ロボでサバゲ!Wiki - ノイズキラーコンデンサ

ノイズキラーコンデンサ


ミニ電動ガンや移動車両用などに使われるDCモーターは、電気的・電波的なノイズの発生源となります。
特にミニ電動ガンのノイズは大きく、通信用カメラやリモコン、本体CPUに動作不良などの影響を及ぼします。

ノイズキラーコンデンサは、DCモーターの切り替え時などに発生するスパークを吸収し、ノイズを低減させる目的で取り付けられるコンデンサです。
例えば、無線を使うラジコンのモーターにも、ほぼノイズキラーコンデンサが使われていますが、よりノイズの影響を受けやすいロボットには必須の対策となります。


使用するコンデンサ


積層セラミックコンデンサー(0.1μF 50V) など。
秋葉原で10個パックが100円〜200円程度で売られています。
コンデンサには「104」という数値がプリントされており、この数値は0.1μFを表します。
DCモーター1個につきコンデンサが3つ必要になります。


取り付け箇所


コンデンサは3カ所に取り付けます。
A)モーターの+と−。
B)モーターの+とモーター缶。
C)モーターのーとモーター缶。


具体的な取り付け例


注意すべきは、モーターを設置するスペースとの折り合いです。
下記の例では、大きいサイズのコンデンサを付けてしまったため、電動ミニガンの内壁を一部削って対処しています。



1)
まず、モーターの+とーの間にコンデンサを半田付けします。
コンデンサの足は短ければ短いほどよいそうです。(長いと磁界が発生しやすくなるらしいです。)


2)
次に、モーターの缶の半田のノリを良くするため、紙ヤスリでやすります。



3)
モーター缶の両側に半田を付着させます。



4)
最後に、モーターの+とモーター缶にコンデンサ、モーターのーとモーター缶の間にもコンデンサを取り付けて完成です。



参考外部リンク