誰でも編集できる大阪市西成区のウィキです。


1月

1日
1日午後3時20分ごろ、大阪市西成区旭3丁目のマンション「ピジョン花園」(8階建て)から出火、2階の1室約15平方メートルが全焼し、焼け跡から性別不明の遺体が見つかった。西成署が身元や出火原因を調べている。

16日
大阪市西成区の路上で昨年6月、ワゴン車を暴走させて6人に重軽傷を負わせた事件で、うち4人に対する傷害罪などで起訴された無職、永田邦勝被告(32)の初公判が16日、大阪地裁(久礼博一裁判官)で開かれた。永田被告は罪状認否を留保。弁護人は「けがをさせたのは争わないが、認否は検察側の証拠を検討した上で判断する」とした。検察側は冒頭陳述で「被告は店の看板などをはね飛ばしながら走行し、歩行者めがけて車を急発進させたり後退させたりしてけがをさせた」と指摘した。起訴状によると、永田被告は昨年6月26日午後1時35〜50分ごろ、西成区でワゴン車を運転中、建物に衝突しながら20〜60代の4人を次々とはねて骨盤骨折などの重軽傷を負わせたとされる。

2月

18日
大阪市西成区にある労働組合の事務所に住む73歳の男が18日、覚醒剤を使用した疑いで逮捕されました。男は出所直後に覚せい剤を使用したということです。覚せい剤取締法違反の疑いで逮捕されたのは、大阪市西成区萩之茶屋の無職・横手靜夫容疑者(73)です。横手容疑者は今月5日から12日の間に、覚せい剤を使用した疑いがもたれています。横手容疑者は覚せい剤使用の罪で服役した後に出所したばかりで、今月12日、注射を打つそぶりをしながら西成警察署を訪れたということです。横手容疑者は、7年前に労働者およそ3000人が住民票を置いていたことで問題になった釜ヶ崎解放会館に住んでいて、18日朝に警察が家宅捜索し、注射器などを押収しました。警察の調べに対して横手容疑者は「自分に負けて打ってしまいました」と、容疑を認めています。

19日
大阪・北新地の高級クラブで働きながら無収入と偽り、生活保護を不正受給したとして、大阪府警西成署は19日、詐欺の疑いで、大阪市西成区梅南2の4の27、元ホステス容疑者(27)を逮捕した。西成署によると、容疑者は昨年1〜11月、北新地のクラブ2軒でホステスとして働き、約460万円を稼いでいた。2007年2月に「精神障害があり働けない」として生活保護を申請、月7、8万円を受け取っていた。生活保護とは別に、障害基礎年金も月約6万5000円受給しており、同署は詳しく調べる。逮捕容疑は昨年2月下旬〜10月中旬、収入がないと偽り、生活保護費約60万円を不正に受給した疑い。「おばが手続きをしていたので、知らない」と否認している。

21日
大阪市西成区のあいりん地区などで覚醒剤を密売したとして、大阪府警薬物対策課は21日、同区萩之茶屋、無職川崎忠明被告(52)ら男女8人を覚醒剤取締法違反(営利目的共同所持など)の疑いで逮捕した、と発表した。配達の方が、路上密売より逮捕される恐れが低いと考え、配達方式を選んだ客には「増量サービス」をしていたという。発表では、川崎被告らは昨年11月14日、同区内のマンションの一室で覚醒剤約2・2グラムを21袋に小分けして密売目的で所持するなどした疑い。川崎被告ら7人は容疑を認め、1人は否認している。同10月、客の1人が同区内の路上で現行犯逮捕されたため、自転車で指定場所に届けるようにし、同一価格(1万円)で路上より0・08グラム多い0・23グラムを配達していた。府警は、同年5月から同11月までの間に約1600万円の売り上げがあったとみている。川崎被告ら4人が生活保護受給者だった。

22日
旧日本陸軍の拳銃を所持していたとして、大阪府警は、住所不定、無職後(うしろ)恵介容疑者(41)を銃刀法違反容疑で逮捕したと22日、発表した。大阪地検は同日、同法違反(所持)罪で起訴した。西成署によると、後容疑者は昨年11月10日深夜、大阪市西成区の簡易宿泊所で拳銃1丁を隠し持った疑いで逮捕、起訴されたという。拳銃は「大正十四年旧日本陸軍制式採用拳銃」、通称「十四年式拳銃」と呼ばれ、後容疑者は「密売した覚醒剤の代わりに入手した。非常にレア(珍しい)。売れば40万円以上になる」と話したという。後容疑者は、同じ簡易宿泊所に覚醒剤20・77グラム(約160万円相当)を保管していたなどとして、覚醒剤取締法違反(使用、営利目的所持)容疑でも逮捕、起訴された。

3月

6日
6日午後10時ごろ、大阪市西成区玉出西の市立玉出中学校で、「校舎の窓ガラスが割られている」と110番があった。大阪府警西成署の署員が駆けつけたところ、道路に面している校内東側の校舎(4階建て)の2〜4階の窓ガラス計9枚が割られ、校舎内に石が落ちていた。けが人はなかった。同校は最後に帰る職員が校内を点検して施錠し、警報装置を作動させるが、装置は作動していなかったという。同署が器物損壊事件として捜査している。

17日
17日夕方、大阪・西成区の会社の事務所で、訪ねてきた男が拳銃のようなものを1発発砲して逃走し、警察は殺人未遂などの疑いで捜査しています。17日午後4時半ごろ、大阪・西成区太子のビルの3階にあるペット関連会社の事務所の入り口で、この会社の経営者を訪ねてきた男が突然、拳銃のようなものを示しました。男は応対した50歳の社員ともみあいになったあと、銃弾1発を撃って逃走しました。警察によりますと当時事務所には経営者など4人がいましたが、けがをした人はいませんでした。事務所の床には銃弾が当たったとみられる跡が見つかったということです。
発砲した男は、年齢が35歳から40歳位、身長は1メートル65センチから1メートル70センチ程度で、短髪で小太りだったということです。現場は、JR新今宮駅から100メートルほど離れた場所で、隣のビルには警察の交番も入っていました。警察は殺人未遂と銃刀法違反の疑いで逃げた男の行方を捜査しています。

20日
大阪・西成区のあいりん地区で海賊版のDVDや盗難品などを販売する違法な露店が急増し、救急車などの通行の妨げになっているとして警察は、きょう、露店の一斉取り締まりに乗り出しました。西成区のあいりん地区では海賊版のDVDや盗難品などを販売する違法な露店がピーク時の3年前には300店ほどありました。警察は犯罪の温床になっているとして取り締まりを強化した結果、露店は一時、10店ほどに減りましたが、去年の年末ごろから再び増え始め、警察によりますと、現在50店ほどが並んでいるということです。露店は市道の一部をふさぐ形で店を出し、救急車など緊急車両の通行の妨げになっているほか、近くの小学校や中学校に通う子供たちへの影響を心配して苦情が相次いでいるということで、警察は、きょう午前7時すぎから約10人の警察官があいりん地区や周辺地域で一斉取り締まりに乗り出しました。警察官は家電製品などの商品を許可無く路上に並べて販売している店主に対して道路交通法違反にあたると警告し、「二度と無許可で営業しない」という誓約書を書かせていました。警察は警告に従わない場合には店の責任者を逮捕するなどして取り締まりを強化する方針です。

23日
大阪市西成区の市立小学校の男性校長(58)が校内で喫煙していたとして、市教委が停職1か月の懲戒処分にしたことがわかった。校長は今月末での依願退職を申し出た。市教委は昨年4月、学校内での喫煙は懲戒処分対象になると通知しており、喫煙が理由の校長の処分は初めて。市教委によると、校長は昨年4月から今年1月にかけて、校舎や講堂のトイレなどで少なくとも40回程度、喫煙。学校職員が「トイレがたばこ臭い」と市教委に通報して発覚した。校長は市教委に対し、「仕事のストレスで吸った。禁煙を指導する立場なのに申し訳ない」と反省しているという。

4月

11日
北新地の高級クラブの元ホステスが収入を隠し、大阪市から生活保護費を不正受給した事件で、西成署は11日、共犯として逮捕した伯母の派遣社員、高木仁美被告(55)=詐欺罪で起訴済み=が、自身の生活保護費も不正受給していたとして詐欺容疑で再逮捕した。「間違いない」と容疑を認めている。逮捕容疑は昨年7〜11月、派遣社員として収入を得ていたのに「病気で働けない」と嘘を言い、大阪市から保護費計約86万円をだまし取ったとしている。

13日
大阪市西成区のゲーム店2軒で13日夜、30代くらいの6〜7人の男が押し入り、店内のゲーム機を壊して消火剤をまく事件が相次いだ。大阪府警西成署によると、被害にあったのは系列店とみられ、同署は同一グループによる犯行とみて、器物損壊容疑などで捜査している。同署によると、同日午後10時40分ごろ、西成区天下茶屋北の店舗に男らが押し入り、30代の男性従業員に「出ていけ」と指示。従業員が逃げ出すと、男らはテーブル型のゲーム機数台にいすを投げつけて壊した上、店内にあった消火器を使って床などに消火剤をまいて逃走した。約10分後、北約400メートルにある同区太子の店舗でも、男らがゲーム機を壊し、消火剤をまいて逃走。店内には5〜6人の客がいたが、けが人はなかった。いずれの店舗でも奪われたものはなく、同署は嫌がらせ目的の可能性があるとみて、男らの行方を追っている。

13日
14日午後11時25分ごろ、大阪市西成区花園北の書店「イレブン西成店」に客を装った男が押し入り、カウンター内にいたアルバイトの男性店員(41)に包丁のような刃物を突きつけて「金を出せ」と脅迫した。店員が「警報装置を押したから警察が来るで」と答えると、男は何も取らずに逃走した。店員にけがはなかった。大阪府警西成署が強盗未遂事件として男の行方を追っている。同署によると、男は20〜30代ぐらいで、白のマスクを着用していた。

15日
違法な高金利で現金を貸し付けたとして、西成署は15日、大阪市西成区玉出西2、自称貸金業、猪口憲二容疑者(65)を出資法違反(高金利)容疑などで逮捕したと発表した。容疑を認めている。容疑は昨年11月から1カ月間、同区の無職女性(41)に6回にわたって計10万円を貸し付け、法定の最大約13倍にあたる計5万8800円の利息を受け取ったなどとしている。猪口容疑者は貸金業を無登録で営業していた。

18日
18日午前9時10分ごろ、大阪市西成区天下茶屋のコンビニ「セブンイレブン天下茶屋駅前店」で、店長の女性(61)がATM(現金自動預払機)を操作していたところ、店に入ってきた男がナイフ(刃渡り約6センチ)を突きつけて「金を出せ」と脅した。事務所内にいたオーナーの男性(63)が気づいて男を取り押さえ、通報で駆けつけた西成署員が強盗未遂容疑で現行犯逮捕した。当時、店内には客が数人いたがけがはなかった。同署によると、逮捕されたのは自称、同区内に住む無職、川崎光男容疑者(60)。同署が動機などを追及している。

23日
競艇の舟券を売買するノミ行為をしたとして、府警は23日、モーターボート競走法違反容疑で、指定暴力団山口組系暴力団幹部、谷口真吾容疑者(41)=堺市東区北野田=ら胴元の男女7人と客の男4人を現行犯逮捕した。いずれも容疑を認めている。府警によると、同日午後0時半ごろ、大阪市西成区内の民家でテレビ中継を映しながら、違法に舟券を売買したとしている。府警が同日、この民家を捜索して現行犯逮捕した。

24日
大阪市西成区で3月、会社事務所で男が発砲した事件で、大阪府警捜査4課は24日、殺人未遂などの容疑で前橋市石倉町の無職、大橋直也容疑者(38)を逮捕したと発表した。「何も話したくありません」と供述しているという。逮捕容疑は3月17日午後4時25分ごろ、同区太子の雑居ビル内のペット関連会社事務所で、応対に出た男性社員(50)に向け発砲したとしている。けが人はなかった。府警によると、経営者の男性(69)は金銭トラブルを抱えていたが、大橋容疑者と面識はなかった。翌18日に同区内の男性宅に発砲があったほか、同31日には大阪市都島区のゲーム店で男性の弟(62)が銃撃され、重傷を負っており、府警が関連を捜査している。

5月

7日
午前11時前、西成区花園北で「住宅が燃えている」と近所の人から通報がありました。火は1時間あまりで消し止められ、木造3階建ての集合住宅の2階と3階部分、あわせて130平方メートルが焼けました。けが人はいませんでしたが、延焼の恐れがあるなどとして警察と消防は周辺の住民に避難を呼びかけ、一時騒然としました。「窓開けたらものすごい煙が見えた」(近所の人)「臭いがして表に出てきたら黒い煙。風が強かったからね」(近所の人)大阪では、今月1日から乾燥注意報が出ていて、強風の影響もあって煙が広がるのも早かったとみられています。

14日
大阪市西成区の雑居ビルのペット関連会社事務所内で3月、従業員の前で男が発砲した事件で、大阪地検は14日、殺人未遂などの容疑で逮捕された前橋市石倉町、とび職、大橋直也容疑者(38)について、「殺意が認定できなかった」として殺人未遂罪での起訴を見送り、暴力行為法違反と銃刀法違反の罪で起訴した。

21日
覚醒剤を売却して得た金と知りながら、密売グループから場所代名目で現金を受け取ったとして、西成署は21日、麻薬特例法違反(薬物犯罪収益等収受)の容疑で、指定暴力団東組系組員の竹本勉(43)=大阪市西成区花園北=と無職の星山亨(66)=同区岸里東=の両容疑者を逮捕、最終送検したと発表した。いずれも容疑を認めている。2人の送検容疑は今年1月、同区内の路上で覚醒剤を密売していた4人組のグループから場所代として1日あたり2、3万円を要求し、27回にわたって計84万円を徴収したとしている。また竹本容疑者は昨年9〜10月、同区内で覚醒剤を路上販売していた別の6人組からも52回にわたり計104万円を受領したという。同署は昨年11月〜今年2月に密売人計10人を逮捕。場所代を払ったと供述したことから、竹本容疑者らの関与が浮上した。

22日
去年6月、大阪市西成区でワゴン車が暴走し、男女4人がけがをした事件で、大阪地裁は車を運転していた男に対し、懲役4年6か月の判決を言い渡しました。傷害などの罪に問われていたのは、住所不定・無職の永田邦勝被告(32)です。判決によりますと永田被告は去年6月、大阪市西成区で、覚せい剤を注射したあとに車を暴走させて近くにいた人を次々とはね、男女4人に骨盤骨折などのけがを負わせました。永田被告は車に近づいた現場作業員を抗争相手の暴力団員だと誤解し、興奮して車を暴走させたということです。22日の判決で大阪地裁は「車を無差別に通行人らに衝突させていて、危険極まりない」として、永田被告に懲役4年6か月の判決を言い渡しました。

23日
23日午前10時ごろ、大阪市西成区萩之茶屋3丁目の飲食店で、「店内に血痕が見える」と通行人から119番通報があり、大阪府警西成署員が店内で男性が血を流して倒れているのを発見した。意識不明の重体といい、署は事件に巻き込まれた可能性もあるとみて捜査を始めたが、搬送先の病院で外傷がなかったことが判明。署は、男性が吐血したとみて詳しい原因を調べている。

24日
大阪市西成区の市立中学生を対象に、放課後の学校で塾講師が補習を行う「西成まなび塾」が24日、同区の市立鶴見橋中で始まった。橋下市長が掲げる「西成特区構想」の一環で、東京都杉並区の和田中学で行われている「夜スペシャル」を参考に実施。自宅学習が難しい生徒のため、課外授業の場を提供し、教育格差の解消を目指す。この日は午後6時30分から、多目的室でスタート。参加した9人が学年ごとのグループに分かれ、同区の学習塾講師による国語や数学などの授業に耳を傾けた。塾に通ったことがないという2年の男子生徒は、漢字の学習プリントに取り組み、「ちょっと難しかったけど、楽しかった」と笑顔を見せた。受講料は月1万円で、市が低所得者世帯に支給している教育バウチャー(クーポン券)を使えば無料。毎週月、金曜日に開講し、同中の校区外からも随時受講を受け付ける。臣永正広区長は「基礎学力の向上だけでなく、生徒の居場所づくりに役立ちたい。負の連鎖を断ち切る強い力になれば」と話した。

27日
インターネットサイトで知り合った女子高校生から現金約140万円をだまし取ったとして、三重県警尾鷲署は27日、詐欺容疑で住所不定、無職の韓国籍尹昶現容疑者(27)を逮捕した。容疑を認めているという。同署によると、尹容疑者は1月、ゲーム関連のサイトを通じ知り合った福島県白河市の女子高校生(当時)に、「会社を経営しているのでお金を増やしてやる」とメールや電話で持ち掛け、4回にわたり計約140万円を、当時住んでいた大阪市西成区の簡易宿泊施設に現金書留で送らせた疑い。

6月

19日
大阪市西成区の介護会社が、生活保護受給者に介護サービスを実施したと偽って、同市から介護報酬を不正受給した疑いが強まり、大阪府警捜査4課は19日、同社関係者や受給者ら男女数人について詐欺容疑で取り調べを始めた。容疑が固まり次第、逮捕する。このうち受給者を含む複数が暴力団関係者という。受給者の介護サービス費用は保護費などで賄われることから、府警は、暴力団などによる新手の貧困ビジネスとみて実態解明を進める。捜査関係者によると、男女数人は共謀、脳梗塞で介護が必要との認定を受けた同市平野区の生活保護受給者の男(53)に対し、同社が運営する同市生野区の介護事業所が介護サービスを提供したように装い、虚偽内容の請求書を府国民健康保険団体連合会を通じて同市に提出し、介護報酬を詐取した疑いが持たれている。
  • 介護サービスを悪用した新たな貧困ビジネスでしょうか。大阪の介護サービス会社の実質経営者らが、生活保護受給者に訪問介護サービスをしたように装い、市からおよそ270万円をだまし取ったとして逮捕されました。詐欺の疑いで逮捕されたのは、生野区の介護サービス会社「スマイルケアサービス」の実質経営者、伏見泰和容疑者(46)ら6人です。伏見容疑者らは、去年3月から今年1月にかけて、平野区で生活保護を受けていた一井昇容疑者(53)にほぼ毎日、訪問介護サービスをしたように装い、市から介護給付費およそ270万円をだまし取った疑いが持たれています。介護給付費の1割分は通常、利用者が負担しますが、生活保護受給者の場合は公金から支出されます。警察は、伏見容疑者や一井容疑者らを暴力団関係者とみていて、介護サービスを悪用した新たな貧困ビジネスの疑いもあるとみて調べています。
  • 障害福祉サービスで介護ヘルパーを派遣したと偽り、介護給付費をだまし取ったとして、大阪府警捜査4課は19日までに、詐欺容疑で、訪問介護業「住宅管理ビックライフ」(大阪市西成区)の実質経営者伏見泰和(46)=同市生野区新今里=と、利用者の無職一井昇(53)=同市平野区西脇=、その内縁の妻で同社関連会社社員宮本久美(45)=同=の3容疑者ら計6人を逮捕した。同課によると、3容疑者らは容疑を認め、一井容疑者が寝たきりの重度障害者を装っていた。給付費は利用者の1割負担が原則だが、一井、宮本両容疑者は生活保護受給世帯として、全額が公費負担となっていた。同課は暴力団が絡んでいる可能性もあるとみて調べている。 
  • 大阪市西成区の介護会社が架空の介護サービス提供を申請し、大阪市から介護報酬を不正受給したとして、大阪府警は19日、同社関係者ら男女6人を詐欺容疑で逮捕した。架空の介護サービスは生活保護受給者に実施したように偽装していたとみられる。受給者の中には暴力団関係者が含まれているとみられ、府警捜査4課が背景を調べている。捜査関係者らによると、大阪市平野区の生活保護受給者の男性に対し、同社が運営する生野区の介護事業所が介護サービスを提供したように装って、虚偽の請求を同市に申請したとされる。

30日
肥満症を治療する市販薬の臨床試験(治験)を行った大阪市西成区の医療法人大鵬会「千本病院」が、治験に参加した病院職員6人のうち4人の身長を実際より低く記載していたことが30日、分かった。病院側が治験の条件に合わせるため、肥満体に見えるようデータを偽装した疑いがある。治験は大手製薬会社の小林製薬(本社大阪市)が依頼し、2010年4月から11年3月まで行われた。同社によると、患者のほか千本病院の職員6人が参加したが、昨年秋に治験のカルテや病例報告書に記された身長と健康診断書を見比べたところ、職員4人の身長が約4〜10センチ低く記載されていた。同社は千本病院に対し、治験の参加条件として、身長と体重の割合で肥満度をみる体格指数(BMI)が25以上35未満の人を対象にするよう要請し、被験者が下限値の25付近に偏らないよう求めていた。同社はこの薬の製造販売承認を国に申請していたが、偽装の発覚を受け今年2月に取り下げた。千本病院の院長と治験の責任者だった医師は昨年退職したという。同社は治験施設支援機関大手「サイトサポート・インスティテュート(SSI)」(東京都品川区)から千本病院を紹介された。千本病院は「担当者がいないので答えられない」としている。

7月

1日
肥満症改善薬の臨床試験(治験)をめぐり、被験者4人の身長が実際より低く記録されたデータ改ざん疑惑で、治験を実施した大阪市の病院が計2460万円を製薬会社側から治験関連費用として受け取り、病院内部の処理でこのほぼ全額が治験を担当した医師2人の収入になっていたことが朝日新聞の調べでわかった。病院に残されたのは3万円余りで、医師2人は昨年、病院を退職した。病院関係者は「院内の設備や職員を使って治験を実施したのに、通常はあり得ないことだ」と問題視している。治験は製薬大手「小林製薬」(本社・大阪市)の依頼を受け、医療法人大鵬(たいほう)会「千本(せんぼん)病院」(同市西成区)が2010年4月から実施した。治験責任医師は当時の内科部長(43)で、当時の院長(45)も業務の一部を分担した。治験の契約は病院名で結ばれた。朝日新聞が入手した内部資料によると、千本病院は10年4月〜12年2月、治験業務を補助していた大手の治験施設支援機関「サイトサポート・インスティテュート」(SSI、本社・東京都)から数回にわけて総額2460万円の振り込み入金を受けた。これらは小林製薬がSSIに支払った費用の一部とされる。入金のうち元内科部長に計2154万円、元院長に計245万円が支払われた。看護師1人にも57万円がわたっていた。病院関係者によると、この看護師は「被験者が足りない」として職員を治験に誘うなど、治験業務の一部に関わっていたという。

4日
借金の取り立てを装って室内に上がり込み、住人を殴ってテレビなどを奪ったとして、大阪府警西成署は4日、強盗容疑で、大阪市西成区花園北の無職、折内光広容疑者(46)を逮捕した。西成では昨年11月から6月にかけて、身に覚えのない借金の返済などを求められ、家財道具や現金を持ち去られる被害が5件以上発生しており、同署は折内容疑者との関連を調べる。逮捕容疑は5月8日午後8時10分ごろ、同区萩之茶屋のマンション5階の無職男性(68)方でインターホンを鳴らし、応対に出た男性の腹をいきなり殴って室内に侵入。「おまえ、銭(ぜに)借りたやろ。頼まれて代わりに取りにきたんや」と言いがかりをつけ、帽子(2500円相当)や19インチの液晶テレビ(1万円相当)奪ったとしている。折内容疑者は「覚えていません」と容疑を否認している。男性は借金に心当たりがなく、同署に通報。防犯カメラ映像や目撃証言などから折内容疑者を特定した。

8日
広島地検は8日、麻薬取締法違反(使用、所持)の罪で、広島県府中市立国府小学校教諭の男(41)=同県福山市=を追起訴した。起訴状によると、5月26日に大阪市西成区内のサウナ施設で麻薬「α−PVP」を使用し、同28日には自宅で「α−PVP」と麻薬「MDPV」を含む粉末を所持したとしている。広島地検は6月17日、米国から麻薬や薬事法上の指定薬物を密輸入したとして、関税法違反の罪でこの教諭を起訴していた。

11日
日雇い労働者の街として知られるあいりん地区がある大阪・西成区が区のイメージアップを図ろうと、若手の職員を集めて新たなPR方法を考える「ぼちぼちいこ課」という名前のプロジェクトチームを発足させました。「ぼちぼちいこ課」は、もともと西成区をPRするために制作されたビデオに登場する架空の課の名前ですが、臣永正廣区長の発案によって区のイメージアップを図るためのプロジェクトチームとして実際に発足することになりました。11日は発足式が行われ、臣永区長は「嘘から出たまことのような話ですが、今までになかった方法で大いに西成区を盛り上げていってください」とプロジェクトのメンバーたちを激励しました。メンバーに選ばれたのは20代から30代の若手の職員8人で、いずれも現在所属する課の仕事とかけもちで西成区の新たなPR方法の考える仕事を担うということです。メンバーの1人、藤井広美さんは「西成区は人情味あふれる街なので、良いところをアピールしていけるように頑張ります」と抱負を述べました。「ぼちぼちいこ課」のメンバーたちは今後、地元で行われる祭りやイベントに参加して地域の人たちの生の声を聞きながら、効果的なPR方法を考え出していきたいとしています。

16日
16日午前1時5分ごろ、大阪市西成区萩之茶屋の商店街から出火、木造2階建ての店舗など4棟計約200平方メートルを焼き、近くのマンション2棟の壁にも延焼した。けが人はなかった。大阪府警西成署が出火原因を調べている。同署や市消防局によると、現場の商店街は日雇い労働者が集まる「あいりん地区」にあり、近くには簡易宿泊所などが密集している。火災では消防車35台が出動し、付近は一時騒然となった。

23日
大阪市は7月23日、大阪市立玉出中学校(西成区)において、生徒の名前・生年月日・住所・連絡先、家族構成などを記載したカードを綴っていたファイルを紛失していることが判明したと発表した。これは7月18日16時頃、教諭が生徒連絡カード保管用ロッカーの整理をしていたところ、1年3組生徒分のカードを綴っていたファイルがないことに気づいたというもの。判明後すぐに、担任をはじめ全教職員による捜索を継続しているが、現在のところ発見には至っていない。紛失した生徒連絡カードには、1年3組生徒全員(39名分)の名前、生年月日、現住所、保護者名、保護者生年月日、電話番号、緊急連絡先、家族構成などの個人情報が記載されていた。

24日
戦前の遊郭の雰囲気を残す大阪市西成区の飛田新地で、地元の子どもたちがだんじりを引き回す「飛田こどもまつり」が24日、行われた。炎天下、法被姿の小中学生ら約100人が「わっしょい」と太鼓のリズムに合わせて綱を引き、町は活気に包まれた。近隣では超高層ビル「あべのハルカス」が建設されるなど再開発が進むが、飛田新地の周辺は古い木造の商店や料亭が立ち並ぶ。祭りは60年ほど前から始まったという。だんじりに乗った子どもたちは店名を呼びながら「祝いましょ」と元気に声を上げ、盛り上げた。毎年参加しているという中学3年の吉沢優さん(14)は「夏の一仕事を終えた」と満足そうな表情を見せた。

25日
日雇い労働者が集まる大阪市西成区の「あいりん地区」で覚醒剤の路上販売を繰り返したとして、府警薬物対策課と西成署は25日、麻薬特例法違反(業としての譲渡)容疑で、いずれも住所不定、無職の古井新吾(39)と太田慎一(34)の両被告=ともに覚せい剤取締法違反罪で起訴=を最終送検した。同署によると、2人は5月1日〜6月3日、あいりん地区で約150回、多数の客に覚醒剤を密売したとされる。2人は「250万円くらい売り上げた」と供述している。2人は覚醒剤を持ち歩かず、いったん離れた場所に隠すことで現行犯逮捕されないようにしていたが、捜査員らが隠匿場所も把握したうえで職務質問。6月3日に覚せい剤取締法違反容疑で現行犯逮捕していた。

28日
当たりの入っていないくじ引きで金をだまし取ったとして、大阪府警は28日、大阪市西成区天下茶屋2丁目、露店アルバイト毛利川強(もりかわつとむ)容疑者(45)を詐欺容疑で逮捕したと発表した。容疑を認めているという。阿倍野署によると、逮捕容疑は27日午後6時50分ごろから1時間半にわたり、大阪市阿倍野区の阿倍王子神社で開かれた夏祭りで、当たりが入っていないくじ引きの露店を営業し、男女3人から計約1万4千円をだまし取った疑い。くじ引きは1回300円、2回500円。1枚のくじに1〜100番の数字が振ってあり、55番以上なら「プレイステーション3」や「Wii U」などの人気ゲーム機が当たるとの触れ込みだったが、実際には54番以下のくじしか入っていなかったという。27日に1万円以上をつぎ込んだ男性が不審に思い、府警に相談。同署が28日に露店を家宅捜索し、当たりがないことを確認したという。毛利川容疑者は「27日に約10万円を売り上げた」と話しているという。

30日
ペットボトルの緑茶1本(105円相当)を万引きしたとして常習累犯窃盗に問われた大阪市西成区の無職男(82)の判決が30日、神戸地裁であり、辻井由雅裁判官は「被害額は小さいが、盗み癖が固定化している」として、懲役2年(求刑・懲役3年)の実刑判決を言い渡した。判決によると、男は6月2日、神戸市兵庫区の100円ショップで緑茶を盗んだ。男は犯行当日、競艇場で所持金の約3万円をほぼ使い果たしており、公判では「のどが渇き、帰宅のための電車賃を残しておこうと思って万引きした」などと犯行動機を説明していた。判決で辻井裁判官は、窃盗など同様の前科が8犯あることを挙げ、「予防の観点も踏まえて相当期間の矯正が必要」とした。

31日
厚生労働省は31日、平成22年の国勢調査に基づく全国1898市区町村(22年末時点)の平均寿命を発表した。日本一長寿の自治体は、男性が長野県松川村で82・2歳(全国平均は79・6歳)、女性が沖縄県北中城(きたなかぐすく)村で89・0歳(同86・4歳)だった。松川村は初めての首位、北中城村は前回(17年)に続いて2度目。男性のベスト10には、都道府県別で全国1位の長寿県である長野県から4自治体、神奈川県から3自治体が入った。前回1位だった横浜市青葉区は81・9歳で、今回は8位。女性のベスト10には、沖縄県から全国最多の3自治体が入った。一方、平均寿命が短いのは男女とも大阪市西成区で、男性は72・4歳、女性は83・8歳。男性は3回連続で最下位となった。厚労省は12年から、国勢調査の行われる5年ごとに市区町村別の平均寿命を発表している。

8月

3日
「反権力の象徴」と語り継がれるストリッパー、一条さゆりさんをしのぶ会が十七回忌にあたる3日、大阪市西成区の立ち飲み酒場「難波屋」であった。ストリップ劇場の元興行師で写真家の川上譲治さん(63)が「波乱に満ちた生涯に再び光をあてたい」と企画。ファンや関係者ら約200人が集まった。一条さんは1972年、大阪での引退興行中に公然わいせつ容疑で現行犯逮捕され、娯楽か犯罪かをめぐって最高裁まで争ったが、懲役刑が確定。晩年は生活保護を受けながら大阪・釜ケ崎で暮らし、97年8月に肝硬変のため60歳で亡くなった。東京から駆けつけた元ストリッパー牧瀬茜さんが「ストリップ劇場の存続が危うい中で踊り子はみんな懸命に踊っている。天国から見守って下さい」と追悼の辞を述べた。一条さんの生涯を描いたアングラ劇「谷間の百合」が上演されたほか、引退後を知る舞台役者、一色凉太(いっしきりょうた)さん(71)が一条さんの最期を語った。

5日
5日午後2時ごろ、大阪市西成区荻之茶屋にある「ローソン萩之茶屋三丁目店」に刃物を持った男が押し入った。男は女性店員に、刃渡り10cmの果物ナイフを突きつけ、「金を出せ」と脅し、女性店員が差し出した現金5千円を奪って、逃走した。

6日
6日午後5時5分ごろ、大阪市西成区萩之茶屋2丁目の路上で、包丁を振り回している男がいると西成署に届けがあった。署員が近くで刺されて倒れている男性を発見したが、搬送先の病院で死亡が確認された。西成署は銃刀法違反の疑いで無職、立穴春美容疑者(73)を現行犯逮捕。刺したことを認めたため、殺人容疑でも逮捕した。西成署によると「ささいなことから口論になり刺した」と供述している。同署は男性の身元や死因を調べる。立穴容疑者は以前から男性と知り合いだったとみられ、刃渡り15センチくらいの血のついた包丁を持っていた。現場は日雇い労働者が集う「あいりん地区」で、西成署も近くにある。

12日
けさ大阪・西成区で自転車に乗っていた72歳の女性が男に前かごから現金およそ120万円が入ったバッグをひったくられ警察が窃盗事件として捜査しています。けさ6時すぎ大阪・西成区花園北の路上で自転車に乗っていた72歳の女性が後ろから自転車で近づいてきた男に追い抜かれざまに前かごに入れていたバッグをひったくられました。警察によりますと女性は浪速区の自宅から経営する西成区のたばこ店に向かう途中でバッグにはたばこの仕入れ代の現金およそ120万円が入っていたということです。女性にけがはありませんでした。バックをひったくった男は白と黒の横じまのシャツに黒っぽいズボンをはいていて北の方向に逃走したということです。警察は窃盗事件として逃げた男の行方を捜査しています。大阪府内では今月、自転車の前かごからバッグなどがひったくられる被害が相次いでいて警察が注意を呼びかけています。

16日
16日午前2時5分ごろ、大阪市西成区鶴見橋の飲食店経営の女性(65)方で、女性が仕事から帰宅し、玄関扉の鍵を開けていたところ、背後から近づいた男に突然後ろに引きずり倒され、現金約4万円入りのショルダーバッグを奪われた。男はそのまま逃走。女性は転倒した際に頭を打って軽傷を負った。大阪府警西成署が強盗致傷容疑で捜査している。同署によると、男は30歳代くらいだったという。

24日
24日午後1時50分ごろ、大阪市西成区花園北のマンションで「新聞がポストにたまり、臭いがする部屋がある」と、同じマンションの住人から西成署に通報があった。駆け付けた署員が11階の一室で男女2人が倒れているのを発見、間もなく死亡が確認された。西成署によると、2人は60代の夫婦とみられ、目立った外傷はなかったが、死後数日が経過しているとみられる。室内のエアコンは使われておらず、同署は2人が熱中症で死亡した可能性があるとみて、詳しい死因などを調べている。同署によると、部屋の玄関は施錠されていた。2人はリビングで、いずれもあおむけに倒れていた。

30日
大阪市西成区のコンビニでアダルト雑誌を万引したとして、窃盗罪に問われた無職、中勝美被告(65)の判決公判が30日、大阪地裁で開かれ、小倉哲浩裁判官は「生活保護費が底をつく中で及んだ安易で短絡的な犯行」として懲役1年2月(求刑懲役1年6月)の実刑を言い渡した。中被告は、京都府舞鶴市の女子高生殺害事件で殺人罪などに問われ、1審京都地裁で無期懲役(求刑死刑)を宣告されたが、昨年12月、2審大阪高裁で逆転無罪となり、検察側が上告している。小倉裁判官は判決理由で「これまでも万引などで服役を繰り返したほか、(無罪判決後に)社会生活を送るようになって半年もしないうちに犯行に及んでおり、今後の再犯が強く懸念される」と述べた。判決によると、中被告は5月28日、大阪市西成区旭のコンビニで、アダルト雑誌1冊(680円相当)を盗んだ。

9月

3日
介護ヘルパーの女性に包丁で切りつけたとして、大阪府警西成署は3日、大阪市西成区松、無職、平塚富士雄容疑者(65)を殺人未遂の疑いで現行犯逮捕した。逮捕容疑は3日午後6時半ごろ、同区長橋の路上で介護ヘルパーの女性(42)=同区=の左脇腹を文化包丁(刃渡り約15センチ)で切りつけ、負傷させたとしている。女性は命に別条はないという。同署によると、平塚容疑者は女性の訪問介護を受けていた。「介護申請のトラブルで腹が立ち、殺そうと思った」と認めているという。悲鳴で駆け付けた近くの自営業の男性(30)が女性に馬乗りになり首に包丁を突きつけていた平塚容疑者を取り押さえた。

5日
大阪市西成区でアスベスト(石綿)製品を製造していた工場の跡地周辺の住民ら11人が健康被害を受け、うち1人は中皮腫で死亡していたことが5日、分かった。支援団体「中皮腫・アスベスト疾患・患者と家族の会」が明らかにした。同団体によると、工場は「大阪パッキング製造所(現・日本インシュレーション)」の旧西成工場で、1954年から60年代まで石綿製品を製造していた。近くには他にも石綿を扱う工場が3カ所あった。昨年2月、工場近くに住み中皮腫を発症した70代の男性が同団体に相談。男性は同8月に死亡した。 

22日
大阪府警西成署は22日、知人の無職男性(69)を果物ナイフで刺したとして、殺人未遂の疑いで大阪市西成区太子、無職、杉本紀行容疑者(66)を逮捕した。刺された男性は腹部に重傷を負ったが命に別条はない。逮捕容疑は22日午後、自宅アパートを訪ねてきた男性に「殺してやる」と言ってナイフを突き出し、逃げようとした男性をアパートの廊下で刺した疑い。同署によると、杉本容疑者は被害者の男性と一緒に歩いて、署に出頭した。ナイフを所持していたことなどから、同署は緊急逮捕した。動機などを調べている。

26日
小学生の女児3人に刃物を突きつけて体を触り、現金を奪ったとして、大阪府警捜査1課は26日、強制わいせつと強盗の容疑で大阪市西成区旭、解体工、小川憲一容疑者(39)を逮捕したと発表した。逮捕容疑は8月20日午後4時ごろ、大阪府内のマンションで、小学生の女児3人に声をかけ屋上につながる階段の踊り場に連れていき、カッターナイフを突きつけて体を触ったうえ「ジュース代ないか」と脅迫。女児の1人から510円を奪って逃走したとしている。「女の子を見てかわいいと思い、性的な欲求が抑えられなかった」と容疑を認めている。府警によると、小川容疑者は7月下旬ごろから、この踊り場で寝泊まりしており、遊んでいた女児を見つけて声をかけたという。

27日
受刑中の選挙権を認めない公職選挙法11条の規定が憲法に違反するかどうかが争われた訴訟の控訴審判決が27日、大阪高裁であった。小島浩裁判長は「受刑者の選挙権を一律に制限するやむを得ない理由があるとは言えない」と指摘。「規定は違憲」とする判断を示した。訴えたのは、受刑中のため2010年7月の参院選で投票できなかった元受刑者の男性=大阪市西成区。公職選挙法11条では、禁錮以上の刑を受け、執行が終わるまでの人には選挙権や被選挙権がないと定めている。男性は、この規定に基づいて違法に選挙権を否定され、精神的苦痛を受けたとして国に100万円の国家賠償を求めていた。判決で小島裁判長は、受刑者には公正な選挙権の行使を期待できないとする国側の主張について、「受刑者であることのみから、ただちに法を守る意識が著しく欠けるとはいえない」として退けた。そのうえで、憲法改正の国民投票については受刑者にも投票権が認められているとし、「不在者投票で選挙権を行使させることが実務上、難しいとはいえない」と指摘。受刑者であることを理由に制限するのは違憲との判断を示した。一方で国家賠償については、「(公職選挙法の)規定を廃止しなかったことが、国家賠償法上違法とはいえない」として、請求を退けた。一審の大阪地裁判決(今年2月)は、「受刑者が一定の社会参加を禁じられるのはやむを得ない」と判断し、違憲確認の訴えを却下していた。

28日
28日未明、大阪市西成区の住宅密集地で計2000平方メートルを焼く火事があった。ケガ人などは確認されていないという。火事があったのは大阪市西成区鶴見橋の住宅密集地で、28日午前1時過ぎ、近くの住民から「火事で家が燃えている」と消防に通報があった。消防車51台が駆けつけ、火は約2時間後にほぼ消し止められたが、木造の民家やアパートに加え、隣り合わせの商店街の店舗兼住宅など計2000平方メートルが燃えた。今のところ、ケガ人などは確認されていないということが、被害の全容はまだ明らかになっておらず、警察と消防は28日朝から実況見分を行って、火元の特定や火事の原因を調べる方針。

10月

8日
あいりん地区に象徴される日雇い労働者の町というイメージが強い大阪市西成区。同区役所は、区の歴史を知ってもらうことで地域力の醸成につなげようと、地域の古地図などの歴史資料をデジタル化して整理、公開する「西成情報アーカイブ」を8日、同区出城2丁目の大阪市社会福祉研修・情報センター内にオープンした。6月に大阪市立大と締結した連携協定に基づく市民向け取り組みの第1弾。同日から区の成り立ちなどを知ることができる企画展示をスタートするとともに、記念講演会を開いた。同区役所はことし6月、住之江、住吉の2区役所とともに、同大学と連携協定を結んだ。以前から、同大学の教員がそれぞれの地域でフィールドワークを行い、まちづくりの分野などで連携を図っていたが、協定締結を機に、大学と自治体がより一体となって地域の課題に取り組むことになった。西成情報アーカイブは、区と同大学が共同で地域に残る歴史、文化、学術的に貴重な資料を収集。これまでに書籍や絵図、写真など約7千点を所蔵し、このうち約3千点をデジタル化して保存。学術研究につなげるとともに、同センター内に市民が気軽に資料を閲覧できるスペースを設けた。同日から始まった記念展示では、1925年に大阪市が周辺の町村と合併して「大大阪」と呼ばれるようになる直前の西成郡の街並みが見える「大阪市パノラマ図」(1924年)をはじめ、鳥瞰(ちょうかん)図で有名な絵師、吉田初三郎が手掛けた難波、天王寺から住吉大社などをつなぐ交通機関が西成区内を通る様子を描いた「大阪府交通略図」(1932年)など、約20点が飾られている。記念講演では同大学都市研究プラザの水内俊雄教授が「絵図・地図でめぐる西成」をテーマに語り、かつては堺と大坂の二大消費地を結ぶルートとして政治や経済、文化の最先端の息吹を西成は受けていたことなどを指摘した。臣永正広区長は「西成はマイナスのイメージが強いが、子どもたちに長い歴史のあることを知ってもらうことで誇りを感じてもらい、まちづくりにつなげたい」と話していた。

17日
大阪市西成区で今年6月、男性3人が生活保護費受給を申請する際、簡易宿泊所を改装したカプセルホテルのような部屋(1.5畳)を居住用「アパート」と申告し、市が「狭すぎて危険がある」として支給を認めない異例の決定をしていたことが分かった。専門家は「劣悪な住環境を防ぐ弾力的な対応」と評価し、厚生労働省も「全国でも珍しい対応」としている。「アパート」経営者は市の指摘で部屋を改装したが、生活保護法には受給者の住居に関する規定はなく、専門家は改善を求めている。市福祉局などによると、アパートは西成・あいりん地区にあり、簡易宿泊所だった木造3階建てを改装した。各階にカプセルホテルのような部屋(高さ約1.7メートル)が上下2列に棚状に約10室ずつ並ぶ「脱法ハウス」のような構造だった。各部屋に窓があり、風呂、トイレは共同。上層の部屋は、はしごで出入りする構造だった。家賃は同市の単身世帯への住宅扶助の上限額(4万2000円)に近い4万円だったという。民生委員から連絡を受けた市が6月に現地調査。出向いた職員は「カイコ棚のようで非常に狭く、靴を脱ぐ場所もない。出口から急にはしごになっており、危ないと感じた」と話す。生活保護法には受給者の住居の広さなどに関する規定はないが、市は「健康で文化的な最低限度の生活」を目指す同法の精神に反するとして、3人に生活保護を支給できないと通知し、アパート経営者には改善を促した。これを受けて経営者は従来の上下2室ずつ計4室を1室にまとめる改装を行った。現在、3人のうち1人がここに、2人は別の場所に住んで、いずれも生活保護費を受給できるようになったという。報道で「脱法ハウス」が問題化した後の今年9月、国土交通省はカイコ棚状の狭小住居などを規制する基準を出した。市は「事後的に基準に照らすと、このアパートは脱法ハウスに該当した可能性がある。今後、同種の建物が貧困ビジネスに悪用されないよう注意したい」としている。

18日
大阪市西成区にあったアスベスト関連工場の周辺住民に健康被害が出ている問題で、住民の女性が、がんの一種=中皮腫で亡くなっていたことが明らかになりました。支援団体によりますと、女性は2006年にアスベスト特有のがんの一種=中皮腫だとわかり54歳で死亡しました。女性は、西成区にあったアスベスト関連工場の近くで生活していました。工場周辺の住民で死亡が確認されたのは2人目です。同じように工場近くで暮らしていた女性の姉にも、肺に異常が見つかっています。姉は、「妹は『苦しい』とは、ひとつも言わなかった。我慢強いから」「私はこれからどうなるのかな。死を待つようなものやな」と話しました。西成区では、工場近くに住んでいた13人に、アスベストが原因とみられる肺の異常があることが支援団体の調査によって明らかになっています。

19日
生活保護受給者から家賃保証名目で現金を詐取したとして、大阪府警捜査4課は19日、山口組系暴力団組員で、不動産会社「住宅管理ビックライフ」(大阪市西成区)の実質経営者・伏見泰和被告(46)(別の詐欺罪で公判中)ら4人を詐欺容疑で逮捕した。受給者に入居先をあっせんしては「家賃保証」の名目で数万円を徴収、詐取額は年間約4000万円になるとみられる。伏見被告らは大阪市内でマンション約70棟の部屋を借りて受給者約2000人にまた貸ししており、家賃の差額などで年間約2億円の利益を上げていたという。府警は、一部が暴力団の資金源だったとみて調べる。発表では、伏見被告らは2010年10月〜昨年3月、同市内のマンションに受給者の男性3人を入居させた際、「提携する家賃保証会社に支払う金が必要」などとうそを言い、計5万円を詐取した疑い。伏見被告は容疑を認めているという。府警によると、受給者の多くは、ホームレス生活をしていた際に同社側から声をかけられ、住居のあっせんを受けていた。府警は、ホームレスを集めて生活保護を受給させた上、保護費を吸い上げる「囲い屋」グループとみている。

23日
大阪市西成区のアパートで拳銃2丁と実弾11発を所持していたとして、元暴力団組員の51歳の男が逮捕されました。銃刀法違反の疑いで逮捕されたのは、元山口組系の暴力団組員・山中信治容疑者(51)で、今年9月、西成区萩之茶屋のアパートで、押し入れの中に拳銃2丁と実弾11発を所持していた疑いが持たれています。警察によりますと、山中容疑者は今年5月に知人の男性らと金銭トラブルを起こし、拳銃のようなものを突きつけたとして脅迫の罪で起訴されましたが、警察が家宅捜索を行った際に、関係先のアパートから拳銃が見つかったということです。山中容疑者は「間違いありません」と容疑を認めているということです。

11月

1日
大阪市西成区で、民家にゲーム機を設置し、客に賭博をさせていたとして、警察は暴力団組長の男らを逮捕した。常習賭博などの疑いで逮捕されたのは、店を経営していたとみられる指定暴力団・山口組傘下組織の組長・三谷壽昭容疑者(63)ら4人と客の男女3人。賭博が行われていたのは、大阪市西成区天下茶屋北の民家で、三谷容疑者らは、スロットなどのゲーム機10台を民家1階に設置し、客に現金を賭けさせ、常習的に賭博をしていた疑いがもたれている。店は約6年前から営業し、一日に約10万円、6年間で2億円余りの利益を上げていたとみられる。三谷容疑者は「店の経営はしていない」と容疑を否認しているが、警察は売上金が暴力団の資金源になっていたとみて詳しく調べている

17日
17日午前7時40分頃、大阪市西成区岸里の4階建てマンションの1階の部屋から出火、室内の一部を焼いて約10分後にほぼ消し止められたが、部屋にいた男性が全身にやけどを負い、搬送先の病院で死亡が確認された。西成署で男性の身元と出火原因を調べている。

23日
23日午前0時5分ごろ、大阪市西成区南津守のコンビニエンスストア「セブンイレブン大阪南津守6丁目店」に男が押し入り、レジにいたアルバイトの男性店員(52)に包丁を突きつけ「金を出せ」と脅した。店外にいた男性店員(32)が異変に気づいてレジに戻り、店員2人で「危ないものはしまえ」などと説得すると、男は素直に包丁を近くにあった買い物かごの中に置き、店員が110番。駆けつけた大阪府警西成署員が窃盗未遂容疑で現行犯逮捕した。最初に対応した店員が現金を出さなかったため、被害はなかった。同署によると、逮捕されたのは同区玉出西、アルバイト、田島忍容疑者(22)。「金がほしかった」と供述している。店員2人と店内にいた客1人にけがはなかった。

25日
25日午前8時45分ごろ、大阪市西成区天下茶屋東の駐車場に「不審者がいる」と110番通報があった。警察官が駆けつけると男が車に乗り込み発進、男の腕にしがみついた警察官を数メートル引きずり、駐車中の車に衝突した。警察官は男を公務執行妨害容疑で現行犯逮捕。警察官は足に軽傷を負った。西成署によると、男は同市西成区、無職、朴悠也容疑者(27)。朴容疑者は「覚えていない」と容疑を否認しているという。また、平野署によると、同日午前5時ごろ、同市平野区長吉長原西の立体駐車場3階で、通報を受けた署員が、駐車中の車を物色する男を発見。男は車に乗り込み、停車を求めたパトカーに数回衝突して逃走する事件があった。約10台の車の窓ガラスが割られていた。府警は関連を調べるとともに、窃盗事件として捜査する方針。

12月

2日
地域を明るくしようと、大阪市西成区の住民らによる手作りの電飾イベント「イマナリエ」が2日、今宮ふれあい広場(萩之茶屋)など同区の3か所で始まった。来年1月31日まで、午後5〜10時に点灯される。今宮社会福祉協議会や同区の消防、学校の関係者らが昨年、「暗いと思われがちな町のイメージを良くしよう」と初めて実施し、2回目。同区天下茶屋北の特別養護老人ホーム「ローズ」駐車場で点灯式が行われ、ツリー2本と光のカーテンが青や赤などに彩られた。同区天下茶屋の「大阪自彊(じきょう)館いきいきセンター」も合わせ、LED(発光ダイオード)約20万個を使った通天閣や富士山、トンネル、雪だるまなどの電飾15点が楽しめる。同広場を訪れた同区の無職武田利男さん(72)は「町が美しく輝き、自分も元気になった」と見入っていた。

4日
  • 不用になったスキー道具を路上に不法投棄したとして、大阪府警西成署は4日、大阪市北区の会社員(57)を廃棄物処理法違反容疑で現行犯逮捕したと発表した。同署によると、会社員は3日午後7時20分頃、同市西成区萩之茶屋の路上で、スキー板(長さ1・8メートル)とストック(同1・15メートル)を不法投棄した疑い。「正規の廃棄手続きが面倒だった」と容疑を認めている。現場付近では橋下・大阪市長の掲げる「西成特区構想」で小中一貫校の設置が検討されており、住民から「大人がごみを不法投棄してもいいのか」などと苦情が寄せられていたという。
  • 4日午前5時頃、大阪市西成区千本北の棟続き住宅から出火。木造2階建て4棟のうち、西端の棟の1階約10平方メートルを焼いた。この棟の1階で、住人の無職橋本成江さん(82)が倒れているのが見つかり、病院に搬送されたが、死亡が確認された。近所の人によると、橋本さんは足が不自由で車いすを使っていたという。西成署によると、橋本さんは一人暮らし。

6日
覚せい剤の売買を一掃する対策の強化を−。大阪市西成区の萩之茶屋地区住民らが6日、区内の覚せい剤撲滅を求める陳情書を松井一郎知事と橋下徹市長に提出した。学校周辺や子どもの自転車の前かごに使用済みの注射器が平然と捨てられる実態を訴えた住民に対し、松井、橋下両氏は「普通の町」になるための対応を約束した。陳情書の提出者は萩之茶屋地域社会福祉協議会、萩之茶屋連合町会、NPO釜ケ崎支援機構、簡易宿泊所組合などの各代表者。橋下氏が掲げる「西成特区構想」の教育環境改善強化をめぐって、住民側は、覚せい剤などの売買が横行する環境が構想の障壁になっている現状を訴えた。萩之茶屋地域社会福祉協議会の田中康夫会長は大阪市役所で「特別なまちにと言うのではない。子どもが外で遊ぶまち、普通の町に出来るよう、ぜひ行政の力を」と松井、橋下両氏に協力を求めた。陳情書を受け取った松井氏は「普通の生活ができる場所に出来るよう府市一体で取り組みたい」と約束し、橋下氏も「落書きやゴミ放置と同様『なんとなくいいのでは』という雰囲気を何とかしないといけない。地域と共に取り組んでいく」と答えた。

11日
大阪府の松井一郎知事は11日、府警の田中法昌(のりまさ)本部長と会談し、覚醒剤の密売など薬物事案の摘発が相次ぐ大阪市西成区の状況を改善するための専門チームを府と府警、大阪市の合同で立ち上げることを決めた。専門チームは来年度から5年間かけて、薬物対策に重点的に取り組むとともに、ごみの不法投棄など同区の抱える問題に対応することで、犯罪の生まれにくい土壌を作るのが狙い。府警薬物対策課によると、同区のあいりん地区での薬物事案の摘発者数は、年間400人以上に上り、府内の全摘発者数のうちの約5分の1を占めるという。松井氏は記者団の取材に、「『西成は犯罪の巣窟じゃない』と伝える組織を徹底して作る」と述べた。

15日
日雇い労働者を支援する「小さな親切」運動大阪本部(大野正利代表理事)は15日、あいりん地区(大阪市西成区)の萩之茶屋南公園(通称・三角公園)で、讃岐うどんの炊き出しを行った。同本部は会員の高齢化などで解散を決めており、歳末恒例の炊き出しもこれが最後。訪れた労働者らは湯気の立つ出来たてのうどんを味わっていた。讃岐うどんの製造販売会社「めりけんや」(香川県宇多津町)が、今年も冷凍うどん約1500食分を用意。同本部の会員ら約30人が大きな鍋で麺をゆで、ワカメなどの具を添えてどんぶりを手渡した。日雇い労働者の児玉泰輔さん(55)は「年末で仕事が少なく、生活を切り詰めている。体が温まり満腹になるうどんはおいしくて、ありがたい」と話した。炊き出しに併せて、NPO法人・ふれあい広場「コスモス」(大阪市城東区)はタオルに絵手紙を添え、仁川学院高(兵庫県西宮市)の1年生4人は同級生らと指編みしたマフラーをそれぞれ配った。同高1年、辻吉秀さん(16)は「『ありがとう』と声をかけられ、やって良かった」と話した。同本部実行委員の鈴木和巳さん(62)は「あいりん地区のほぼ全員が、『アベノミクス』の恩恵を受けることなく、苦しんでいる。私たちの活動はこれで終わるが、若い人たちが志を引き継ぎ、支援を継続してほしい」と願っていた。

17日
路上にごみを不法投棄したとして、西成署は17日、廃棄物処理法違反容疑で、大阪市西成区長橋の牧師(68)ら男3人を現行犯逮捕したと発表した。同署によると、現場は日雇い労働者らが集まるあいりん地区(西成区)の南海電鉄高架沿いの市道。今月3日にも同じ場所にスキー用品を捨てたとして、別の男が同容疑で現行犯逮捕されている。この場所への不法投棄で摘発されたのは、今年に入って18人に上るという。牧師の逮捕容疑は16日午前11時20分ごろ、同区内の市道沿いに、カセットコンロやカップラーメン、猫のふんなどが入った袋を捨てたとしている。不法投棄を警戒中の署員が発見した。牧師は「臭いので教会の近くに捨てるのが嫌だった」と供述している。

19日
大阪市の橋下市長が掲げる「西成特区」構想で、小中一貫校が新設される西成区のあいりん地区周辺。2015年度の開校に向けた工事も始まり、地域に子育て世代を呼び込むことも期待されている一方、学校予定地の周辺では不法投棄が後を絶たない。地域住民らは「通学路がごみであふれないように」と美化に取り組み、市や府警も取り締まりなどに本腰を入れ始めた。「西成には路上にごみの山があり、みんなが捨てに来ると聞いた」。西成署が3日、不用になったスキー道具を路上に捨てたとして廃棄物処理法違反容疑で現行犯逮捕した男(57)はこう、供述したという。男が投棄した場所は、あいりん地区の西端となる南海本線ガード下(萩之茶屋)付近の路上。現場を歩くと、不法投棄を禁止する貼り紙の前に、家庭ごみや冷蔵庫、金庫、段ボールなどが山積みになっていた。西成特区構想では、市立萩之茶屋、弘治、今宮の3小学校を統廃合し、市立今宮中の敷地に15年度、小中一貫校を新設する。投棄現場は今宮中に面した市道で、現状のままだと、児童・生徒は毎日、〈ごみの山〉のそばを登下校しなくてはならなくなる。地域の美化などに取り組む「あいりんクリーン推進協議会」の村井康夫副会長(62)は「不法投棄がなくならないと、西成のイメージは悪くなる一方だ。子供たちも『ごみは道端に捨てればいい』と考えるようになり、教育上も良くない」と胸を痛める。市が昨年度に回収した不法投棄ごみ5400トンのうち、あいりん地区での回収分は1500トンに上り、市は同地区で、日曜を除く毎日、投棄ごみを回収。市職員も日中に随時、巡回しているが、市担当者は「回収しても、時間がたつと元に戻る。イタチごっこだ」と頭を悩ませる。一方、府警は住民や市からの要請を受け、取り締まりを今まで以上に強化している。西成署は11月以降、ストーブやオルガン、引っ越しで出た粗大ごみなどを路上などに捨てた14人を現行犯で逮捕した。大阪市の場合、粗大ごみを捨てるには大きさや品目に応じて200〜1000円の手数料が必要だ。不法投棄は多くが費用を惜しんでの犯行だが、廃棄物処理法違反による罰則は5年以下の懲役か1000万円以下の罰金で、個人で初犯でも数十万円の罰金が科せられるのが一般的という。同署の広瀬誠副署長は「不法投棄は決して軽微な犯罪ではない。今後も厳正な取り締まりを続ける」と、言葉に力を込めた。

26日
大阪府の松井一郎知事は26日、大阪市西成区のあいりん地区を視察した。6日に同地区がある萩之茶屋地域の住民らから覚せい剤撲滅への対策を求める陳情書が出されたのを受けたもので、市立今宮中学校などを訪問し、地域の実情を尋ねた。同中学の二井雄二校長との意見交換を終えた松井知事は「同中学では学力テストの結果が全国平均を上回るが、西成というだけで悪いイメージが先行している。一部エリアで覚せい剤が取引されているのは事実。取り締まり強化で府と市、警察が一緒になり、偏見のあるイメージを払拭(ふっしょく)したい」と話した。
地域からの陳情を受け、府と大阪市、大阪府警は現在、対策に向けた5カ年計画を策定中。松井知事は「年明けにも市長、府警本部長と共に発表したい」と語った。

29日
29日午前7時25分ごろ、大阪市西成区千本中の駐車場で、近くにある洋菓子会社勤務でケーキなどの配達業務中だったアルバイト男性(45)が背後から来た男に体を押さえつけられ「出せ出せ」と脅された。男は男性が身につけていた売上金約70万円入りのウエストポーチのひもをはさみのようなもので切断して奪い、駐車場の近くに止めていた自転車で逃走した。男性にけがはなかった。大阪府警西成署が強盗容疑で捜査している。同署によると、男性は商品ケースに入れたケーキやパンを駐車場近くの系列店に配達。空になったケースを荷台に積んでいるところを襲われた。男は30代ぐらいで、上下黒っぽい服装に目出し帽をかぶっていた。

30日
コンビニで従業員をのこぎりで脅し、現金を奪ったとして大阪府警西成署は30日、強盗容疑で大阪市西成区天下茶屋、無職、恵川照利容疑者(71)を逮捕した。逮捕容疑は30日午前6時50分ごろ、同区岸里東のコンビニ「ココストア西成岸里店」に押し入り、レジにいた女性従業員(52)を「金を出せ」と持っていたのこぎりで脅迫。現金約7千円を奪って逃走したとしている。同署によると、この直前に近接する別のコンビニでも同様の手口の強盗未遂事件があり、同署が緊急配備。2件目の店から自転車で逃走していた恵川容疑者を署員が見つけ、現行犯逮捕した。「金が欲しかった」といずれの犯行も認めているという。

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