映画「パシフィック・リム」非公式ファンサイト

概要

怪獣と戦うために人類の英知を結集して作られた人型巨大兵器。「イェーガー」とはドイツ語で「狩人」の意味。人類が核兵器に代わる新たな怪獣対策を模索している中、技術者の一人ジャスパー・ショーンフィールド博士が、自分の幼い息子が怪獣とロボットのおもちゃで遊んでいる姿にインスピレーションを受け、「巨大ロボットで怪獣を駆逐する」という構想がひらめいた。
約80mの巨体と怪獣に匹敵するパワーを持ち、怪獣の猛毒の血液による汚染を抑えるために肉弾戦を想定した設計となっている。武装の一部に音声認証システムが採用されているため、必殺技を繰り出す際はパイロットが技名を叫ぶ。
戦闘機の精神操縦システムを応用して作られた「ドリフト」という手法でパイロットの脳神経とマシンを接続し、人機一体となって操縦する。当初は一人のパイロットで操縦する事を想定されていたが、パイロットの脳にかかる負担が大きすぎたため、パイロットを2人にしてそれぞれが右脳と左脳でコントロールするシステムとなった。2人のパイロットは「ブレイン・ハンドシェイク」という方法で精神をシンクロさせる必要があり、これによって互いの記憶と意識を共有する。この際不慣れなパイロットは自分や相方の記憶を追体験してしまう「ウサギ追い」を起こしやすく、暴走の危険がある。
パイロットの動きをトレースして動くため、パイロットには高い戦闘技術と互いの信頼関係が不可欠となる。そのためコンビを組む2人は親兄弟や夫婦など身内にほぼ限定され、そのような条件を満たす人材も多くは無い事からイェーガーのパイロットは慢性的に不足気味である。操縦の腕さえあれば人格面はあまり問われず、その結果ハーク・ハンセンの弟スコットのように問題を起こしたりと欠点も多い。
第1〜5世代機まであり、第3世代機までは動力に原子力を使用している。初期型の機体は動力炉の放射線対策が不十分であり、長時間の戦闘は被曝する危険がある。
建造費、維持費共に国家予算並みのコストがかかり、2019年にカテゴリー4の怪獣が現れ始めて以来、新たにイェーガーを建造するペースよりも失うペースの方が急激に上がり続けており、また犠牲となるパイロットも非常に多い事から、国連の怪獣対策はイェーガーからよりコストの安い「命の壁」にとって代わられつつある。

トリビア

当初は全高が100〜120mになる予定だった。

「イェーガー」というネーミングは「怪獣」と対になる存在として、「怪獣映画」の「エイガ」から取られたという説がある。

2人で操縦するシステムになっているのは、「みんなで力を合わせれば世界の破滅は防げる」というデル・トロ監督のメッセージが込められているとの事。

「名前には特徴性を持たせ、被らせないようにしている」らしいが、その限りでもない。

出典

コメントをかく


「http://」を含む投稿は禁止されています。

利用規約をご確認のうえご記入下さい

Wiki内検索

アンケート




どなたでも編集できます

メンバー募集!