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ぷるぷる寒天キューピー制作:川久保美桜

サーボモーターでスポイトを動かし、心臓に空気を送り込んでいる。
心臓は使い捨てのゴム手袋の指先を用いて制作した。中にスポンジを入れることで膨らみ方を調整した。
基板についているボリュームを用いて動かし方やテンポ、振幅を細かく調整できるようになっている。
映像作品上では心音がつけられるため、モーターの音は気にしない。

その97 心臓

なんとなく興味のあった芸術分野に触れたものであり刺激的だった。
相手の都合上5日という短期間での構想・設計・制作になりかなりスリリングでいい経験になった。
寒天キューピーの手足や首がよくもげる。耳かきでキューピーの背中をえぐってチューブを挿しこみ、心臓の圧力によりキューピーが内側から崩壊していく様というのはかなり危ない光景だったかもしれない。