アニメ『ダンガンロンパ3』の問題点・疑問点などをまとめたwikiです

未来編
未来機関の副会長・第二支部支部長。 希望ヶ峰学園74期生。元・超高校級の生徒会長。 冷徹で、淡々と職務を執行する。 カリスマ性にあふれており、未来機関では実権を握っている。 誰よりも「超高校級の絶望」に怒りを抱き、憎んでいる。

絶望編
元・超高校級の生徒会長 卒業後に「希望ヶ峰学園」の海外分校建設のため留学。 学園を正しい方向へ導けるよう虎視眈々と権力の掌握を狙っている。 雪染が学園内部を監視できるようフォローも行う。

評判

カリスマ性

小高:苗木と対極となる希望の持ち主です。
ゲームではない戦場としての理不尽な絶望を目の当たりにしてきただけに、それに対抗しうる希望を身に付けていった人物。
そんな中でも、心のよりどころとなっていた人物を失い…そこから彼の希望は暴走を始めてしまいます。
そのため、「堕ちた希望」というテーマで描いていきました。
希望ヶ峰学園史上では最高の生徒会長で超高校レベルの文武両道という設定です。
ただ、優秀だけど、とても悲しい男だと思います。
ダンガンロンパ3 Blu−ray BOX 未来編公式設定資料集より引用

設定によるとカリスマ性に溢れた人物らしいのだが、脚本に無理の多い未来編ではそれを感じさせるシーンはあまりない。
コロシアイにおいても彼に付き従っているのは逆蔵一人だけであり、その逆蔵も忠誠心は厚いがあまり考えずに動くため黄桜からは頼れる味方が暴力バカだけ。人望がないのではと突っ込まれている。
一応忌村からも恩人として大事に思われているのだが、彼女はあいにく過去の恨みを晴らすのに夢中のご様子。
挙句の果てには流流歌に「宗方京助を殺してよ」などと言われる始末。
元々未来機関という組織自体が一枚岩ではなく、作中では宗方が積極的に内部分裂を起こそうとしているのでこのような結果になるのは仕方がないとも言えるのだが…。
絶望編では若くして希望ヶ峰学園長の権威すら脅かすほどの才気と勢いを見せているため、カリスマ性があり有能であることは事実なのだろうが、脚本に恵まれなかったとしか言いようがない。
絶望編の宗方
今まで希望ヶ峰学園は江ノ島循子という脅威を入学させあろうことかその元凶を生き残った生徒と共にシェルターに閉じ込めるという失態を犯した学園として描かれてきた。
学園長である霧切仁は優秀な人物として描かれているものの江ノ島を見逃していたり、学園のトップである評議委員も大事な時に自己保身に走ってしまう様が描かれていたり、予備学科に対する扱い、人体実験や隠蔽体質など学園そのもの評価は最悪だった。
だが今回新たに登場した生徒会長である宗方は事件発生前の段階で江ノ島盾子が怪しいと疑っていた学園側唯一の人物だった。
自分の傍にいた雪染、逆蔵が洗脳されたり言葉を閉ざした事で江ノ島が犯人だと確定させることこそできなかったものの、このことは素直に評価されている(むしろ宗方以外が鈍すぎる印象も受けるが)。

江ノ島に対しての疑いは相当深かったようで、信頼する逆蔵と雪染の二人が”彼女は無実”と主張しても最後まで納得がいかない様子だった。
このときの宗方は雪染に抱き着かれるシーンが多いので宗方はおっぱいに弱いとネタにされることも。
未来編の宗方
未来編の宗方は一言でいうと暴走している人というイメージが強い。
だが序盤の宗方は独自の考えで行動しており、後半の暴走についても悲劇的な理由がちゃんと描かれており、意味不明に暴走しているわけでもないので、天願などに比べればキャラクターとして全然まともである。
何より堕ちた希望という彼のテーマを考えるとこの描写は正しいともいえる。

内部分裂

考えなしのように見える宗方の行動だが、実は序盤は彼なりに推理して行動していた。
恐らく雪染が死んだ直後にはもうこのことに考えが及んでいたと思われる。心の支えだった人を亡くしても頭の中は冷静だったのはさすがと言うべきだろうか。
宗方はこの推理に基づいてわざと内部分裂を起こすことで苗木を孤立させ、窮地に追い込み絶望の残党(黒幕)を炙り出そうとする。
当然だがわざと内部分裂を起こすということはそれに巻き込まれて死ぬ仲間も出る可能性もあるということ。
やはり雪染を失ったことでどこか狂い始めていたのだろう。

宗方の発言

俺の整備した未来機関が揺らぐことなどない
この場にいる全員が全滅したとしても俺の整備した未来機関が揺らぐことはないと語る宗方。
だがこのセリフを言った時にはすでに未来機関は分裂している。そしてその原因は宗方が引き金を引いたとも言える。
つまり自分で未来機関を分裂させておいて未来機関が揺らぐことはないと豪語しているというなんとも奇妙な発言になっている。
そもそも支部長たちでさえこの様なのに外にいる部下たちが大丈夫だとなぜ言い切れるのか。
お前は制御の効かない爆弾と同じだ
言葉によって人を動かす力と影響力を持つ苗木を制御の効かない爆弾に例えたセリフ。
だがこの後自分自身が暴走し誤解から仲間を皆殺しにしかけている。
そもそもこのアニメでは苗木は演説を無視されたり、流流歌や逆蔵などから甘い、綺麗ごとと言われて相手にされなかったりとあまり言葉で人を動かしているという印象はない。これでは内部分裂をわざと起こしその後暴走する宗方の方がよっぽど制御の効かない爆弾である。

しかしながら超高校級の希望として称えられてきた苗木という存在の欠点に気付いている新たな視点からの発言とも言える。

結末

最終的に彼は自分の作った組織も恋人も相棒も全てを失ってしまう
この悲劇的な結末に苗木や日向と比べるとあまりにも報われなさすぎるという声が多い。
確かに彼は雪染や天願など信頼していた仲間に裏切られるという悲惨な目に合っているが、同時にこの結末は宗方自身の選択の結果でもあり「仲間や自分の命すら捨てても絶望を殲滅する」という彼の信念が未来機関の仲間割れを起こし逆蔵を斬り捨てることに繋がってしまったのである意味自業自得と言える。
それでも絶望に対する過剰な憎悪や信念すらも愛する雪染に誘導されていた影響もあるのでやはり彼は報われないが…。

キラーキラーの宗方

宗方:聖原拓実… 奴がキラーキラーだとしても絶望の可能性はないんだな?
逆蔵:…ああ むしろ…上手く使えば役に立ちそうだ
宗方:絶望の可能性がないのなら構わない キラーキラーごときで俺の未来機関は揺るがん

公式外伝である『キラーキラー』では、このように発言している。
ようするに、絶望でさえなければ人殺しでもかまわないそうなのだが、絶望さえ根絶やしにできるのならば宗方的に人殺しは許容範囲内なのだろうか。
このセリフを踏まえると、『絶対絶望少女』にて殺人鬼の人格を持つ腐川を研修生止まりにしたのは少なくとも宗方ではないのかもしれない。

設定補足

宗方のコンセプト

小高和剛‏ @kazkodaka 当初のシナリオでは、後日談として、世界のどこかの路地裏で人々を救う為に、ひっそりと血まみれになりながら絶望の残党と戦い、疲労で地べたに座り込み、あの写真を1人で眺めている宗方。という一枚画を入れようとしてました。誰にも賞賛されない戦い。それが「背負っていくだけだ」の言葉の意味。 12:19 - 2017年8月22日
小高和剛‏ @kazkodaka 「ここはゲームの中ではない外の世界。ルールなどない戦争の世界」というのは宗方の言葉で、まさに3の世界を言い得ています。 ですが、そもそも戦争とは? 何かに執着するという事は、それが希望であれ、思想や能力や行動を極端にし、ゆがめてしまう事がある。 それはいつの時代でも、誰でも同じ。 12:22 - 2017年8月22日
小高和剛‏ @kazkodaka しかも、彼の場合はそれすらも陥れられていた。 彼は厳しいからこそ、唯一の心のよりどころ、甘えられる部分に対して弱過ぎた。実は彼にとっての希望はそこにあったからこそ…ああならざるを得なかった。 12:23 - 2017年8月22日
小高和剛‏ @kazkodaka そういう意味では、彼はゲームの主人公になれるタイプではない。 でも、それが彼の人間味だと思います。 芯を持てる人間なんて、一握りもいない気がします。 12:23 - 2017年8月22日
小高和剛‏ @kazkodaka 当時、そんな事を思いながらシナリオ会議で話し合っていた気がします。 まぁ、キャラが作られた時点で、宗方は1つの人格を持った事になるので、「僕の思想」=「彼の思想」ではありませんけどね。 こういうメイキング話は嫌な人もいるだろうけど、せめてものお返しに。 12:24 - 2017年8月22日

このツイートは2017年8月22日のものだが、アニメ放送終了直後にはすでに雑誌等で語られていた設定も含まれている

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