極めて容赦のない描写がメインになりますので、耐性のない方、および好きなキャラが残酷な目に遭うのがつらい方はご遠慮ください。

884 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2017/03/07(火) 17:30:39.88 ID:mOxr4Cfs
おにたけと申します。
このスレに投下するのは何年になるぶりでしょうか……
オリジナルのファンタジー・中世的な世界観のグロ・拷問モノを投下致します。
そこそこ長いです。
規制と戦いながら書き込むので、どうか気長にお待ち下さい。


<肉屋の仕事>
私はクランの中で<肉屋>と呼ばれている。
多種多様な人種や職業が集まるクランの中では、どちらかと言うと裏方に属する仕事といえる。
軍事行動や経済活動には直接関わることはないが、表や裏の仕事が日々舞い込むので、それなりに忙しい身分だ。
今日の仕事は、北方地方に展開している非合法部門からの依頼だった。

「コイツは北方戦線の小競り合いで、とっ捕まえたヒーラーと村娘なんだが、調整してくれねーか?」
そう言って、顔馴染みの軍曹が私のもとに連れてきたのは、二人の女だった。
「こっちのヒーラーは回復用の奴隷にしてほしい」
最初の注文は、10代ぐらいの若い人間の少女だった。
ぐったりしているようだが、健康体のように見える。
猿ぐつわを噛まされ、ボロ布を一枚羽織っただけで、手足に鎖をつながれた姿は哀れだが、その瞳はまだ死んでいない。
ヒーラー……つまり回復専門の後方支援のメンバーだとしても、あまり戦い慣れた感じがしない少女だった。
「どうも初陣だったらしくてな、アンタなら調整できそうだからバラさずに連れてきた」
おそらく敵勢力の逃げ遅れた新米ヒーラーか、それとも投降した捕虜という所だろう。
「このヒーラーのレベルはどれぐらいだ?」
「うーん。コイツらのパーティー仲間の切り傷、火傷あとは打撲は促成治療してたが、再生は無理なんじゃねーかな」
臓器や器官、身体部位といった失われたモノの再生は不可能だが、ちょっとした傷の手当なら結構使えるというレベルだろうか。

二人のブツの内の、もう一方の注文は珍しいモノだった。
「あと、こっちの村娘の方は肉穴用に頼む」
この娘も猿ぐつわとボロ布一枚という出で立ちだが、明らかに人間とは違う容貌をしていた。
「ほう。コレは……エルフか?」
「らしいな。あの辺りには隠れ郷があるらしい」
その尖った耳と、薄い金色の瞳はエルフの特徴そのものであり、なによりも白銀色の長い髪が人間の娘とは異なるものだ。
「北方戦線の村娘なら有り得る話だ」
「歳はよくわからんが、見た目はイケてるから部隊で飼いたいんだとよ」
見た目はヒーラーと同じぐらいの10代なかばの娘だが、エルフの血を引いているのなら私より齢を重ねているかもしれない。
軍曹の言うとおり、エルフの娘は見目麗しく、気高さすら感じさせる風貌と、抜群のスタイルを備えていた。
そして、<肉屋>の私を見下すような冷たい視線――これは間違いなくエルフの血族だ。

さっそく私は二人を検分することにした。
「ご希望に添えるかどうかわからんが、見させてもらうよ。軍曹、そこにブツを乗せてくれないか」
軍曹に頼んで拘束台に二人の娘を乗せさせ、手足を厳重に縛り付けて固定した上で衣服を剥ぎ取った。
エルフの村娘は、殆ど手付かずの状態に見えた。
傷一つ無い白磁のような肌、薄桃色の乳房、色素の沈着のない陰唇。
それに精神状態も健常そうだった。
猿ぐつわを噛まされ、全裸にされた哀れな状態でも、エルフは私を睨みつけて来る。
このエルフは、薬漬けもされておらず拷問もされていないようで、まだ精神は折れていない。
私はエルフ特有の薄い陰毛眺めながら、陰唇を広げて膣内も確認した。

「ほほう。このエルフ……もしかして処女か?」
膣内にはエルフの処女膜の特徴を備えた白っぽいヒダが見えた。
「エルフは性に淡白で、性交はあまりしないと聞くが……これは珍しい」
私もエルフの処女膜を見たのは初めてのことだった。
「そのエルフは一度、本部の大隊長に献上するんだと」
「ほう。だから手付かずなのか」
「まぁ、お約束でな。大隊長が楽しんだ後はオレたちの部隊のモノになる手筈は取り付け済みだ」
つまり、この美少女エルフの処女は、出世と褒章のために一旦は上官に与えるが上官が楽しんだ後は部隊が身柄を預かって共有物とするということだろう。

もう一方のヒーラーだという人間の少女も検分をする。
見たところ、身体に目立った傷跡はないようだ。
だが、乳房には歯型が数か所残されており、首筋にはキスマークと思しき皮下出血痕があった。
どうやら、乳房を噛まれたり、首筋を強く吸われたりしたようだ。
「そっちのヒーラーの方は本部に連れてくるまでの2日間は、部隊の連中がずっと輪姦わしてたが、まだ壊れてねぇはずだ」
軍曹の言葉から察するに、この少女ヒーラーは、連行中に兵士たちに陵辱されて慰み者にされていたようだ。
縦深戦術部隊である軍曹の部隊は、人間の男性兵士数名と戦闘奴隷のオークが1頭という少人数の部隊編成のはずだ。

陰部を検分することにした私は、ヒーラーの陰唇を指で広げて確認した。
「んんっ!!」
猿ぐつわを噛まされた少女の口から、くぐもった悲鳴が聞こえる。
この少女ヒーラーは、陰唇や陰核の色素の沈着具合からして、まだ性経験は浅いようだ。
陰部の中――膣口には出したばかりと思われる精液が残留していた。
どうやら、この<肉屋>に連れてくる直前まで辱められていたようだ。
膣内には処女膜と思しきヒダが、わずかながら残っているのには驚いた。
このヒーラーは、もしかしたら犯されるたびに無意識に自分の処女膜を治療していたのかもしれない。

だが、私は<とある問題>の証拠を見つけた。
私が見つけたのは、ゼリー状の精液の塊だった。
「軍曹、このヒーラーはオークにヤられてるんじゃないか?」
「うぅぅ……」
ヒーラーの少女は、なにかを思い出したのか、大粒の涙を流している。
子宮口の奥――つまり子宮内部に残留しているソレは人間の分泌物ではない。
「ほう、やっぱ分かるか?ウチの若いもんが目を離した隙に戦奴オークがヤッちまってな」
「で、中に出されたわけだ」
処女同然だったこの少女は、部隊の男どもだけでなく、亜人の戦奴にも犯されてしまったようだ。
「どうやらウチの若いもんが寝た後から夜明けまで、ウチのブタにハメられてたらしくてな」
何度もオークに犯され、膣内射精をされたということならば……

「そうか。それならこのヒーラーは、もう人間の子は孕めないと思うが、どうする?」
オークの精液は人間にはない特徴がある。それは強靭な生命力と繁殖力だ。
異種族の胎内に出されたそれは、数十年は残留しつづける性質を持つ。
そして、子宮内に侵入してきた人間の精子を攻撃する。
そのため、一度でもオークに中出しされた人間の女は、オーク以外の子を持つことが不可能な身体にされてしまう。
残留したオークの精子は、月経で排卵された人間の卵子を確実に捉えるため、この少女は性交なしでも産み続けるだろう。

「このままだと、排卵のたびにオークを孕むはずだ。このまま戦奴を造る出産奴隷にもできるが」
「それもいいんだが、ウチの隊長はオーク嫌いでな。もうブタの戦奴はいらんのだと……」
「つまり、避妊施術をやればいいのか?」
「そういうことだ」
「んぐぐぐ!!」
少女は震え上がり、猿ぐつわの奥から声を挙げている。
私と軍曹で一方的に決められていく施術に恐れを感じているようだ。
「私の施術法となれば、この娘の卵巣を両方とも摘出となるが、それでいいか?」
言い方を変えれば、私の施術法で<避妊>すれば、このヒーラー少女は卵巣を永遠に喪失することになるわけだが……

「ああ、構わんよ。それでいい。お前もババアになるまでずっとブタの子は産みたくないだろ?」
「むぐぅっ!!んむ!んんぅっ!!」
何かを必死に訴え、くぐもった悲鳴を上げているヒーラーの少女。
猿ぐつわの奥で、少女が何を望んでいるのかはわからない。
まぁ、少女がどう言おうとも、依頼主は部隊長や軍曹なので<避妊施術>は決定事項なのだが。
卵巣を抜き取られた女は、果たして<女>と言えるのかはわからない。
特に10代半ばで、生殖能力を失うのは、どのような思いだろうか。

「だが、いま排卵か着床してるなら、そいつだけは10ヶ月後に産まれてくるが?」
「かまわんよ。一頭ぐらいなら隊長も我慢するさ。それにお前も死ぬまでに一回ぐらいは子を産みたいだろ?」
「んぐぅ!!んんっ!!んんぅっ!!」
青ざめた少女の反応からして、今がちょうど排卵期なのかもしれない。
おそらく2週間ほど前に生理が来ていたことを思い出したのだろう。
であれば、2週間前に排卵された卵子は卵管を抜けて、今まさに子宮内にあることだろう。
つまり、オークの精子が貪るように排卵されたばかりの少女の卵子に集ったのは間違いない。
こうなっては今から卵巣を摘出しても、最初の妊娠は止められない。
この少女がオークの子を妊娠したのは確定したも同然だった。
オークの受精卵ごと子宮を摘出するという手もあるが、その場合はこの少女のヒーリング能力を損なう可能性もある。
「んむ……むむむ」
何かを訴えるように私を見つめるヒーラーの少女。
この状態で卵巣を摘出すれば、これが最後の妊娠となるだろう。
最初で最後の出産が、オークの血を引いた赤ん坊なのは可哀想だが、それもこの少女の運命だろう。

「他にオーダーはあるか?」
「逃げられないようにしたいから、手足は落としてくれ。ダルマの方が軽くて運びやすいしな」
「奴隷ヒーラーとして使うのなら、舌や声帯は残すのだな?」
「ああ、そうだ。歯は全部抜いてくれ」
軍曹と私の会話を聞いているヒーラーの少女は青ざめた顔でガタガタと小刻みに震えている。
戦火に巻き込まれ、捕虜となった女兵士がどうなるか……この新米少女兵は自覚が足りなかったのかもしれない。

「もうそろそろ部隊に帰らにゃならんが、他にあるか?」
「あっちのエルフのオーダーは?」
私はもう一方の美少女の村娘を指差して問うた。
「アレは標準語が話せないらしくてな。耳も舌もそのままでいい。エルフ連中は自害もしねぇから歯は抜かないでくれ」
つまり部隊の連中の言葉を聞かれても構わないし、何を話されても意思疎通できないから音と声は奪わないということらしい。
「四肢はどうする?」
「走れないように足首の腱を切ってくれればそれでいい。手足は残しといた方がいろんな体位や奉仕ができるんでな」
四肢を切断したほうが喜ばれる場合もあるが、このエルフが献上されるという大隊長は割りと普通の性癖なのかもしれない。
「あと、両乳首に鎖を通すリングピアスを頼む。クリトリスの皮も全部剥いてくれ」
牛馬の鼻輪のように、連行用の鎖を通す物だろう。
ならば一生外れないように頑丈なリングを通し、脱落防止の鋲を打っておく事にしよう。

「わかったよ軍曹。もう帰ってもらっていいぞ」
「明日には休暇は終わって前線に戻る。それまでに調整たのむ」
軍曹はそう言い残して<肉屋>を出ていった。
この地下室に残されたのは、私と震える少女、そして私を金色の瞳で見据えるエルフ美少女だけだ。

私は早速<仕事>に取り掛かることにした。
まずは、ヒーラーの少女とエルフ村娘の猿ぐつわを外してやった。
開口一番に喋ったのはエルフだった。
『その子を解放してほしい』
その流麗な発音は、紛れもなく北方エルフ語だった。
「エルフ語はわからんよ」
実は私は多少なりともエルフの言語が分かるのだが、あえて標準語で生返事をして、今はエルフは無視することにした。

もう一方のヒーラー少女は標準語を話して来た。
「た、たすけて……なんでもします。だから、だから……」
涙ながらに訴える少女は、やはり戦争や戦場を理解していないようだ。
「もう諦めろ。お前はこれからは部隊の所有物だ」
冷たいようだが、<肉屋>の私にとっては、前線の部隊からのオーダーは絶対だ。
軍の鉄の掟は守らなければならない。
「まずは歯からだ」

生きたブツから永久歯を抜くのは、手間がかかるので好きではない。
錐を歯茎に突き立て、ペンチで歯を強く挟んでグリグリとテコの原理で抜歯する。
「んぎぃぃぃ!!」
これを何本も繰り返すわけだ。
「や゛め゛て゛ぇぇぇ!!」
まさに<骨が折れる>手続きだが、これはこれで楽しめると思える点は、なによりも悲鳴が聞けるところだ。
拘束台で手足も頭も固定され、口腔も工具で固定されて開きっぱなしにされている少女にできることは、悲鳴をあげることだけだ。
歯神経は、もっとも痛みを感じやすい部位のひとつだ。拷問にもよく使うが、今は単に歯を抜くという作業の過程にすぎない。
「いだい!!いだいよ!!ママぁ!!」
歯を失った10代半ばの少女兵士は、年齢相応の悲鳴と懇願を繰り返している。
少女の永久歯をすべて抜き取ってしまったころには、歯茎からの出血で少女の口の中は血の海と化していた。

『その子は、私を助けようとして捕虜になったのだ。お前たちの兵に危害は加えておらぬ。復讐するなら私をやれ』
美しい管楽器の音色のようなエルフ語が、私の背後の拘束台から聞こえてきた。
なるほど、この少女ヒーラーは村娘のエルフを助けるために捕まったのか……。
一方のヒーラーはエルフ語がわからないようだった。
『その娘に罪はない。戦う意志もない。それ以上傷つけるな』
私に話しかけてくるエルフ語は、標準語しか話せないヒーラーの少女には通じていないようだ。
『娘に手を出すな。やめないか!やめてくれ……』
とりあえず、私はエルフ語がわからない振りを続けてエルフを無視することにした。
私に通じないとエルフは悟ったのか、それきり無言となってしまった。

「次は手足の番だ。麻酔はないから覚悟しろ」
私が作業台から持ってきて少女に見せつけたのは、骨付き肉の解体に使う巨大な金ノコだ。
あえて少女に見せたのは、このヒーラーの能力を検証するためだった。
「血が出るし痛みもある。わかるよな?」
「む、無理です。わたしのヒーリングでは切断されたら元に戻せないの……だからやめて、おねがい。やめて……」
哀願する少女を無視して、私はゆっくりと少女の右腕の付け根に金ノコの刃をあてた。
「いや、やぁぁっ!!腕、うではやめ……ひぎぃぃぃっ!!」
少女の哀願は切迫度を増していく。
私が金ノコに力を加えると、薄い皮にノコの刃が食い込み、腕の付け根に幾つもの血の花が咲いた。
まだ刃が食い込んだだけの段階だが、少女は恐怖と痛みで過呼吸気味になってきた。
「ぎぃっ……ひぃっひぃぃっ……」
「今からゆっくりと挽くからな。止血は自分のヒーリングでやるんだ」
じわりじわりとノコを手前に引くと、少女の皮下脂肪と上腕筋がノコの刃で挽き切られていくのがわかる。
ゾリゾリという音、少女の血肉の弾力と、それを引き裂く感触。
これこそが、この<肉屋>の仕事が私に与えてくれる最高の快楽のひとつだ。
ノコの刃が上腕動脈に達した瞬間に、血しぶきが拘束台に飛散した。
だが、思っていたよりも出血量が少ない……少女のヒーリング術が効果を出しているようだ。
やがて、刃が硬いものに振れた感触を得た。どうやら上腕筋はすべて挽き終わり、刃が上腕骨に達したようだ。
「骨も挽ききるからな」
「やっやぁっ!ひっひっ……んんっ!!」
言葉も発せないほどのパニックのようだが、止血効果は認められるようなので、私は一気に事を進めた。
ガリガリ……ゴリゴリという手応えの硬い骨質、そして柔らかい骨髄、そして再び筋肉。
すべて挽き終えると、少女の右腕は完全に切断された。
「ふむ。右腕は終わりだ……」
「う、うぁぁん……わたしのうで、手がぁぁぁ……」
号泣する娘の上腕の切断面を観察すると、不完全ながらも出血は止まっており、じわじわと漏出する程度まで止血されていた。
そして、切断面の赤い筋肉を覆うように、半透明のジェル様の物質が生成されていた。
「ほぅ、興味深い。これは肉芽のようなものか?再生は無理でも真皮の補完はできるわけだ」
想像以上のヒーリング能力だった。この少女のヒーリング能力は本物のようだ。

「次はコレを試してみるか」
次に私が手にしたのは、手斧だった。今度はノコのようにジワジワ切るではなく、一気に裂断してみるつもりだった。
「ぜぇぜぇ……ケホッ……もう……やめ……」
「まだ3本のこってるぞ。ヒーリングの力を見せてみろ」
左腕に狙いをつけた私は、大上段から振り下ろす。
ザクッ……渾身の一撃は、か細い少女の左腕の血肉と骨をまとめて断ち切った。
「んぐ!ぎゃあぁぁぁぁっ!!」
ちょっとした噴水のように赤い血飛沫が拘束台を染めていく ……が、やがてそれも勢いを失いチョロチョロと漏れる程度になった。
「なるほど。斬撃にも堪えられるほどの治癒力があるわけか」
「い゛た゛い゛ぃぃぃ!!うで!!わたしの腕をかえしてぇぇっ!!」
少女の懇願に応えることは不可能だ。いかにヒーリング能力が優れていても、もう少女の腕は戻せない。

「右脚の方は腿をワイヤーで絞ってみるか」
「なんでもします。エッチなことでも、奉仕でも、お仕事でも、内通でも、なんてもやるからぁぁっ!!」
少女の哀願は自暴自棄に近いものになってきていたが、私の関心は少女のヒーリング能力にしかない。
スチールワイヤを滑車に結束し、少女の太ももに巻きつけた私は、滑車のハンドルを素早く回した。
ギリギリ、ジリジリ……滑車の回転に伴って鋼のワイヤーが少女の太ももを締め付けていく。
「あしが!おねがい!脚はやめてぇぇ!!」
やがて腿の表皮は応力に堪えきれず断裂した。
真皮は捩じ切れ、脂肪に食い込んだ鋼線が血肉を絞り込んでいく。
カラカラという滑車の音と、ジュクジュクという肉を圧搾する音が心地よいハーモニーを私にもたらしてくれる。
そして最後の手応え……ワイヤーが大腿骨に達した時点で、私は滑車の動力を風車のシャフトに接続した。
ギシギシギシという骨が軋む音。
そして、ゴキリッという締め応力に抗堪しきれなくなった大腿骨が破断する音が地下室に響いた。

「んぎゃぁぁぁ!あし、あ、あ、あし返してぇぇっ!」
搾り切られたことがショックだったのか、ヒーラー娘は裂断と同時に悶え絶叫した。
「ふむ。左脚は絞り切ってみたが……」
擦過傷のような切断面も、少女の治癒力で肉芽が生じており、本来なら致命傷になるはずの大腿動脈の出血は止まっていた。
「ふぅ…ふぅ…ぜぇぜぇ……ケホッ……あし……が」

「最後の一本だ。あとはコレが残っていたな」
唯一残された左脚に対して、私は南方から取り寄せた<ヘビアリ>の蟻酸を使ってみるつもりだった。
「これを垂らせば人間の体組織は、徐々に溶解すると思うが……」
このガラス瓶に容れられているヘビアリの蟻酸は、一種の強酸だが金属類には効果がない。
ただし体細胞や硬骨、軟骨に対しては即座に浸潤し破壊することができる。
「やるぞ。溶断面の体組織は全部溶けると思うから、そのつもりでヒーリングしてみろ」
「ごめんなさい。ごめんなさい。ママ!ママ!!」
混乱と現実逃避に沈んでいく少女。
少女の左脚の太ももに蟻酸を垂らしてやると、少女は絶叫で応えてくれた。
「あっ!あ゛つ゛い゛!!あ゛つ゛い゛ぃぃぃっ!!」」

少女の太ももから聞こえる、ジュワジュワという化学反応の音は、体組織が侵されてガスと汚水に変わっていく音だ。
徐々に溶かされていく血肉の臭いが地下室に充満していく。
蟻酸による融解が思ったほど速度が出ないのは少女の治癒能力の効用だろうか?
だが、蟻酸の浸潤速度はヒーラーの治癒力を上回っていた。
ジュワジュワ……シュゥシュゥ……蟻酸の反応音は小さくなり、最後に酸でグズグズになった大腿骨が自重でポロリと折れた。
「うむ。素晴らしい。この程度の破壊速度なら血も殆ど出ないな」
左脚の溶融面は、ほぼ治癒肉芽に覆われており、大腿動脈の出血も認められない。
すべての手足を失ったヒーラー少女は、大きく目を見開いて、丘に打ち上げられた魚のように口をパクパクと開閉していた。
精神的なショックと、ヒーリング能力の過負荷で、少女は打ちのめされているようだが命に別状はない。
応急措置も、薬物投与もなしに四肢切断に耐えきったのは、やはり少女の治癒力あってこそだろう。

「おっと、そうだオーダーには<避妊>もあったな」
作業台からメスと鉗子を取り出した私は、少女の下腹部にメスの刃をあてがった。
「卵巣を摘み出すぞ。麻酔も消毒も無しでヤるからそのつもりで……まず右側」
卵巣の位置にアタリをつけた私は、一気にメスで少女の皮膚を裂いた。
まだ若い少女の弾けるような皮膚を裂断するのは心地よい。
「それだけは、それだけは、やめてぇぇっ!!」
卵巣摘出という現実を思い出したのか、先程まで四肢喪失に呆然としていた少女は絶叫しはじめた。
右の卵巣はすぐに見つかった。
「赤ちゃんが、赤ちゃんが産めなくなっちゃう!!やめて、やめて、やめて!!」
その哀願は、ごもっともだが、もはやオークの子しか産めない少女に対して私にためらいはない。
私は鉗子で摘み上げて遠慮なく引きちぎった。
ブチブチブチ……卵管が引き伸ばされ耐えきれずに千切れて、私の手のひらに転がった。
摘出した卵巣は、親指の先ほどの白っぽい卵のような器官だ。
「右卵巣は摘出した。あと左も取れば終わりだ」
「う、産みます。わたしオークでもなんでも産むから、だから、だから、とらないで!やめて、やめてぇぇっ!!」
少女といえども、女性を女性足らしめている器官を失うのは怖いらしい。
だが、オーダーに従うのが<肉屋>の決まりだ。
「すぐに終わる」
私の言葉に嘘はなかった。
最後に残された左卵巣も無事に摘出し終えたころには、下腹部のメス切創は徐々に治り始めていた。
術後の縫合も湿布も不要というのは、ヒーラーの能力は素晴らしいものだ。
これは傷の耐えない戦場では重宝する能力だろう。軍曹が欲しがるのも無理はない。

摘出したばかりの<白い卵>つまり少女の卵巣を手のひらで弄んでいると、少女が嗚咽しながらつぶやいた。
「ソウマ……わたし……こんなになっちゃった……ソウマごめん。もう、わたし……」
ソウマというのは少女の戦友か、それとも想い人だろうか?
いずれにしても、もう手遅れだ。
この少女は恋に落ちることも、妻になることも、母になることも難しいだろう。
「うわぁぁぁん!!もういやぁぁっ!!ころして!わたしをころしてぇっ!!」
絶望は人に死をもたらすというが、手足をもぎ取られ、すべての歯を抜かれた少女に自害は困難だろう。
だが、このままでは戦場の<ヒーラー装置>としては使い物にならない。
やはり術後のケアが必要なようだ。

「ふむ。やはり生かすためには<欲>を与えてやらんとな」
引き出しの奥にある小瓶を注意深く取り出した私は、中身を少女に見せた。
小瓶の中には豆粒ほどの白い芋虫が蠢いている。
「これは<精酔蟲>と言ってな、一種の寄生虫だと思えばいい」
「………」
北方の民族である少女は知らないモノだ。
「これを人間の耳から入れると、あるものが欲しくてたまらなくなる」
耳孔から侵入した<精酔蟲>は宿主の脳下垂体まで達すると、そのまま癒着・一体化する。
そうなれば、宿主は<とある物質>に過剰な反応を示すようになるのだが……
「まずは入れるぞ。ちょっと、こそばゆいぞ。」
「ひっ……いや、いや……虫はやめ……んんっ」
ピンセットで摘み上げた蟲を、少女の耳孔落とすと、あっという間に内耳の奥深くまで潜り込んでいった。
「んっ……あっ!あっあっ。あぁぁっ……」
この蟲の良いところは、すぐに宿主の精神に影響を与えるところだ。
「では試してみるか」
先程に摘出したばかりの少女の卵巣を使うことにした。
「活きのいい卵があるが食ってみるか?精力がつくぞ」
少女の口元に卵巣を持っていくと、予想通りの反応が返ってきた。
「いやぁぁっ!!」
顔を背けて拒絶する少女。
自分の体内から取り出した生殖器官を好んで食べる人間などいない。
ここまでは至極当然の反応だった。

「では、<味付け>をしてやろう」
少女の膣内に残留している精液をスプーンで掬い取った私は、それを卵巣にタップリとまぶした。
さしずめ、オシャレな店のメニューに載せるなら【10代少女の卵巣・兵(つわもの)どもの精液ソース添え】といった所だろうか。
粘つく白濁液がまとわり付いた<白い卵>状の卵巣を、ヒーラー少女の口元に近づける。
「ほら、ソースをつけてやったぞ」
匂い立つ臭いは、精液特有のそれであり、とても食欲をそそるようなものではない……のだが。
「いや……え?え?……これ……」
少女の脳下垂体に棲みついた<精酔蟲>の効果が現れたようだ。
今の少女にとっては精液の悪臭が、至上の香味に感じられているだろう。
匂い立つ精液の臭気を嗅いでトロンと上気した瞳、そして自分の卵巣を食すべく恐る恐る伸びる舌……。
そこからは、もう本能の赴くままだった。
「はむ……んぐんぐ。んむんむ」
少女の卵巣だったものは、本人によって何度も咀嚼され呑み込まれてしまった。
「なに……こんなの初めて。もっと、もっとちょーだい。あぁぁっ」
「そうか……気に入ったか。自分をレイプした男の精液まみれの卵巣が」
これが<精酔蟲>の副作用だ。蟲に侵された脳は精液を極上の食材だと認識させてしまう。
無理やり取り出された自分の身体の一部を食すという、大きな禁忌・嫌悪すら乗り越えてしまうほどの快楽。
その至福感は、高純度精製されたフォカイン麻薬にも勝るという。

「極上で新鮮な<卵>は、もう一つある」
私はヒーラー少女の子宮内部に残された、オークの濃厚なゼリー状の精液を小さじで掻き出した。
そして最後に残された、もう一つの少女の卵巣に練り込む。
「今度は更に濃い味がするぞ。だがコレを食うためには条件がある」
私は哀れなダルマ少女の耳元に<条件>を囁いた。
「できるな?成功すれば<卵>を食わせてやる」
虚ろな瞳で小さく頷くヒーラー奴隷少女。
これでヒーラーの調整は完了だ。
もうこの少女は精液という至福のためなら何でもするだろう。
部隊の治療用の<備品>として扱われる未来が、この少女を待っている。
それが自分を捕虜にした上に犯し、身体を切り刻んだ敵軍の兵であって精液を食すためなら喜んで治療に励むだろう。

次はエルフ処女の番だった。
ヒーラー少女が<調整>される一部始終を見ていたエルフは、流麗なエルフ語で私を罵った。
『下衆め。どうしてそんな酷いことができる』
罵声ですらエルフ語では美しく聞こえてしまうのが皮肉だが。
『これが仕事なんでね』
流暢なエルフ語で答えてやると、エルフは驚いた顔で私を見つめた。
『お主、我らが言葉が通じるのか?何者だ?』
『まぁ色々付き合いが広くてね』
『ならば、何故あの娘の心と体を嬲った。あの娘は何もお前らの兵に危害を加えておらぬと言うたはず』
『世知辛い世の中だからな。世間話はこれぐらいにしよう』
エルフとの会話は終わりにして、私は軍曹から受けたオーダーを施していくことにした。
拘束台に捕縛された全裸のエルフは無力だった。
純潔・処女のエルフはユニコーンを操るほどの魔力を秘めているというが、この<肉屋>の地下室では私が神だ。
『お前は<反転香>を知っているか?エルフにだけ効くらしいが』
<反転香>というエルフ語の名前を聞いた途端に、エルフは何かを悟ったようだ。
『そうだ、痛みが心地よく。快楽が激痛になる甘い香りのハーブだ。戦場でエルフは麻酔の代わりに使うらしいな?』
『私には効かぬ』
『ならば試してみよう』
香炉に入れた<反転香>のドライハーブに火を灯すと、地下室にはエルフにしか感じられない香りが漂い出す。
『む……』
濃厚なハーブ香の空気が満ちた地下室では逃げ場はない。
エルフは僅かに頬を紅潮させはじめた。

まずはニップルピアス――つまり乳首に穴を穿つ必要がある。
私はピアスホールを穿つための錐の代わりに、小径のドリルを手にした。
『さて……どんな感じかな』
小径ドリルをエルフの乳房に押し当て、私は強く捩じ込んでやった。
弾力のある皮が破れ、乳房に穴が穿たれた。
真紅の血がエルフの白い乳房を伝って流れ出る。
『ひっ!!ひぃぃぃっ!!』
先程までの高慢・高貴・高飛車な態度とは正反対の、あられもない喜悦の声がエルフの唇から飛び出した。
乳房の肉を抉られる激痛――それがエルフに快感をもたらしていた。
さらにドリルをねじり込むと、エルフの乳細胞が毟られ、穴がより深くなっていく。
『ぎひぃっ!!んひっ!!』
エルフの嬌声がこれほどまでに美しいとは……もっと聞きたいという欲望のままに私はねじ込まれたドリルを一気に引き抜いた。
『ら、らめぇっ!!』
小径ドリルの溝に挟まった乳腺細胞が引き抜かれると同時にエルフは悦びの絶叫を奏でた。
<反転香>の効果は確認できた。
この後は私の一方的な嗜虐行為の独壇場だった。
身体に穴を開けられ、グロテスクな鈍色のピアス・リングが着けられる度にエルフは悶え悦び叫んだ。
両方の乳房に装着された<家畜奴隷の証>。
それがエルフの美しさを損なうことはなかった。

『はぁはぁはぁ……ゆるし……ゆるしてぇぇ。もうらめ、こんなの……こんなのらめぇぇ』
乳房という女性にとってかけがえのない器官を苛む拷問の結果、抑えきれない歓喜の涙とヨダレにまみれたエルフ。
<反転香>がもたらす悦びが、エルフの気高さを台無しにしている。
この無様な欲狂いのエルフが、純潔の処女だというのだから笑いが止まらない。
美少女エルフの陰部には、ハッキリと愛液が滲み出しているのがわかる。
エルフの膣口から漏れ出た愛液は、拘束台の牛皮のカバーを濡らして大きな染みを作っていた。
エルフ族はセックスに消極的で、子作りや愛情表現としての男女の営みも殆どしないと聞いている。
それが、ここまで悶えて濡らすというのは中々見られないショーと言える。

エルフの乳房には脱落防止用の<返し針鋲>も打ち込んだ為、かなりの出血がある。
<肉屋>稼業をしていれば、この程度の出血は大した事ないというのは分かるのだが、ヒーラーの治癒力がどう働くかを見たかった。
「少し血が出すぎたか。ヒーラーよ、治してやってくれ」
ヒーラーは、褒章として与えられる精液欲しさに負けて、私の命令に忠実に従い治癒念を送り始めた。

さて、ここからがお楽しみのはずだが……
『ん……ひぎぃぃぃっ!!』
甲高いエルフの絶叫が地下室にこだました。
ヒーラーによる治癒・治療効果は、私の読み通りであれば快さを伴うはずだ。
<反転香>の作用が働いている今のエルフには、<快楽>は<苦痛>に逆転するはずだった。
今のエルフにヒーリングを施すと、両方の乳房・乳首に埋没した鋲やピアスが傷つけた体組織が治癒され激痛が起こる。
『なぜ急に……んぎぃぃっ!!』
快楽←→苦痛という逆転は、感覚的・情緒的には受け入れるのが難しいだろう。

エルフが乳房・乳首の<回復の痛み>に悶え苦しむのと同じくして、出血は止まった。
「やはり治すと痛いようだな」
ほぼ完治した傷跡を撫で回してやると、その<心地よさ>が<痛み>としてエルフの脳髄を刺激した。
『ひぎっ!!さ、触れるな……ぎひぃぃっっ!!』
絶世の美少女の逆転反応は中々面白い見世物かもしれない。
そして、今度は<快楽>を与えてやる番だ。
「さて、オーダーには陰核包皮の切除もあったな……クリ皮を今から全部剥いてやるからな」
私が鉗子、針と糸、メスを手にしたのを見て怯え始めた。
『ひっ……だめ、だめ……』

陰核包皮を剥く方法はいくつかあるが、格別に<痛み>を伴う方法は、やはり引きちぎる施術法だ。
だが、どうせ取り去るのだから、タップリと可愛がってから引きちぎるつもりだった。
「まずは包皮を癒着させるぞ」
西方から取り寄せた雪銀松のヤニを陰核周辺に垂らして、たっぷりとまぶす。
雪銀松のヤニは幾つかの効用を人体にもたらす。
その一つが、生体組織の癒着だ。特に表皮組織と接触すると顕著な癒着効果が現れる。
これをクリトリスの周辺にまぶすということは、陰核と陰核包皮の体組織が癒着することになる。
「ふむ……そろそろ張り付いたか?」
鉗子を使って包皮を少しつまみ上げてみる。
『や、やめ……あひぃぃっ!!』
張り付いた皮が伸び切って、激しい痛み――すなわち快感がエルフを襲う。
クリトリスの包皮は松ヤニ生体糊によって変性し、ベッタリと陰核へと癒着しているようだ。
「では、むしり取るぞ」
一声かけて恐怖心をそそらせ、私はエルフのクリトリス包皮を鉗子で摘んで限界まで引き上げる。
癒着した包皮組織が引き伸ばされると同時に、陰核も同様に引っ張り出されていく。
これは、男性器に例えれば、亀頭に張り付いた皮を無理やり引き剥がす行為に等しい。

『ぎ!ひぃぃぃっ!!や、やぁぁぁっ!!んひっんひぃ』
痛み←→快感の逆相によって、エルフは悶絶するほどの悦びを味わっている。
その一方で、自分の身体が破壊されつつあることも認知しているはずだ。
「クリトリスごと目一杯伸びたか?そろそろ皮だけ千切るからな」
クリトリスの根元のあたりの包皮を果物の薄皮を剥くようにメスで切れ目を入れる。
そうすると引っ張り応力に耐えきれなくなったクリ皮だけがブチブチと引き剥がされていく。
私にとって、この瞬間は至高の時だ。
『ぎゃひぃっ!やめ、らめ……かわ…かわは取らな……ひぃぃっ!!』
懇願・哀願、そして嬌声で構成されたエルフ語は美しく、まるでシンフォニーを奏でているようだ。
地下室にエルフ語の絶叫が長く響いた後に静寂が訪れた。
悶絶の末に気絶したエルフの陰部には、皮を剥かれて薄桃色に濡れ光るクリトリスがあった。

そう言えば、軍曹のオーダーは足首の腱を壊し、逃走不能にすることもあったはずだ。
そのような施術は私にとっては余興のようなものだ。
私は何の躊躇もなく、気絶したエルフの足首の腱と肉をえぐり取った。
両足のアキレス腱を抉られたエルフは、気絶したままビクビクと身体を震わせていた。
ここまでアキレス腱をえぐれば、もう元に戻らない。このエルフは二度と森や野を駆けることはできないだろう。

「これで軍曹から受けたオーダーは完了か……あとは私のお楽しみだな」
軍曹からは、<エルフは処女のまま引き渡せ>という話だった。
だが、私の手元には処女膜や膣壁裂傷程度ならば再生できるヒーラー奴隷少女がある。
回復奴隷に堕ちたヒーラー少女は精液を得るためなら、なんでも言うことを聞くというのは、さきほど立証済みだ。
つまり、このエルフを私がコッソリと犯っても、処女性を元に戻せるというわけだ。
「長年この商売をやっているが、エルフの処女を犯るのは初めての経験だな」
クリ皮を引きちぎられたショックで気絶したままのエルフを私は犯していく。
すでに濡れそぼっていた膣口に亀頭をねじ込むと、処女特有の抵抗感を感じる。
「おぉっ……締まるな。それにこのヒダヒダ……これがエルフの処女膜か」
軽く出し入れしている内に、エルフの処女膜は損傷し、破瓜の血が私の陰茎にまとわりつく。
やがて、下半身の異常に気づいたエルフ少女は意識を取り戻した。
『ん、んっ?!』
「どうだ?痛いか?処女膜を失った感触は?まだ半分も挿れてないが」
『いっ……いひぃっ!!』
「おっと、そうか。反転香の効力で破瓜の痛みは感じないのだったな。気持ちいいか?」
『や、やめ……薄汚い人間どもめ……お前らに……んひぃぃっ』
「フフフ。半分アヘっていては、説得力も威圧感もないな。もっといい思いをさせてやろう」
たしか、以前に革細工屋に作らせておいた特注の皮サックが木棚においてあったはずだ。
私は処女穴から一度ペニスを抜き取ると木棚から<特製の皮サック>を取り出す。
「これはメサ羊のなめし革で作った避妊具だがな……私の物は特別でね」
通常、コンドームとも呼ばれる皮サックはペニスにつけて、子宮内へ精液を出さないようにする避妊具のひとつだ。
だが、この皮サックは見た目も使い方も一味違う。
「まず、避妊が目的ではないので、先端は穴が開いている。つまり精液はダダ流しだ」
皮サックの亀頭に当たる部分はくり抜かれていて、避妊のために精液を溜める小袋はない。
「それに加えてだ……この棘と鋲と返し針が、膣の肉をほじくり返すようになってるわけだ」
サックには無数の鋲や棘が埋め込まれている。
その見た目は凶悪そのもので、膣壁を荒らす大根おろしか、ヤスリかといった趣だ。
これを装着して膣内に挿れると何が起きるかは明白だった。

「本来は女を嬲る拷問具なんだがね……反転香を嗅いだエルフには最高の快感になるはずだ」
サックをペニスに巻きつける様子を見たエルフは、急に怯え始めた。
『ま、まさか……それを?』
「挿れるぞ?今度は本気で腰を動かしてやるから覚悟しろ」
サックつきのペニスをエルフの未通同然の肉穴にねじ込む。
『や、やめ……そんなの壊れちゃう。アソコがこわれちゃ……んんんっ!!』
挿入された鉄鋲が膣壁に食い込み、返し針が処女膜の肉ヒダに刺さる。
「おぉぉ……ナマ挿入もいいが、これはこれで肉の抵抗がたまらんな」
エルフは恐怖と快楽の同時到来に驚き、口をパクパクと開き身体をガクガクと震わせている。
「産道が削ぎ取られてるがわかるだろう?本格的に動かすぞ」
私は、思い切り腰を振って棘付き皮サックで文字通り膣の肉を引き裂き処女膜を毟り取っていく。
これは言ってしまえば、体内に釘バットを挿れられて、律動されているようなものだ。
この痛みが快感に変換されてエルフの脳内に届けられている。
『いひぃぃぃっ!!らめ、らめぇぇっ。こわれりゅ……あかちゃんのあなをこすらないれぇぇ』
天にも登る快楽と、生殖器官を破壊される恐怖が混淆し、エルフの精神は徐々に壊れていく。
『イキたくな……イクっ!イッちゃうっ……やらぁっ……またくる……またくるぅっ』
「ははは……愉快だな。高慢なエルフが純潔を穢されてヒィヒィ泣くとはな。こっちも一発出すぞ」
私はひとまずは、乱れ狂うエルフの子宮内に子種を撒き散らしてやった。
もはや私のペニスは、サックの棘や針が削ぎ取った血肉で真っ赤に染まっている。
破瓜どころか破壊された膣からは、ドクドクとあふれ出す血が止まらない状態だ。

「ちょっと血が出すぎたか。すぐに処女膜を復元してやるからな」
私はエルフ語で治癒を宣言してやると、エルフはうっとりとした快楽の余韻から醒めて怯え始めた。
『そ、それはやめ……治すと逆の痛みが……』
もちろん私がエルフの哀願に耳を貸す義理はない。
「ヒーラーよ、このエルフの傷を治せ」
『い、今は治さな……ぎゃぁぁぁァァァ!!』

痛み・恐れ・悦び・快楽。
反転した感覚と知覚を弄ぶ事が、これ程までに愉しいとは思わなかった。
軍曹がこの<商品>を受け取りにくるのは夜明けだ。
それまでは、何度もエルフの処女膜を破壊し再生することができるだろう。
「今度は火箸で再生エルフ処女膜を焼いてみるか」
「いや、<苦悩の梨>で限界まで拡張しながら復元してみるのもいいかもしれんな」
美貌のエルフを眺めながら、私は今宵限りの肉の宴の計画をじっくりと練るのだった……
<END?>


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あとがき。
なんとか投下できたかな?
という訳で、ファンタジー風味のグロを書き下ろしてみました。
ちょっとした続編構想もありますが、どれだけ時間がかかるやら……。
お粗末さまでした。

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