国虎屋でのタイマン勝負

この前嫁姉貴と高知県安芸市の国虎屋に行ったことを書くぜ。
互いにTシャツ姿でまずは威嚇、腕組みヤニ咥え(※禁煙です)ガン飛ばし、
大股で筋肉と食欲誇張して、食い意地比べだ。
雄臭ぇポーズで挑発しあう。腰突き出し木製のメニューを振り回し、
オラオラ節で興奮に火が付く。
やわらおでん(120円)をタップリ仕込んで、いよいよ注文開始だ。
竹ザル、松ザル、とろろ、親子、牛肉、鴨とぢ。
野郎カレー責め、定番の国虎うどん、季節限定のひやだし。
温うどんと冷うどんの競り合いで、麺の粋と艶を比べ合う。
ズリ見せ根性丸出しでな。
一息入れる時にゃ、奴のコップめがけて、昔ながらのヤカンから冷水投入。
バシャバシャ勿体ねぇくらいに、照射すりゃ、雄の征服感が全身を快感となって駆け回る。

さらに着丼(国虎うどん・850円)を仕込んで２Ｒ。
今度は俺のカレーうどん大盛り(1100円)をシェアしながらのダブルうどん攻撃さ。
大汗飛ばして、ド大食野郎に変獣し、旨い・熱い・押忍の連呼。
俺達はまさに、味、食べる速さ、食い意地を激しく比べ合う戦闘士だ。

寸止めの濃いとろみも相手を落とす神技、何度も食らう度に胃壁の
引きつる痛みさえ新たな快感に変わる。

その時、ほんの少しの気の緩みで奴は食欲のコントロールを失い満腹の痙攣に突入。

２回に渡るファイトはいずれも俺の勝利、最後は奴の体調を気遣い野郎征服の快感に酔いながら勝利の水飲み！
20分勝負は俺達うどん舎弟の絆を更に固めたぜ！