アニメ『ダンガンロンパ3』の問題点・疑問点などをまとめたwikiです

超高校級の希望。 第十四支部所属。希望ヶ峰学園78期生。 元・超高校級の幸運。 コロシアイゲームで絶望を打ち破ったことから「超高校級の希望」と呼ばれている。 絶望の残党を匿ったとして、未来機関から糾弾されている。 特別な才能はもたないが、前向きなのが唯一の取り柄。

未来編の主人公。絶望編にも少しだが登場している
無印ダンガンロンパの主人公だが当時より髪型や顔つきが変わっており青年っぽくなった
一応未来編の主人公なのだが出番が少なくあまり活躍しない

評判

活躍の少なさ

主人公という立場でありながら未来編での彼の活躍は少ない
そのためよく何もしていないのでは?と言われてしまう。
一応彼が作中でした行動を抜き出してみると
  • 分裂した仲間に対して自らのNG行動を晒しながら演説を行い協力を呼びかける
  • 月光ヶ原(モナカ)と共に外部に救助を求める
  • 暴走し仲間を皆殺しにしようとする宗方と対決し彼を止める
  • トリックを暴くために自ら囮になる、黒幕の狙いを暴く
など文字にして書き出すと何もしていないわけではないというのがわかる
だが上記の行動の大半が何か良い結果に結びついたかと言われるとそれも難しく演説はあまり効果がなく救助を要請した十神たちは逆に助けに来て崩落に巻き込まれてしまった(一応外で襲われていた葉隠を十神が救出しているので全くの無駄ではないが)
結局活躍らしい活躍は宗方を止めたことと襲撃者のトリックを暴いたことぐらいだろうか
苗木の出番に対しての発言
小高:ゲームとして言葉を武器に戦ってきた苗木が、真の戦場に放り込まれたらどうなるのか…それが『ダンガンロンパ3』のコンセプトの1つでもあります。
その中でも彼の希望を輝かせるにはどうしたらいいか?という点が一番苦労しました。
結果的に「希望は伝染する」という彼の言葉に集約される形となりました。
戦えるキャラクターではないので、『1』のときほどは活躍できませんが、宗方との決着のシーンは声優さん達の演技もあいまって、震えました。
ダンガンロンパ3 Blu−ray BOX 未来編公式設定資料集より引用

苗木は基本的に凡人であり戦えるキャラではないので外の世界で本当にやっていけるのか?という疑問は無印の頃からある程度存在はしていた
そのためこのコンセプトじたいはそれなりに意義のあるものではある。
だがそもそもダンガンロンパという作品のファン層の中に言葉の通じない真の戦場での戦い、言い換えれば捻りも何もないただのコロシアイを見たいと思っていたファンはどれだけいたのだろうか?
未来編序盤の反応を見る限り多くのファンが期待していたコロシアイは『1』や『2』のようなコロシアイであり例えルールの存在するゲームでしかないと言われようがそっちを見たかったというファンは多かったのではないだろうか
ファンの望むものとアニメのコンセプトにズレがあるわけだが小高氏は自分たちが面白ければいいというスタンスで作っているらしいのでこうなるのは当然である

―苗木くんは、テレビアニメの『ダンガンロンパ3』で、再び主人公を務めました。
ゲームとアニメでは、作りかたに違いはありますか?
小高:ゲームと比べて、視聴者とシンクロさせることはあまり考えませんでしたね。
アニメの場合は、主人公の視点よりも、もっと高いところから作品に触れると思います。
苗木の視点に偏りすぎないように、もっと群像劇として楽しめるように、意識して作りました。
ファミ通 2017年2月23日発売号 記事・「ゲーム的主人公。」より引用

曰く、苗木の活躍シーンがあまりないのは戦うキャラでないため。さらに、群像劇として楽しめるようにとのこと。
それにしても希望ヶ峰シリーズ最終話での活躍のしなさはすごいものである。

過去作の破壊

ダンガンロンパ3は主に77期生の絶望堕ちの真相、七海の贔屓とそれに伴う周囲のキャラの改悪、希望編でのご都合主義的な生き返りからスーダン2が茶番にされたという批判をよく聞く
だが被害を受けたのはスーダン2だけではなく無印もしっかりと破壊されている

苗木の自殺

未来編にて苗木は『洗脳映像』に屈して自殺しようとする。無印では凡人でありながら絶望と戦い続け最後まで諦めずに最終的には超高校級の希望と呼ばれるまでになった苗木
その彼が絶望して自殺しようとするシーンは無印のファンからすればショックだったろう
しかもこの『洗脳映像』というのは完結編でいきなりポっと出てきた何でもありの万能アイテムである
なぜ思い入れのある主人公がそんなものに負けて絶望する展開を完結編で見せられなけばならないのだろうか?
というか小高氏はこの展開を見た無印のファンがどういう気持ちになるか考えなかったのだろうか。いきなり出てきたチートアイテムに負けて絶望する主人公を見たところで湧き上がるのは絶望ではなく失望であろう
未来編はモノクマ曰く「君と僕の完結編」らしいが最後の最後、完結編でこの展開を見たファンが過去作を台無しにされたような気分になったことは言うまでもない
唯一の救いがあるとすれば苗木が絶望した理由が「死んだ仲間に責められて」という彼らしい理由だったことぐらいだろうか
しかし絶望した理由を丁寧に描かなければいけないのは本来苗木ではなく77期生の方だったのではないだろうか?
なぜ多くのファンが期待していた77期生の絶望堕ちは全員まとめてあっさりと適当に描いたくせにだれも望んでいなかった苗木の絶望堕ちはこんなに丁寧に描かれているのだろう

江ノ島の格落ち

『洗脳映像』の真相によって一気に格が落ちたと言われるようになった江ノ島。
そもそも『洗脳映像』を使えば誰であろうと自殺させることも洗脳させることもできてしまうので無印のコロシアイは一気に茶番になった
結局これを使わなかったのはクラスメートに対する江ノ島自身の拘りだったらしい。小高氏の後付けの下手さは以前から指摘されており「続編を出すたびに前作にいらない後付けをしそうで怖い」と前々から不安がるファンもいたがこの完結編で無印、スーダン2ともに最悪の形で実現してしまった
小高氏を始め制作スタッフは「過去作を愛し大事にしている」と語っているがそれならばなぜ続編で過去作を改変するのだろうか
この後付けによって台無しにされ破壊されたファンが過去作に対して持っていた思い入れ、感動はもう二度と元に戻ることはない

未来編の苗木

苗木の発言
そもそも苗木がどうしてここまで活躍していないように見えるかというとその原因は彼の発言にもある
一言で言うと未来編を通しての彼の発言は全体的に口だけという印象がどうしても拭えないのだ。
「絶対に…もう誰も絶対に殺させたりなんかしない!」
未来編8話より

未来編8話の苗木の発言(心の声であり実際に口にしてはいないが)
これ以上犠牲者を出させないと固く誓うかっこいいシーン・・・のはずだがなぜか朝日奈におんぶされながらという情けない格好で言っている。
しかし問題はこれではなく続く9話での苗木の行動である。
前回ラストで「誰も死なせない」と決意を固めたはずの苗木だが特に何か行動を起こそうとはしない。霧切と合流して情報を交換し皆で励まし合って普通にタイムリミットを迎えている。
タイムリミットが訪れるということは確実に誰か一人は殺されるということでもあるのだが苗木が特にそれを気にして葛藤するシーンは存在しない。絶対に殺させないのではなかったのか?
何もしていないというわけではないし彼一人がどれだけ頑張ったところであの時点で犠牲者を一人も出させないなど不可能に近いだろう。
だが何かしらの努力をするシーンか何もできない無力さを実感し葛藤するシーンくらいいれるべきではなかっただろうか?
(尺が足りなくて入れられなかったならともかく9話はなぜかいきなりあらすじを入れて尺を水増ししている。主人公の心情描写や行動よりもあらすじの方が必要だと制作側は判断したらしい。)
少なくとも8話での固い決意のセリフを考えると9話の苗木は自分で言ったことを忘れたとしか思えないような行動をとっている
そして最悪なことに9話は安藤、逆蔵、霧切と立て続けに3人もの人間が死亡する。
もちろん実際に死亡したのは安藤だけでこの時点では他の二人は生きていたがネタばらしをされるまでは普通に死んだと思えるような描き方をされているので本来はかっこいいはずの8話のセリフはあれだけの決意を言ったくせに何もせず3人も人が死んでいるではないかと苗木への印象を悪化させるだけになってしまっている。
そもそもダンガンロンパというのはキャラの死がとても軽くサクサクと人が死ぬゲームである。
そんな作品で安易に「絶対に誰も死なせない」など主人公に言わせるべきではないことくらい思わなかったのだろうか
まだ苗木の8話の発言が彼に対して自身の未熟さを思い知らせる教訓になったりしていれば意味はあるのだろうが別にそういうわけでもない。誰に知られることなく決意のセリフを言って自分でもそれを忘れているとしか思えない行動を取っている完全に無意味なセリフでただ苗木の印象を悪くさせただけである。
(全く関係ないがダンガンロンパと同じく人がサクサク死ぬとある有名なADVゲームの元主人公は「人はそう簡単には死なないものですよ。生きることに価値がある限りは」と言う発言をして大いに叩かれた。こういう作品では主人公の発言というのは慎重に描かなければそれだけで悪印象を持たれる原因になる)
もし仮に言わせるのだとしても10話の冒頭、霧切の死を背負い宗方に立ち向かう前に入れればいい。わざわざ8話のあのタイミングで入れる意味がわからない。ここまでくると苗木への印象を悪くさせたいとしか思えないほど酷い描き方である。

「何があっても絶対に希望は諦めないで。私はいつもあなたの傍にいるわ」
「うん。できる限りのことはするよ。僕たちは絶対に負けたリしない。負けるわけにはいかないんだ」
「うんうん」
未来編9話より

霧切にとってはこれから苗木のために命を張るという直前であり苗木に自分の思いを託す最後の会話でもあったのだが・・
苗木からの返答は「できる限りのことはする」という何とも締まらない失敗した時の予防線を張るかのような頼りない発言である。
それもそのはず、なぜなら苗木はこの後自殺しようとするからである。
この後自殺する展開が待っている主人公に「何があっても絶対に希望を捨てないよ」などと言わせれば印象が悪くなるだろうという制作側の配慮だろう。しかしそういう配慮ができるならなぜ上記の「絶対に…もう誰も絶対に殺させたりなんかしない!」というセリフを8話に突っ込むということをしたのだろうか?
そもそも配慮していると言えば聞こえはいいが普通に予防線を張っているなと思えるような言い方なのでこの描き方だって人によっては印象を悪くさせるだろう。命を張っているヒロインに対してもう少し何か言えないのかと(苗木は知らなかったのだが)
キャラの発言などシナリオ全体から見れば些細なものかもしれないがそういう些細な部分からキャラは崩壊していく。

設定補足

苗木のキャラクターデザイン

アミサキ:基本は小松崎さんのイラストを忠実にアニメ用に起こしていくのですが、『未来編』は頭身を少し調整しなくてはいけなかったので、若干変えている部分があります。特に、宗方と逆蔵です。
森田:頭身をギュッと上げたんですよね。
アミサキ:一番背が低い苗木にあわせ、逆蔵の頭身を高くして差をつけました。
苗木のデザインは最後まで髪のアンテナ部分を死守していたんですけど、小高さんが本読みのときに「苗木の髪を短くしたい」とポロっとおっしゃられて。

比嘉:『未来編』と『絶望編』は、小高さんの要望で狙って頭身を変えているんですよ。
デザイン面では、『未来編』は「苗木の髪の毛を風になびかせる」ことができるようになど、リアルさを追求したしました。(したしましたは脱字?)
触ったら刺さりそうな髪型など、原作らしい部分は『絶望編』のデザインに色濃く出ているかなと。
オトメディア 2016年 08 月号より 2016年7月9日発売(アニメ放送前)

『未来編』の苗木は身長が伸びたようなイメージを受けるが、実際は等身が上がっているだけ。
身長が急激に伸びたというわけではない。
『未来編』と『絶望編』で等身の違いを比較するとわかりやすいのは忌村。公式サイトでチェックしてみよう。
リアリティを追求した結果が『3』の苗木のデザインなのだろうか。

洗脳映像について

大本眞基子 @Makiko_Ohmoto 2016年10月6日 あと未来編。最初ちょっと妖しく「一緒にきて…」と囁くと「ここはお化けっぽくしたくない。死ぬ前の走馬灯みたいに初恋の子を思い出す感じで。」と言われたダメ出しが印象的。彼女が生まれた意味を与えられて良かった。きっと78期生の皆も別の時間軸で幸せに暮らしているはず。
ん?メッセージ頂いて前のツイート日本語版が変なことに気付きました☆↓「死ぬ前に走馬燈みたいに(男の子が)初恋の子を思い出してるようなイメージ」という意味。だから怖くなっちゃいけない。「苗木の舞薗さんはいつもニコニコしているので」と言われ、そうなんだ・・・と。

舞園さやか役の大本眞基子氏のツイート。
大本氏は舞園の考察や似顔絵を描いたりするなど彼女を非常に大事にしてくれている。
それにしてもタメ口で話していた女子から急に敬語でニコニコ責め立てられるのは怖い。苗木の中の舞園は怒っているときもニコニコしているのだろうか。

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