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消費者金融大手「プロミス」は、保有する債権について取立不能のおそれが生じたことを明らかにした。プロミスの100%子会社、「エージーカード」は31日、東京地裁に特別清算の開始を申請した。
債権総額は短期貸付金の52億5000万円。
解説
「エージーカード」は、1987年に設立されたクレジットカード業者で、2007年にプロミスの子会社となりました。債務超過に転落するなど業績が悪化したため、2010年に会社を分割して主力事業を譲渡する一方、消費者金融事業の経営体質強化に向けたグループ再編の一環として、7月15日付で解散および清算の意向を発表していました。

プロミスによると、回収不能見込額については過年度にて貸倒引当済みのため、連結業績に与える影響は軽いとのことです。

消費者金融業界は、過払い金返済による経営圧迫や、止まらない市場縮小によって、収益減は避けられそうにない状況が続いています。業者が倒産した後での過払い金請求では、返済金が大幅に減額される可能性が高くなります。

大手業者の倒産も相次いでいますので、融資を受ける前には、その業者の経営状況を知る事はとても大切です。

現在借りている業者に不安がある人は、弁護士・司法書士に相談して、今後の対策についてアドバイスを頂いて下さい。

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• 引用元ページ：債務整理ニュース「プロミス　子会社の債権52.5億円取立不能のおそれ」
• 引用元サイト：自己破産・債務整理ガイド