エロパロ板「おむつ的妄想」スレッドに投下された作品のまとめwikiです。

 蒔いた種は、かりとらなきゃいけないんだよっ――なんて言われてしまったから。
 弟としては責任を取らねばならないらしい。
「……理不尽だよなあ」
 嘆息一つ吐きながら、コウは姉の部屋に向かっていた。朝の用意を籠で運び、『あおいの部屋』と看板に書かれたドアを開いていく。
 薄暗い部屋に鎮座したベッドの上には、こんもりと毛布に包まれた塊が見える。寝相の悪い姉の側まで辿り着くと、籠から『姉専用』の着替えを取り出した。
「起きなよ、あおい姉。飯も出来てるし、僕も用意してるから。ほら起きて」
「……もうちょっとだけ、夢見せてくれよお」
「ああもうこのダメ姉! いい加減起きろっ」
 毛布を引っぺがし、中の塊を引きずり出す。長い髪を背中まで伸ばした丸顔童顔の巨乳姉は、むにゃむにゃと口を動かし胎児のように身体を丸めていた。
 小学生女児しか着なさそうなパステルカラーのキャラもののパジャマにたゆんと揺れた胸元が、幼い衣装とのギャップで必要以上に劣情を誘う。背丈の低さも相まって、18にもなってロリ巨乳と言った風貌だ。
最も一番幼い部分は、腰回りをアヒルのお尻ように膨らます、幼稚な下着から生まれてこの方一度も卒業できていないことなのだが。
「うぅ……寝る子は育つって言うじゃんかぁ、コウのいじわるぅ」
「だったら育ってくれよ、もう十分寝てるくせに」
「寝足りないもん……コウが一晩中添い寝してくれないから、ものたりない」
 眠そうな顔を手でこすり、開いた黒目が不満そうにコウを見つめている。子供気分の抜けない姉は、これまでも甘えやわがままを屈託なく弟にぶつけていた。
 もう慣れっこだと交わしながら、コウは手際よくあおいのパジャマズボンを引きずり下ろしていく。抵抗もなく降ろされた下履きから露わになったのは、股をぴったりと包み込む、ボタンホック型のオムツカバーだった。
 横を向いて寝っ転がった姉を、ごろんと押して仰向けにさせる。胸をぶるんと揺らした姉も、自ら両脚を掴み『オムツ替え』の体勢を取っていった。
(相変わらず慣れすぎだろ、あおい姉)
「まったく、いつになったらあおい姉は、赤ちゃんから卒業するんですかねえ」
「んー、コウがお嫁さん貰って赤ちゃんできたら、その子と一緒にオムツ替えて貰おうかな」
「は、恥ずかしくないんですかっ!? 僕のあかちゃんに追い抜かれちゃうんですよ!?」
「えへへ、追い抜かれてるって言ったら、弟のコウに追い抜かれてるから、大丈夫だよっ」
 照れ笑いで未来を語る姉に、狼狽のち顔に手を当て、弟が未来を憂う。もう何度目になるか分からない溜息を吐きつつ、コウは姉――あおいのオムツカバーに、手を伸ばしていった。

 ぽちっ、ぽふっ――くぐもった鈍い音を立て、オムツカバーの金属ボタンが一つ一つ離れていく。ぴったりと密着したカバーと中身の間に隙間が生まれ、暗い部屋の中にうっすらとアンモニア臭が広がった。
 前あてを外しTの字に開いたオムツカバーの中身は、ぷにっと太い大人の太股に挟まれた布オムツが、ぎゅっと股間の三角洲の形に凝縮されていた。
カーテンの隙間から零れた朝日が、オムツが一番縮められていた箇所、下着でいうクロッチ部分に濃いシミが見える部分を照らしている。それを一枚一枚、丁寧に剥がしていくと、
「んっ、んぅぅ……。ふあぁぁぁっ……!」
 くすぐったいようなあどけない嬌声をあげ、あおいは嬉しそうに身を捩らせていた。布オムツが肌から剥がれる感覚に悶え、艶めかしい姿を晒す姉に弟は見て見ぬふりで作業を進める。
(ほんと、オムツの赤ちゃんのくせに、一人前にエロい声出して……)
 反面、心中意識してしまうのは仕方のないことでもあった。
童貞の高校生男子が姉の裸体――それも下半身に触れることの出来る自由を謳歌しながら、子供っぽい身体に不釣り合いな大人の魅力を兼ね備えた姉が自分の手で悦ぶ状況を目の当たりにしている。
密かに股間は痛くなるほど怒張を張り、胸の鼓動は痛いくらいに昂ぶっていく。
「い、いい年しておねしょなんて恥ずかしくないのかよ。こんなおしっこ臭いまんこで恋人なんて出来る訳――」
「よ、余計なお世話だよお……。いいもん。わたし、ずっとオムツの赤ちゃんだもん……」
「女子大生だろ、大人になれよ」
 気を紛らわそうと軽口を叩けば、あおいは頬を真っ赤に染めて、ぷいと横を向いてしまった。無知は罪深いことである。余りに幼い振る舞いがコウを尚更興奮させてしまうのだから。
 余計に照れてしまったために、仕事も雑になってしまう。急いでおねしょで汚れた布オムツを籠に放り込み、露わになった無毛の恥部へと、手にしたウェットティッシュでなぞりあげる。
「ひっ、つめたい、つめたいよおおっ」
「ご、ごめんっ――あっ」
 直視するのが恥ずかしくて毎朝目を逸らしたままやっていた仕事だったのに、狼狽したのがいけなかった。高い声で抗議した姉に謝ろうとして、コウは思わず逸らした瞳を謝罪対象へと向けてしまった。
 女性器は花弁の綻んだ大人の形を見せていながら、幼児のようにつるつるのパイパンだった。目の当たりにしてしまったために、肌を濡らす滴の残りさえハッキリ見えた。
 目にした姿は彼女が立派な大人の女性であるという証明である。然し、鼻を突く微かな、しかし染みついた刺激臭はオムツの取れない幼児と変わらぬ証拠でもある。
「ご、ごめんっ、すぐ着替え終わらせるからねっ」
 裸体なんて見られ慣れている姉は、小首を傾げて頭上にはてなを浮かべるだけだった。そのコケティッシュな仕草が余計コウを焦らせてしまい、結局汚れた身体を拭くのに3分以上掛かってしまった。

 あおいは寝ながら二、三回『漏らす』悪癖があるため、夜はどうしても厚ぼったい布オムツじゃないとベッドを汚してしまう。
家で過ごす時もコスト削減のため紙ではなく布を使っていたが、腰まですっぽり覆うタイプではなく少し薄めの股オムツを使っていた。勿論、外出時には交換の便利な紙オムツを多用している。
 三種のオムツを使い分ける姉に合わせて、コウもそれぞれ用意していた。これから出かける朝には、勿論布ではなく、紙を使う。
「ほら、脚あげて、はーい」
「うん……」
 ぴんと伸びた脚に引っ張られるように、中空にお尻が浮き上がっていく。さっきまでオムツカバーとおねしょに濡れたオムツのあった下に、さっと敷かれたのはテープタイプの紙オムツだった。
ピンクの生地にハートの舞う幼児用紙オムツは、太股まわりがきつかったものの18才のあおいの身体にもギリギリながらもフィットしている。
 ギャザーの立った不織布の生地にお尻が乗り、幼児みたいな無毛の恥部を紙オムツの前あてが隠していく。両端をテープで留めれば完成だ。
「ほら、出来たよ」
「う、うん……でも」
 オムツを当てられた姉は、何やらそわそわと落ち着かない様子だった。長い付き合いだったから、弟も気付かぬ訳にはいかない。
「あ! ひょっとして今催してるんじゃないよね!? 新しいの変えたばかりなんだよ、もうオムツ外して、トイレに行って――」
「だ、ダメみたいぃ……。あはははぁ……はうぅ……」
「あははじゃないよ! もう、ああっ、お姉ちゃあん……」
 気の抜けた笑いを見せた姉は、頭を抱えた弟の目の前で、瞳をとろんとさせて甘い吐息を吐いてしまった。ダメだ、と思った次の瞬間、新しくあてたオムツの中から、小さな水流の音が勢いよく響いていた。
 ――しゅうぅぅぅぅぅ……。
 瞬く間に、紙オムツのクロッチ部分がぷっくりとふくれあがっていく。んっ……、と目を瞑りながら放尿に浸るあおいは、拳を胸の前でぎゅっと握り、まるで本物の赤ん坊のようにオムツお漏らしの快感に浸っているようだった。
 何度替えてもキリがない。分かっているとはいえ、やっぱり姉のオムツは中々取れそうにもなくて。
「……もう、また替えなきゃいけないんだからね? この赤ちゃんお姉ちゃん」
「えへ、えへへぇ……。コウがいるから、おねえちゃん、いっぱいしーしーできるよぉ」
「オムツにしちゃダメなんだよ。恥ずかしいんだからね」
 こづき合いながら、コウはさっき当てたばかりのオムツをもう一度開いていく。
「……いっぱいしちゃってさあ」
 お漏らしの海が出来たかのように、おむつの中は黄色い水たまりをたぷんと浮かべていた。お漏らしに濡れた恥部も、カーテンから零れた光を受けてきらきらと輝いている。
「ふふっ、コウがいるから、安心してでちゃったんだよ?」
「僕のせいかよ」
「蒔いた種はかりとるよーに。うふふ、コウはいい子だもんねー」
 姉の十八番、責任をとれと嬉しそうに告げた一押しに、コウも呆れながらも、仕方ないとばかりに予備の紙オムツを開いていく。
 部屋の片隅に置かれた幼児用紙オムツのパッケージもそろそろ残りが消える頃だ。
「コウ……、おねーちゃんのオムツ、替えて下さぁい……」
 唇に指を当て、うるうると瞳を潤ませながらおねだりする姉に。
(次は、どんなオムツ買ってこようかなあ……)
 困惑に期待を織り交ぜながら、コウは手にしたウェットティッシュを、姉の恥部へと押し当てていった。

メンバーのみ編集できます