エロパロ板「おむつ的妄想」スレッドに投下された作品のまとめwikiです。

392名無しさん@ピンキー2018/05/16(水) 19:48:15.62ID:ZOLadwwL
「エリナ・アルギニナ中尉、入ります」
戦火の傷跡が生々しい村役場を接収した指揮所のオフィスでエリナを出迎えたのは
胸に勲章を沢山ぶら下げ大佐の襟章を付けた壮年の男だった。
「早速だが、貴官に特別な任務を与える」
短いタイトスカートのエリナを「随分若いな」と言いたげに一瞥した後、
居住まいを正した大佐は「極秘」と打たれた書類をエリナに見せた。
「この男はブランケ大将、……名前くらい知っているだろ?」
「はっ、祖国を蹂躙する、打ち倒すべき敵であります!」
書類は敵軍の将軍の情報を集めたリストで、どこかの写真館で撮られたものか
分からないが不敵な笑みを浮かべるブランケ大将のポートレートと今までの経歴、
指揮する部隊の情報が箇条書きされていた。
「我が軍もこの男には散々手を焼いている、昨年北部戦線のハリ市を再奪取されたが、
それもこのブランケ大将のせいだ」
「……それはさておき、我々の南部戦線において対峙している第12軍団であるが……」
大佐は古傷が疼くのか時々引き攣るような険しい顔で命令の内容を淡々と説明を始めた。
掻い摘んで言うと敵の第12軍の司令官がブランケ大将に交代するので、エリナは敵地に
侵入してブランケ大将を狙撃して殺害する……というものである。
エリナは随分と無謀な……とは思ったが、ブランケ大将は憎むべき敵であるが、
それと同時に立派な指揮官であるようで、すでに前線の司令部に赴いているという。
提示された距離ならば生きて帰ってこれるかもしれない……と考えられるものだった。
「必ず打倒して参ります。
「よろしい、出発は今夜だ。必要なものは至急手配する」
そういってエリナは踵を鳴らして退室するのであった。

「イリヤ・ナタレンコ少尉候補生であります!」
エリナの元にやってきたのは新品で若干サイズの大きいジャケットに
少尉候補生特有の濃紺のミニ丈プリーツスカートを着た、敬礼姿も若干頼りない
童顔の少女だった。
「狙撃課程は既に修了しているな?」
「先月であります!」
エリナは不安を覚えたが、狙撃課程を終えているという点はクリアしている以上
何も不都合は無かったので安心した。
「よし、ならば任務の内容はトラックの荷台の中で話をする、ついてこい」
そういって今回の任務で使う銃と弾薬、食糧などの物資を搭載したトラックの荷台に
乗り最前線へと向かう。

393名無しさん@ピンキー2018/05/16(水) 19:48:51.44ID:ZOLadwwL
……イリヤは気が付くと日が暮れた最前線に居た。
任務の内容を聞かされて不安が一杯だったが、「とりあえず寝ろ」と言われ荷台の中で
目を瞑っていたら硝煙の匂いが充満し、焼け焦げた戦車がところどころ散在する
最前線にやってきてしまった。
イリヤは不思議と「怖い」というよりも「やらなければ」という義務感が
体を動かしていた。
荷台でランプに火を灯して缶詰をベルトに付けた雑嚢に詰めて自分の使う短機関銃を
点検してマガジンに弾丸が入っていることを確認してマガジンバックを左腰に下げた。
エリナも同じように慣れた手付きでスコープ付き狙撃銃と腰の拳銃を点検して
出発の準備を整えていた。
「それでちょっとお願いがあるんだけど……」
エリナは申し訳なさそうにイリヤにあるものを差し出した。
「えっ……えーっ!」
イリヤは差し出されたものが全く理解できなかったが、エリナがスカートと
パンディーを脱いで下半身丸出しになったことで初めて「下着」と理解した。
そして、パンティーを切り開いたような形状のグレー色のビニール製のものを、仰向けのエリナのお尻に敷いて、純白の布を一枚三角形に折ってお尻とビニールに挟み、残りの布は股間に挟み込むように宛ててビニールを閉じてゆく……
「まるで赤ちゃんのおしめみたいですね」
と作業を終えたイリヤはポツリと言うと
「その『おしめ』だ」
とエリナが言ってきてさらに「えーっ!」と驚いた。
「軍用犬は排泄物の匂いすら機敏に反応する。悠長にトイレに行く余裕は無いんだ」
とエリナが説明をして初めてイリヤは合点がいった。
……今回の任務は隠密行動で敵に侵入を察知されないことが成功の鍵となる。
つまり、排泄すら察知されるリスクを背負うので必然的に「おむつ」という手段を
取らざるをえないのだ。
「うーん、股が閉じにくいな……」
エリナはホックで留めてもらうと自分で腰紐と股紐を結びスカートを穿き直して
着心地を確認するが何重にも重なった股間やおむつカバーが浮き出るほどパツパツに
膨らんだタイトスカートに不満を漏らしたが、
「仕方ないと」諦めた表情で次の準備にとりかかった。
「君も宛てるんだよ」
もう一組の布おむつとおむつカバーを出されてイリヤは「イヤ……それは……」と
口ごもるとエリナは無表情でイリヤを押し倒し、スカートの中に手を入れてパンティーを奪おうとした。
思わずイリヤはスカートの裾を抑えて奪われないように抵抗したが、
実戦を幾度も潜った女軍人の力はとても強力で無残にも「ビリッ!ビリッ!」と
音を立ててパンティーから使い古しの白い布に変えられてしまった。
「そんな……酷いです……」
と涙目のイリヤを尻目にスカートを捲り上げると今度はエリナが「あっ」と
軽く驚いた表情になった。
……この年ならば生えている筈のものが一切なく童女のようにツルツルな局部が
維持されていたのだ。
「そうか……すまなかった……」
テッキリ任務の拒否だと早合点したエリナは素直に蛮行を詫びた。

394名無しさん@ピンキー2018/05/16(水) 19:49:17.27ID:ZOLadwwL
靴下を新品のカーキ色のニーソックスに穿き替えて、それでも露出している太ももを試作品の防蚊パックで鈍色に固め、マダラ模様に塗ったテントをマントのように纏って彼女たちの忍び装束は完成した。
トラックを運転していた兵士に別れを告げて、闇夜を匍匐前進で進んで有刺鉄線で仕切られたところに着けばもうそこは敵地だ。
地べたに這いつくばり、ワイヤーカッターでパチンと一部を切断して進入すると迷路のような塹壕が目の前に広がった。
それとサーチライトがピカッと光るのは同時だった。
二人は「気付かれた!」と驚いたが機関銃の閃光が自分たちではなく
別方向に向いたことで事情が呑み込めた。
……別の味方が敵に補足されて攻撃されているのである。
TATATATATATATATATATA!
DAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!
PAM!
PAPAPAPAPAPAPAM!
「行くよ」
2人は敵が関心を向けている隙をついて突破できると悟り、塹壕を抜けて行ったのだった。

イリヤが「はっ!」と目が覚めると森林の岩陰に身をひそめていた。
……時系列があやふやになりかけたが、無事に侵入することができたらしい。
「これを食べたらすぐに出発だ」
すでに目を覚ましていたエリナは缶きりで缶詰を開けて乾パンを半分食べていた。
残りはイリヤに食べさせるつもりだったらしい。
イリヤは残りを貪りつくし、水筒の水をキャップ一杯分だけ口に含んだ。
平時なら大したこともない量だがこのような極限の状態では
「あぁまだ生きているんだ……」と実感するに十分な量だった。

「あのぉ……おしっこしたんですけど」
装備を整えて岩陰から離れようとした矢先、イリヤがそんなことを言い出した。
エリナは正直なところ迷った。
敵地であるとはいえ、警戒もなさそうな林道の岩陰ならばどこかに放尿しても問題はなさそうだと思えるのもまた事実である。
「穴を掘らせて缶と一緒に埋めようか」などと考えていたその刹那だった。
「!」
「んぐっ……!」
エリナはイリヤの口を塞いでテントで体を覆うように伏せた。

395名無しさん@ピンキー2018/05/16(水) 19:49:53.68ID:ZOLadwwL
敵兵の痕跡は無いか!」
……すると軍用犬を連れた敵のパトロール部隊がやってきた。
スンスンと犬が林道の轍や脇の雑草を嗅ぎまわっていてバレるかバレないかの緊迫した
状態に陥った。
エリナはじっと微動だにせず耐えるがイリヤは、小刻みにブルブルと体を震わせていた。
「我慢しなくて、いいの」
エリナはそう呟くとイリヤは体をピンと張って震えが収まった。
……いやあるいは屈辱的な状態か。
ジョボ……ジョボボボボボ
という放出の感触がエリナの手にひらに伝わってくるのであった。

「痕跡は見当たりません」
「よーし、次はグスタフ道だ」
隊長の号令の元、敵兵が撤収すると二人は安堵の息を漏らした。
……が
「……」
「……しばらく我慢して」
グズグズに湿ったイリヤのおむつはそのままで、出発となった。

偵察機や戦闘機を警戒しながらしばらく砂利道を歩いていると放棄された無人の寒村と
ぶつかり適当な家屋に浸入して再び休憩を取った。
……理由は単純だ。
ベッドにイリヤを仰向けにさせるとプリーツスカートをたくし上げさせて
おむつカバーの紐を解いてホックを外し、湿った布おむつを開放するのである。
「……助かりました」
イリヤは正直行って湿った布おむつが局部を刺激してとても辛かった……が
バケツに黄ばんだ布おむつが放り込まれ、更に幼女のような局部を再び見られることに
羞恥心が募った。
……さすがに粗相の後をこれ以上みられるのがイヤだったので、屋外の井戸で
押し洗いして家屋に戻ってくると
エリナはテーブルでマップと航空写真を広げて目標の場所をチェックしていたところだった。
「私達の居る場所はココ、敵の野戦司令部と推定される場所はココ」
そうして地図に赤鉛筆でプロットしていくと半日あれば到達できるということが分かった。
「さて……すぐ出発といきたんだが……」
エリナは申し訳なさそうにベッドに仰向けになって下半身の拘束を解く……と
もわっと悪臭が部屋の中に立ち込めた。
布おむつに黄金の塊が鎮座していたので、イリヤはこの布おむつを
そのまま庭に埋めて処理をしてエリナの局部を綺麗に拭って元通りに戻した。

396名無しさん@ピンキー2018/05/16(水) 19:50:36.47ID:ZOLadwwL
一度内部に入られると警戒が薄くなるのは万国共通らしい。
エリナは罠かとも思ったが、頻繁に聞こえ始めた砲撃音からして最前線で大きな戦闘が
繰り広げられている為に関心が薄れているのだろうと推測すると一気に歩みを進めて
野戦司令部の見える小山の森林に潜伏することに成功した。
「……居るな」
エリナは双眼鏡で辺りを見回すと大将旗を掲げた軍用車が止まっており、ここに将軍があることは確定した。
「警備も手薄です」
イリヤも双眼鏡で周囲を伺うが、教本通りの狙撃が可能と思ったくらいだ。
エリナはライフルを構えてスコープを覗いて軍用車に狙いを定めた。

息を潜め……しばらくしてテントから写真で見せられたのと同じ顔をしたブランケ大将が出てきたのをスコープで捉えた。
エリナは軍用車に乗り込むその瞬間をレティクルで捉え、引き金をゆっくり優しく引く。

BAM!

そしてスコープでブランケ大将の頭が吹き飛ぶ瞬間を見た。
突然の敵襲に司令部の敵兵たちは蜂の巣を突いたような騒ぎに陥った――――

―――イリヤは逃げることは大変困難だと予想していた。
しかし、結末はとても呆気ないものだった。
司令官が殺害されたことにより指揮系統が乱れ戦線が崩壊、半日もしなううちに味方の戦車が迎えにくるというほどの完勝で幕引きとなった。

「生きていたか……近々特殊部隊の編成が始まるのだが参加する気はないかね?」
後続の軍用車でやってきた大佐は開口一番で二人にこんな話を持ちかけてくる……が
「ありません、母となり強い子供を産み育てることも貢献の一つです」と笑顔で返す。
すると「ははっ!そのほうが良い」と厳格な軍人とは思えない満面の笑みで
彼女たちを後方に送り出すのであった。
(終)

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