アニメ『ダンガンロンパ3』の問題点・疑問点などをまとめたwikiです

今回の絶望編は、77期生の絶望堕ちの経緯が明かされることに期待していたファンが多かった。
しかしながら答えは洗脳
ストーリー内での雑な扱いや洗脳というなんでもありの方法に呆れるファンが多い。

絶望堕ちについての記述

苗木:大丈夫だよ…”外の世界”のみんなは 洗脳されているだけなんだ。 だから…すぐに今みたいな状態に戻れるはずだよ。

大前提として、江ノ島は77期生への行為を洗脳と表現することを否定しているため、矛盾であると思われる。
洗脳という言い回しを嫌っただけで、洗脳自体を否定しているわけではないと解釈もできるが、絶望編では77期生にこれから行う行為について自ら「洗脳」という言葉を使っている。

なお、『2』より前に発売されている『ゼロ』では予備学科に対して映像による洗脳をしていると解釈できる描写があるため、ここで否定しているのは77期生の絶望堕ちについてのみと思われる。
あるいは、もともと『2』が発売した時点で『ゼロ』と矛盾していた、とも考えられるのかもしれない。

モノクマ:”元祖超高校級の絶望”である彼女は、 魅力とユーモア溢れる”絶望的な方法”を駆使して…
”超高校級の絶望”を作り上げていったのです。 うぷぷ…その中には実に恐ろしい人物も…
九頭龍:ちょ、ちょっと待てや!
”超高校級の絶望”が何だか知らねーが… 組織を作るってのは簡単じゃねーんだ。
女子高生が作った狂った組織に入る連中がいるなんて、 信じられっかよ…!
モノクマ:理念に狂った人間には… 人を惹きつける強大な力がある…
歴代の指導者達の中にも見られる傾向でしょ? なーんも不思議じゃないじゃん。
それは…江ノ島盾子様に関してもそうなの。
彼女は特有の層を惹きつけるカリスマ性で、権力者連中にまで影響を及ぼしていったんだ…

ボクはヌイグルミで、日向クンは人間、 それと同じようなレベルで…
江ノ島盾子は絶望的なまでに絶望なんだよ。
生きる事も死ぬ事も食う事も愛する事も愛される事も 彼女にとっては絶望でしかないんだ。
日向:な、なんだよそれ…!
そんな圧倒的な理不尽さによって、 江ノ島は”超高校級の絶望”達を引き込んでいった…
愛も憎しみも恨みも復讐も何もかもを利用して、 彼らの絶望を操ったんだ。
江ノ島の絶望は他のどんな絶望よりも恐ろしいと、 本能に叩き込んでしまったんだよ。
そうやって引き込まれた”超高校級の絶望”達は、 もはや江ノ島の手足でしかない…
彼らは他人の絶望であろうと自分の絶望であろうと、 お構いなしに江ノ島盾子に捧げる。
神に供物を捧げる信者のように… 子供に食事を与える母のように…
江ノ島盾子という絶望から逃れるために、 すべてを捧げるんだ。
たとえば… 自分の家族や仲間を殺してしまったり… 自分の体さえも容赦なく破壊してしまったりね。
さらに絶望的な事に… 彼らはそれを 自分がやるべき事と信じ込んでしまってるんだ。

上記には、魅力とユーモア溢れる絶望的な方法でとの記述がある。
洗脳を否定する人間が、洗脳というやり方を魅力とユーモア溢れる絶望的な方法などと表現するのはおかしい。

通信簿イベント

77期生絶望堕ちのキッカケとして、通信簿で語られる各々の過去を利用したという説が広まっていた。
その理由の根拠となるのが愛も憎しみも恨みも復讐も何もかもを利用してという記述である。
77期生それぞれが抱く感情の数々から見え隠れする心の隙を突き、絶望へと堕としていったという考え。


そもそも、江ノ島が人の心を利用し絶望させる方法は、第一作目である『ダンガンロンパ』から行われてきたこと。
だからこそ、77期生の絶望堕ちのきっかけもそのようなやり方だったと信じて疑わないファンが多かった。
ファンは皆、江ノ島盾子のカリスマを信じたかったのだろう。

七海の死による絶望

『絶望編』10話にて、77期生は洗脳ビデオを見た事によって絶望した。
このビデオは予備学科に使用した生徒会のコロシアイ映像ではなく、七海の死をテーマとしている。
御手洗の技術の結晶である洗脳ビデオと、七海の死という絶望を合わせる事によって77期生は絶望してしまうという仕組み。
これは、雪染のクラスが委員長である七海の活躍によりひとつになったという設定を視聴者が受け入れてないと説得力を持てない。
七海と他のクラスメイトの絆が薄っぺらく感じる説得力がないと感じていた視聴者からすればこれで絶望するだろうか?としか思えないのである。
視聴者の知らないところで七海は委員長として行動し、知らないところでいつの間にか周りに信頼されるようになっており…と、視聴者がおいてけぼりなのだから無理はない。

九頭龍は大事な妹を喪っても絶望にはならなかった、小泉は親友を喪っても絶望にならなかった。でも七海の死には絶望する

洗脳ビデオを見ながら77期生それぞれが暗い過去を思い出す…というやり方でもなんら問題なかった。
むしろそのほうが一人ひとりのキャラが立ってよかった。
十数分かけて七海一人に焦点を当ておしおきをするくらいなら、全員に一瞬でも過去をほのめかすシーンを入れたほうがそれぞれのファンが喜んでいたのではないだろうか。
絶望編に期待を寄せていたのは『スーパーダンガンロンパ2』のファンであって、七海千秋のファンだけではないのだ。
本来出るはずがなかった七海の登場により77期生の出番は減ってしまったが、出番だけでなく絶望堕ちの過程までもが”七海”で完結してしまったのだ。

絶望堕ちの過程を決して具体的には語らずほのめかす程度で、ファンに想像を委ねたからこそ魅力的だった2キャラは、この日消えてしまった。

77期生以外の絶望

『絶望編』は『2』キャラ以外にも『未来編』キャラも江ノ島の手によって絶望させられている。

逆蔵の絶望

『絶望編』10話にて逆蔵は、すでに想い人のいる宗方に好意を抱いてしまった点を江ノ島に指摘され、「江ノ島はシロだった」という報告を強制される。
絶望の残党にまではならなかったが、彼もまた江ノ島に絶望させられた一人と見ていいだろう。
このような他人の弱みを突いたやり方こそが、『2』キャラファンの望んだ絶望堕ちだったのではないだろうか

なお、江ノ島的には逆蔵は前座、77期生の絶望堕ちこそが”メインディッシュ”らしいが、他人の弱みに付け込む形の絶望が前座で、ファンタジーに近いやり方で雑に絶望堕ちさせる事がメインの楽しみとは不思議なものである。

御手洗の絶望

「世界を良くするため」に作ってきたアニメ(後の洗脳ビデオ)誰かを不幸にするという現実を突きつけられ、御手洗は絶望してしまった。
ただし、絶望の残党レベルにはなっていない。

上記のように、アニメ放送前にメインキャラとして紹介されていた77期生が洗脳ビデオでひとまとめで絶望にされていたのに対し、『絶望編』ではゲストキャラ扱いの『未来編』キャラ達のほうが一人ひとり大事に絶望までの過程を描かれていた事も不満のひとつとして挙げられる。
『2』のファンが楽しめる内容かのように語っておきながらこのような結果では、当然批難されるだろう。

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