最終更新: quadruplus 2014年10月10日(金) 21:53:53履歴
ちらうら_楽しませることでも書いたんですけど。僕は小説というコンテンツが実はあまり好きじゃないんです。
何が好きになれないのかというと、それは僕自身、実は文章読解力に難が少しあって、文章を読むのが割と苦手だったんです。
転じて、書くのもすごく苦手で、そこへきて子供のころに読書感想文とか、強引にやらされて、文章の読み書きには苦い思い出しかなかったんです。
だから、自分が文章を書いて人を楽しませるなんて発想は僕にはもともとなかったんですよね。
でもなんで、今こうして小説を書いて人を楽しませてるんだろう。
思えば中学の時に、当時の国語教師が語った、小説に対する持論を思い出した。
「小説は心を描くもの。物語を描くのではなく、心の変化を描写すること。小説を読むのは心理描写を読み解くこと」
ちょっと思い出補正で、言葉は全然違ったと思うけど、ニュアンスは大体こんな感じだった。
それは学校国語において、もしかしたら問題の読解のための方法論に過ぎなかったのかもしれないし、
当時の僕の心には別にそれが特別響いたわけじゃなかったんだけど。
でも、15年たった今も、僕は小説を書く度にそのことを思い出すし、
この言葉を聞いた瞬間こそが、小説に対しての印象が、「ただの苦痛な文章」から、大きく変わった瞬間だったのだと、
今更ながら気づかされる。
そんなこんながあって、僕が小説を書くときには、心の様子をとにかく意識している。
登場人物たちはただ、作者の思い通りに適当に動いてくれるわけじゃなくて、
彼らには彼らなりに感情があって、思いがあって、それに基づいて動いている。
ただただ、セリフを交わして物語を進めるための道具ではないんですよね。
そして、そうして心を読み解くことに、面白さを見出してもらえるような、作品を心掛けるようにしてるんですよね。
僕みたいに、小説を読むのが苦手な人にとっても、読みやすいような、面白さが分かるような、
そういう作品をこれからも書いていければいいなと思っています。がんばる!
何が好きになれないのかというと、それは僕自身、実は文章読解力に難が少しあって、文章を読むのが割と苦手だったんです。
転じて、書くのもすごく苦手で、そこへきて子供のころに読書感想文とか、強引にやらされて、文章の読み書きには苦い思い出しかなかったんです。
だから、自分が文章を書いて人を楽しませるなんて発想は僕にはもともとなかったんですよね。
でもなんで、今こうして小説を書いて人を楽しませてるんだろう。
思えば中学の時に、当時の国語教師が語った、小説に対する持論を思い出した。
「小説は心を描くもの。物語を描くのではなく、心の変化を描写すること。小説を読むのは心理描写を読み解くこと」
ちょっと思い出補正で、言葉は全然違ったと思うけど、ニュアンスは大体こんな感じだった。
それは学校国語において、もしかしたら問題の読解のための方法論に過ぎなかったのかもしれないし、
当時の僕の心には別にそれが特別響いたわけじゃなかったんだけど。
でも、15年たった今も、僕は小説を書く度にそのことを思い出すし、
この言葉を聞いた瞬間こそが、小説に対しての印象が、「ただの苦痛な文章」から、大きく変わった瞬間だったのだと、
今更ながら気づかされる。
そんなこんながあって、僕が小説を書くときには、心の様子をとにかく意識している。
登場人物たちはただ、作者の思い通りに適当に動いてくれるわけじゃなくて、
彼らには彼らなりに感情があって、思いがあって、それに基づいて動いている。
ただただ、セリフを交わして物語を進めるための道具ではないんですよね。
そして、そうして心を読み解くことに、面白さを見出してもらえるような、作品を心掛けるようにしてるんですよね。
僕みたいに、小説を読むのが苦手な人にとっても、読みやすいような、面白さが分かるような、
そういう作品をこれからも書いていければいいなと思っています。がんばる!
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