PlanetSide 2 攻略wiki

　TR 固有の熱追尾式ロケットランチャー。無誘導のロケットとして発射された後、20 m 以内に敵航空機を感知すると弾頭の自動追尾がアクティブになり、その航空機への追尾が開始される。この際、敵には「Lock A」警報が表示される。

　まず、最大の強みである対航空機性能について触れていこう。
　この武器はロックオン不要であるので、ロックオン時間を待たずに自動誘導弾を発射できるという非常に優秀で他に類を見ない即応性をもちながら、威力も 1 マガジンで ESF の耐久値を半分以上持っていけるほど高い。そのため、対地攻撃に来た敵機に対する反撃能力は他の追随を許さない、もちろん NS Decimator の直撃を除けば。
　また、ロックオン中に味方が正面を横切ったり、敵機が木の後ろに入ったりなどしてロックオンが中断されるという他のロケットランチャーにあるようなストレスからも解放される。

　一方で、ロックオン不要というのは、言い換えればロックオン不可能という意味でもあるため、射撃時には敵の進路を予測して偏差撃ちする必要がある。低空にいたり、直線的な機動をしている航空機に対してならまだしも、敵機がドッグファイトや回避行動などで複雑な機動を取っていて遠距離にいる場合は命中を見込みづらく、こういった所ではやはりロックオン式のロケットランチャーに一歩譲る形となる。

　対空に限らず、この武器は対地上車両用途においても効果を発揮する。
　弾頭が他のロケットランチャーに比べて早いだけでなく、実戦で想定される交戦レンジ内であれば弾道落下は無視できる程度であるため、離れたところにいる敵地上車両に対して非常に当てやすい。
　また、1 マガジンあたりのダメージも 900 と高い。1 マガジンを撃ち切るのに 2 秒かかる関係で時間当たりのダメージ量においては他のロケットランチャーに劣るといえども、対空性能面や遠距離攻撃能力で優遇されていることとのトレードオフと考えれば、十分に実用的な水準を保っている。

　そんな対空も対地上もできるこの武器が唯一苦手とするのが対 MAX。
　他の無誘導ロケランが大きなダメージを 1 発の弾頭にこめて吐き出すのに対して、T2 Striker はダメージを数発の弾頭に分散させてしまっている。これはつまり、他のロケランは敵 MAX に身体を晒す時間を 1 発のロケット発射までの短時間で済ませることで、被弾を最小限に抑えつつ大ダメージを与えられるのに対して、この武器はそれができないことを意味する。
　また、爆発が Flak 属性であることにより航空機を攻撃したとき以外は爆発ダメージが発生しないため、対 MAX のダメージ量自体も通常のロケットランチャーと比べてやや小さい。