172 ◆3RS0Ar30bE[saga] 2014/01/07(火) 00:18:04.10 ID:erDZRmpo0
学級裁判 再開！！
時が止まった気がした。
江ノ島が指し示した人物が、あまりにも予想外で。
そして、信じたくなくて。
神原「……へ？」
きょとん、と首を傾げる神原さん。私たちは唖然としたまま神原さんを見る。
そうして少し間が開き、ようやくその意図を読み取った神原さんは驚きの悲鳴を出した。
神原「えぇぇぇぇぇっ！！？」
神代「バ、バカなことを言わないで！ 神原さんが内通者なんて……！」
江ノ島「信じたくねぇか！？ でも残念！ これが真実なんだよ！！」
江ノ島「神原さんっ、その節はどうもお世話になりましたー！」
御門「神原お姉ちゃん……！」
神原「ち、違います！ 私は内通者なんかじゃありません！」
176 ◆3RS0Ar30bE[saga] 2014/01/07(火) 00:26:36.55 ID:erDZRmpo0
そうして混乱に陥る中、私はふと首括を見る。
首括「…………」
江ノ島「あれあれー？ どうしちゃったのかな首括君？ 鳩が豆鉄砲食らったみたいな顔しちゃってさ？」
江ノ島が黙ったままの首括を挑発している。
江ノ島「そうですよね……首括さんにとって神原さんは格段に特別な存在でしたもんね……」
江ノ島「どうだい？ 自分を正しい道に戻してくれた人が実は悪の道を進んでたなんてさ」
江ノ島「ははっ！ 絶望的だなおい！！」
御陵「ちょっと……！」
そのあんまりの物言いに思わず口を挟んでしまう。
江ノ島「ん？ なんだい？」
江ノ島「まさか……首括君を庇うつもり？」
御陵「だったらなんだっていうのさ……！」
江ノ島「…………」
江ノ島「あーあ……相変わらずの捨て身の希望だねぇ……」
その言い方に何かが引っ掛かる。
まるで、昔馴染みに言うようなその言い方に。
177 ◆3RS0Ar30bE[saga] 2014/01/07(火) 00:34:31.39 ID:erDZRmpo0
その言葉の真意を問おうとするが、その前に神原さんが首括に声をかける。
神原「く、首括さん……？」
それはすがるような視線。
その弱々しい視線を受けて首括は本当に小さく舌打ちをし、聞いた。
首括「……一つ、聞かせてくれ」
首括「お前が本当にこの女の内通者なら……僕に対するあの態度は全部偽りだったのか？」
首括「料理を差し入れてくれたことも、」
首括「僕に何度も優しい言葉をかけてくれたことも、」
首括「……全部、僕を絶望させるための演技だったのか？」
その問いから神原さんは何かを察したのか、一瞬ハッとした顔をするとその瞬間ぽろぽろと涙を溢した。
神原「……信じて、くださいよぉ……！」
神原「私、みなさんを裏切ってないです……！」
その悲痛な涙を見て、江ノ島はニヤニヤと笑う。
……どうなんだ？ 私はこの神原さんの涙を信じていいのか……！？
178 ◆3RS0Ar30bE[saga] 2014/01/07(火) 00:42:39.81 ID:erDZRmpo0
【ノンストップ議論 開始！】
コトダマ
・謎の手帳
・集合写真
・緊急面談DVD
江ノ島「みなさんに悲しいお知らせがあります……」
江ノ島「みなさんの仲間であった、神原さんですが……」
江ノ島「なぁんと！ 【このオレの内通者】だったんだぜ！」
神原「だ、だから違いますよぉ……！」
声伽「……これは、判断に迷うね……」
御門「神原お姉ちゃん、【ノノたちを騙してた】の……？」
神代「嘘だ……私は、信じない……」
首括「…………」
神原「な、なんで……みなさん……！」
神原「信じてください！ 私は【江ノ島さんのことなんて知らないし会ったこともありません！！】」
江ノ島「これが希望と絶望がぶつかりあう瞬間なのですね」
江ノ島「なんて、感慨深いんでしょう……」
↓2
どうぞ！
180 以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします[saga] 2014/01/07(火) 00:45:23.03 ID:g8oOv5WAO
知らないし会ったことない←謎の手帳
181 ◆3RS0Ar30bE[saga] 2014/01/07(火) 00:52:49.87 ID:erDZRmpo0
正解！
御陵「っ……！！」break！
御陵「神原さん……この手帳に見覚えはある？」
神原「な、なにがですか……？ こんな手帳、見覚え……」
そろりそろりと手帳を受け取り中を確認する神原さん。
神原「…………」
御門「？ 神原お姉ちゃん……？」
神原「……に、似てるなんてものじゃないです……」
神原「なんですかこれ！？ 私の字そのままじゃないですか！？」
声伽「その手帳にはなんて……？」
その問いについて私が説明をする。
首括「……希望やら絶望やらを話す女、か」
神代「……江ノ島で間違いないんだよな……」
御門「それに、筆跡が同じとなれば……」
神原「ち、違います……！ 私、こんなこと書いた覚え……！！」
涙を溢しながら懸命に言葉を紡ぐ神原さん。
182 ◆3RS0Ar30bE[saga] 2014/01/07(火) 01:02:28.94 ID:erDZRmpo0
江ノ島「うぷぷ……これでみんなもわかってくれたかな？」
江ノ島「つまり！ 神原陽菜とオレは協力関係にあったんだよ！！」
御陵「っ……」
何か言葉を紡ごうにも、それができない。
信じたくないのに、頭では信じきっている自分が怖い。
江ノ島「うぷぷぷぷ……でさぁ、ここまでヒントをあげたのにまだわからないの？」
声伽「……何の話？」
江ノ島「当然、お前たちの記憶についてよ！」
記憶……私たちの奪われた記憶……。
集合写真、そして学園長との面談……さらに、今の神原さんについてもがヒントになる……？
御陵「…………」
江ノ島「あー！ わかんねぇの！？」
江ノ島「なら仕方ねぇ！ 出血大サービスだ！」
首括「何の話だ……？」
江ノ島「ご開帳でーす！ これがオマエラの出たかってた外の世界の様子だよー！」
その唐突な宣言と共に、裁判場のモニターが不意に起動した。
183 ◆3RS0Ar30bE[saga] 2014/01/07(火) 01:08:24.87 ID:erDZRmpo0
それは、異様な光景だった。
モノクマの覆面？ を被った人たちが暴れていたり巨大モノクマがビルを壊してたり……まさに地獄絵図と呼ぶに相応しい光景がそこに広がっていた。
御陵「……」
御陵「…………」
御陵「………………」
御陵「……………………は？」
あまりに異様な光景に言葉を失う私たち。
江ノ島「世界がヤバい……つまり、そういうことなんです……」
御門「どういうことなの！？」
首括「誰もあの映像に覚えはないのか！？」
首括がみんなに尋ねるが、当然誰もあんな光景に見覚えはない。
江ノ島「はっはっはっ！ ほらほら！ 頑張って思い出せよ！」
江ノ島「思い出せませーん、なんてなしだかんな！ だってこれは……！」
江ノ島「学級裁判なんだからよぉ！！」
184 ◆3RS0Ar30bE[saga] 2014/01/07(火) 01:14:04.13 ID:erDZRmpo0
【ノンストップ議論 開始！】
コトダマ
・神代の日記
・謎の手帳
・集合写真
江ノ島「ほらほら！ 気張って思い出せ！」
江ノ島「外の世界で何があったんだぁ！？」
神原「思い出せ、なんて言われても……！」
神代「あんな『意味不明な映像』だけじゃ何もわからないよ！」
首括「何か手掛かりはないのか！？ なんでもいい！」
御門「あんな映像についての【手掛かりなんてあるわけが……】」
声伽「まさか……【あの事件】……？」
↓2
まだ続けても問題ないかな？ とりあえずどうぞ
186 以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします[saga] 2014/01/07(火) 01:24:54.36 ID:/s90NWoCo
【手掛かりなんてあるわけが……】←神代の日記
188 ◆3RS0Ar30bE[saga] 2014/01/07(火) 01:31:42.61 ID:erDZRmpo0
不正解！
発言力
3→2
御門「な、なに？ その日記がどうかしたの？」
しまった……間違えたみたいだ……！
↓2
現在御陵は本編で公開されたページしか読んでないのでこれは不適切と判断しました
というわけで再安価。厳しめですいません！
190 以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします[saga] 2014/01/07(火) 01:39:08.64 ID:y8kmDhm10
【手掛かりなんてあるわけが……】←【あの事件】
191 ◆3RS0Ar30bE[saga] 2014/01/07(火) 01:46:25.27 ID:erDZRmpo0
正解！
御陵「それは違うね」break！
御陵「声伽の言ってるのって……人類至上最大最悪の絶望的事件のことだよね？」
声伽「うん……」
首括「まさか……あの事件が外のこの光景に繋がってると……！？」
江ノ島「正解です。つまり、外の世界は滅んだのですよ」
首括「ふざけるな……馬鹿げてる！」
江ノ島「それならさ、一つ馬鹿げた話をしてあげようか？」
と、またも首括に標的を絞る。
首括「なんだと……？」
江ノ島「首括君の親友である、不二咲千尋とかいうのについてだよ」
江ノ島「ねぇねぇ！ どう思う！？ 不二咲さんはどうなっちゃったんだと思う！？」
↓2
1死んだ
2死んだ
3死んだ
193 以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします[saga] 2014/01/07(火) 01:47:52.23 ID:y8kmDhm10
3
197 ◆3RS0Ar30bE[saga] 2014/01/07(火) 01:53:48.82 ID:erDZRmpo0
江ノ島「大正解よ！ 人間の分際でなかなかやるわね！」
御陵「まだなにも……！」
江ノ島「飽きたんだよ！ だからお前の答えなんて待ってやんねぇ！」
江ノ島「不二咲千尋は私の姉により、排除されたはずです」
江ノ島「つまり……首括さんの心の支えは何もない……」
首括「ふざけたことを言うな！ あいつはそこまで弱くはない！」
江ノ島「でも、実際死んだんだから仕方ねぇだろ！ しかも一年も前にな！」
御陵「……一年？」
その江ノ島の言葉に私は食いつく。
198 ◆3RS0Ar30bE[saga] 2014/01/07(火) 02:00:51.82 ID:erDZRmpo0
御陵「それはおかしい！ 私たちがここに来てから長く見積もっても一月くらいなんだ！」
御陵「もし外のあの光景が一年前から続いてるのなら……それまで私たちが生きてた世界はなんなのさ！？」
江ノ島「うぷぷ……そんなの、オマエラが勘違いしてるだけじゃない？」
御門「そんなわけない！ ノノたちがここに来たのはついこの間なんだ！」
江ノ島「へぇ？ この間ねぇ……」
そうして含み笑いをし、その驚くべき真実を告げた。
江ノ島「オマエラの中では『二年前』のことをこの間って言うんだねぇ！」
……は？ 二年？
御陵「何を、言って……！」
江ノ島「ここまで言えばわかるだろ？ オレが奪った記憶がどんなものなのかがよ！」
今までのヒントと、さらにこの言葉をすべて信じるのなら……私たちの奪われた記憶は……！
↓2
1これまでの人生
2希望ヶ峰学園での生活
3ここに来る前の記憶
200 以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします[saga] 2014/01/07(火) 02:01:44.76 ID:y8kmDhm10
2
201 ◆3RS0Ar30bE[saga] 2014/01/07(火) 02:06:50.80 ID:erDZRmpo0
正解！
御陵「これが私の答えだよ」解！
御陵「その言葉を信じるなら……お前が奪った記憶は……」
御陵「二年……希望ヶ峰学園での生活すべての記憶だ……！」
首括「二年の記憶を、根こそぎ奪っただと……！？」
江ノ島「ははっ！ そういうことだぜ！」
江ノ島「つまりお前らはクラスメイト同士で殺しあってたんだよ！！」
江ノ島「しかも、滅びた世界に出るためになぁ！！」
いよいよ、馬鹿げた話になってきた。
……でも、ここまで来たら目は背けない。
逃げてばかりじゃダメなんだ……！！
221 ◆3RS0Ar30bE[saga] 2014/01/07(火) 18:12:58.05 ID:erDZRmpo0
【ノンストップ議論 開始！】
コトダマ
・神代の日記
・ビニールシート
・事件の違和感
・モノクマファイル05
・モノクマの個体数
御門「【二年間の記憶を奪った】なんて……」
御門「そんなの信じられない！」
首括「ありえん……そんなふざけたこと、できるわけがない……！」
江ノ島「えー？ でもぉ、【実際できてるしぃ？】」
神代「だから、それが嘘なんだって言ってるの！」
神代「だって【私は今回初めて希望ヶ峰学園に来たんだ……】」
神代「だから！ お前の言ってることはでたらめなんだ！」
↓2
どうぞ！
223 以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします[saga] 2014/01/07(火) 18:16:00.28 ID:2JT0WEr50
【神代の日記】で【私は今回初めて希望ヶ峰学園に来たんだ……】
224 ◆3RS0Ar30bE[saga] 2014/01/07(火) 18:33:35.35 ID:erDZRmpo0
正解！
御陵「それは違うね」break！
御陵「神代さん……この日記に見覚えはある？」
神代「に、日記？ 私、ここに来てから日記なんて……」
そうして神代さんは日記を確認し、硬直する。
御門「どうしたの……？」
神代「な、なにこれ……私の字だ……！」
首括「またこのパターンか……！！」
御陵「やっぱりそうなんだね……！！」
声伽「その日記に……希望ヶ峰学園での生活についてが書かれてたわけ？」
その言葉に頷くと、声伽は小さく続けた。
声伽「なら……信じるしかなさそうだね。ボクらの記憶、二年間の記憶を奪ったことを」
江ノ島「うぷぷ……少し話は逸れるけどさ、ここまで来たらもう一人の内通者についてもわかったんじゃないの？」
225 ◆3RS0Ar30bE[saga] 2014/01/07(火) 18:38:37.47 ID:erDZRmpo0
首括「なんだと……？」
江ノ島「残念ながらそのもう一人の内通者はすでに死んだけどさ……ここまで情報を得たんなら、わかるよね？」
情報……それは、私たちの奪われた記憶が二年間の記憶だったことだろう。
江ノ島「少なくとも、御陵さんはわかるんじゃない？ その内通者、御陵さんの前で失言してたしね！」
御陵「なっ……！？」
私の前で失言してた……！？
声伽「……御陵さん」
御陵「…………」
落ち着け。思い出せ。
今の情報がその内通者を暴く鍵なら……おそらくその内通者の記憶も奪われてたはず。
なら……そのこととの相違点を思い出せば……！
↓2
怪しい人物を指名しろ！
227 以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします[saga] 2014/01/07(火) 18:43:59.53 ID:akKFrXI50
撫斬…か？
228 ◆3RS0Ar30bE[saga] 2014/01/07(火) 18:48:24.32 ID:erDZRmpo0
不正解！
発言力
2→1
江ノ島「あの変態剣道家はオレの内通者じゃねぇよ！ 見込みはあったけどな！」
しまった……間違えたみたいだ……！
↓2
怪しい人物を指名しろ！
230 以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします[saga] 2014/01/07(火) 18:50:20.52 ID:vt4IznJD0
佐倉梢
232 ◆3RS0Ar30bE[saga] 2014/01/07(火) 18:58:30.57 ID:erDZRmpo0
不正解！
発言力
1→0
江ノ島「残念……佐倉さんでもないんです……」
しまった……また間違えたみたいだ……！
233 ◆3RS0Ar30bE[saga] 2014/01/07(火) 19:03:30.85 ID:erDZRmpo0
ダメだ……もう誰も、私の言うことを聞き入れてくれない……！
江ノ島「おや、もう議論は打ち止めかい？」
江ノ島「ということは……」
江ノ島「みんな仲良くおしおきタイムだなぁ！！」
江ノ島の下卑た笑い声が響く。
恐怖のあまり立ち尽くす私たちの首に装着される首輪と鎖。
抵抗はできなかった。悲鳴すら出せなかった。
私たちはその鎖に引きずられ、処刑場へと連れてかれる。
私の--私たちの人生は、ここで終 わ る の だ っ た--
--Dead End
234 ◆3RS0Ar30bE[saga] 2014/01/07(火) 19:08:40.25 ID:erDZRmpo0
【モノクマげきじょう】
モノクマ「あらら……ゲームオーバーになりましたね」
モノクマ「うぷぷ……さすがにこの状況は予想外だったよボクも」
モノクマ「さて、一つ手前からリトライするとしても……このままじゃ堂々巡りになりかねないからボクからの救済処置をしてあげるよ！」
モノクマ「このまま発言力満タンでリトライか、一つ手前のヒントを得てリトライか」
モノクマ「ただヒントを得ると発言力は半分だけしか回復しないけどね……」
モノクマ「じゃあ、そうだね……↓3で決めるよ！」
237 以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします[saga] 2014/01/07(火) 19:11:48.17 ID:yvSt3i1po
満タン
238 ◆3RS0Ar30bE[saga] 2014/01/07(火) 19:13:45.65 ID:erDZRmpo0
モノクマ「じゃあ一つ手前からリトライ！ 今度は頑張りなよ！」
発言力
0→6
↓2
怪しい人物を指名しろ！
240 以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします[saga] 2014/01/07(火) 19:15:58.06 ID:tWEGoAKto
荒巻
241 ◆3RS0Ar30bE[saga] 2014/01/07(火) 19:33:12.52 ID:erDZRmpo0
正解！
御陵「これが私の答えだよ」解！
御陵「荒巻さん……彼女、娯楽室の雑誌の表紙に写ってた江ノ島を見て私にこう言ったんだ」
御陵「何か、嫌な感じしない？ って……」
声伽「随分意図が計りかねる問いだけど……なるほどね、今までの流れを考えるとなんとなくありえるかも」
神代「ど、どういうこと……？」
御陵「つまり、そのとき荒巻さんの記憶は戻りかけたんだよ」
声伽「荒巻さんの立場で考えてみなよ。おそらく彼女は希望ヶ峰学園で生活してたときに江ノ島盾子に強烈な影響を受け……超高校級の絶望になったんだと思う」
声伽「でも、江ノ島盾子は内通者を含めたボクたち全員の記憶を奪ったんだ」
声伽「そうしてふとした拍子に荒巻さんは記憶を戻しかけ……初めて会った頃の江ノ島盾子を思い出したんだよ」
首括「なるほどな……それなら、御陵にしたその曖昧な問いも頷ける」
初めて会った頃の記憶なら、江ノ島を怪訝に思ってても不思議じゃないってこと……。
242 ◆3RS0Ar30bE[saga] 2014/01/07(火) 19:38:58.11 ID:erDZRmpo0
江ノ島「うぷぷ……じゃあ、神原さんについてもわかるよねぇ？」
神原「わ、私ですか……？」
……江ノ島は神原さんの記憶すら奪ったはず。
それなら、神原さんも荒巻さんと同じのはず、なんだけど……。
ここで私にそれを言わせるなんて、とんでもない根性の持ち主だな江ノ島盾子……！
御陵「そう、つまり神原さんもまた--」
↓2
1超高校級のドジっ子
2超高校級の絶望
3超高校級の太陽
244 以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします[saga] 2014/01/07(火) 19:41:55.73 ID:jZXzRznc0
2
249 ◆3RS0Ar30bE[saga] 2014/01/07(火) 20:28:14.41 ID:erDZRmpo0
正解！
御陵「…………」解！
御陵「超高校級の絶望……」
御陵「神原さんもまた、超高校級の絶望だったはずだよ……」
神原「……あ、はは……何を言ってるんですか？ 私が、超高校級の絶望だなんて……」
江ノ島「大正解！！ つまりお前らのクラスメイトである神原陽菜はオレと同じだったんだよ！！」
神原「っ……！？」
江ノ島「まあ、私や私の姉と違い神原さんや荒巻さんはあくまでこのときのために用意しただけの使い捨てなんだけどね」
江ノ島「でもー、事実は事実だよね？ 神原さんは私と同じなのでーす！」
江ノ島「友達を犠牲にした、超高校級の絶望さんなんでーす！」
ガタッ。
神原さんが膝を折り、しゃがみこんだ。
250 ◆3RS0Ar30bE[saga] 2014/01/07(火) 20:30:45.01 ID:erDZRmpo0
神原「ああああああああああっっっっっ！！」
255 ◆3RS0Ar30bE[saga] 2014/01/07(火) 20:36:44.94 ID:erDZRmpo0
神原さんの泣き声、そして悲鳴だけが響いた。
□■□■□
江ノ島「さて……どうだい？」
不意に江ノ島が尋ねる。
江ノ島「外に出たい出たいと喚いて、泣いて……いくつもの犠牲を経た先に得た答えがこんなものでさ」
江ノ島「しかも出たがってた外の世界は滅んでいて、殺しあってた仲間はすでに二年を共にしたクラスメイトで……」
江ノ島「あの動機すらも、外が滅んでるとなってはすでに無意味なもの」
江ノ島「そんな無意味なもののために、滅びた外の世界を目指して、友達同士で殺しあってたなんてさ」
淡々と江ノ島が語る。
256 ◆3RS0Ar30bE[saga] 2014/01/07(火) 20:43:17.63 ID:erDZRmpo0
声伽「……何が、目的なの？」
江ノ島「ん？」
声伽「こんな大がかりなことをして、何が目的なの？」
声伽「いや……そもそも超高校級の絶望ってなんなの？ こんな事件を起こせるなんて、どう考えてもおかしい」
声伽「荒巻さんや神原さんが外の世界に関与してないのなら、外のあの光景は君が引き起こしたことになるけど……そんなものはありえない」
声伽「超高校級の絶望ってなんなの？ 集団なの？ 家族なの？」
その問いに江ノ島は答える。
江ノ島「そうだね……答えるとするなら、どれでもないよ」
江ノ島「なんていうか、概念的なものなんだ」
江ノ島「……絶望は、伝染するんだよ。誰もが絶望するんだ」
江ノ島「そこの神原さんみたいにね」
ちらり、と神原さんを見る。
258 ◆3RS0Ar30bE[saga] 2014/01/07(火) 20:50:02.18 ID:erDZRmpo0
神原「…………」
何も、話さない。顔を青ざめてがたがたと震えていた。
江ノ島「うぷぷ……でも、仕方ないよねぇ」
江ノ島「なにせボクをここに入れたきっかけを作ったんだから、絶望しちゃうよねぇ」
江ノ島「みんなが殺しあう原因を招き入れたんだからねぇ！」
御陵「違うっ！」
その言い分に私は叫ぶようにして反論した。
江ノ島「へぇ？ 違うって何が？」
御陵「神原さんはお前に騙されて、こうなっただけだ！」
御陵「私たちの記憶を奪って……みんなを追い詰めて……！」
御陵「全部お前のせいじゃないかっ！！」
259 ◆3RS0Ar30bE[saga] 2014/01/07(火) 20:55:16.34 ID:erDZRmpo0
江ノ島「何を言うか人間……私様はほんの少し背中を押しただけのこと……」
江ノ島「つまり、あなたたちはその程度で殺しあうんです……」
御陵「違う！ あんなの殺しあいなんかじゃない！！」
御陵「あんなの一方的な殺人だ！！」
江ノ島「へぇ……それが御陵さんの希望なんだね」
江ノ島「あっ！ 忘れるところだった！」
江ノ島「んーっとね、君たちをここに閉じ込めた人って誰だかわかる？」
唐突に話を変える江ノ島。
その問いに私は--
↓2
1江ノ島盾子
2学園長
3神原陽菜
261 以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします[saga] 2014/01/07(火) 20:56:48.07 ID:YL0I+g2ko
2
262 ◆3RS0Ar30bE[saga] 2014/01/07(火) 21:02:46.36 ID:erDZRmpo0
正解！
御陵「そうかわかったよ」解！
御陵「学園長……」
御陵「外の世界がああなったことに気づいた学園長が、私たちを守るためにここに閉じ込めたんだ……」
江ノ島「うん、そのとおりだね」
江ノ島「おそらく学園長はあなたたちのような希望を守れば、世界は何度でもやり直せるとでも思ったのでしょう」
江ノ島「もっとも、それは大きな見当違いですが」
御陵「……何を、言って……」
江ノ島「あー、もういいよ。そろそろ終わらせないとね」
江ノ島「視聴者もいい加減飽きてきただろうしな！」
終わらせる？ 何を……。
江ノ島「つーわけで始まるぜ！ 最後の投票タイムだ！！」
263 ◆3RS0Ar30bE[saga] 2014/01/07(火) 21:10:44.35 ID:erDZRmpo0
御陵「投票、タイム……？」
江ノ島「ちなみに今回は最後の投票なので、ルールも変更になりまーす！」
江ノ島「希望であるお前らと、絶望であるボク。そのどちらがおしおきを受けるべきか投票により選んでもらい……」
江ノ島「希望のおしおきを望む人が一人でもいたら、お前らの負けになります！」
御門「一票でもって……！」
江ノ島「あ、安心していいよ。もちろんボクは投票には参加しないから」
神代「それにしたってそっちに有利すぎない……！？」
御陵「大丈夫だよ！ 自分たちのおしおきを望むなんて、そんなことするわけが……！」
その私の言葉を遮るように江ノ島が口を挟む。
江ノ島「あ、ちなみに言っとくとオマエラのおしおきの内容は--」
江ノ島「--この学園で穏やかに穏やかに老衰してもらうことに決定しました！！」
264 ◆3RS0Ar30bE[saga] 2014/01/07(火) 21:15:41.37 ID:erDZRmpo0
神原「それって……このままここで暮らせってことですか……？」
首括「生き延びられるということか……」
御陵「そんなの！ 生きてるなんてことにはならない！」
御陵「私たちは何を言われてもお前には負けない！ 絶対に！」
江ノ島「そうだ！ 閃いちまったぞ！」
江ノ島「やっぱり老衰だけじゃつまんねぇよな！？ それじゃあ視聴者も納得しねぇよな！？」
江ノ島「つーわけでだ！ 一人には強烈なおしおきを受けてもらうぜ！」
声伽「それって、つまり……」
首括「誰か一人を、処刑するということか……！」
江ノ島「そいつが誰なのか、それはこっちで決めてやったぜ！」
そして今度はさ迷うことなく江ノ島の人差し指がその人を指し示す。
江ノ島「御陵！ お前だ！」
265 ◆3RS0Ar30bE[saga] 2014/01/07(火) 21:21:43.35 ID:erDZRmpo0
御陵「わた、し……？」
江ノ島「だって私御陵さんってきらーい！ 生意気なんだもーん！」
江ノ島「ということでお前らは御陵一人を犠牲にすりゃ生き延びられるんだよ！！」
江ノ島「ちなみに外の世界は空気汚染されてるので確実に死ねるでしょうね」
その言葉に私は押し黙る。他のみんなも口を開かない。
江ノ島「あれあれ？ どうしたの？」
江ノ島「ほら！ 早く言えよ！ 『私のことは構わなくていいからみんなは生き延びて！』ってよぉ！」
江ノ島「お前も有府と同じ自己犠牲野郎なんだろ！？ 絶好の機会じゃねぇか！！」
……確かに、私は今まで自己犠牲をしてきたかもしれない。声伽にもそれは何度も言われてきた。
でも……今回は……！！
御陵「……違うね」
江ノ島「は？」
御陵「それは違うね！」
266 ◆3RS0Ar30bE[saga] 2014/01/07(火) 21:27:03.51 ID:erDZRmpo0
御陵「私はもう自分を捨てないことにしたんだ！」
御陵「みんなと生きる……それが私の希望……！」
御陵「だから私はみんなと生きたい！ お前なんかには絶対に負けない！ 私も、みんなも！」
江ノ島「……つまんないの、最後まで強情なんだからさ」
つまらなさそうに江ノ島が吐き捨てる。
江ノ島「じゃ、早いとこ終わらせようか」
江ノ島「これでお前の希望も、お前自身も終わりだ！！」
……絶望が伝染するのなら、希望だって伝染するはず。
それなら、私の希望をみんなに伝染させる！
ここで絶望しながら生きるなんて……そんなの、生きてるなんて言えないよ！
272 ◆3RS0Ar30bE[saga] 2014/01/07(火) 22:06:49.46 ID:erDZRmpo0
【ノンストップ議論 開始！】
コトダマ
・モノクマファイル05
御陵「私たちは負けない……」
御陵「【希望】がある限り、負けないんだ！」
江ノ島「もしアタシが処刑されたら……」
江ノ島「希望ヶ峰学園は終わりだから」
神代「【…………】」
江ノ島「ちなみに、外の世界は汚染されてるよ」
江ノ島「ここが平気なのは……」
江ノ島「物理室の空気清浄機のおかげ」
御門「【…………】」
江ノ島「アタシが死んだら空気清浄機も強制停止」
江ノ島「つまり、アタシが処刑された時点で……」
江ノ島「この学園での共同生活は終わりよ」
神原「【…………】」
江ノ島「そして、オマエラは出ていかなければならない」
江ノ島「絶望と死だけが存在する、外の世界にね」
首括「【…………】」
江ノ島「さぁ、どうする気？」
江ノ島「死ぬの？ 死にたいの？」
声伽「…………」
↓2
どうぞ
274 以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします[saga] 2014/01/07(火) 22:09:18.80 ID:2la7swSQo
首括
首括が積み重ねてきた努力をこんなところで腐らせちゃダメだよ
外にはあんたを必要としてる人がいる
アルターエゴも連れて外に出よう
佐倉さんのお墓参りにも付き合ってもらうからね
275 ◆3RS0Ar30bE[saga] 2014/01/07(火) 22:13:45.37 ID:erDZRmpo0
首括「…………」
江ノ島「ひゃはははは！ 不二咲千尋は死んで、神原陽菜も超高校級の絶望だった！」
江ノ島「せっかく元の道に戻れたのに助けてくれた二人がこんなんとはお前の人生呪われてんなぁ！」
首括「っ……！！」
↓5までで希望安価。希望撃ち込んでおくれ
なお今回は可能な限り組み合わせます
276 以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします[saga] 2014/01/07(火) 22:14:44.04 ID:y8kmDhm10
確かに神原さんは超高校級の絶望だったかもしれない。でもだからどうしたの？
神原さんは仲間の死を愉しんでいたあんたが皆の仲間に加われるように必死で力になろうとしていた
その神原さんが今苦しんでるなら、今度はあんたが神原さんを支える時だよ！
277 以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします[saga] 2014/01/07(火) 22:15:11.91 ID:YL0I+g2ko
あんたの親友はこんなことで折れる程柔じゃないんでしょ？
なのにあんたがここで折れてどうするの。
今、外の世界では文明が滅びようとしている。こういうときこそ超高校級の発明家の出番だよ！
278 以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします[saga] 2014/01/07(火) 22:15:47.01 ID:2la7swSQo
>>274
280 以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします[saga] 2014/01/07(火) 22:24:43.38 ID:mcv1L4n3o
あんたをつま弾きにしてた奴らを見返してやるためにも外に出なきゃ
外があんな状況だからこそ首括が必要なんだよ
首括が首括であるために、発明家という色眼鏡で見られないために……
あんたは絶望なんかに負けてちゃいけない
281 ◆3RS0Ar30bE[saga] 2014/01/07(火) 22:34:23.15 ID:erDZRmpo0
御陵「確かに、神原さんは超高校級の絶望になってしまったかもしれない」
御陵「でも、それがどうしたの？」
御陵「神原さんはあんたがみんなの輪に入れるよう、頑張ってくれてた……」
御陵「それなら今度はあんたが神原さんを支えなよ！」
首括「っ……」
御陵「それに、不二咲さんにしてもそうだ。不二咲さんはこんなことに負けるほど柔じゃないんでしょ？」
御陵「なら、あんたは余計に絶望に負けちゃダメなんだよ。神原さんのためにも、不二咲さんのためにも……」
御陵「外には首括を必要としてくれてる人が絶対にいる！」
御陵「だから、アルターエゴも連れてみんなでここから出ようよ！」
283 ◆3RS0Ar30bE[saga] 2014/01/07(火) 22:38:47.29 ID:erDZRmpo0
首括「そうだな……僕はまた忘れていたらしい」
ポツリ、と口を開く首括。
首括「神原のこと、不二咲のこと……そして、自分の言葉さえも」
首括「僕は絶望に負けん。そして自分の言葉を守り通してやる」
首括「--神原を襲った奴を必ず地獄に落とすという言葉をな！」
284 ◆3RS0Ar30bE[saga] 2014/01/07(火) 22:40:55.24 ID:erDZRmpo0
【ノンストップ議論 開始！】
コトダマ
・モノクマファイル05
御陵「私たちは負けない……」
御陵「【希望】がある限り、負けないんだ！」
江ノ島「もしアタシが処刑されたら……」
江ノ島「希望ヶ峰学園は終わりだから」
神代「【…………】」
江ノ島「ちなみに、外の世界は汚染されてるよ」
江ノ島「ここが平気なのは……」
江ノ島「物理室の空気清浄機のおかげ」
御門「【…………】」
江ノ島「アタシが死んだら空気清浄機も強制停止」
江ノ島「つまり、アタシが処刑された時点で……」
江ノ島「この学園での共同生活は終わりよ」
神原「【…………】」
江ノ島「そして、オマエラは出ていかなければならない」
江ノ島「絶望と死だけが存在する、外の世界にね」
首括「お前の言いなりにはならん……僕は自分の言葉を守り通してやる……！」
江ノ島「さぁ、どうする気？」
江ノ島「死ぬの？ 死にたいの？」
声伽「…………」
↓2
誰に希望を撃ち込みます？
286 以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします[saga] 2014/01/07(火) 22:41:30.06 ID:P5odJIWv0
神原
287 ◆3RS0Ar30bE[saga] 2014/01/07(火) 22:44:45.65 ID:erDZRmpo0
御陵「希望を失っちゃダメだよ！」break！
神原「わた、し……みなさんを裏切ってたんですか……？」
神原「なら……私がみなさんと一緒にいるわけには……」
江ノ島「そうだよ神原さん！ だから私と一緒に行かない？」
神原「……わた、しは……」
↓3までで希望安価。希望を撃ち込んでおくれ
288 以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします[saga] 2014/01/07(火) 22:45:26.71 ID:y8kmDhm10
負けちゃダメだよ、神原さん
今ここにいる神原さんは今日までこのコロシアイを頑張って生き残ってきたんだもの
昔の神原さんは今の私には分からない。けど、今の神原さんならこんな女の絶望なんて簡単に跳ね返せるって、私は信じてる！
289 以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします[saga] 2014/01/07(火) 22:46:39.42 ID:YL0I+g2ko
神原さんは確かに超高校級の絶望だったのかもしれない。
でもそれは過去のことで、現在の神原さんは違うよね。
記憶を失った後の神原さんは紛れもなく私達の仲間だよ！
過去の過ちを清算できるのは未来の行いだけ、ここに残るのは只の逃げだよ。
一緒に外に出よう、神原さんにも出来ることがきっとあるよ！
ねえ、そうでしょ首括？
290 以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします[saga] 2014/01/07(火) 22:47:24.63 ID:P5odJIWv0
例え記憶を失う前が絶望だったとしても
今のその罪悪感は絶望のものではないから、まだ立ち直れる
291 ◆3RS0Ar30bE[saga] 2014/01/07(火) 22:53:41.35 ID:erDZRmpo0
御陵「……神原さんは記憶を失う前、確かに超高校級の絶望だったかもしれない」
御陵「でも！ 今は違う！ 今の神原さんは正真正銘私たちの仲間だ！」
御陵「今の神原さんなら絶対にこんな女の絶望に負けない！ 私はそう信じてる！」
御陵「ここに残るのは逃げでしかないよ！ だから……神原さんも私たちとここから出よう！」
神原「御陵、さん……」
さらに↓3までで希望安価（首括編）
首括の台詞をどうぞ。なお他の人の希望安価はここだけになります
292 以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします[saga] 2014/01/07(火) 22:57:31.49 ID:y8kmDhm10
今日までのお前の言葉は何一つ嘘じゃないはずだ
僕の捻じ曲がった性格を多少なりとも直してみせたんなら、
同じように自分を立ち直らせることだってお前にはできるはずだろう？
293 以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします[saga] 2014/01/07(火) 22:58:12.40 ID:0u3/kx710
人に希望を見せておいて勝手に絶望なんてするんじゃあない
一緒にいるのに理由が必要だと言うのなら僕が幾らでも考えてやる
掬い上げたものには責任を持て
僕にとってお前はすでに立派な希望なんだからな
294 以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします[saga] 2014/01/07(火) 22:59:54.44 ID:YL0I+g2ko
お前のお蔭で僕は間違えずに済んだ、ありがとう。
僕は二度も同じ失敗はしない。
僕を助けてくれた大事な人を失うわけにはいかない。
一緒にいくぞ神原。
296 ◆3RS0Ar30bE[saga] 2014/01/07(火) 23:05:28.62 ID:erDZRmpo0
首括「今日までのお前の言葉は何一つ嘘じゃなかったはずだ」
首括「そして僕を立ち直らせたのなら、自分を立ち直らせることだってできるだろう？」
首括「理由が欲しいのなら与えてやる。僕の傍にいてくれ」
首括「……お前がこれから何度絶望に飲まれようが、かならず救ってやる」
首括「だから、一緒に行くぞ神原」
首括「すでにお前は僕の希望になっている。そんなお前を見捨てはせん
297 ◆3RS0Ar30bE[saga] 2014/01/07(火) 23:09:25.71 ID:erDZRmpo0
神原「御陵、さん……首括さん……」
神原「…………」
神原「私、まだみなさんの仲間なんですか……？」
神原「それなら、私は……みなさんと一緒にいたいです！」
神原「私にとってみなさんは希望です！ だから私は逃げません！」
神原「外に出て、みなさんと一緒に戦って……」
神原「誇れる自分になりたいです！ 一緒に笑いあいたいです！」
神原「私……もう決めました！」
299 ◆3RS0Ar30bE[saga] 2014/01/07(火) 23:13:30.38 ID:erDZRmpo0
【ノンストップ議論 開始！】
コトダマ
・モノクマファイル05
御陵「私たちは負けない……」
御陵「【希望】がある限り、負けないんだ！」
江ノ島「もしアタシが処刑されたら……」
江ノ島「希望ヶ峰学園は終わりだから」
神代「【…………】」
江ノ島「ちなみに、外の世界は汚染されてるよ」
江ノ島「ここが平気なのは……」
江ノ島「物理室の空気清浄機のおかげ」
御門「【…………】」
江ノ島「アタシが死んだら空気清浄機も強制停止」
江ノ島「つまり、アタシが処刑された時点で……」
江ノ島「この学園での共同生活は終わりよ」
神原「私、逃げません！ ここから出て、ちゃんと現実と向き合います！」
江ノ島「そして、オマエラは出ていかなければならない」
江ノ島「絶望と死だけが存在する、外の世界にね」
首括「お前の言いなりにはならん……僕は自分の言葉を守り通してやる……！」
江ノ島「さぁ、どうする気？」
江ノ島「死ぬの？ 死にたいの？」
声伽「…………」
↓2
どうぞ
301 以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします[saga] 2014/01/07(火) 23:15:01.55 ID:y8kmDhm10
神代
302 ◆3RS0Ar30bE[saga] 2014/01/07(火) 23:16:59.02 ID:erDZRmpo0
御陵「希望を失っちゃダメだよ！」
神代「……私、どうしたらいいの……？」
神代「外の世界が滅んでるなら、私は……」
↓3までで希望安価。どうぞ
303 以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします[saga] 2014/01/07(火) 23:18:06.82 ID:fD9wgwA5o
神代さん……外が怖いのは分かるよ
でもね、逃げることが生きることだなんて思ってほしくない
私はもっと神代さんと一緒にいたいよ
だから私と、仲間と一緒にここを出なきゃ！
304 以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします[saga] 2014/01/07(火) 23:18:52.23 ID:zs8K/p6ro
どうした神代 うつむいた その足元に何が見える
顔を上げろ神代 目の前に 立ち尽くす敵を見ろ
ギリギリなら越前 思い出が育てた 私のパワーを送ろう
負けるなよ神代 背筋伸ばし 己の力を感じるんだ
305 以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします[saga] 2014/01/07(火) 23:19:04.02 ID:y8kmDhm10
神代さんはこの生活で何度も私を頼ってくれたよね
でもだからこそ言うよ。私は神代さんに自分の力で立ち上がって欲しい
神代さんは自分で思ってるよりずっと強い子だよ。神代さんの友達の私が、自信を持って断言する！
309 ◆3RS0Ar30bE[saga] 2014/01/07(火) 23:26:21.85 ID:erDZRmpo0
御陵「神代さんは、自分で思ってるよりずっと強いよ」
御陵「だから、立ち上がってよ！ 逃げることが生きることなんかじゃないって、私は思う！ だから神代さんも立ち上がって！」
御陵「私はこんなところで大事な友達を失いたくない……」
御陵「だから、私たちと一緒にここから出よう！！」
神代「……ごめん」
神代「私、また弱音吐いてたね……」
神代「…………私も、御陵さんやみんなと一緒に生きたい」
神代「私にとって御陵さんやみんなはかけがえのない友達。だから……」
神代「こんなところで大事な友達と離れたくない！！」
310 ◆3RS0Ar30bE[saga] 2014/01/07(火) 23:28:40.10 ID:erDZRmpo0
【ノンストップ議論 開始！】
コトダマ
・モノクマファイル05
御陵「私たちは負けない……」
御陵「【希望】がある限り、負けないんだ！」
江ノ島「もしアタシが処刑されたら……」
江ノ島「希望ヶ峰学園は終わりだから」
神代「初めてできた仲間なんだ……それを失いたくない！」
江ノ島「ちなみに、外の世界は汚染されてるよ」
江ノ島「ここが平気なのは……」
江ノ島「物理室の空気清浄機のおかげ」
御門「【…………】」
江ノ島「アタシが死んだら空気清浄機も強制停止」
江ノ島「つまり、アタシが処刑された時点で……」
江ノ島「この学園での共同生活は終わりよ」
神原「私、逃げません！ ここから出て、ちゃんと現実と向き合います！」
江ノ島「そして、オマエラは出ていかなければならない」
江ノ島「絶望と死だけが存在する、外の世界にね」
首括「お前の言いなりにはならん……僕は自分の言葉を守り通してやる……！」
江ノ島「さぁ、どうする気？」
江ノ島「死ぬの？ 死にたいの？」
声伽「…………」
↓2
どうぞ
312 以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします[saga] 2014/01/07(火) 23:29:21.17 ID:0u3/kx710
御門
313 ◆3RS0Ar30bE[saga] 2014/01/07(火) 23:31:41.62 ID:erDZRmpo0
御陵「希望を失っちゃダメだよ！」
江ノ島「ねぇねぇ！ どんな気持ち？」
江ノ島「二年を共にした友達に無理心中を計ろうとしてたけど、今どんな気持ち？」
御門「やめて！ やめてよ！」
御門「ノノが悪かったから、やめてよぉ……！！」
↓3までで希望安価。どうぞ
314 以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします[saga] 2014/01/07(火) 23:33:36.52 ID:y8kmDhm10
御門ちゃん、私に言ってくれたよね。本当の自分を見つけたいって
だったらこんなところに御門ちゃんを押し込める訳にはいかない…
ここから出て、もっと広い可能性の中で本当の御門ちゃんを見つけにいって欲しい！
315 以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします[saga] 2014/01/07(火) 23:33:57.94 ID:fD9wgwA5o
御門ちゃんは覚えてるよね？
失った『御門ノノ』を一緒作っていこうって約束
私は友達としてこの約束を守りたい
ここから出て本当の自分を見つけにいこうよ
316 以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします[saga] 2014/01/07(火) 23:34:27.07 ID:0u3/kx710
ノノちゃんはやっと変われたんでしょ
皆で生きたいと思えるようになったんでしょ
なら絶望になんて負けないで
ノノちゃんの楽しいことはこれから始まるんだよ
だから私達と一緒に行こう
317 ◆3RS0Ar30bE[saga] 2014/01/07(火) 23:42:31.96 ID:erDZRmpo0
御陵「ノノちゃんは言ってたよね。『本当の自分』を見つけたいって」
御陵「それなら、ここから出ないといけないよ！」
御陵「ここから出て……もっと広い可能性の中で本当の御門ノノを見つけようよ！」
御陵「ノノちゃんの楽しいことはこれから始まる……ノノちゃんはこれから先、目一杯楽しむべきなんだよ！」
御陵「だから、絶望に負けないで！ 本当のノノちゃんの笑顔を、私に見せてよ！」
御門「書乃お姉ちゃん……」
御門「…………」
御門「……そうだもんね、約束したもんね」
御門「……うん、決めたよ。ノノ、ここから出る」
御門「そして、みんなと生きて本当の自分を見つける！！」
318 ここでBGM変わるよね ◆3RS0Ar30bE[saga] 2014/01/07(火) 23:45:28.58 ID:erDZRmpo0
【ノンストップ議論 開始！】
コトダマ
・モノクマファイル05
御陵「私たちは負けない……」
御陵「【希望】がある限り、負けないんだ！」
江ノ島「もしアタシが処刑されたら……」
江ノ島「希望ヶ峰学園は終わりだから」
神代「初めてできた仲間なんだ……それを失いたくない！」
江ノ島「ちなみに、外の世界は汚染されてるよ」
江ノ島「ここが平気なのは……」
江ノ島「物理室の空気清浄機のおかげ」
御門「約束は守りたい……みんなとここから出たい！」
江ノ島「アタシが死んだら空気清浄機も強制停止」
江ノ島「つまり、アタシが処刑された時点で……」
江ノ島「この学園での共同生活は終わりよ」
神原「私、逃げません！ ここから出て、ちゃんと現実と向き合います！」
江ノ島「そして、オマエラは出ていかなければならない」
江ノ島「絶望と死だけが存在する、外の世界にね」
首括「お前の言いなりにはならん……僕は自分の言葉を守り通してやる……！」
江ノ島「さぁ、どうする気？」
江ノ島「死ぬの？ 死にたいの？」
声伽「【…………】」
↓2
どうぞ
320 以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします[saga] 2014/01/07(火) 23:46:36.21 ID:2la7swSQo
声伽
321 ◆3RS0Ar30bE[saga] 2014/01/07(火) 23:49:31.94 ID:erDZRmpo0
御陵「希望を失っちゃダメだよ！」break！
声伽「……はは、まさかこんなトンデモ展開になるなんてね……」
声伽「こんなの……ボクみたいな普通の人間に選べないよ」
声伽「選べられるわけ、ないよ……」
↓3までで希望安価。ラストどうぞ
322 以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします[saga] 2014/01/07(火) 23:49:59.60 ID:2la7swSQo
声伽、私はもう自分を犠牲になんてしないよ
ここで黙っておしおきを受けるつもりなんてない
……だから一緒にここを出てほしい
一緒に絶望に立ち向かってほしい！
あんたと一緒ならどんな絶望だって乗り越えられる気がするんだ！
323 以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします[saga] 2014/01/07(火) 23:50:37.83 ID:y8kmDhm10
声伽は何度も私を助けてくれたよね
励ましてくれたり、叱ってくれたり、文字通り命を救ってくれたり…
だから、今度は私の番。声伽が絶望に負けそうなら、私が声伽を支える
…って、もしかしたら必要ないかもしれないけど。どんな時も平常心なのが、声伽の「一番の」取り柄でしょ？
324 以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします[saga] 2014/01/07(火) 23:54:02.10 ID:Zq+5GmFc0
私がここまでできたのは声伽が居てくれたからだよ
だから私はこれからも声伽が一緒じゃなきゃやだよ
お願いだから立ち止まらないで
325 ◆3RS0Ar30bE[saga] 2014/01/08(水) 00:02:08.17 ID:gTC8435N0
御陵「私はもう、自分を犠牲にするつもりはない」
御陵「ここで黙って処刑されるつもりもない」
御陵「……だから声伽！ 立ち止まっちゃダメだよ！」
御陵「私がここまで来れたのは声伽のおかげ……」
御陵「一緒に絶望に立ち向かおうよ！」
御陵「今まで声伽は私を助けてくれた……だから、今度は私の番」
御陵「それに私は、あんたとならどんな絶望にも負けないと思えるんだ！！」
声伽「…………」
声伽「ははっ、さすがは御陵さんだね。的確にボクの心を動かしてくれる」
声伽「そうだね……ここで御陵さんを見捨てるわけにもいかないし……」
声伽「それにボクも、御陵さんとならどんな絶望にも負けない気がするよ」
326 ◆3RS0Ar30bE[saga] 2014/01/08(水) 00:06:49.94 ID:gTC8435N0
御陵「声伽……！」
声伽「それにね、御陵さん。ボクは思うんだ」
声伽「こんな状況になっても最後まで絶望に立ち向かおうとしたキミは……」
声伽「最後まで諦めないキミは……」
声伽「……超高校級の希望と呼べるんじゃないかってね」
【Info】
コトダマ【超高校級の希望】GET！
超高校級の絶望を打ち破る可能性を秘めた御陵書乃の可能性
江ノ島「なんなの……？」
江ノ島「あんたって、なんなのよぉぉっ！？」
江ノ島が叫ぶ。
そんな江ノ島を見て私たちはもう、絶望なんてしてなかった。
327 ◆3RS0Ar30bE[saga] 2014/01/08(水) 00:10:22.30 ID:gTC8435N0
江ノ島「寒い……寒いんだって……」
江ノ島「オマエラの言葉も……オマエラの顔つきも……オマエラのやり取りも……」
江ノ島「全部寒い！ 今時そんなの流行ってないんだって！！」
江ノ島「ウザイウザイウザイウザイウザイ！！」
江ノ島「ダサいダサいダサいダサいダサい！！」
私はエリートでもないし……。
希望なんて大それた存在でもない……。
それでも……それでも、私は……っ！！
328 ◆3RS0Ar30bE[saga] 2014/01/08(水) 00:15:49.91 ID:gTC8435N0
【反論ショーダウン開始！】
コトダマ
・超高校級の希望
江ノ島「ウザイウザイウザイウザイウザイ！！」
江ノ島「ダサいダサいダサいダサいダサい！！」
江ノ島「その捨て身なまでの希望が絶望的に大嫌い！！」
江ノ島「外には絶望しかない！ 希望なんてありゃしないんだよ！！」
江ノ島「だから……」
江ノ島「【明日に絶望しろ！ 未知に絶望しろ！ 思い出に絶望しろーっ！！】」
↓3まででどうぞ
お決まりの台詞もお願いしますね
329 以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします[saga] 2014/01/08(水) 00:17:37.53 ID:z6iGfthW0
だったら私達は超高校級の希望となって立ち向かう！
絶望なんかに負けるもんか！
330 以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします[saga] 2014/01/08(水) 00:18:07.34 ID:Wd2cl6nGo
私はみんなの死も抱えて生きていかなければいけないんだ！
仲間と前を向いて生きていかなければいけないんだ！
絶望なんかに屈したりしない！
希望は前に進むんだ！
331 以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします[saga] 2014/01/08(水) 00:19:20.84 ID:0pBBaFS/0
【明日に絶望しろ！ 未知に絶望しろ！ 思い出に絶望しろーっ！！】
↑どんな絶望だって、どんな災難だって乗り越えてみせる…
↑希望は前に、進むんだよ！
超高校級の希望
335 ◆3RS0Ar30bE[saga] 2014/01/08(水) 00:27:21.11 ID:gTC8435N0
御陵「だったら私たちが希望になって絶望に立ち向かう！」
御陵「死んでしまったみんなの分の希望を背負って、生きていく！」
御陵「絶望なんかに負けはしない！」
御陵「希望は前に進むんだよ！！」
江ノ島「なんなの……！！ あんたって、本当に……なんなのよぉぉぉぉっ！？」
□■□■□
首括「……終わりのようだな。それなら、そろそろ投票タイムか」
神原「手元のスイッチで投票すればいいんですよね？」
御門「じゃあ……押すよ」
神代「……そうだね」
声伽「それじゃあ、終わらせようかこの生活を……」
御陵「私たちの手で！」
学級裁判！ 閉廷！！
341 ◆3RS0Ar30bE[saga] 2014/01/08(水) 00:51:18.48 ID:gTC8435N0
結果は見るまでもない。
満場一致で、私たちの勝ちだった。
江ノ島「は？ え、なにこれ？」
声伽「江ノ島盾子……キミの負けだ」
江ノ島「負け？ 私が？ そんなの……そんなのってぇぇぇっ！！」
神原「認めないつもりですかね……？」
首括「さすがの超高校級の絶望も、自分に襲いかかる絶望には弱いか」
御門「でも、どんな抵抗しても無駄だよ！」
そんなことを言う私たちに江ノ島はこんなことを言った。
江ノ島「……最高じゃない！」
御陵「……え？」
江ノ島「この計画のためにいろいろ練り上げたのに……それが失敗して、さらに自分の死で終われるなんて……！！」
江ノ島「絶望的に最高じゃない！！」
神代「なにか、喜んでないか……？」
342 ◆3RS0Ar30bE[saga] 2014/01/08(水) 00:56:18.90 ID:gTC8435N0
声伽「……とにかく、負けを認めるってことだよね？」
江ノ島「別に……今さら負けとかどうでもいいし！ 結局は一緒だもん！」
江ノ島「外も中も絶望！ あんたらに残された道はどれも一緒だったわけよ！！」
御陵「そんなことは……！」
首括「ありえんな」
すっぱりと、首括が言った。
首括「今の僕たちは絶望に負けるつもりは毛頭ない」
神原「だって、希望を持って出ていくんですからね！」
御門「そこの書乃お姉ちゃんにそそのかされてね」
神代「ははっ……そうだな」
御陵「みんな……！」
みんなは、そう言ってくれた。
それが私にはたまらなく嬉しかった。
343 ◆3RS0Ar30bE[saga] 2014/01/08(水) 01:01:37.68 ID:gTC8435N0
声伽「……ねぇ、江ノ島盾子。キミは絶望は伝染するって言ってたけど」
声伽「それって、希望も同じだったみたいだよ？」
声伽「今のボクらを見れば……わかるよね？」
江ノ島「…………」
江ノ島「あー、やだやだ！ アタシの大嫌いな顔がいっぱいだよ！！」
江ノ島「そんな顔を見るのは辛いから……さっさと始めようかおしおきを」
声伽「キミは……自分すら処刑するの？」
江ノ島「だってそういうルールだったでしょ？」
御陵「ま、待って！ 私たちはお前に死んでもらおうとまでは……！」
その私の言葉に江ノ島はすぐに返事をした。
345 ◆3RS0Ar30bE[saga] 2014/01/08(水) 01:09:41.46 ID:gTC8435N0
江ノ島「やめてやめてやめてやめてやめて！」
……え？
江ノ島「アタシは超高校級の絶望なんだよ？ つまり生きてることに希望なんて持ってないの！」
江ノ島「それに……人生で一度しかない死の絶望をこれから楽しむんだから……」
江ノ島「邪魔しないでよ！！」
□■□■□
江ノ島「うぷぷ……うぷぷぷぷ……」
江ノ島「これが死の絶望なのね……なんて素敵なの……！」
江ノ島「この絶望を、世界のみんなにも教えたかった……！」
江ノ島「じゃあ、始めるよ……？」
江ノ島「最後に相応しいスペシャルなおしおき！ その幕開けだよ！」
江ノ島「張り切っていきましょう！ おしおきターイム！！」
江ノ島「アーッハッハッハ！！」
ぴこんっ☆
congratulations！
エノシマさんが クロにきまりました
おしおきを かいしします
346 ◆3RS0Ar30bE[saga] 2014/01/08(水) 01:13:06.31 ID:gTC8435N0
そうして処刑されてく江ノ島。
……終わったんだ。
最後の学級裁判も、ここでの生活も。
全部、全部……終わったんだ。
chapter6 非日常編 完
To Be continued
→エピローグ
元スレ
【ダンガンロンパ】安価でキャラ作る6【安価進行】
学級裁判 再開！！
時が止まった気がした。
江ノ島が指し示した人物が、あまりにも予想外で。
そして、信じたくなくて。
神原「……へ？」
きょとん、と首を傾げる神原さん。私たちは唖然としたまま神原さんを見る。
そうして少し間が開き、ようやくその意図を読み取った神原さんは驚きの悲鳴を出した。
神原「えぇぇぇぇぇっ！！？」
神代「バ、バカなことを言わないで！ 神原さんが内通者なんて……！」
江ノ島「信じたくねぇか！？ でも残念！ これが真実なんだよ！！」
江ノ島「神原さんっ、その節はどうもお世話になりましたー！」
御門「神原お姉ちゃん……！」
神原「ち、違います！ 私は内通者なんかじゃありません！」
176 ◆3RS0Ar30bE[saga] 2014/01/07(火) 00:26:36.55 ID:erDZRmpo0
そうして混乱に陥る中、私はふと首括を見る。
首括「…………」
江ノ島「あれあれー？ どうしちゃったのかな首括君？ 鳩が豆鉄砲食らったみたいな顔しちゃってさ？」
江ノ島が黙ったままの首括を挑発している。
江ノ島「そうですよね……首括さんにとって神原さんは格段に特別な存在でしたもんね……」
江ノ島「どうだい？ 自分を正しい道に戻してくれた人が実は悪の道を進んでたなんてさ」
江ノ島「ははっ！ 絶望的だなおい！！」
御陵「ちょっと……！」
そのあんまりの物言いに思わず口を挟んでしまう。
江ノ島「ん？ なんだい？」
江ノ島「まさか……首括君を庇うつもり？」
御陵「だったらなんだっていうのさ……！」
江ノ島「…………」
江ノ島「あーあ……相変わらずの捨て身の希望だねぇ……」
その言い方に何かが引っ掛かる。
まるで、昔馴染みに言うようなその言い方に。
177 ◆3RS0Ar30bE[saga] 2014/01/07(火) 00:34:31.39 ID:erDZRmpo0
その言葉の真意を問おうとするが、その前に神原さんが首括に声をかける。
神原「く、首括さん……？」
それはすがるような視線。
その弱々しい視線を受けて首括は本当に小さく舌打ちをし、聞いた。
首括「……一つ、聞かせてくれ」
首括「お前が本当にこの女の内通者なら……僕に対するあの態度は全部偽りだったのか？」
首括「料理を差し入れてくれたことも、」
首括「僕に何度も優しい言葉をかけてくれたことも、」
首括「……全部、僕を絶望させるための演技だったのか？」
その問いから神原さんは何かを察したのか、一瞬ハッとした顔をするとその瞬間ぽろぽろと涙を溢した。
神原「……信じて、くださいよぉ……！」
神原「私、みなさんを裏切ってないです……！」
その悲痛な涙を見て、江ノ島はニヤニヤと笑う。
……どうなんだ？ 私はこの神原さんの涙を信じていいのか……！？
178 ◆3RS0Ar30bE[saga] 2014/01/07(火) 00:42:39.81 ID:erDZRmpo0
【ノンストップ議論 開始！】
コトダマ
・謎の手帳
・集合写真
・緊急面談DVD
江ノ島「みなさんに悲しいお知らせがあります……」
江ノ島「みなさんの仲間であった、神原さんですが……」
江ノ島「なぁんと！ 【このオレの内通者】だったんだぜ！」
神原「だ、だから違いますよぉ……！」
声伽「……これは、判断に迷うね……」
御門「神原お姉ちゃん、【ノノたちを騙してた】の……？」
神代「嘘だ……私は、信じない……」
首括「…………」
神原「な、なんで……みなさん……！」
神原「信じてください！ 私は【江ノ島さんのことなんて知らないし会ったこともありません！！】」
江ノ島「これが希望と絶望がぶつかりあう瞬間なのですね」
江ノ島「なんて、感慨深いんでしょう……」
↓2
どうぞ！
180 以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします[saga] 2014/01/07(火) 00:45:23.03 ID:g8oOv5WAO
知らないし会ったことない←謎の手帳
181 ◆3RS0Ar30bE[saga] 2014/01/07(火) 00:52:49.87 ID:erDZRmpo0
正解！
御陵「っ……！！」break！
御陵「神原さん……この手帳に見覚えはある？」
神原「な、なにがですか……？ こんな手帳、見覚え……」
そろりそろりと手帳を受け取り中を確認する神原さん。
神原「…………」
御門「？ 神原お姉ちゃん……？」
神原「……に、似てるなんてものじゃないです……」
神原「なんですかこれ！？ 私の字そのままじゃないですか！？」
声伽「その手帳にはなんて……？」
その問いについて私が説明をする。
首括「……希望やら絶望やらを話す女、か」
神代「……江ノ島で間違いないんだよな……」
御門「それに、筆跡が同じとなれば……」
神原「ち、違います……！ 私、こんなこと書いた覚え……！！」
涙を溢しながら懸命に言葉を紡ぐ神原さん。
182 ◆3RS0Ar30bE[saga] 2014/01/07(火) 01:02:28.94 ID:erDZRmpo0
江ノ島「うぷぷ……これでみんなもわかってくれたかな？」
江ノ島「つまり！ 神原陽菜とオレは協力関係にあったんだよ！！」
御陵「っ……」
何か言葉を紡ごうにも、それができない。
信じたくないのに、頭では信じきっている自分が怖い。
江ノ島「うぷぷぷぷ……でさぁ、ここまでヒントをあげたのにまだわからないの？」
声伽「……何の話？」
江ノ島「当然、お前たちの記憶についてよ！」
記憶……私たちの奪われた記憶……。
集合写真、そして学園長との面談……さらに、今の神原さんについてもがヒントになる……？
御陵「…………」
江ノ島「あー！ わかんねぇの！？」
江ノ島「なら仕方ねぇ！ 出血大サービスだ！」
首括「何の話だ……？」
江ノ島「ご開帳でーす！ これがオマエラの出たかってた外の世界の様子だよー！」
その唐突な宣言と共に、裁判場のモニターが不意に起動した。
183 ◆3RS0Ar30bE[saga] 2014/01/07(火) 01:08:24.87 ID:erDZRmpo0
それは、異様な光景だった。
モノクマの覆面？ を被った人たちが暴れていたり巨大モノクマがビルを壊してたり……まさに地獄絵図と呼ぶに相応しい光景がそこに広がっていた。
御陵「……」
御陵「…………」
御陵「………………」
御陵「……………………は？」
あまりに異様な光景に言葉を失う私たち。
江ノ島「世界がヤバい……つまり、そういうことなんです……」
御門「どういうことなの！？」
首括「誰もあの映像に覚えはないのか！？」
首括がみんなに尋ねるが、当然誰もあんな光景に見覚えはない。
江ノ島「はっはっはっ！ ほらほら！ 頑張って思い出せよ！」
江ノ島「思い出せませーん、なんてなしだかんな！ だってこれは……！」
江ノ島「学級裁判なんだからよぉ！！」
184 ◆3RS0Ar30bE[saga] 2014/01/07(火) 01:14:04.13 ID:erDZRmpo0
【ノンストップ議論 開始！】
コトダマ
・神代の日記
・謎の手帳
・集合写真
江ノ島「ほらほら！ 気張って思い出せ！」
江ノ島「外の世界で何があったんだぁ！？」
神原「思い出せ、なんて言われても……！」
神代「あんな『意味不明な映像』だけじゃ何もわからないよ！」
首括「何か手掛かりはないのか！？ なんでもいい！」
御門「あんな映像についての【手掛かりなんてあるわけが……】」
声伽「まさか……【あの事件】……？」
↓2
まだ続けても問題ないかな？ とりあえずどうぞ
186 以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします[saga] 2014/01/07(火) 01:24:54.36 ID:/s90NWoCo
【手掛かりなんてあるわけが……】←神代の日記
188 ◆3RS0Ar30bE[saga] 2014/01/07(火) 01:31:42.61 ID:erDZRmpo0
不正解！
発言力
3→2
御門「な、なに？ その日記がどうかしたの？」
しまった……間違えたみたいだ……！
↓2
現在御陵は本編で公開されたページしか読んでないのでこれは不適切と判断しました
というわけで再安価。厳しめですいません！
190 以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします[saga] 2014/01/07(火) 01:39:08.64 ID:y8kmDhm10
【手掛かりなんてあるわけが……】←【あの事件】
191 ◆3RS0Ar30bE[saga] 2014/01/07(火) 01:46:25.27 ID:erDZRmpo0
正解！
御陵「それは違うね」break！
御陵「声伽の言ってるのって……人類至上最大最悪の絶望的事件のことだよね？」
声伽「うん……」
首括「まさか……あの事件が外のこの光景に繋がってると……！？」
江ノ島「正解です。つまり、外の世界は滅んだのですよ」
首括「ふざけるな……馬鹿げてる！」
江ノ島「それならさ、一つ馬鹿げた話をしてあげようか？」
と、またも首括に標的を絞る。
首括「なんだと……？」
江ノ島「首括君の親友である、不二咲千尋とかいうのについてだよ」
江ノ島「ねぇねぇ！ どう思う！？ 不二咲さんはどうなっちゃったんだと思う！？」
↓2
1死んだ
2死んだ
3死んだ
193 以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします[saga] 2014/01/07(火) 01:47:52.23 ID:y8kmDhm10
3
197 ◆3RS0Ar30bE[saga] 2014/01/07(火) 01:53:48.82 ID:erDZRmpo0
江ノ島「大正解よ！ 人間の分際でなかなかやるわね！」
御陵「まだなにも……！」
江ノ島「飽きたんだよ！ だからお前の答えなんて待ってやんねぇ！」
江ノ島「不二咲千尋は私の姉により、排除されたはずです」
江ノ島「つまり……首括さんの心の支えは何もない……」
首括「ふざけたことを言うな！ あいつはそこまで弱くはない！」
江ノ島「でも、実際死んだんだから仕方ねぇだろ！ しかも一年も前にな！」
御陵「……一年？」
その江ノ島の言葉に私は食いつく。
198 ◆3RS0Ar30bE[saga] 2014/01/07(火) 02:00:51.82 ID:erDZRmpo0
御陵「それはおかしい！ 私たちがここに来てから長く見積もっても一月くらいなんだ！」
御陵「もし外のあの光景が一年前から続いてるのなら……それまで私たちが生きてた世界はなんなのさ！？」
江ノ島「うぷぷ……そんなの、オマエラが勘違いしてるだけじゃない？」
御門「そんなわけない！ ノノたちがここに来たのはついこの間なんだ！」
江ノ島「へぇ？ この間ねぇ……」
そうして含み笑いをし、その驚くべき真実を告げた。
江ノ島「オマエラの中では『二年前』のことをこの間って言うんだねぇ！」
……は？ 二年？
御陵「何を、言って……！」
江ノ島「ここまで言えばわかるだろ？ オレが奪った記憶がどんなものなのかがよ！」
今までのヒントと、さらにこの言葉をすべて信じるのなら……私たちの奪われた記憶は……！
↓2
1これまでの人生
2希望ヶ峰学園での生活
3ここに来る前の記憶
200 以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします[saga] 2014/01/07(火) 02:01:44.76 ID:y8kmDhm10
2
201 ◆3RS0Ar30bE[saga] 2014/01/07(火) 02:06:50.80 ID:erDZRmpo0
正解！
御陵「これが私の答えだよ」解！
御陵「その言葉を信じるなら……お前が奪った記憶は……」
御陵「二年……希望ヶ峰学園での生活すべての記憶だ……！」
首括「二年の記憶を、根こそぎ奪っただと……！？」
江ノ島「ははっ！ そういうことだぜ！」
江ノ島「つまりお前らはクラスメイト同士で殺しあってたんだよ！！」
江ノ島「しかも、滅びた世界に出るためになぁ！！」
いよいよ、馬鹿げた話になってきた。
……でも、ここまで来たら目は背けない。
逃げてばかりじゃダメなんだ……！！
221 ◆3RS0Ar30bE[saga] 2014/01/07(火) 18:12:58.05 ID:erDZRmpo0
【ノンストップ議論 開始！】
コトダマ
・神代の日記
・ビニールシート
・事件の違和感
・モノクマファイル05
・モノクマの個体数
御門「【二年間の記憶を奪った】なんて……」
御門「そんなの信じられない！」
首括「ありえん……そんなふざけたこと、できるわけがない……！」
江ノ島「えー？ でもぉ、【実際できてるしぃ？】」
神代「だから、それが嘘なんだって言ってるの！」
神代「だって【私は今回初めて希望ヶ峰学園に来たんだ……】」
神代「だから！ お前の言ってることはでたらめなんだ！」
↓2
どうぞ！
223 以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします[saga] 2014/01/07(火) 18:16:00.28 ID:2JT0WEr50
【神代の日記】で【私は今回初めて希望ヶ峰学園に来たんだ……】
224 ◆3RS0Ar30bE[saga] 2014/01/07(火) 18:33:35.35 ID:erDZRmpo0
正解！
御陵「それは違うね」break！
御陵「神代さん……この日記に見覚えはある？」
神代「に、日記？ 私、ここに来てから日記なんて……」
そうして神代さんは日記を確認し、硬直する。
御門「どうしたの……？」
神代「な、なにこれ……私の字だ……！」
首括「またこのパターンか……！！」
御陵「やっぱりそうなんだね……！！」
声伽「その日記に……希望ヶ峰学園での生活についてが書かれてたわけ？」
その言葉に頷くと、声伽は小さく続けた。
声伽「なら……信じるしかなさそうだね。ボクらの記憶、二年間の記憶を奪ったことを」
江ノ島「うぷぷ……少し話は逸れるけどさ、ここまで来たらもう一人の内通者についてもわかったんじゃないの？」
225 ◆3RS0Ar30bE[saga] 2014/01/07(火) 18:38:37.47 ID:erDZRmpo0
首括「なんだと……？」
江ノ島「残念ながらそのもう一人の内通者はすでに死んだけどさ……ここまで情報を得たんなら、わかるよね？」
情報……それは、私たちの奪われた記憶が二年間の記憶だったことだろう。
江ノ島「少なくとも、御陵さんはわかるんじゃない？ その内通者、御陵さんの前で失言してたしね！」
御陵「なっ……！？」
私の前で失言してた……！？
声伽「……御陵さん」
御陵「…………」
落ち着け。思い出せ。
今の情報がその内通者を暴く鍵なら……おそらくその内通者の記憶も奪われてたはず。
なら……そのこととの相違点を思い出せば……！
↓2
怪しい人物を指名しろ！
227 以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします[saga] 2014/01/07(火) 18:43:59.53 ID:akKFrXI50
撫斬…か？
228 ◆3RS0Ar30bE[saga] 2014/01/07(火) 18:48:24.32 ID:erDZRmpo0
不正解！
発言力
2→1
江ノ島「あの変態剣道家はオレの内通者じゃねぇよ！ 見込みはあったけどな！」
しまった……間違えたみたいだ……！
↓2
怪しい人物を指名しろ！
230 以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします[saga] 2014/01/07(火) 18:50:20.52 ID:vt4IznJD0
佐倉梢
232 ◆3RS0Ar30bE[saga] 2014/01/07(火) 18:58:30.57 ID:erDZRmpo0
不正解！
発言力
1→0
江ノ島「残念……佐倉さんでもないんです……」
しまった……また間違えたみたいだ……！
233 ◆3RS0Ar30bE[saga] 2014/01/07(火) 19:03:30.85 ID:erDZRmpo0
ダメだ……もう誰も、私の言うことを聞き入れてくれない……！
江ノ島「おや、もう議論は打ち止めかい？」
江ノ島「ということは……」
江ノ島「みんな仲良くおしおきタイムだなぁ！！」
江ノ島の下卑た笑い声が響く。
恐怖のあまり立ち尽くす私たちの首に装着される首輪と鎖。
抵抗はできなかった。悲鳴すら出せなかった。
私たちはその鎖に引きずられ、処刑場へと連れてかれる。
私の--私たちの人生は、ここで終 わ る の だ っ た--
--Dead End
234 ◆3RS0Ar30bE[saga] 2014/01/07(火) 19:08:40.25 ID:erDZRmpo0
【モノクマげきじょう】
モノクマ「あらら……ゲームオーバーになりましたね」
モノクマ「うぷぷ……さすがにこの状況は予想外だったよボクも」
モノクマ「さて、一つ手前からリトライするとしても……このままじゃ堂々巡りになりかねないからボクからの救済処置をしてあげるよ！」
モノクマ「このまま発言力満タンでリトライか、一つ手前のヒントを得てリトライか」
モノクマ「ただヒントを得ると発言力は半分だけしか回復しないけどね……」
モノクマ「じゃあ、そうだね……↓3で決めるよ！」
237 以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします[saga] 2014/01/07(火) 19:11:48.17 ID:yvSt3i1po
満タン
238 ◆3RS0Ar30bE[saga] 2014/01/07(火) 19:13:45.65 ID:erDZRmpo0
モノクマ「じゃあ一つ手前からリトライ！ 今度は頑張りなよ！」
発言力
0→6
↓2
怪しい人物を指名しろ！
240 以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします[saga] 2014/01/07(火) 19:15:58.06 ID:tWEGoAKto
荒巻
241 ◆3RS0Ar30bE[saga] 2014/01/07(火) 19:33:12.52 ID:erDZRmpo0
正解！
御陵「これが私の答えだよ」解！
御陵「荒巻さん……彼女、娯楽室の雑誌の表紙に写ってた江ノ島を見て私にこう言ったんだ」
御陵「何か、嫌な感じしない？ って……」
声伽「随分意図が計りかねる問いだけど……なるほどね、今までの流れを考えるとなんとなくありえるかも」
神代「ど、どういうこと……？」
御陵「つまり、そのとき荒巻さんの記憶は戻りかけたんだよ」
声伽「荒巻さんの立場で考えてみなよ。おそらく彼女は希望ヶ峰学園で生活してたときに江ノ島盾子に強烈な影響を受け……超高校級の絶望になったんだと思う」
声伽「でも、江ノ島盾子は内通者を含めたボクたち全員の記憶を奪ったんだ」
声伽「そうしてふとした拍子に荒巻さんは記憶を戻しかけ……初めて会った頃の江ノ島盾子を思い出したんだよ」
首括「なるほどな……それなら、御陵にしたその曖昧な問いも頷ける」
初めて会った頃の記憶なら、江ノ島を怪訝に思ってても不思議じゃないってこと……。
242 ◆3RS0Ar30bE[saga] 2014/01/07(火) 19:38:58.11 ID:erDZRmpo0
江ノ島「うぷぷ……じゃあ、神原さんについてもわかるよねぇ？」
神原「わ、私ですか……？」
……江ノ島は神原さんの記憶すら奪ったはず。
それなら、神原さんも荒巻さんと同じのはず、なんだけど……。
ここで私にそれを言わせるなんて、とんでもない根性の持ち主だな江ノ島盾子……！
御陵「そう、つまり神原さんもまた--」
↓2
1超高校級のドジっ子
2超高校級の絶望
3超高校級の太陽
244 以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします[saga] 2014/01/07(火) 19:41:55.73 ID:jZXzRznc0
2
249 ◆3RS0Ar30bE[saga] 2014/01/07(火) 20:28:14.41 ID:erDZRmpo0
正解！
御陵「…………」解！
御陵「超高校級の絶望……」
御陵「神原さんもまた、超高校級の絶望だったはずだよ……」
神原「……あ、はは……何を言ってるんですか？ 私が、超高校級の絶望だなんて……」
江ノ島「大正解！！ つまりお前らのクラスメイトである神原陽菜はオレと同じだったんだよ！！」
神原「っ……！？」
江ノ島「まあ、私や私の姉と違い神原さんや荒巻さんはあくまでこのときのために用意しただけの使い捨てなんだけどね」
江ノ島「でもー、事実は事実だよね？ 神原さんは私と同じなのでーす！」
江ノ島「友達を犠牲にした、超高校級の絶望さんなんでーす！」
ガタッ。
神原さんが膝を折り、しゃがみこんだ。
250 ◆3RS0Ar30bE[saga] 2014/01/07(火) 20:30:45.01 ID:erDZRmpo0
神原「ああああああああああっっっっっ！！」
255 ◆3RS0Ar30bE[saga] 2014/01/07(火) 20:36:44.94 ID:erDZRmpo0
神原さんの泣き声、そして悲鳴だけが響いた。
□■□■□
江ノ島「さて……どうだい？」
不意に江ノ島が尋ねる。
江ノ島「外に出たい出たいと喚いて、泣いて……いくつもの犠牲を経た先に得た答えがこんなものでさ」
江ノ島「しかも出たがってた外の世界は滅んでいて、殺しあってた仲間はすでに二年を共にしたクラスメイトで……」
江ノ島「あの動機すらも、外が滅んでるとなってはすでに無意味なもの」
江ノ島「そんな無意味なもののために、滅びた外の世界を目指して、友達同士で殺しあってたなんてさ」
淡々と江ノ島が語る。
256 ◆3RS0Ar30bE[saga] 2014/01/07(火) 20:43:17.63 ID:erDZRmpo0
声伽「……何が、目的なの？」
江ノ島「ん？」
声伽「こんな大がかりなことをして、何が目的なの？」
声伽「いや……そもそも超高校級の絶望ってなんなの？ こんな事件を起こせるなんて、どう考えてもおかしい」
声伽「荒巻さんや神原さんが外の世界に関与してないのなら、外のあの光景は君が引き起こしたことになるけど……そんなものはありえない」
声伽「超高校級の絶望ってなんなの？ 集団なの？ 家族なの？」
その問いに江ノ島は答える。
江ノ島「そうだね……答えるとするなら、どれでもないよ」
江ノ島「なんていうか、概念的なものなんだ」
江ノ島「……絶望は、伝染するんだよ。誰もが絶望するんだ」
江ノ島「そこの神原さんみたいにね」
ちらり、と神原さんを見る。
258 ◆3RS0Ar30bE[saga] 2014/01/07(火) 20:50:02.18 ID:erDZRmpo0
神原「…………」
何も、話さない。顔を青ざめてがたがたと震えていた。
江ノ島「うぷぷ……でも、仕方ないよねぇ」
江ノ島「なにせボクをここに入れたきっかけを作ったんだから、絶望しちゃうよねぇ」
江ノ島「みんなが殺しあう原因を招き入れたんだからねぇ！」
御陵「違うっ！」
その言い分に私は叫ぶようにして反論した。
江ノ島「へぇ？ 違うって何が？」
御陵「神原さんはお前に騙されて、こうなっただけだ！」
御陵「私たちの記憶を奪って……みんなを追い詰めて……！」
御陵「全部お前のせいじゃないかっ！！」
259 ◆3RS0Ar30bE[saga] 2014/01/07(火) 20:55:16.34 ID:erDZRmpo0
江ノ島「何を言うか人間……私様はほんの少し背中を押しただけのこと……」
江ノ島「つまり、あなたたちはその程度で殺しあうんです……」
御陵「違う！ あんなの殺しあいなんかじゃない！！」
御陵「あんなの一方的な殺人だ！！」
江ノ島「へぇ……それが御陵さんの希望なんだね」
江ノ島「あっ！ 忘れるところだった！」
江ノ島「んーっとね、君たちをここに閉じ込めた人って誰だかわかる？」
唐突に話を変える江ノ島。
その問いに私は--
↓2
1江ノ島盾子
2学園長
3神原陽菜
261 以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします[saga] 2014/01/07(火) 20:56:48.07 ID:YL0I+g2ko
2
262 ◆3RS0Ar30bE[saga] 2014/01/07(火) 21:02:46.36 ID:erDZRmpo0
正解！
御陵「そうかわかったよ」解！
御陵「学園長……」
御陵「外の世界がああなったことに気づいた学園長が、私たちを守るためにここに閉じ込めたんだ……」
江ノ島「うん、そのとおりだね」
江ノ島「おそらく学園長はあなたたちのような希望を守れば、世界は何度でもやり直せるとでも思ったのでしょう」
江ノ島「もっとも、それは大きな見当違いですが」
御陵「……何を、言って……」
江ノ島「あー、もういいよ。そろそろ終わらせないとね」
江ノ島「視聴者もいい加減飽きてきただろうしな！」
終わらせる？ 何を……。
江ノ島「つーわけで始まるぜ！ 最後の投票タイムだ！！」
263 ◆3RS0Ar30bE[saga] 2014/01/07(火) 21:10:44.35 ID:erDZRmpo0
御陵「投票、タイム……？」
江ノ島「ちなみに今回は最後の投票なので、ルールも変更になりまーす！」
江ノ島「希望であるお前らと、絶望であるボク。そのどちらがおしおきを受けるべきか投票により選んでもらい……」
江ノ島「希望のおしおきを望む人が一人でもいたら、お前らの負けになります！」
御門「一票でもって……！」
江ノ島「あ、安心していいよ。もちろんボクは投票には参加しないから」
神代「それにしたってそっちに有利すぎない……！？」
御陵「大丈夫だよ！ 自分たちのおしおきを望むなんて、そんなことするわけが……！」
その私の言葉を遮るように江ノ島が口を挟む。
江ノ島「あ、ちなみに言っとくとオマエラのおしおきの内容は--」
江ノ島「--この学園で穏やかに穏やかに老衰してもらうことに決定しました！！」
264 ◆3RS0Ar30bE[saga] 2014/01/07(火) 21:15:41.37 ID:erDZRmpo0
神原「それって……このままここで暮らせってことですか……？」
首括「生き延びられるということか……」
御陵「そんなの！ 生きてるなんてことにはならない！」
御陵「私たちは何を言われてもお前には負けない！ 絶対に！」
江ノ島「そうだ！ 閃いちまったぞ！」
江ノ島「やっぱり老衰だけじゃつまんねぇよな！？ それじゃあ視聴者も納得しねぇよな！？」
江ノ島「つーわけでだ！ 一人には強烈なおしおきを受けてもらうぜ！」
声伽「それって、つまり……」
首括「誰か一人を、処刑するということか……！」
江ノ島「そいつが誰なのか、それはこっちで決めてやったぜ！」
そして今度はさ迷うことなく江ノ島の人差し指がその人を指し示す。
江ノ島「御陵！ お前だ！」
265 ◆3RS0Ar30bE[saga] 2014/01/07(火) 21:21:43.35 ID:erDZRmpo0
御陵「わた、し……？」
江ノ島「だって私御陵さんってきらーい！ 生意気なんだもーん！」
江ノ島「ということでお前らは御陵一人を犠牲にすりゃ生き延びられるんだよ！！」
江ノ島「ちなみに外の世界は空気汚染されてるので確実に死ねるでしょうね」
その言葉に私は押し黙る。他のみんなも口を開かない。
江ノ島「あれあれ？ どうしたの？」
江ノ島「ほら！ 早く言えよ！ 『私のことは構わなくていいからみんなは生き延びて！』ってよぉ！」
江ノ島「お前も有府と同じ自己犠牲野郎なんだろ！？ 絶好の機会じゃねぇか！！」
……確かに、私は今まで自己犠牲をしてきたかもしれない。声伽にもそれは何度も言われてきた。
でも……今回は……！！
御陵「……違うね」
江ノ島「は？」
御陵「それは違うね！」
266 ◆3RS0Ar30bE[saga] 2014/01/07(火) 21:27:03.51 ID:erDZRmpo0
御陵「私はもう自分を捨てないことにしたんだ！」
御陵「みんなと生きる……それが私の希望……！」
御陵「だから私はみんなと生きたい！ お前なんかには絶対に負けない！ 私も、みんなも！」
江ノ島「……つまんないの、最後まで強情なんだからさ」
つまらなさそうに江ノ島が吐き捨てる。
江ノ島「じゃ、早いとこ終わらせようか」
江ノ島「これでお前の希望も、お前自身も終わりだ！！」
……絶望が伝染するのなら、希望だって伝染するはず。
それなら、私の希望をみんなに伝染させる！
ここで絶望しながら生きるなんて……そんなの、生きてるなんて言えないよ！
272 ◆3RS0Ar30bE[saga] 2014/01/07(火) 22:06:49.46 ID:erDZRmpo0
【ノンストップ議論 開始！】
コトダマ
・モノクマファイル05
御陵「私たちは負けない……」
御陵「【希望】がある限り、負けないんだ！」
江ノ島「もしアタシが処刑されたら……」
江ノ島「希望ヶ峰学園は終わりだから」
神代「【…………】」
江ノ島「ちなみに、外の世界は汚染されてるよ」
江ノ島「ここが平気なのは……」
江ノ島「物理室の空気清浄機のおかげ」
御門「【…………】」
江ノ島「アタシが死んだら空気清浄機も強制停止」
江ノ島「つまり、アタシが処刑された時点で……」
江ノ島「この学園での共同生活は終わりよ」
神原「【…………】」
江ノ島「そして、オマエラは出ていかなければならない」
江ノ島「絶望と死だけが存在する、外の世界にね」
首括「【…………】」
江ノ島「さぁ、どうする気？」
江ノ島「死ぬの？ 死にたいの？」
声伽「…………」
↓2
どうぞ
274 以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします[saga] 2014/01/07(火) 22:09:18.80 ID:2la7swSQo
首括
首括が積み重ねてきた努力をこんなところで腐らせちゃダメだよ
外にはあんたを必要としてる人がいる
アルターエゴも連れて外に出よう
佐倉さんのお墓参りにも付き合ってもらうからね
275 ◆3RS0Ar30bE[saga] 2014/01/07(火) 22:13:45.37 ID:erDZRmpo0
首括「…………」
江ノ島「ひゃはははは！ 不二咲千尋は死んで、神原陽菜も超高校級の絶望だった！」
江ノ島「せっかく元の道に戻れたのに助けてくれた二人がこんなんとはお前の人生呪われてんなぁ！」
首括「っ……！！」
↓5までで希望安価。希望撃ち込んでおくれ
なお今回は可能な限り組み合わせます
276 以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします[saga] 2014/01/07(火) 22:14:44.04 ID:y8kmDhm10
確かに神原さんは超高校級の絶望だったかもしれない。でもだからどうしたの？
神原さんは仲間の死を愉しんでいたあんたが皆の仲間に加われるように必死で力になろうとしていた
その神原さんが今苦しんでるなら、今度はあんたが神原さんを支える時だよ！
277 以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします[saga] 2014/01/07(火) 22:15:11.91 ID:YL0I+g2ko
あんたの親友はこんなことで折れる程柔じゃないんでしょ？
なのにあんたがここで折れてどうするの。
今、外の世界では文明が滅びようとしている。こういうときこそ超高校級の発明家の出番だよ！
278 以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします[saga] 2014/01/07(火) 22:15:47.01 ID:2la7swSQo
>>274
280 以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします[saga] 2014/01/07(火) 22:24:43.38 ID:mcv1L4n3o
あんたをつま弾きにしてた奴らを見返してやるためにも外に出なきゃ
外があんな状況だからこそ首括が必要なんだよ
首括が首括であるために、発明家という色眼鏡で見られないために……
あんたは絶望なんかに負けてちゃいけない
281 ◆3RS0Ar30bE[saga] 2014/01/07(火) 22:34:23.15 ID:erDZRmpo0
御陵「確かに、神原さんは超高校級の絶望になってしまったかもしれない」
御陵「でも、それがどうしたの？」
御陵「神原さんはあんたがみんなの輪に入れるよう、頑張ってくれてた……」
御陵「それなら今度はあんたが神原さんを支えなよ！」
首括「っ……」
御陵「それに、不二咲さんにしてもそうだ。不二咲さんはこんなことに負けるほど柔じゃないんでしょ？」
御陵「なら、あんたは余計に絶望に負けちゃダメなんだよ。神原さんのためにも、不二咲さんのためにも……」
御陵「外には首括を必要としてくれてる人が絶対にいる！」
御陵「だから、アルターエゴも連れてみんなでここから出ようよ！」
283 ◆3RS0Ar30bE[saga] 2014/01/07(火) 22:38:47.29 ID:erDZRmpo0
首括「そうだな……僕はまた忘れていたらしい」
ポツリ、と口を開く首括。
首括「神原のこと、不二咲のこと……そして、自分の言葉さえも」
首括「僕は絶望に負けん。そして自分の言葉を守り通してやる」
首括「--神原を襲った奴を必ず地獄に落とすという言葉をな！」
284 ◆3RS0Ar30bE[saga] 2014/01/07(火) 22:40:55.24 ID:erDZRmpo0
【ノンストップ議論 開始！】
コトダマ
・モノクマファイル05
御陵「私たちは負けない……」
御陵「【希望】がある限り、負けないんだ！」
江ノ島「もしアタシが処刑されたら……」
江ノ島「希望ヶ峰学園は終わりだから」
神代「【…………】」
江ノ島「ちなみに、外の世界は汚染されてるよ」
江ノ島「ここが平気なのは……」
江ノ島「物理室の空気清浄機のおかげ」
御門「【…………】」
江ノ島「アタシが死んだら空気清浄機も強制停止」
江ノ島「つまり、アタシが処刑された時点で……」
江ノ島「この学園での共同生活は終わりよ」
神原「【…………】」
江ノ島「そして、オマエラは出ていかなければならない」
江ノ島「絶望と死だけが存在する、外の世界にね」
首括「お前の言いなりにはならん……僕は自分の言葉を守り通してやる……！」
江ノ島「さぁ、どうする気？」
江ノ島「死ぬの？ 死にたいの？」
声伽「…………」
↓2
誰に希望を撃ち込みます？
286 以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします[saga] 2014/01/07(火) 22:41:30.06 ID:P5odJIWv0
神原
287 ◆3RS0Ar30bE[saga] 2014/01/07(火) 22:44:45.65 ID:erDZRmpo0
御陵「希望を失っちゃダメだよ！」break！
神原「わた、し……みなさんを裏切ってたんですか……？」
神原「なら……私がみなさんと一緒にいるわけには……」
江ノ島「そうだよ神原さん！ だから私と一緒に行かない？」
神原「……わた、しは……」
↓3までで希望安価。希望を撃ち込んでおくれ
288 以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします[saga] 2014/01/07(火) 22:45:26.71 ID:y8kmDhm10
負けちゃダメだよ、神原さん
今ここにいる神原さんは今日までこのコロシアイを頑張って生き残ってきたんだもの
昔の神原さんは今の私には分からない。けど、今の神原さんならこんな女の絶望なんて簡単に跳ね返せるって、私は信じてる！
289 以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします[saga] 2014/01/07(火) 22:46:39.42 ID:YL0I+g2ko
神原さんは確かに超高校級の絶望だったのかもしれない。
でもそれは過去のことで、現在の神原さんは違うよね。
記憶を失った後の神原さんは紛れもなく私達の仲間だよ！
過去の過ちを清算できるのは未来の行いだけ、ここに残るのは只の逃げだよ。
一緒に外に出よう、神原さんにも出来ることがきっとあるよ！
ねえ、そうでしょ首括？
290 以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします[saga] 2014/01/07(火) 22:47:24.63 ID:P5odJIWv0
例え記憶を失う前が絶望だったとしても
今のその罪悪感は絶望のものではないから、まだ立ち直れる
291 ◆3RS0Ar30bE[saga] 2014/01/07(火) 22:53:41.35 ID:erDZRmpo0
御陵「……神原さんは記憶を失う前、確かに超高校級の絶望だったかもしれない」
御陵「でも！ 今は違う！ 今の神原さんは正真正銘私たちの仲間だ！」
御陵「今の神原さんなら絶対にこんな女の絶望に負けない！ 私はそう信じてる！」
御陵「ここに残るのは逃げでしかないよ！ だから……神原さんも私たちとここから出よう！」
神原「御陵、さん……」
さらに↓3までで希望安価（首括編）
首括の台詞をどうぞ。なお他の人の希望安価はここだけになります
292 以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします[saga] 2014/01/07(火) 22:57:31.49 ID:y8kmDhm10
今日までのお前の言葉は何一つ嘘じゃないはずだ
僕の捻じ曲がった性格を多少なりとも直してみせたんなら、
同じように自分を立ち直らせることだってお前にはできるはずだろう？
293 以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします[saga] 2014/01/07(火) 22:58:12.40 ID:0u3/kx710
人に希望を見せておいて勝手に絶望なんてするんじゃあない
一緒にいるのに理由が必要だと言うのなら僕が幾らでも考えてやる
掬い上げたものには責任を持て
僕にとってお前はすでに立派な希望なんだからな
294 以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします[saga] 2014/01/07(火) 22:59:54.44 ID:YL0I+g2ko
お前のお蔭で僕は間違えずに済んだ、ありがとう。
僕は二度も同じ失敗はしない。
僕を助けてくれた大事な人を失うわけにはいかない。
一緒にいくぞ神原。
296 ◆3RS0Ar30bE[saga] 2014/01/07(火) 23:05:28.62 ID:erDZRmpo0
首括「今日までのお前の言葉は何一つ嘘じゃなかったはずだ」
首括「そして僕を立ち直らせたのなら、自分を立ち直らせることだってできるだろう？」
首括「理由が欲しいのなら与えてやる。僕の傍にいてくれ」
首括「……お前がこれから何度絶望に飲まれようが、かならず救ってやる」
首括「だから、一緒に行くぞ神原」
首括「すでにお前は僕の希望になっている。そんなお前を見捨てはせん
297 ◆3RS0Ar30bE[saga] 2014/01/07(火) 23:09:25.71 ID:erDZRmpo0
神原「御陵、さん……首括さん……」
神原「…………」
神原「私、まだみなさんの仲間なんですか……？」
神原「それなら、私は……みなさんと一緒にいたいです！」
神原「私にとってみなさんは希望です！ だから私は逃げません！」
神原「外に出て、みなさんと一緒に戦って……」
神原「誇れる自分になりたいです！ 一緒に笑いあいたいです！」
神原「私……もう決めました！」
299 ◆3RS0Ar30bE[saga] 2014/01/07(火) 23:13:30.38 ID:erDZRmpo0
【ノンストップ議論 開始！】
コトダマ
・モノクマファイル05
御陵「私たちは負けない……」
御陵「【希望】がある限り、負けないんだ！」
江ノ島「もしアタシが処刑されたら……」
江ノ島「希望ヶ峰学園は終わりだから」
神代「【…………】」
江ノ島「ちなみに、外の世界は汚染されてるよ」
江ノ島「ここが平気なのは……」
江ノ島「物理室の空気清浄機のおかげ」
御門「【…………】」
江ノ島「アタシが死んだら空気清浄機も強制停止」
江ノ島「つまり、アタシが処刑された時点で……」
江ノ島「この学園での共同生活は終わりよ」
神原「私、逃げません！ ここから出て、ちゃんと現実と向き合います！」
江ノ島「そして、オマエラは出ていかなければならない」
江ノ島「絶望と死だけが存在する、外の世界にね」
首括「お前の言いなりにはならん……僕は自分の言葉を守り通してやる……！」
江ノ島「さぁ、どうする気？」
江ノ島「死ぬの？ 死にたいの？」
声伽「…………」
↓2
どうぞ
301 以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします[saga] 2014/01/07(火) 23:15:01.55 ID:y8kmDhm10
神代
302 ◆3RS0Ar30bE[saga] 2014/01/07(火) 23:16:59.02 ID:erDZRmpo0
御陵「希望を失っちゃダメだよ！」
神代「……私、どうしたらいいの……？」
神代「外の世界が滅んでるなら、私は……」
↓3までで希望安価。どうぞ
303 以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします[saga] 2014/01/07(火) 23:18:06.82 ID:fD9wgwA5o
神代さん……外が怖いのは分かるよ
でもね、逃げることが生きることだなんて思ってほしくない
私はもっと神代さんと一緒にいたいよ
だから私と、仲間と一緒にここを出なきゃ！
304 以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします[saga] 2014/01/07(火) 23:18:52.23 ID:zs8K/p6ro
どうした神代 うつむいた その足元に何が見える
顔を上げろ神代 目の前に 立ち尽くす敵を見ろ
ギリギリなら越前 思い出が育てた 私のパワーを送ろう
負けるなよ神代 背筋伸ばし 己の力を感じるんだ
305 以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします[saga] 2014/01/07(火) 23:19:04.02 ID:y8kmDhm10
神代さんはこの生活で何度も私を頼ってくれたよね
でもだからこそ言うよ。私は神代さんに自分の力で立ち上がって欲しい
神代さんは自分で思ってるよりずっと強い子だよ。神代さんの友達の私が、自信を持って断言する！
309 ◆3RS0Ar30bE[saga] 2014/01/07(火) 23:26:21.85 ID:erDZRmpo0
御陵「神代さんは、自分で思ってるよりずっと強いよ」
御陵「だから、立ち上がってよ！ 逃げることが生きることなんかじゃないって、私は思う！ だから神代さんも立ち上がって！」
御陵「私はこんなところで大事な友達を失いたくない……」
御陵「だから、私たちと一緒にここから出よう！！」
神代「……ごめん」
神代「私、また弱音吐いてたね……」
神代「…………私も、御陵さんやみんなと一緒に生きたい」
神代「私にとって御陵さんやみんなはかけがえのない友達。だから……」
神代「こんなところで大事な友達と離れたくない！！」
310 ◆3RS0Ar30bE[saga] 2014/01/07(火) 23:28:40.10 ID:erDZRmpo0
【ノンストップ議論 開始！】
コトダマ
・モノクマファイル05
御陵「私たちは負けない……」
御陵「【希望】がある限り、負けないんだ！」
江ノ島「もしアタシが処刑されたら……」
江ノ島「希望ヶ峰学園は終わりだから」
神代「初めてできた仲間なんだ……それを失いたくない！」
江ノ島「ちなみに、外の世界は汚染されてるよ」
江ノ島「ここが平気なのは……」
江ノ島「物理室の空気清浄機のおかげ」
御門「【…………】」
江ノ島「アタシが死んだら空気清浄機も強制停止」
江ノ島「つまり、アタシが処刑された時点で……」
江ノ島「この学園での共同生活は終わりよ」
神原「私、逃げません！ ここから出て、ちゃんと現実と向き合います！」
江ノ島「そして、オマエラは出ていかなければならない」
江ノ島「絶望と死だけが存在する、外の世界にね」
首括「お前の言いなりにはならん……僕は自分の言葉を守り通してやる……！」
江ノ島「さぁ、どうする気？」
江ノ島「死ぬの？ 死にたいの？」
声伽「…………」
↓2
どうぞ
312 以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします[saga] 2014/01/07(火) 23:29:21.17 ID:0u3/kx710
御門
313 ◆3RS0Ar30bE[saga] 2014/01/07(火) 23:31:41.62 ID:erDZRmpo0
御陵「希望を失っちゃダメだよ！」
江ノ島「ねぇねぇ！ どんな気持ち？」
江ノ島「二年を共にした友達に無理心中を計ろうとしてたけど、今どんな気持ち？」
御門「やめて！ やめてよ！」
御門「ノノが悪かったから、やめてよぉ……！！」
↓3までで希望安価。どうぞ
314 以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします[saga] 2014/01/07(火) 23:33:36.52 ID:y8kmDhm10
御門ちゃん、私に言ってくれたよね。本当の自分を見つけたいって
だったらこんなところに御門ちゃんを押し込める訳にはいかない…
ここから出て、もっと広い可能性の中で本当の御門ちゃんを見つけにいって欲しい！
315 以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします[saga] 2014/01/07(火) 23:33:57.94 ID:fD9wgwA5o
御門ちゃんは覚えてるよね？
失った『御門ノノ』を一緒作っていこうって約束
私は友達としてこの約束を守りたい
ここから出て本当の自分を見つけにいこうよ
316 以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします[saga] 2014/01/07(火) 23:34:27.07 ID:0u3/kx710
ノノちゃんはやっと変われたんでしょ
皆で生きたいと思えるようになったんでしょ
なら絶望になんて負けないで
ノノちゃんの楽しいことはこれから始まるんだよ
だから私達と一緒に行こう
317 ◆3RS0Ar30bE[saga] 2014/01/07(火) 23:42:31.96 ID:erDZRmpo0
御陵「ノノちゃんは言ってたよね。『本当の自分』を見つけたいって」
御陵「それなら、ここから出ないといけないよ！」
御陵「ここから出て……もっと広い可能性の中で本当の御門ノノを見つけようよ！」
御陵「ノノちゃんの楽しいことはこれから始まる……ノノちゃんはこれから先、目一杯楽しむべきなんだよ！」
御陵「だから、絶望に負けないで！ 本当のノノちゃんの笑顔を、私に見せてよ！」
御門「書乃お姉ちゃん……」
御門「…………」
御門「……そうだもんね、約束したもんね」
御門「……うん、決めたよ。ノノ、ここから出る」
御門「そして、みんなと生きて本当の自分を見つける！！」
318 ここでBGM変わるよね ◆3RS0Ar30bE[saga] 2014/01/07(火) 23:45:28.58 ID:erDZRmpo0
【ノンストップ議論 開始！】
コトダマ
・モノクマファイル05
御陵「私たちは負けない……」
御陵「【希望】がある限り、負けないんだ！」
江ノ島「もしアタシが処刑されたら……」
江ノ島「希望ヶ峰学園は終わりだから」
神代「初めてできた仲間なんだ……それを失いたくない！」
江ノ島「ちなみに、外の世界は汚染されてるよ」
江ノ島「ここが平気なのは……」
江ノ島「物理室の空気清浄機のおかげ」
御門「約束は守りたい……みんなとここから出たい！」
江ノ島「アタシが死んだら空気清浄機も強制停止」
江ノ島「つまり、アタシが処刑された時点で……」
江ノ島「この学園での共同生活は終わりよ」
神原「私、逃げません！ ここから出て、ちゃんと現実と向き合います！」
江ノ島「そして、オマエラは出ていかなければならない」
江ノ島「絶望と死だけが存在する、外の世界にね」
首括「お前の言いなりにはならん……僕は自分の言葉を守り通してやる……！」
江ノ島「さぁ、どうする気？」
江ノ島「死ぬの？ 死にたいの？」
声伽「【…………】」
↓2
どうぞ
320 以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします[saga] 2014/01/07(火) 23:46:36.21 ID:2la7swSQo
声伽
321 ◆3RS0Ar30bE[saga] 2014/01/07(火) 23:49:31.94 ID:erDZRmpo0
御陵「希望を失っちゃダメだよ！」break！
声伽「……はは、まさかこんなトンデモ展開になるなんてね……」
声伽「こんなの……ボクみたいな普通の人間に選べないよ」
声伽「選べられるわけ、ないよ……」
↓3までで希望安価。ラストどうぞ
322 以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします[saga] 2014/01/07(火) 23:49:59.60 ID:2la7swSQo
声伽、私はもう自分を犠牲になんてしないよ
ここで黙っておしおきを受けるつもりなんてない
……だから一緒にここを出てほしい
一緒に絶望に立ち向かってほしい！
あんたと一緒ならどんな絶望だって乗り越えられる気がするんだ！
323 以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします[saga] 2014/01/07(火) 23:50:37.83 ID:y8kmDhm10
声伽は何度も私を助けてくれたよね
励ましてくれたり、叱ってくれたり、文字通り命を救ってくれたり…
だから、今度は私の番。声伽が絶望に負けそうなら、私が声伽を支える
…って、もしかしたら必要ないかもしれないけど。どんな時も平常心なのが、声伽の「一番の」取り柄でしょ？
324 以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします[saga] 2014/01/07(火) 23:54:02.10 ID:Zq+5GmFc0
私がここまでできたのは声伽が居てくれたからだよ
だから私はこれからも声伽が一緒じゃなきゃやだよ
お願いだから立ち止まらないで
325 ◆3RS0Ar30bE[saga] 2014/01/08(水) 00:02:08.17 ID:gTC8435N0
御陵「私はもう、自分を犠牲にするつもりはない」
御陵「ここで黙って処刑されるつもりもない」
御陵「……だから声伽！ 立ち止まっちゃダメだよ！」
御陵「私がここまで来れたのは声伽のおかげ……」
御陵「一緒に絶望に立ち向かおうよ！」
御陵「今まで声伽は私を助けてくれた……だから、今度は私の番」
御陵「それに私は、あんたとならどんな絶望にも負けないと思えるんだ！！」
声伽「…………」
声伽「ははっ、さすがは御陵さんだね。的確にボクの心を動かしてくれる」
声伽「そうだね……ここで御陵さんを見捨てるわけにもいかないし……」
声伽「それにボクも、御陵さんとならどんな絶望にも負けない気がするよ」
326 ◆3RS0Ar30bE[saga] 2014/01/08(水) 00:06:49.94 ID:gTC8435N0
御陵「声伽……！」
声伽「それにね、御陵さん。ボクは思うんだ」
声伽「こんな状況になっても最後まで絶望に立ち向かおうとしたキミは……」
声伽「最後まで諦めないキミは……」
声伽「……超高校級の希望と呼べるんじゃないかってね」
【Info】
コトダマ【超高校級の希望】GET！
超高校級の絶望を打ち破る可能性を秘めた御陵書乃の可能性
江ノ島「なんなの……？」
江ノ島「あんたって、なんなのよぉぉっ！？」
江ノ島が叫ぶ。
そんな江ノ島を見て私たちはもう、絶望なんてしてなかった。
327 ◆3RS0Ar30bE[saga] 2014/01/08(水) 00:10:22.30 ID:gTC8435N0
江ノ島「寒い……寒いんだって……」
江ノ島「オマエラの言葉も……オマエラの顔つきも……オマエラのやり取りも……」
江ノ島「全部寒い！ 今時そんなの流行ってないんだって！！」
江ノ島「ウザイウザイウザイウザイウザイ！！」
江ノ島「ダサいダサいダサいダサいダサい！！」
私はエリートでもないし……。
希望なんて大それた存在でもない……。
それでも……それでも、私は……っ！！
328 ◆3RS0Ar30bE[saga] 2014/01/08(水) 00:15:49.91 ID:gTC8435N0
【反論ショーダウン開始！】
コトダマ
・超高校級の希望
江ノ島「ウザイウザイウザイウザイウザイ！！」
江ノ島「ダサいダサいダサいダサいダサい！！」
江ノ島「その捨て身なまでの希望が絶望的に大嫌い！！」
江ノ島「外には絶望しかない！ 希望なんてありゃしないんだよ！！」
江ノ島「だから……」
江ノ島「【明日に絶望しろ！ 未知に絶望しろ！ 思い出に絶望しろーっ！！】」
↓3まででどうぞ
お決まりの台詞もお願いしますね
329 以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします[saga] 2014/01/08(水) 00:17:37.53 ID:z6iGfthW0
だったら私達は超高校級の希望となって立ち向かう！
絶望なんかに負けるもんか！
330 以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします[saga] 2014/01/08(水) 00:18:07.34 ID:Wd2cl6nGo
私はみんなの死も抱えて生きていかなければいけないんだ！
仲間と前を向いて生きていかなければいけないんだ！
絶望なんかに屈したりしない！
希望は前に進むんだ！
331 以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします[saga] 2014/01/08(水) 00:19:20.84 ID:0pBBaFS/0
【明日に絶望しろ！ 未知に絶望しろ！ 思い出に絶望しろーっ！！】
↑どんな絶望だって、どんな災難だって乗り越えてみせる…
↑希望は前に、進むんだよ！
超高校級の希望
335 ◆3RS0Ar30bE[saga] 2014/01/08(水) 00:27:21.11 ID:gTC8435N0
御陵「だったら私たちが希望になって絶望に立ち向かう！」
御陵「死んでしまったみんなの分の希望を背負って、生きていく！」
御陵「絶望なんかに負けはしない！」
御陵「希望は前に進むんだよ！！」
江ノ島「なんなの……！！ あんたって、本当に……なんなのよぉぉぉぉっ！？」
□■□■□
首括「……終わりのようだな。それなら、そろそろ投票タイムか」
神原「手元のスイッチで投票すればいいんですよね？」
御門「じゃあ……押すよ」
神代「……そうだね」
声伽「それじゃあ、終わらせようかこの生活を……」
御陵「私たちの手で！」
学級裁判！ 閉廷！！
341 ◆3RS0Ar30bE[saga] 2014/01/08(水) 00:51:18.48 ID:gTC8435N0
結果は見るまでもない。
満場一致で、私たちの勝ちだった。
江ノ島「は？ え、なにこれ？」
声伽「江ノ島盾子……キミの負けだ」
江ノ島「負け？ 私が？ そんなの……そんなのってぇぇぇっ！！」
神原「認めないつもりですかね……？」
首括「さすがの超高校級の絶望も、自分に襲いかかる絶望には弱いか」
御門「でも、どんな抵抗しても無駄だよ！」
そんなことを言う私たちに江ノ島はこんなことを言った。
江ノ島「……最高じゃない！」
御陵「……え？」
江ノ島「この計画のためにいろいろ練り上げたのに……それが失敗して、さらに自分の死で終われるなんて……！！」
江ノ島「絶望的に最高じゃない！！」
神代「なにか、喜んでないか……？」
342 ◆3RS0Ar30bE[saga] 2014/01/08(水) 00:56:18.90 ID:gTC8435N0
声伽「……とにかく、負けを認めるってことだよね？」
江ノ島「別に……今さら負けとかどうでもいいし！ 結局は一緒だもん！」
江ノ島「外も中も絶望！ あんたらに残された道はどれも一緒だったわけよ！！」
御陵「そんなことは……！」
首括「ありえんな」
すっぱりと、首括が言った。
首括「今の僕たちは絶望に負けるつもりは毛頭ない」
神原「だって、希望を持って出ていくんですからね！」
御門「そこの書乃お姉ちゃんにそそのかされてね」
神代「ははっ……そうだな」
御陵「みんな……！」
みんなは、そう言ってくれた。
それが私にはたまらなく嬉しかった。
343 ◆3RS0Ar30bE[saga] 2014/01/08(水) 01:01:37.68 ID:gTC8435N0
声伽「……ねぇ、江ノ島盾子。キミは絶望は伝染するって言ってたけど」
声伽「それって、希望も同じだったみたいだよ？」
声伽「今のボクらを見れば……わかるよね？」
江ノ島「…………」
江ノ島「あー、やだやだ！ アタシの大嫌いな顔がいっぱいだよ！！」
江ノ島「そんな顔を見るのは辛いから……さっさと始めようかおしおきを」
声伽「キミは……自分すら処刑するの？」
江ノ島「だってそういうルールだったでしょ？」
御陵「ま、待って！ 私たちはお前に死んでもらおうとまでは……！」
その私の言葉に江ノ島はすぐに返事をした。
345 ◆3RS0Ar30bE[saga] 2014/01/08(水) 01:09:41.46 ID:gTC8435N0
江ノ島「やめてやめてやめてやめてやめて！」
……え？
江ノ島「アタシは超高校級の絶望なんだよ？ つまり生きてることに希望なんて持ってないの！」
江ノ島「それに……人生で一度しかない死の絶望をこれから楽しむんだから……」
江ノ島「邪魔しないでよ！！」
□■□■□
江ノ島「うぷぷ……うぷぷぷぷ……」
江ノ島「これが死の絶望なのね……なんて素敵なの……！」
江ノ島「この絶望を、世界のみんなにも教えたかった……！」
江ノ島「じゃあ、始めるよ……？」
江ノ島「最後に相応しいスペシャルなおしおき！ その幕開けだよ！」
江ノ島「張り切っていきましょう！ おしおきターイム！！」
江ノ島「アーッハッハッハ！！」
ぴこんっ☆
congratulations！
エノシマさんが クロにきまりました
おしおきを かいしします
346 ◆3RS0Ar30bE[saga] 2014/01/08(水) 01:13:06.31 ID:gTC8435N0
そうして処刑されてく江ノ島。
……終わったんだ。
最後の学級裁判も、ここでの生活も。
全部、全部……終わったんだ。
chapter6 非日常編 完
To Be continued
→エピローグ
元スレ
【ダンガンロンパ】安価でキャラ作る6【安価進行】
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