オーバーロードwiki - スレイン法国

目次

スレイン法国
詳細
タイプ
リーダー最高神官長
種族人間
人口1,500万以上*1
建国600年前
首都法都シクルサンテクス
所在地エ・ランテルから南
Media
登場作品web 書籍
◎イラストは、pixiv「スレイン法国 国旗」を作者のくろっぴー様から許可を得てお借りしています。二次配布、無断使用などは禁止です。

概要

 スレイン法国とは、六百年前に現れた強大な力を持つ六名のプレイヤーによって救われた人間の国家である。自分たちを救ってくれたプレイヤー達を六大神と定めて信仰し、人類の守り手として他種族狩りなどの活動を長年に渡り行っている。人こそが神に選ばれた民であるという宗教概念を持ち、人以外の他種族は殲滅すべしという理念を掲げている。*2

 かつてエルフの王国とは協力関係があったが、関係がこじれて戦争中。*3

スレイン法国の歴史

※ソースが書籍・web版混同です。注意してください。
全体の歴史は時系列を参照してください。

社会

 四大神信仰が一般的な近隣諸国に対して、スレイン法国では光と闇の上位神を加えた六大神を信仰し、六つの宗派に分かれている宗教国家*25。宗派は分かれているが、人は弱く、周りは敵だらけであるために団結しなければならないという考えを国民に持たせることで、目的を統一して強国化を進めている*26 。
 また、法国では一定以上の地位からは徐々に給料が減っていく。これは上に立つものが私欲にまみれた人間ではならないという自浄が目的である。そのため、地位の高い大概の者は、国のため、人のために身を粉にして働きたいと願うものだけである*27

 人間以外の他種族に排他的かつ攻撃的であるものの、スレイン法国が他種族狩りを行っているお陰で、周辺の他の人間国家が保たれている。*28

web版

 殆ど同じだが、web版では死の神スルシャーナとweb版アインズの見た目が似ているため、一柱だけの再臨で自国の神殿勢力の勢力バランスが崩れて宗教戦争になるのではと懸念した。*29

奴隷の販売

 スレイン法国ではエルフの奴隷が市場に出回っている。
 エルフの奴隷たちは、非常に高額になるが、中には魔法やスキルを使える者も奴隷として売られている*30。奴隷たちは買い手の手に届くまでに様々な手段で心を完全に砕かれているため、反抗されることはなくなっている*31。web版によると奴隷の証としてエルフの耳を中ほどから切り落としている模様*32

 バハルス帝国の闘技場では亜人種族の奴隷などがいるが、*33 法国がどのくらい奴隷の確保や売買をしているかは不明。

機関

 最高神官長が国のトップとして存在し、次いで、六柱の神からなる六つの宗派の最高責任者である六人の神官長がいる。
 これに、司法、立法、行政の三機関長。魔法の開発を担う研究館の長*34である研究機関長。軍事機関の最高責任者である大元帥の合計十二名が法国の最高執行機関である。新しい最高神官長の選定は、六名の神官長たちから、現在の最高神官長が属する宗派を除いた五人の中から選ばれる*35

 web版の設定では、地、水、火、風、闇、光の六大神殿があり、各神殿の巫女姫を使った大儀式を行っている*36

六色聖典

 六色聖典の詳細については別項目を参照。

軍事力

 六大神(プレイヤーと思われる)の遺産を多数所有*37
 近隣諸国で最大の軍事力を持ち*38、様々な分野の特殊工作部隊である六色聖典と、スレイン法国最強の番外席次を有する。プレイヤーの力を覚醒させた者を「神人」と呼ぶ。ただし、六大神の血を引くと認定された場合であり、他の血を引く者は別の呼び方をされる*39

 現在法国には三人の神人がいる*40。ただし作者は「二人というほうが正解か?難しい」と述べている*41
 WEB版では隊長と神官長の二人が神人*42

 法国の剣士の平均は高いが、突出したものは(表舞台には)いないようで、いるとしても信仰系魔法詠唱者である*43
 英雄級の存在は漆黒聖典に引き抜かれる*44
 
 転移魔法を使用できる魔法詠唱者の存在を秘匿している*45。王国で勧誘した冒険者にはマジックアイテムで転移したと説明している。

秘匿技術

 法国では人間を守るために数百年かけた技術を幾つも所有している*46
  • 第四位階までの巻物を作る技術がある*47。数百年かけても第五位階には至っていない。
  • 「神の血」と言われているポーションの生成技術がある。しかし費用対効果が悪い。

都市など

  • 法都シクルサンテクス
  • エ・ランテル近郊をかつて所有していたらしい。*48
  • 他不明。

関連項目

  • アインズ・ウール・ゴウン魔導国
    • エ・ランテルをアンデッドが跳梁跋扈するこの世の地獄に変えた国。都市は特級のアンデッドたちの尽力で平和的に統治されている。
  • リ・エスティーゼ王国
    • 腐り果てた国。本来なら安全で肥沃な大地から、多くの勇者たちが育つはずだと期待していた。
  • バハルス帝国
    • 優秀な国。腐った王国を併呑させ、優秀な人材を育成する方針に切り替えた。
  • アーグランド評議国
    • 最強の竜王が統治者の一翼で、亜人達が暮らす異種族の国。法国民の敵意が評議国に向く危険性があるため隣接を避けている。
  • エルフの王国
    • 裏切り者。もうすぐ滅ぼせる予定。
  • スルシャーナ様の第一の従者
    • スレイン法国の神官長達が"あの御方"と呼び敬っている相手。スルシャーナ様の再降臨があるならば何か仰ってくれるらしい。

その他

  • 六大神が広めたとされる玩具「ルビクキュー」(ルービックキューブ)がある*49
  • 近隣諸国では唯一、住民台帳を作成している*50
  • 王国にも台帳はあるが、生死に関する更新が滞ったかなり大雑把な物で、数万件の誤りがあるとされている*51。帝国は不明。
  • 法国の名前は、「名・洗礼名・姓」で出来ている*52
  • スマホゲーム「オバマス」で「年功序列」「報酬目当てで働く文化がない」「法国の民は信仰を体現するために生活している」
  • 耳目である風と水を潰されていたため、占星千里が発見するまで魔導国の王国侵攻に気が付けなかった*53
  • かつて法国上層部と同じ情報を市民に流したことで暴走した歴史がある*54