大学水準の西洋哲学として知っておくべきことのすべて


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ムーア

【自然主義的誤謬 naturalistic fallacy】
 ムーア(『倫理学原理』1903)
 事実の前提から義務を演繹すること。自然主義者は、「善い」ということを経験的概念によって定義可能と信じているが、しかし、かりにそのように定義されうるならば、その定義の経験的概念から、「善い」と義務が演繹されてしまうがうえに、「善い」は定義不可能なのである。
 この、〈ある is 〉から〈べき ought〉は導出しえないという問題は、すでに、ヒュームによって論じられており、ブラックにょって「ヒュームのギロチン」と呼ばれた。また、サールは、言語行為論に基づいて、「「○○すると約束する」と言った」という事実命題から、「○○すべきである」という義務命題が導出されることを指摘した。

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Posted by mgempkx 2013年11月14日(木) 11:48:25 返信

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