(2004年10月更新)
【日本とはちょっと違う】

日本では電話番号と電話機はセットで購入するのが普通です。
しかし中国では電信会社が売るのは電話番号のみ、携帯の電話機は一般の小売店で購入します。
サービスやメンテナンスも全く別ものになってしまいます。
とは言っても、百貨店や販売店の携帯コーナーに行けば両方を購入出来ます。

※ 日本の携帯との最大の違い、それは受信料がかかると言う事です。(但し固定電話とPHSには受信料金はかかりません。)
※ それぞれ市や省で管理を行っている為、場所が変わると今まで出来ていた事が出来なくなった等の問題が発生するので要注意です。

【電話番号を買う】

GSM携帯はSIM(Subscriber Identity Module)と言う電話番号等の情報が内臓されたICを装着して使用します。
電信局や販売店でこのSIMを購入します。SIMは50元程度です。(契約(支払い)は2通り)
  • 月額制...この契約は法人名義か居住証明を持った人しか出来ません。
基本料金は月50元で、使用通話料の精算後に請求されて来ます。
  • プリペイド式...パスポートで購入出来ます。
基本料金は無しで使用通話料はチャージされた残金から自動で減算されます。 (月額制と比べると通話料がちょっと割高です。)

【国際電話を使うには】

月額制の番号は国際電話が可能です。
プリペイド式の番号は基本的に国際電話が出来ませんから要注意です。
購入時に国際電話が出来るか販売員に確認して下さい。
0081の次から電話番号(頭の0を除いた)で日本へかけられます。(例:0081925823711)
IP電話の場合、頭に17951を付けて下さい。
 
 
SIMカードはいろんな種類があります。
写真左下の小さいチップを携帯にセットします。

 
街中にはカード販売屋がいっぱい。
プリカの補充カードは売店やコンビニ等どこにでも売っている。

【携帯電話機を買う】

機能によって値段は様々です。
下は700元から上は6,000元まで。
中古も売っています。ただ、偽者や改造品も多いので百貨店等で購入される事をお勧めします。
種類は実に多いです。
おそらく30社1000種類の携帯が販売されているのではないでしょうか。

■ 中国携帯電話のおおよその値段
機能おおよその値段
白黒スタンダード700元〜
カラー1,500元〜
カメラ付き2,500元〜
PDA付き5,000元〜

と言った感じです。
どんどん安くなってます。
(メーカーは...)

外資系:ノキア、モトローラ、シーメンス、サムスン等が人気ですね。
国産(中国):BIRD、TCL、Haier等。
内外での値段はさほど変わりません。日本メーカーもNEC社、Panasonicなどが販売しています。

いずれにしても、日本語対応のものはBIRD社のS288日本語版しか存在しません。
PDAやポケットPCはマニアの間では日本語改造してる方もおられる様ですが...


街中の販売店(店舗数実に多い)


ちょっと大きめの販売店


街中の修理屋と中古携帯(いたる所にこの手の修理屋さんがある)

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