろ、大阪市西成区鶴見橋の職業不詳、妹尾志郎さん(65)方から出火、木造モルタル2階建て棟続きの長屋など計3棟の6戸約60平方メートルを延焼した。出火当時、妹尾さん方には妹尾さんと妻がいたがけがはなかった。西成署などが出火原因を調べている。

6月

2日
西宮市小松西町2の路上で今年4月、暴力団組員の男性(47)が殺害された事件で、県警甲子園署捜査本部は2日、殺人容疑で逮捕された林真吏(29)と北崎義浩(29)=ともに住所不定、無職=両容疑者の関係先とみられる指定暴力団東組の本部事務所(大阪市西成区)など計3カ所を同容疑で家宅捜索した。県警によると、捜索は捜査員約40人体制で、同日午後2時ごろから約1時間実施し、押収物はなかった。殺された男性の上着からは覚醒剤が見つかっており、県警は売買などを巡るトラブルがあった可能性があるとみて捜査。2容疑者は同組に出入りしていたとみられ、関連を調べる。

7日
公営賭博の競艇などで「ノミ行為」を行ったとして、西成署は7日、モーターボート競走法違反の疑いで、大阪市西成区天下茶屋北のヤミ券売り場「丸太小屋」を摘発し、胴元側や客ら計6人を現行犯逮捕したと発表した。全員が容疑を認めているという。逮捕されたのは、胴元側が山口組系中島組幹部、仲宗根正彦容疑者(70)=兵庫県猪名川町伏見台=ら5人と、客の同区松、職業不詳、坂本良観容疑者(62)。仲宗根容疑者の逮捕容疑は、7日午後1時ごろ、公営の施行者でもないのに、客に結果を予想させ、1口100円で金を賭けさせていたとしている。西成署によると、売上金45万円とモニター15台を押収した。

9日
大阪府警西成署員が傷害などの疑いで逮捕した男性被告(60)に「容疑を認めたら罰金で済ませる」と持ちかけ、自白させた疑いが強いことがわかった。その後起訴された被告は公判で一転否認し、自白調書の任意性が争点として浮上。大阪地裁は3月、取引があったことを認定した上で「自らの意思による自白とは認められない」と判断し、調書を証拠として採用しない異例の決定を出した。府警をめぐっては、捜査1課の刑事がパチンコ店強盗事件に絡んで2009年に逮捕した容疑者に「強盗を自白すれば覚醒剤事件は立件しない」と持ちかけたほか、先月には関西空港署員が否認した外国人容疑者に暴行したことが発覚するなど、行き過ぎた取り調べが相次いでいる。地裁の決定や被告の弁護人によると、被告は昨年1月、大阪市西成区の居酒屋で知人女性の顔を拳で数回殴打。さらに、髪をわしづかみにしてカウンターに顔をたたきつけ、4日間のけがを負わせたとして、同年3月3日に逮捕された。

14日
交通取り締まり中の警察官に故意にミニバイクを衝突させ、けがを負わせたとして、大阪府警西成署は14日、傷害と公務執行妨害の疑いで、私立高校3年山植寛之容疑者(20)を現行犯逮捕した。同署によると「取り締まりから逃げようと思って加速させた」と供述している。逮捕容疑は同日正午ごろ、大阪市西成区長橋1丁目の国道26号で、交通取り締まり中の西成署交通課の男性巡査長(32)にミニバイクをぶつけ、両鎖骨骨折など重傷を負わせた疑い。同署によると、ミニバイクが法定速度を超えていたため、国道沿いにいた巡査長らが停止を求めたが、突っ込んできたという。

16日
16日午後11時ごろ、大阪市西成区玉出東の南海本線岸里玉出駅で、走行中の回送電車の運転士が、上り線の線路上に何かがあるのを見つけた。連絡を受けた駅員が線路上を調べたところ、男性の遺体と判明。西成署は遺体の損傷状況から、電車と接触して死亡した可能性が高いとみて身元の確認を急いでいる。このため南海電鉄は全線で一時運転を見合わせ、上下線計17本が最大1時間遅れ、約1万人に影響した。

17日
  • 17日午前3時10分ごろ、大阪市西成区千本南の路上で、歩いて帰宅途中の近くのアルバイトの女性(34)が、前から来た男に押し倒され、刃物を突きつけられて「騒ぐな」と脅された。女性が大声を出したため、男は逃走。女性は男ともみ合った際に右手に軽いけがをした。西成署が強盗致傷事件として捜査している。同署によると、男は40代ぐらいで身長175〜180センチ。黒っぽい上着とキャップ帽をかぶっていた。また、16日午後8時20分ごろ、東に約700メートル離れた同市阿倍野区北畠の路上でも、同様の人相の男が帰宅途中の女性会社員(23)に刃物を突きつけた強盗未遂事件が発生しており、関連を調べている。
  • 17日午前11時15分ごろ、大阪市西成区岸里の国道26号の歩道にトラックが乗り上げ、公衆電話のボックスに衝突した後、自動販売機をなぎ倒しながら約15メートル走行、歩道にいた同区千本南の無職の女性(78)をはねて停車した。女性は右足骨折などの重傷。西成署は自動車運転過失傷害容疑で、トラックを運転していた同市東淀川区瑞光の会社員、小柴紘史容疑者(29)を現行犯逮捕した。同署によると、小柴容疑者は「前の車が止まろうとしているのに気付いて左にハンドルを切った」と供述しているという。現場は片側3車線で、トラックは走行車線を走っていた。

27日
大阪市西成区のあいりん地区(釜ケ崎)で長年、労働者の娯楽としての役割を担ってきたアナログ型の街頭テレビが27日、地上デジタル対応の薄型に取り換えられた。購入費には、資金難から地デジ化の予定がない、とする新聞報道に接した市民から寄付された現金があてられた。地区中心部にある萩之茶屋南公園(通称・三角公園)の一角に据えられた街頭テレビは、1964年の初設置以降、主に地元の福祉団体「西成愛隣会」が寄付金で購入し、寄贈を受けた西成署が管理してきた。地デジ化のための費用が工面できない状況が、朝日新聞で報じられたところ、複数の市民から計6万円が同署に現金で届いたという。ほかにも、西成愛隣会や朝日新聞に寄付の申し出が20件以上あった。新しいテレビは、この6万円を元手に西成愛隣会が購入。27日午後、業者が高さ2.1メートルにある鉄箱から29インチのアナログテレビを取り出し、26インチの薄型テレビを取り付けた。居合わせた労働者たちからは「地デジ化や」と歓迎する声も上がった。支援者の一人は「善意が集まってよかった。これからも大切に使ってほしい」と話していた。

7月

5日
競艇で「ノミ行為」をしたとして、大阪府警捜査4課と西成署などは5日、モーターボート競走法違反の疑いで、大阪市西成区萩之茶屋のヤミ券売り場「酒処なかむら」を摘発し、胴元の現場責任者、小島正司容疑者(60)=同市浪速区恵美須西=や客ら男女計5人を現行犯逮捕した。府警は、指定暴力団山口組弘道会系組織が同店を運営しているとみて捜査を進める。

27日
大阪府警捜査4課は27日、府公安委員会が暴力団対策法に基づき、東組(本部・大阪市西成区)を指定暴力団に再指定すると発表した。指定は7回目となる。28日付の官報に公示され、期間は8月4日から3年間。

8月

22日
22日午後5時45分ごろ、大阪市西成区千本南の路上で、歩いて買い物に向かっていた近くの無職女性(84)が、後ろから来た自転車の男に、持っていた手提げ袋をひったくられそうになった。女性は手提げ袋から手を離さなかったためその場で転倒して頭を打つ軽いけが。男は、手提げ袋の中から路上に落ちた現金約1万円入りの財布を奪って逃げた。

23日
23日午前0時40分ごろ、大阪市西成区津守1丁目の府道で、関西中央交通(本社・同市城東区)のタクシーが中央分離帯に接触して横転し、運転手の古賀泰信さん(67)=同市城東区成育4丁目=が胸を強く打つなどして搬送先の病院で死亡した。乗客の男性2人も重軽傷を負った。府警は、古賀さんが運転を誤ったとみて調べている。西成署によると、現場付近では当時、強い雨が降っていたという。乗客は、いずれも同市中央区内の飲食店に勤める38歳と33歳の男性。

24日
24日午前11時5分ごろ、大阪市西成区萩之茶屋の南海高野線萩ノ茶屋駅で、男性がホームから線路に転落し、通過する難波発極楽橋行き快速急行(6両編成、乗客約300人)と衝突。男性は病院に運ばれたが、まもなく死亡した。乗客らにけがはなかった。西成署は自殺とみている。この事故で高野線に運休や遅れが発生し、少なくとも約1万8千人に影響した。西成署によると死亡した男性は60〜70代で、水色のポロシャツとグレーのズボンを着用。同署が身元などを調べている。

31日
指定暴力団山口組系幹部が経営する公営賭博のヤミ券売り場で提供されると知りながらビールを納品したとして、大阪府公安委員会は2011年8月31日、府暴力団排除条例に基づき、府内の酒店店主に対し指導書を交付した。大阪府警によると、店主は今年4月、客に競輪や競艇の結果を違法に予想させる大阪市西成区のヤミ券売り場で、暴力団幹部が客寄せのために無料でビールを提供していることを知りながら、ビール1樽(10リットル)を5000円で納入したという。

9月

25日
大阪市西成区津守1丁目の公園で今年3月ごろから計30〜40回、数人から約20人の若者のグループが石やれんがを投げつけたり、ロケット花火を打ち込んだりして野宿しているホームレスを襲撃し、少なくとも1人がけがをしていたことが25日、分かった。同一グループの犯行とみられ、支援団体は「これだけ集中的な襲撃は珍しく悪質だ」と指摘。一部の被害者から申告を受けた西成署も警戒を強めている。公園は日雇い労働者が多く集まる同区の「あいりん地区」から約1・5キロ離れ、約30人のホームレスが生活している。

26日
府警捜査3課と南署は25日、酔って寝ていた男性から財布を盗んだとして、大阪市西成区天下茶屋北、無職黒木今朝美(65)、同区聖天下、無職島谷義則(68)、同市中央区島之内、無職高正一(62)の3容疑者を窃盗容疑で現行犯逮捕した。付近では同様の被害が相次いでおり、同署は余罪を調べている。発表によると3人は同日午前3時40分頃、同区西心斎橋の路上で、寝ていた箕面市内の会社員男性(28)のズボンのポケットから約3000円入りの財布を盗んだ疑い。

30日
全国の市町村で生活保護費が最多となっている大阪市は29日、保護費の不正受給を見抜くため、警察官OBらによる専門調査チームを市内24区すべてに配置することを決めた。市の来年度の保護費は過去最高の2944億円、22年連続の増加となる見通し。悪質なケースは刑事告訴するなど厳しく対応し、不正に歯止めをかけたい考えだ。大阪市では2010年度だけで、貧困ビジネス業者などによる不正受給が2615件(計約12億4千万円)発覚。しかし、疑わしいケースの情報提供があっても、受給世帯を支援するケースワーカーが不正の調査役も兼ねており、十分に調査できていなかった。このため市は来年度から、各区に警察官OBなどの嘱託職員2人と専任担当者1人の計3人を配置し、不正の調査や警察との連絡調整などに対応させることにした。受給者の多い西成区には6人配置し、今年11月から同区と浪速区で先行実施する。

10月

5日
大阪市西成区の「あいりん地区」で生活保護受給者が多く住む共同住宅を経営する約20業者に対し、大阪国税局が昨年までの数年間で計約3億円の申告漏れを指摘していたことが分かった。うち約2億円は所得隠しと認定し、重加算税を含めた追徴課税は計約1億円に上るとみられる。関係者によると、業者らは宿泊料を実際より過少に申告したり、併設するコインランドリーや系列のゲームセンターの売り上げを除外したりするなどの手口で所得の圧縮を繰り返していたという。あいりん地区には日雇い労働者が多く集まり、かつては簡易宿泊所が建ち並んでいた。長引く不況や労働者の高齢化で生活保護受給者向けの「福祉アパート」に改装するケースが近年目立っている。大阪市の生活保護受給者は15万1555人(8月現在)で全国の市町村で最多となっている。中でも西成区は全24区で最も多い3万201人で、あいりん地区では「住民の3人に1人が受給者」(西成区役所)という。福祉アパートの多くは、単身の住宅扶助費の上限月4万2000円を家賃額に設定しており、国税当局は受給者を狙った「貧困ビジネス」として重点調査していた。

10日
大阪市西成区のヤミ券売り場で競馬や競艇のノミ行為をしていたとして、大阪府警は10日、指定暴力団山口組系組員肥豫政直(ひよ・まさなお)容疑者(44)=大阪市西成区萩之茶屋3丁目=ら胴元側の男女7人を競馬法とモーターボート競走法違反の疑いで現行犯逮捕し、発表した。全員が容疑を認めている。府警は月に少なくとも1千万円以上を売り上げ、山口組の中枢組織・弘道会の資金源になっていたとみて調べる。府警によると、肥豫容疑者らは10日午後1時ごろ、このヤミ券売り場で、競馬や競輪のレースに1口100円で投票させていた疑いがある。売り場は3階建てマンションの1階部分約70平方メートルで、テレビ十数台で競馬などを中継し、ほぼ毎日開いていたという。

15日
指定暴力団山口組の有力2次団体で、全国の縁日などで露天商(テキ屋)を展開する「小車誠会」(大阪市西成区)が先月末に山口組を除籍となり、解散したことが15日、大阪府警や関係者への取材で分かった。暴力団排除条例が全都道府県で施行され、商売を続けるのが難しくなったことが要因とみられる。同様の動きが広がれば暴力団の弱体化につながるものの、捜査幹部は「形だけ組員を辞める偽装離脱も多く、今後も稼いだ金は山口組に流れるだろう」とみて引き続き警戒を強める。

16日
大阪市西成区の路上で無許可で露店を開いていたとして西成署は16日、道交法違反(無許可道路使用)の疑いで同区山王の小島利昭(69)、同区天下茶屋北の立川明彦(59)の両容疑者を逮捕した。逮捕容疑は同日午前、南海萩ノ茶屋駅近くの路上で、同署の道路使用許可を得ずにDVDなどを販売する露店を出し、営業したとしている。同署は両容疑者に警告を繰り返していたが、無視して営業を続けたため逮捕に踏み切った。販売していたDVDには海賊版も含まれていたという。

24日
暴力団の身分を隠して口座を開いたとして、大阪府警捜査4課は24日、詐欺の疑いで指定暴力団東組(大阪市西成区)組長滝本博司容疑者(67)ら2人を逮捕した。逮捕容疑は、2人は共謀し、大阪市内の金融機関で6月22日、暴力団関係者ではないとする契約書にサインして口座開設を申し込み、通帳とキャッシュカードを詐取した疑い。同課によると、口座は滝本容疑者の個人用として使われているが、滝本容疑者は「知らない」と否認している。東組は府内に勢力を持ち、約290人。同課は覚せい剤の密売が東組の主な資金源としている。

25日
大阪市西成区で昨年10月に知人を包丁で刺殺したとして、殺人罪に問われた無職河野広道被告(44)の控訴審判決が25日、大阪高裁であった。的場純男裁判長は、被告が殺意を認めた検事作成の書面について「被告の意思に反している」と指摘。一方で刃先が胸に向けられたことなどから殺意を認定し、裁判員裁判で懲役14年(求刑懲役15年)とした一審判決を支持して被告側の控訴を棄却した。控訴審判決や弁護人によると、被告は当初「知人が包丁をつかんで体重をかけた」と述べたが、弁解を記す書面には「殺してやろうと思って刺した」と書かれた。書面は、その後に大阪地検特捜部元主任検事(服役中)の証拠改ざんを知ったのに速やかに上司に報告しなかったとして処分を受けた国井弘樹検事(36)が作成していた。4月の一審判決は国井検事のメモと書面の内容が重なることから書面の任意性を認めたが、控訴審判決は「書面には殺意を認めたはずの被告の『刺した時に知人が私の右手を押さえた』という言い分が追記されており、不自然だ」と指摘した。

28日
大阪・西成あいりん地区にあるヤミ券売り場「新店(しんみせ)」で競艇などのノミ行為が行われていた事件で、大阪府警捜査4課は28日、モーターボート競走法違反などの疑いで、胴元側の山口組弘道会系組長、吉島宏容疑者(59)=大阪市東住吉区鷹合=ら5人を逮捕したと発表した。吉島容疑者は「私には全く関係ないことだ」と否認しているという。吉島容疑者の逮捕容疑は、今月10日午後1時ごろ、大阪市西成区の新店で客に競艇や競馬の結果を予想させ、金を賭けさせたとしている。

31日
  • ノミ行為」のヤミ券売り場と知りながら清掃作業を請け負い、代金を受け取ったとして、西成署は31日、組織犯罪処罰法違反(犯罪収益等収受)容疑で、大阪市淀川区の清掃会社店長の男(42)ら2人を書類送検した。いずれも容疑を認めているという。送検容疑は平成20年6月〜23年8月、同市西成区萩之茶屋にあったヤミ券売り場「ラーメン屋」について、害虫駆除や清掃などを計43回行い、犯罪で得られた収益からの支払いと知りながら代金約50万円を受け取ったとしている。
  • 暴力団に不当な利益を与えたとして、府警捜査4課は31日、大阪市西成区花園北1の建設会社「三共電気」を公共工事から排除するよう府と大阪市などに通報した。府と市は少なくとも1年間、同社を入札から除外する。府警は10月、西成区のマンションで暴力団が運営していたノミ賭博場を摘発。マンションを貸していた不動産会社の役員らも、競馬法違反ほう助などの疑いで逮捕。この会社の社長(74)が三共電気の社長も務めており、府警に「暴力団と知っていてマンションを貸した」と話したという。

11月

4日
  • 覚醒剤を自転車や車で配達する「デリバリー方式」で販売したなどとして、大阪府警薬物対策課と西成署は4日、覚せい剤取締法違反(営利目的所持)容疑などで、住居不定の無職、大森修容疑者(37)ら3人を逮捕したと発表した。同署によると、大森容疑者は「取り締まりをかいくぐるために配達した」と容疑を認めているという。大森容疑者の逮捕容疑は、2日午後4時50分ごろ、大阪市浪速区難波中の路上で、客に配達するため、覚醒剤(約1グラム)入りのポリ袋を所持していたとしている。同課によると、大森容疑者らは、以前は同市西成区の路上で覚醒剤を販売していたが、警察に見つかりやすいことからデリバリー方式を発案。路上販売で知り合った客に携帯番号を教え、次回の取引からは自転車や車で直接、客が指定した場所などに覚醒剤を届けていたという。府警は大森容疑者らの客ら4人についても、覚醒剤を使用するなどしたとして同法違反容疑で逮捕した。
  • 違法なわいせつDVDを販売目的で所持したなどとして、阿倍野署は4日、わいせつ電磁的記録媒体有償頒布目的所持容疑などで、大阪市浪速区浪速西、DVD販売店経営、山本厚徳容疑者(51)ら3人を逮捕、送検し捜査を終結したと発表した。同署によると、いずれも「手っ取り早く金を稼ごうと思った」などと容疑を認めているという。3人の逮捕・送検容疑は、同市西成区出城のマンション一室の店舗で、販売目的で児童ポルノを含むわいせつDVD3枚を所持していた、などとしている。同署によると、店舗は平成20年6月ごろから営業し、約3年間で計約9千万円の売り上げがあったという。また同署は、代金振り込み用の銀行口座を山本容疑者らに売り渡した男(57)と、同店のカタログを作成した印刷業者2人の計3人も書類送検した。

7日
自宅で死亡した妹の遺体を放置していたとして、西成署は7日、死体遺棄の疑いで、大阪市西成区天下茶屋、無職、奥田潔容疑者(60)を逮捕した。同署によると、「後を追うつもりだった。放置したわけではない」などと容疑を一部否認している。逮捕容疑は、今月初めごろに自宅で死亡した妹の妙子さん(58)の遺体を埋葬せずに放置していた、としている。西成署によると、奥田容疑者らは2人暮らし。妙子さんは病気のため寝たきりだったという。遺体には目立った外傷や着衣の乱れなどはなかった。

8日
大阪の読売テレビの報道番組に匿名で取材協力した際、身元を隠す処理が不十分で「報復で襲われ重傷を負った」として、大阪市の男性(51)が同社に慰謝料など約6300万円の損害賠償を求める訴訟を8日、大阪地裁に起こした。訴状によると、大阪市西成区のあいりん地区で生活保護受給者が医療扶助制度を悪用して向精神薬を無料で入手し、暴力団関係者と薬物の不正売買をしているとする疑惑の取材に、男性は昨年11月から数回にわたり、匿名で協力した。番組は同年12月28日昼に放送され、売買現場で売人を指さしたり、薬物の入手方法を自宅で説明する男性の姿が流された。その際、顔をぼかす画像処理はあったが、声は加工されずそのままだったという。男性は2日後の同月30日午前9時半ごろ、同市旭区の不動産会社事務所で何者かにバールで殴られ、頭や手の骨を折るなどの重傷を負い、4カ月入院。後遺症で障害認定を受けた。大阪府警が殺人未遂事件として捜査している。原告の代理人弁護士は「男性に恨みを持たれるようなトラブルはなく、放送直後の襲撃で因果関係は濃厚だ」としている。読売テレビは「取材協力者のプライバシーには十分な配慮をした。事件と放送の関係が不明な中での提訴は遺憾」とコメントした。

9日
大阪市西成区の簡易宿泊所で暮らし、住民票がなかった男性(65)が「2007年の統一地方選で投票を拒否された」として、市と大阪府に160万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が9日、大阪地裁であった。山田明裁判長は「開票時に有効かどうか審査する『仮投票』をさせなかったのは違法」として市に3千円の支払いを命じた。府への請求は「投票事務は市町村の責務」として退けた。判決によると、男性は07年3月、西成区のビルで発覚した大量住民登録問題で住民票を削除された。翌月の統一地方選で4カ月分の簡易宿泊所の領収書を投票所に示し、投票したいと申し出た。判決は市選管が拒否したことについては「男性が住所要件を満たしていなかった」として適法と判断したが、公職選挙法50条が定める仮投票の措置をとらなかったことを「職務上の義務に反する」と指摘した。市選管は「判決を検討して今後の対応を考えたい」とする談話を出した。

30日
大阪市西成区のあいりん地区で覚醒剤を密売したとして、大阪府警薬物対策課と西成署などは30日、同区岸里東、無職鎌田寿啓容疑者(63)ら12人を覚醒剤取締法違反容疑で逮捕した、と発表した。鎌田容疑者が実質的に経営する食堂の店長、市耒政美被告(64)(起訴)が、弁当の配達を装い、かっぽう着姿で密売グループに覚醒剤を運んでいたという。発表では、鎌田容疑者と市耒被告は共謀し、6月4日、同区の簡易宿泊所で、密売人の男(58)に覚醒剤3・6グラムを7万6000円で譲り渡した疑い。市耒被告は自転車のかごに弁当と覚醒剤入りの菓子箱を入れ、配達に見せかけて運んでいた。密売人らは簡易宿泊所の一室を倉庫代わりに使い、近くの路上で販売していたという。

12月

5日
年末の街頭パトロールなどに当たる歳末特別警戒隊の発隊式が、西成署(大阪市西成区)であった。地元のボランティア防犯団体代表者らが見守る中、出席した約80人の署員らが号令に合わせ、手錠や拳銃などの装備品を点検した。式では、別所豊署長が「犯罪が多発しやすい時期なので、強い意識を持って活動し、区民の期待に応えてほしい」と訓示。その後、署員らは次々と町中に繰り出し、街頭警戒に当たった。また、同署は金融機関の防犯対策を強化するため、近畿産業信用組合西成支店(同区)で強盗訓練も実施。従業員らは防犯上の盲点などについて指摘を受けたり、犯人への対応策などを学んだりした。

18日
  • 日雇い労働者や野宿者らを支援しようと、「小さな親切」運動大阪本部(大野正利代表理事)は18日、大阪市西成区・あいりん地区の萩之茶屋南公園(通称・三角公園)で、うどんの炊き出しを行った。2002年から続けており、10回目。炊き出しの趣旨に賛同し、毎回協力している讃岐うどんの製造販売会社「めりけんや」(香川県宇多津町)が、1500食分を提供した。同本部スタッフや同社社員、ボランティアら約40人が、大きな釜でうどんをゆでるなどし、集まった人たちに振る舞った。NPO法人「ふれあい広場コスモス」(大阪市城東区)のメンバーも靴下やタオル、絵手紙を配った。大野代表理事は「不況で苦しい生活を余儀なくされている人が多く、少しでも役に立ちたい」と言い、同社の成房正樹社長は「寒い冬に、温まってもらえれば」と話した。
  • 新年を前に、絵手紙を制作するNPO法人「ふれあい広場 コスモス」(大阪市城東区)は18日、日雇い労働者が集まる大阪市西成区の釜ケ崎地区で、辰(たつ)年にかかわる絵を描いた手作りの年賀状を労働者らに配った。厳しい雇用環境が続く中、「新たな年を元気に過ごしてほしい」との思いを伝えていた。萩之茶屋南公園(通称・三角公園)を会場に行うこの取り組みは今年で6回目。来年のえとの竜や、「今年も“辰”者で生きよう」などとメッセージを添えた年賀状を、タオルや靴下などとセットにして千組用意した。受け取った人からは「去年ももらったで」などと喜ぶ声も寄せられ、同NPO法人の山内教子理事長は「新年を新たな決意で頑張ってもらえれば」と思いを込めていた。また、この日は「小さな親切」運動大阪本部(同市中央区)らによって約1500食分のうどんも振る舞われ、大野正利代表理事は「景気が良くならない中、そこに行けば食事ができるという場所を確保するのが、今の社会を安定させるポイント」と強調していた。

23日
大阪市交通局は23日、同市西成区の市営地下鉄四つ橋線花園町駅で、若い男性2人がエレベーターに閉じ込められ、約1時間40分後に救出されたと明らかにした。2人にけがはなかった。同局や消防によると、22日午後10時20分ごろ、改札階と地上階を結ぶ11人乗りエレベーターの安全装置が作動し、約25センチ上昇した状態で停止。駅員らが安全装置を解除したが扉が開かなかったため、消防隊員がエレベーターの上部に降り、上部に引っ掛かっていた鉄板を除去し扉を開けた。駅の防犯カメラには2人がふざけあって乗り込む姿が写っており、同局はエレベーターが大きく揺れ、壁にぶつかったとみている。鉄板は壁に設置されているもの。15日の安全点検で異常はなかった。2人は17歳だと告げて立ち去った。

29日
29日午後2時5分ごろ、大阪市西成区山王1の木造2階建て文化住宅から出火。東西南の3方向に近接するアパートなど7棟に燃え移り、約5時間半後に消えた。この火災で、住宅8棟延べ約300平方メートルが焼けた。けが人はなかった。西成署の調べでは、出火元の住宅は数年前から人が住んでいなかったという。現場は、JR天王寺駅から約500メートル西の住宅密集地。出火元の東のアパートから焼け出された配管工の男性(61)は「家で休んでいたら急に炎が見えた。消火器で消そうとしたけれど、とても間に合わなかった。もう正月というのにどうしたらいいのか」と、途方にくれた様子で話した。


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