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96.稲瀬りぜる - 18/04/06 22:22:08 - ID:P3LwpPUQ9A
※95の続きです
「最近、うちののらきゃっとがこっそり何かをしている。」俺がそう気づいたのは、ある深夜に起きた日。俺の本棚から、いくつか本が抜き取られていたのに気付いた時。そっと、のらきゃっとの部屋に行ってみると、本を机の上に載せたまま、疲れ果てたかのように眠っていた。声帯に関するページ。「…何考えてるんだか」ふっ、という笑いが漏れる。寝ているのらきゃっとに毛布を被せて、俺はそっと部屋を後にした。楽しみが増えたな。
「最近、のらちゃんがこっそり何かしようとしてるのじゃ」それに気付いたのは、図書館の利用履歴を見ていた時。本を借りてはいなくて、ただその場で読み込んでいるだけみたいで、なんだか貸し借りの履歴にも残したくないように見える。ただ、のらちゃんの利用回数が増えているのは事実。のらねこPさんから、最近のらちゃんがどんな本を読んでいるか聞いて、こっそり在庫を増やしてあげるのじゃ。楽しみがちょっと増えたのじゃ。
「最近、のらきゃっと様がこっそり何かしている」我々がそれに気付いたのは、生放送内でのちょっとした様子の変化。なんだか様子が違っていて、何かを隠してそわそわしているのらちゃんがいつもよりさらに可愛く感じた事。最近、素敵なことがあったばかりだ。我々には手助けはできないけど、応援することなら出来る。のらちゃんが何をしても歓迎出来るように、秘密があるなら皆で触れないように根回ししておこう。チュウ^〜🐭
「最近、回りからの当たりが、少し優しくなった気がします」私がそれに気付いたのは、歌を歌うための努力がある程度進行した時の事です。暖かいプロデューサーさんの毛布。少し猫松さんの匂いのする、図書館の本の暖かみ。ねずみさん達の優しさ。そんな所から、私が何かをやろうと気付いていて、待っていてくれるのだと気付きました。なんだか、恩返しをしようとして、恩が増えちゃいましたね。最高の歌を届けて、それに応えます。
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