アニメ『ダンガンロンパ3』の問題点・疑問点などをまとめたwikiです

#11 All good things

コロシアイゲームが終了した。コロシアイを続けた襲撃者、そしてゲームの真相はあまりにも信じがたいものであった。苗木は自らを囮にして、襲撃者の正体を確かめることを決意する。宗方もそれに合意するが、予想外の人物が苗木の前に立ちはだかる。

いわゆる解決編。襲撃者の正体とそのトリックが明かされる
未来編の評価を決定づけた回。多くのファンから失望の声が上がった。
だが中盤からEDにかけての逆蔵の描写は今までネタキャラだった彼を好きになったと評価が高い。

疑問点

ゲーム終了について

未来編においてコロシアイを終わらせる方法はタイムリミットが来た後に死人を出さないことである。
これはモノクマもゲーム開始時に「タイムリミットが来ても誰も死ななければゲームクリアだよ!」と説明している。
5回目のタイムリミットでは苗木誠が自殺しようとしたのを逆蔵が止めたことで死人は一人も出なかったのでモノクマの言葉を信じるのならこれでゲームはクリアされたことになる。
だがクリアされたはずのゲームだが特にこれと言って変化は起きなかった。バングルも外れていない
その後逆蔵が配電盤を落とした際に連動するようにバングルも外れている
仮にこのバングルが外れることをゲームクリアとするならこのときゲームはクリアされたことになる
中々に意味不明な状況だがとりあえず考えられる可能性を上げていくと
時間差によるゲームの終了
あくまで苗木の自殺を阻止し宗方や朝日奈が眠りから覚めていた時点でゲームは終了していたという解釈
だがゲームが終了しバングルが外れるまでには少し時間がかかりそれが偶然逆蔵が配電盤を落としたタイミングと重なったというもの
命まで投げうった逆蔵の献身が台無しだがありえなくもない解釈である
配電盤が本当のゲームクリア方法
モノクマのルール説明は実は嘘でありゲームを終わらせる本当の方法は配電盤を落とすことという解釈
推測だが苗木や逆蔵は死人が出なかったにも関わらずまだゲームは続くという前提で行動しているのでモノクマのルール説明は嘘だと最初から思っていたのかもしれない。
実際に配電盤を落とされてしまうとモニターも停止してしまい『洗脳映像』が使えない。
よってバングルも意味がなくなるので天願が配電盤が落ちればバングルも外れるようにしておいたのかもしれない。
どちらも本当のゲームクリア方法
モノクマの説明通りのやり方でもゲームを終わらせられるし配電盤を落とすことで強引に終了させることもできるという解釈
色々と強引ではあるがそういう風に考えられなくもない

長々と書いたが結局のところラストの逆蔵のシーンがやりたかったのであのシーンに合わせて多少強引にゲームクリアにした、というところだろうか
ただモノクマの言葉が本当だったにせよ嘘だったにせよ何らかのゲームクリア方法があったのは事実だと考えられる。
そうでなければ御手洗も死んでしまうからである。
しかし天願は最初の予定では自分を含めてゲームに参加した人間を皆殺しにするつもりだったのでそんなゲームに元々クリア方法が用意してあったというのも不自然。
御手洗が予定外に参加することになってしまったので急遽クリア方法を設けたといったところだろうか

批判点

襲撃者の正体

ダンガンロンパは基本的に推理作品である。
未来編は確かに序盤からなぜかバトルアニメ化しておりその辺は批判も多かったがアニメを見ている視聴者のほとんどは真剣に襲撃者の正体が誰なのかについて考察していた。
襲撃者の正体が誰なのか、きっとダンガンロンパなら完結編を飾るにふさわしい予想を超えるどんでん返しを見せてくれるに違いないとそう期待するファンも多かった。
結果明かされた真相は「襲撃者など存在せず今まで死んだ犠牲者は全員洗脳されて自殺していた」というもの。
要は犯人などどこにもおらず機械仕掛けのトラップに引っかかていただけというなんとも締まらないオチだった。
こんなオチのために10話も引っ張り続けたことなどからこの真相には批判が続出し大いに叩かれた。
一応擁護しておくとこの作品内で伏線は張られており(例えば犠牲者が映し出されると必ずモニターもアップになるなど)11話放送前に真相を当てていた人もいた。またこの洗脳映像というアイテムは絶望編とリンクしておりこの試みじたいは面白いという声もある。

比嘉:推理ものって基本はトリックの種を出すのがルールじゃないですか。ヒントを与えた上で答えを出すべきなんですが、『3』は『未来編/絶望編』に分かれていたので、未来編だけを観ると「絶望のビデオ」は突如現れた凶器なんです。でも『未来編』と『絶望編』を交互に観ることで「絶望のビデオ」が凶器になってもいいという前提ができるわけで、そこは週2本放送でやっていて一番楽しいことでした。
オトメディア 2016年 12月号より 2016年11月10日発売(アニメ放送終了後)
比嘉氏曰く絶望編を観せていれば絶望のビデオが凶器になってもいいという前提ができるとのこと。
それにしても『洗脳映像』で洗脳させて自殺させるというのは中々に奇抜というか斬新なトリックである(そもそもトリックと呼んでいいのだろうか?)

取り外せたバングル

この11話にて逆蔵がバングルに麻酔薬を注入されて眠らされることを防ぐために自らの腕を斬り落として腕ごとバングルを外していたことが明らかになる。
元々「バングルを外したいなら腕を斬って腕ごと外せばいいのでは?」という指摘はこれ以前からあったのだがモノクマによるルール説明時に「無理やりバングルを外そうとすれば毒を注入されちゃうからね」と言われていたこともあり”腕を斬り落としてバングルを外す”のもこの”無理やり外そうとすること”に含まれるからできないのでは?という見方をしていたファンもいた
だが結果的には普通にできたことになる
未来編におけるコロシアイのルールは非常に曖昧であり厳密に定義されていないこともあってこういった後出しジャンケンのような展開が多いがこれは少しやり過ぎではないかという指摘もある
未来編におけるバングルは非常に重要なアイテムであり未来編で描かれる人間ドラマの多くはバングルから生まれていると言っても過言ではない。
(親友との約束を果たすためにNG行動を犯した黄桜、裏切られる恐怖に追い込まれたルルカ、NG行動のせいで恋人に殺された十六夜、自分の命か苗木かという選択を突き付けられた霧切など)
それが実は取り外せましたということになってしまうとやはりどうしても興覚め感が出てきてしまう
霧切の生存が判明した今でこそ言われなくなったが放送当時は「どうして腕を斬り落としてバングルを外せるなら霧切もそうしなかったの?」という声もあった。
本来この展開は襲撃者を追い詰めるために腕一本を捨てる逆蔵の覚悟を描きたかったのだろうが未来編の中には仲間の命も自分の命さえも捨ててでも絶望を殲滅すると語った副会長や絶対に誰も死なせないと誓う主人公などもいたわけだが彼らはそれほどの覚悟がありながら逆蔵のとった行動をしようとは思わなかったのだろうか?
(逆蔵のとった行動なら一発で襲撃者を特定することができる)
というか別にそんな特別な覚悟などなくても普通は自分の命か腕一本かを迫られれば腕を斬り落とそうと考える人間がいてもおかしくはなさそうだが
考察
逆蔵の場合はすでに9話の時点で宗方に致命傷を負わされておりもう自分の命が長くないことを察していたからこそ、一か八かの賭けとして腕を斬り落とせたということかもしれない
それにしてもこのバングルを仕掛けた天願は腕を斬ってバングルを外される可能性について考えなかったのだろうか?
わざわざ弱点となる配電盤を出入り口の中に仕掛けるなど天願の行動には意図が理解できないものが多い

78期生の扱い

11話では死亡した78期生が苗木の精神世界という形で登場する。
このアニメでは78期生の出番はほとんどなく過去を描いた絶望編でも一瞬しか登場しない。しかも舞園以外は一言も喋らない。
その78期生の数少ない出番の一つなのだが扱いが酷すぎるとよく言われる。
彼らは苗木の精神世界に登場すると彼を自殺へと追い込む役割を果たしてしまう
そのためなぜただでさえ出番が少ないのになぜこんな酷い役を与えたのかとよく批判される。
あくまで彼らは苗木に対して洗脳映像が見せた映像でしかなく本人ではないのだがそれでも見ていて気分の良いものではない
そもそも78期生に限らず3のスタッフはどんな形であれ登場させればそのキャラのファンは喜ぶと思い込んでいる節がある。

苗木の自殺

苗木は自らが囮になりモニターと自殺の関連を調べようとするのだがそこで洗脳映像を見てしまい死亡した78期生、舞園、霧切に責め立てられる映像を見せられ自殺しようとしてしまう
あと一歩というところで逆蔵が止めるのだが今までどんな時も希望を捨てず絶望しなかった苗木が自殺しようとしたことについてかなり批判された。
例としては「苗木の超高校級の希望が地に落ちた」「霧切は無駄死にだった」「今までずっと女におぶさって守られてやっとやる気を出したと思ったら自殺しようとするとかどうなってんの?」「絶望しないキャラじゃなかったのか?」という批判がある。
これに対する意見としては「洗脳は脳に直接影響を与えるもので精神力うんぬんではどうにもならない」「そもそも洗脳映像を打ち破ったキャラが作中一人もいないのに苗木だけ打ち破れるのもそれはそれで不自然なのでこれで正しい」「苗木にとっては今でも自殺したいくらいに死んだ仲間を大事に思っている証拠」などがある。
実際無印の時点で苗木は「仲間の死を引きずっていく」と宣言しており江ノ島と戦った際も「死んだ仲間のためにも」と言っている。
そんな彼のスタンスが今回は裏目に出たと言えなくもない。
ただどちらにせよ苗木が絶望する姿など見たくなかったという意見が多い。
ましてや今作の苗木はただでさえあまり活躍しないので余計に印象を悪くさせてしまっている。
ちなみに登場した78期生が全員オシオキ時の姿、殺害された時の姿だったことなど苗木が彼らを忘れずに引きずっていることに関しての描写は良かったと評価されている。

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