Ruby の Mechanize の wiki のよてい

Mechanize::Form::Submit


送信ボタンひとつを表現するクラスです。
<input type='submit'>
という HTML を元にしたもので、Mechanize::Form::Button を継承しています。

Mechanize::Form#submits (の抽出もとの Mechanize::Form#buttons)に配列として格納されています。submit の名を冠していますが、このクラスのオブジェクトでなければ送信ボタンとして動作しないといったようなことはありません。どんなボタンでも Mechanize::Form#click_button に渡せば name と balue ごと送信されます。このクラスの基本的な動作は Mechanize::Form::Button と同じ(で、通常は意識する機会がないのも同じ)です。
submit_with というようなメソッドは存在しないので、submits の配列から Array#find などをするか、Mechanize::Form#button_with から探してください。


Mechanize::Form::Submit.new(node, value=node['value'])

Mechanize::Form::Submit オブジェクトを生成します。ユーザーが使用することはありません。

name=(str)

この送信ボタンの名前を返す #name メソッドの返り値を文字列 str に変更します。
Mechanize::Form::Button#name= を参照してください。

name

この送信ボタンの名前を文字列で返します。
Mechanize::Form::Button#name を参照してください。

value=(str)

この送信ボタンの値を返す #value メソッドの返り値を文字列 str に変更します。

value

この送信ボタンの値を文字列で返します。
Mechanize::Form::Button#value を参照してください。

node=(node_obj)

この送信ボタンの HTML ノードを返す #node メソッドの返り値を node_obj に変更します。
Mechanize::Form::Field#node= を参照してください。

node

この送信ボタンオブジェクトを作成したときに使用した HTML ノードオブジェクトを返します。
Mechanize::Form::Field#node を参照してください。

query_value

Mechanize がサーバへ送信する文字列を作成する際に使用される、ネストした配列を返します。
name=value という送信値になるような配列が作成されます。Mechanize::Form::Button#query_value を参照してください。
ボタンが Mechanize::Form#click_button や各種 submit メソッドの引数に指定された場合、そのボタンの name と value は必ず送信されます。

<=>(other)

HTML 上での出現位置を引数のオブジェクトと比較し、sort 可能な答を返します。
Mechanize::Form::Field#<=> を参照してください。

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