アニメ『ダンガンロンパ3』の問題点・疑問点などをまとめたwikiです

未来編
未来機関会長・第一支部支部長 元・希望ヶ峰学園学園長。 機関の中心人物。苗木たちをスカウトし、絶望の残党を発見した。 行き過ぎた絶望の殲滅を嘆いており、これ以上争いの起こらない世界を目指している。

絶望編
希望ヶ峰学園元学園長。 現在は学園のアドバイザーとして在籍している好々爺。 学園の目指しているものを理解はしているが、それが本当の希望なのかと疑問を抱いており、学生らしく本科・予備学科どちらの生徒にものびのびと過ごしてもらいたいと考えている。

未来編・絶望編ともに登場。
未来編のコロシアイの黒幕なのだがその思考が理解できないとよく言われる

評判

未来機関のトップ。昔はすごかったが今はすっかり落ち着いて穏健派になっており、実権は持っていないといういかにも何かありそうなキャラ。
その正体はコロシアイを起こした黒幕なのだが、目的・手段・行動の全てが破綻している。
説明不足によりついていけない、そもそも思考そのものが理解できない、目的と行動が矛盾しているなどとにかく一貫性がなくメチャクチャな人物になってしまっている。
よく皮肉交じりに天願を「ボケていたのでは?」という人がいるが、割と真面目にボケていたと考えると腑に落ちる部分もある。
ある意味脚本の最大の被害者

ついやってしまったよ

天願の名言(迷言?)であり天願がコロシアイを起こした理由。
天願曰く自分の可愛い教え子が死ぬのは何より辛くそれを想像しただけで悲しくて悲しくて…ついやってしまったよ、ということらしい。
これを観た視聴者は「え?それだけ?」と悪い意味で唖然となった。

このセリフの困ったところは色んな意味でどうしようもないところにある。
例えば目の前に天願が生きていればこのくだらない動機について「ふざけるな」とキレたり殴り飛ばすこともできるが、あいにく天願はずっと前に死んでいる
しかもほとんど自分たちが殺したようなものなので、ずっと前にすでに黒幕は倒していて、そこからずっと無駄に振り回されていただけ…ということになる。
やり場のない怒りが湧き上がると同時に何とも言えない虚しさ、振り回された徒労感もどっと沸きがってくる。
だが話はこれで終わりではない
なんとこれは嘘で実は天願は希望であり御手洗に『洗脳映像』を使わせるためにわざと絶望を演じていたことが明らかになる。
これを観た視聴者は当然だが困惑した。
そして「なんでそうなるの?」と天願の思考についていけず、困惑する視聴者を置き去りに未来編は幕を下ろした。
結果このセリフは視聴者のやり場のない怒り、振り回された徒労感、どうしようもない虚しさ、話についていけない困惑の全てを象徴する名言として『3』の視聴者の脳裏に刻まれることになる。
黒幕である天願のセリフでもあることから、未来編のコロシアイの内容について議論されるときはよくこのセリフが出てくる。
悪い意味で未来編のコロシアイを象徴するセリフとして視聴者の印象に残っているのだろう。

ちなみに『V3』にてこれのパロディと思われるネタがモノクマ劇場にある。
同じく自作品のネタをパロったものとして『模擬刀の先制攻撃だべ』というセリフがあるが、こちらはファンに良い意味で人気。だがこの「ついやってしまったよ」は悪い意味で有名なのでスタッフがなぜこのセリフをパロディに選んだのか気になるところである。

疑問点

苗木の推理

天願は未来編の黒幕だが、5話の時点でちゃっかり死亡しておりなぜコロシアイを起こしたのかという理由は作中では苗木の推理という形で明かされる。
なおこの推理について動機が全く理解できないので実は苗木が間違っているのでは?という指摘があるが物語的にここで主人公に誤った推理をさせる意味がないので苗木の推理は正しいという前提で話を進める。

天願の目的

ついやってしまった天願だが、別に彼は教え子が死ぬ絶望を味わいたくてコロシアイを起こしたわけではない。
これは御手洗を絶望させるための嘘であり天願の真の目的は「全人類を希望に洗脳すること」絶望のない世界を創ることである。
全人類を希望に洗脳したいのなら御手洗から何らかの方法で洗脳映像を手に入れ自分で使うのが一番手っ取り早いのだが天願はなぜか御手洗自身に希望のビデオを使わせることに拘った。
そしてこの拘りこそ天願がコロシアイを引き起こした理由なのだが、「なぜ自分でやらずに他人に使わせたいのか」「なぜ御手洗なのか」ということは作中では何も説明されない
当然だがただでさえ意味のわからない行動をしているのに何も説明されなければ視聴者は理解できない。
よって天願本人は異常なまでに御手洗に拘っているが視聴者目線では何もわからないので、気持ち悪いと思うことも共感することもできずただただわけがわからないとしか思えない展開になってしまった
よく同じく動機が理解できないキャラとして江ノ島や狛枝が引き合いに出されるが、彼らは行動の根底にある価値観が常人と違いすぎているせいで理解できないのであって、わけがわからないから理解できない天願とは全く違う。
狂人とただ意味不明な行動をとる人間は違うのだ。

一応作中でも天願の目的を知った宗方から「それなら御手洗から(希望のビデオを)奪えばいい話だ」とツッコまれている。
これに対する苗木の意見は「希望のビデオだけじゃない。会長は御手洗さん自身に希望を託したんです」とのこと。
苗木の意見も中々に意味がわからない。

このようにそもそもの真相が意味不明なため、正解を語っているはずの苗木が意味不明なことを言っているように見え、作中では”間違い”とされる説を述べている宗方のほうがまともなことを言っているように見えてしまう。

天願の計画

天願は御手洗に希望のビデオを使わせる手段としてコロシアイを起こそうとする。
元々の計画では『天願』が『絶望』を装って未来機関の幹部を巻き込んだコロシアイを起こし全滅させ、その”絶望的な事実”だけを御手洗に知らせるというものだった。
御手洗は(作中の描写から)天願を尊敬し深く慕っていた。そして『絶望』とは御手洗の作った『洗脳映像』で精神回路を江ノ島と同じに変えられた人間のことであり、言ってしまえば御手洗の間接的な被害者である。
御手洗は自分のせいでこのような被害者を大量に出してしまったことに罪悪感を感じていた。
そんな彼に「天願が実は絶望でコロシアイを引き起こした」という事実を突きつけることで、「自分の慕う人間を自分のせいでコロシアイをするような狂人に変えてしまった」と思い込ませ御手洗を追い詰めることで希望のビデオを使わせようとした。

ここだけ見ると御手洗の内側にある弱さ、罪悪感を的確にえぐり自分を慕う感情すら利用することで目的を達成しようというなんともエグい黒幕にふさわしい計画ともいえる。
だがそもそもこんなことをする必要があったのだろうか
天願がやりたかったのは御手洗の罪悪感をえぐって絶望させることではなく御手洗に希望のビデオを使わせること、苗木曰く御手洗に希望を託すことだったはずである。
普通に考えて御手洗に希望のビデオを使わせたいならまず説得すればいい。
実際御手洗は希望のビデオを使うべきかどうか迷っていたし、尊敬する天願が後押ししてやれば使おうと決断した可能性も十分にある。
いきなり無関係の人間を巻き込んだコロシアイを起こすことで御手洗に希望を託そうとするなどどういう思考回路をしていればそんな発想をするのだろうか?
(本当はコロシアイがしたかっただけと言ってくれた方がまだ理解できる)
御手洗にとっても大迷惑だが、こんなわけのわからないことのために巻き込まれて死んでいった未来機関の幹部は心底報われないだろう。
せめて天願が自分で使おうと思ってくれてさえいればそれだけで未来機関の幹部は死なずにすんだのだが。

御手洗の参加

いよいよコロシアイを始めようという時になって御手洗が突然現れるという不測の事態が起きてしまう。
これには天願も「御手洗君、来たのか」と驚いている。天願からすれば御手洗は絶対に死なせるわけにはいかない人間なので驚くのも無理はない。
だがなぜか天願は御手洗をゲームに加えてコロシアイを開始する
あちこちで言われていることだが御手洗が死んだらどうするつもりだったのだろうか?

御手洗は行動的なタイプではないので逆蔵あたりにひょっこり殺されてしまう可能性だってある。
そもそも、作中で実際に何度も蹴られ殺されかけたりもしている。しかも御手洗唯一の武器である洗脳映像はNG行動により封じられ使えない。
(これはチートすぎる彼の才能を使われるとコロシアイが破綻しかねないのでやむを得ないのかもしれないが、それならそもそもなぜ参加させたのか…と、また同じ疑問に戻ってきてしまう。)
ここまで来ると本当に御手洗を死なせないつもりがあったのかすら疑わしい。
御手洗に拘るあまりコロシアイまで起こした天願だがその御手洗の安全を考慮していないという矛盾。
やはりボケていたのだろうか…。

月光ヶ原(モナカ)の参加

本作では一話の時点ですでに月光ヶ原はモナカのロボットと入れ替わっている。
このロボットにもバングルがついているがロボットなので当然毒も睡眠薬も効かない。しかも操っているのは「絶望」であるモナカでありある意味御手洗以上にイレギュラーな存在。
気になるのはなぜそんなロボットを天願がコロシアイに参加させたのかということである。効くはずもないバングルをつけているところを見ると月光ヶ原がロボットだと気付かなかったのだろうか?
あんな小柄な体型の少女とロボットが入れ替わっていれば例えばゲーム会場に移動させる時に重さの違いなどで気付きそうなものだが。

ちなみにこのロボット地味に大活躍している。具体的には苗木や朝日奈の窮地を何度も救っており、このロボットがいなければ二人は危なかったかもしれない。当然苗木が死んでしまうと暴走する宗方を止められる人間もいなくなるので御手洗も危ない。
天願の計画は(敵のはずの)モナカの手助けに支えられていたというなんとも情けない話である。

御手洗のNG行動

御手洗のNG行動は「才能を使用する」こと。当然だがこれでは希望のビデオを使うこともできない
上記の通り天願がこれだけの人間を巻き込んでコロシアイを起こしたそもそもの理由は御手洗に希望のビデオを使わせたいからだったはずだがなぜか御手洗に希望のビデオを使わせないようにしているという矛盾。
希望のビデオを使わせたいのか、使ってほしくないのかすらよくわからない。

確かに御手洗の才能(洗脳)は強力なので何かしら縛っておかないとコロシアイそのものを潰されてしまう危険があるのも確かだがそれならそもそもなぜ御手洗をコロシアイに参加させたのか。
天願は御手洗をコロシアイに参加させることで「御手洗の命が危ない」「御手洗が希望のビデオを使えない」と天願の目的から考えると最悪としか思えない状況を自分で作ったわけだが一体何がしたかったのだろうか。

コロシアイ中の天願の行動

上記のように目的も手段もメチャクチャで理解不能になっているが実際の行動もかなり酷い。
御手洗と一緒に行動していた天願だが、苗木が囚われたことを知ると御手洗に霧切を任せ(霧切に御手洗を任せ)るとなぜか率先して救出に向かおうとする。
御手洗の安全よりも苗木の命の方が重要だと判断したらしい。
(のちに御手洗は逆蔵に襲われ再び殺されかけている)
そして無事に苗木を救出すると苗木に対して「苗木君、わしは君を超高校級の希望だと信じている。後のことは君に託すぞ」と伝えている。

思い出してもらいたいのだが元々天願は御手洗以外は苗木も含めて全員殺すつもりだった
にも関わらずなぜかここに来て御手洗より苗木を優先し苗木を希望と呼び苗木に後のことを託している
そこまで苗木を買っているならなぜコロシアイに巻き込もうとしたのだろうか。
そもそもこのコロシアイは御手洗に希望のビデオを使わせるそれだけのために起こしたものなのでそのコロシアイで殺す予定だった参加者を御手洗より優先しているというわけのわからない行動をしていることになる。
本当に何を考えていたのか。

宗方への説教

苗木を救出した天願は宗方に「お前の考えは甘い」と説教を始める。
「絶望の残党」を皆殺しにすることで世界から絶望を消そうとする宗方と人間から悲しみや苦しみといった絶望そのものを消し去ることで世界から絶望を消そうとする天願。
まともかどうかはさておき徹底しているという意味では天願の方が上だろう。彼からすれば宗方は甘いと言いたくなる気持ちもわからなくはない
だがこの説教どこかズレている

例えば天願は宗方が絶望との戦争を始めたせいで雪染を犠牲にしたことを責めるのだが、雪染を殺したのは天願であり絶望は関係ない。
宗方は絶望を殲滅するために雪染を犠牲にしてしまったと苦しんでいるが実際は頭のおかしい上司に殺されただけであり宗方もむしろ恋人を殺された被害者である。
雪染を殺しておいてよく宗方を責められたと思うが責めるだけでは飽き足らず雪染を失い冷静でいられない宗方を「愛情は人を狂わせるか。余裕がないぞ」と煽っている。鬼畜。
そして宗方の甘い考えこそが犠牲を生むんだと怒る天願だが言った本人はわけのわからない理由のために未来機関の幹部全員を殺そうとした。とても人のことをどうこう言える立場ではない。
この説教はいき過ぎてはいるが信念を貫こうとする若者に対して頭のおかしい老人が難癖をつけているだけなのだが、一見すると目先のことしか見えない愚かな若者を良識のある老人が諫めているように見えるから質が悪い
(実際放送中はこのころまで天願は良い人扱いだった)
それでも宗方は自分の認識を改めて天願の考えを聞こうとする。がそのせいで宗方はさらに暴走し結果逆蔵を死なせてしまう

『絶望の残党』を心から憎んでいた宗方だが、こうしてみると未来機関を潰され恋人を殺され相棒を殺すはめに、とむしろ絶望より天願に人生をメチャクチャにされたのではないかと思えてくる。

天願の死

宗方に話を聞こうと言われた天願は宗方の「襲撃者=絶望の残党」という思い込みと”嘘をつけない”という自分のNG行動を利用して嘘ではないギリギリのラインまで事実を捻じ曲げて説明することで宗方に自分以外は全員絶望の残党と思い込ませることに成功する。
恐らくブラフをかけることで宗方を動揺させて付け入る隙を作ろうとしたのだろう。
だがこれが仇になって天願が絶望だと信じた宗方によって天願は殺されてしまう
さらに最悪なことに本来はブラフでしかなかったこのセリフはよりによって本物の絶望の残党がいたせいで宗方はこれが真実だと信じ込んでしまった。そして宗方は自分以外は絶望だと思い込んで皆殺しにしようと暴走する。苗木が止めなければ御手洗の命も危なかった。

結果的に天願はわざと勘違いさせたせいで勘違いした相手に殺されるという黒幕とは思えない間抜けな死に方をして宗方を止めるどころか暴走を促してしまう。
最後までろくなことをしない爺さんだった。
雪染の真相
そもそも天願は雪染が洗脳されて絶望になっていることに気付いていたのだろうか?
なんとも言えないが作中では天願が知っていると確定させる描写はなくもしかしたら最後まで気づいていなかったのかもしれない。
天願の「雪染が絶望に染まっていた」というのは絶望に洗脳されていたとも解釈できるし自殺ビデオにより絶望して自殺したという風にもとれる。

共犯説

未来編において天願に仲間がいる様子はない。しかしこのコロシアイは本当に天願単独の犯行だったのだろうか?
天願「君は絶望を皆殺しにすれば希望が生まれると思っているだろ?しかしそれは間違いだ。だからワシらはその為のプロジェクトを開始した」
宗方「カムクラプロジェクトのことか?」
天願「ああ。そんなものもあったな。アレを無駄にはさせんぞ」

ここでいう天願の”プロジェクト”とは「人類を希望に洗脳する」ための一連の計画のことだろう。
だが天願は「ワシら」とまるで他にも仲間がいるかのような口ぶりをしている。描写されていないだけでこの計画に加担した人物が他にいたのだろうか?
しかし単に人類を希望に洗脳したいだけなら他にもっと簡単で手っ取り早い方法があるのでわざわざ天願の意味不明な計画に付き合う理由がない。
御手洗のように利用したり巻き込んだだけの人間をさも仲間のように言ったのだろか。
どちらにせよ作中では触れられることなく終わった。

ちなみにカムクラプロジェクトを無駄にしないというのは、絶望に堕ちたカムクラを希望に洗脳し直すことでその才能を本来の目的通り人類のために役立てる、という意味だと思われる。
が、「結局無駄にしないってどういう意味だったの?」と言われることもしばしば。

出入り口

出入り口と書かれた扉。
実際には中に密閉された空間があるだけでどこにも出口はなくだった。
恐らく「参加者がゲーム会場の外に出る」というNG行動に縛られた安藤を煽るために設置された罠だと思われるがなぜかこの部屋の中に配電盤があった。
このゲームにおいて配電盤を落とされてしまうとモニターも停止してしまい『洗脳映像』が使えなくなってしまう。
そのため本来なら配電盤は絶対に隠しておくか遠ざけておかなければならない黒幕にとっての致命的な弱点のはずである。
そんなものが置いてある部屋になぜ堂々と人目を惹くような『出入り口』などというトラップを仕掛けたのだろうか。
誰かがこの部屋に入り何かの拍子に配電盤を弄ればそれだけでゲームが終わってしまうのだが…。
考察
11話にて宗方も『配電盤』のある部屋を知っていたことが判明する。
つまり元々『配電盤』が設置してあった部屋に『出入り口』と張り付けたわけだ。
他にいくらでも部屋があるのにわざわざこの部屋を選んだことを考えるともはや天願は弱点をバラしたかったとしか思えない。
恐らく人目を引いてわざと『配電盤』を見つけさせることで適当なところでゲームを切り上げさせ御手洗を生かそうとしたのだろう。
ゲームを終わらせるという意味では確かにこの部屋はコロシアイからの出入り口だったのかもしれない。

御手洗への遺言

天願は御手洗に2つの遺言を残している。
一つは11話ラストで送り付けられたメール
自分の正体が実は絶望であり(これは嘘だが)このコロシアイを仕組んだ黒幕だったとバラした。このメールを送った意図は御手洗を絶望させるため
もう一つは自分が宗方に殺される直前に残したダイイングメッセージ
「世界の希望を君に託す」というもの。
苗木曰くこれは御手洗に宛てたものらしい。この遺言の意図はそのまま御手洗に希望を託すということを伝えたかったのだと思われる。
この2つの遺言を見ればわかると思うが一つは御手洗を絶望させるため、もう一つは御手洗に希望を託すためと矛盾した遺言を残している。
仮に天願が希望ならそもそも前者のメールは送る必要がないし彼が絶望なら(絶望だと思わせたかっただけだとしても)後者のメッセージは必要ない。
天願は何をしたかったのだろうか。ここまでくると本当にボケていたのではないかとすら思えてくる。
考察
後者の「世界の希望を君に託す」というのは天願が希望であるという苗木の推理の根拠になっている。
根拠についてはこれ以外にもあるが正直どれも微妙(天願が御手洗が来たことに驚いてた、など)。
元々希望か絶望かなど言わば当人の胸中の問題で本人以外には確かめようがないのでこのダイイングメッセージのように多少強引に「自分は希望で御手洗に希望を託した」と天願自身に語らせたのかもしれない。

そのせいでキャラクターとしてやや違和感のある行動をとらせている。
そもそも天願が実は希望だったという真相が物語にあまり影響していないのでここまでして希望にする必要があったのか微妙なところ。

希望である理由

そもそもなぜここまで天願が意味不明な人物にされているのかと言うと彼が実は「希望サイドの人間」だったということにしてしまったせいである。
素直にビデオで洗脳された絶望だったということにしておけば話は丸く収まっていただろう(少なくとも天願については)。
無理やり希望ということにしたから不自然なことになっているのである。
ではどうして天願を意味不明な人物にしてまで希望にしたのかと言うと全ては希望編のためであり、希望である天願が犯した罪を絶望である日向達が被るという構図にすることで希望編での日向達の活躍(償い)を引き立てようとしたのだ。
(もちろん黒幕が絶望でなく希望だったという意外性を狙ったのもあるだろうがそもそも狛枝や希望の戦士などを知っているファンからすれば今さら希望が黒幕だと言われても特に意外性はない)
本来は善良な立場であるべき人間が犯した罪を悪役サイドの人間が被ることで名誉や正当性を守るというのは使い古されたベタな手法であり天願が違和感のある描写をされてまで希望になったのは完全に脚本の都合によるもの。
実際に小高氏も未来編は希望編のために作ったと発言しており、嫌な見方をすれば来編は最初から日向達が被るための泥、罪を描くための話でしかなかったということでもある。それでも脚本次第ではいくらでもその話の中で既存のキャラの魅力や活躍、違和感や不自然さのない話の展開にできたはずである。
だが実際はバトルシーンとあらすじで水増ししてもなお尺が余るほどの内容の薄さと違和感や不自然さのある行動をとるキャラ達、活躍しない主人公、暴走するライバル、意味不明な黒幕と希望編に繋がりさえすれば何でもいいと言わんばかりの投げやりで適当な話の作りをしている。
こういった脚本側の投げやりな姿勢が天願を意味不明な人物にした原因だと言えるだろう。

このような、脚本が先にありキャラクターがそれに従って動かされるだけの物語の弊害は天願だけが受けているわけではないのが辛いところ。

キラーキラーの天願

天願は絶望ビデオを見たのか?という点はファンの間でもぼんやりとしており、なんとも言えない人が多いのだが、この『キラーキラー』では、「…真の希望を掴むためには 時に劇薬が必要だ」と、目に渦を巻いた状態で発言している
アニメを視聴した人はわかるかと思うが、この”渦を巻いた目”は洗脳ビデオを見て絶望した人間の特徴である。
天願は絶望ビデオを見たのだろうか。あるいは、目の表現方法がたまたま重なっただけなのだろうか。

ちなみに、洗脳ビデオで絶望していると確定している雪染はアニメ同様『キラーキラー』でも目に渦を巻いている描写がある。

ちなみに、この目に渦を巻いた天願が出てくる回はアニメの放送が終了した後に公開されたもの。

このページへのコメント

NG行動と自殺ゲームがそもそも別の黒幕なんじゃないかね?
天願の思惑が自殺ゲームのほうでモナカの思惑がNG行動追加のほうで
モナカの月光ロボの本体にみんなのNG行動あったし
ダンガンロンパってそういうシナリオでしょ全部
希望サイドの思惑を絶望サイドが利用あるいは逆もしかり
天願的には絶望の黒幕にビデオ見せたかったのではと
飽きちゃったけどねwまぁ結果途中までみたしモナカ
モナカ的には苗木の絶望みれるしビデオも使わせないってことならNG行動も納得できるんじゃないかな
途中で飽きちゃったけどねw
天願の考え方が狛枝に近い気がするので
あーはなりたくない×2見せられて飽きちゃったんじゃない?w

1
Posted by 名無し(ID:3ypNt7jRcg) 2018年01月31日(水) 21:05:42 返信

キラーキラーのグルグル目は、3本編の明らかに希望サイドとは思えないおかしすぎる行動に視聴者からツッコミが入りまくる→キラーキラーで急遽実は絶望側でしたに設定変更したんじゃないだろうか

ていうか公式サイドも明らかに3の扱いに困ってる感があるんだよなあ…。

1
Posted by 名無しさん 2017年10月13日(金) 13:19:10 返信

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